水族館は英語でなんて言う?水族館で使える英語表現をご紹介します!

水族館は英語で何と言う、水族館にいる生き物を英語で、ネイティブキャンプ

みなさんは水族館に行ったことがありますか?ほとんどの方が行ったことがあると思います。

ほとんどの水族館は屋内にあるので、季節や天候に関係なく楽しめる場所の1つです。

最近では水族館が外国人観光客の間で人気だと知っていましたか?

今回は水族館で使える英語の例文や、生き物の英単語を紹介します。

#水族館は英語で?

水族館は英語で"aquarium"といいます。

日本語の水族館の語源は 「水の中で生きる動物の仲間(水族)を展示する施設(館)」 ということから由来します。

"aquarium"は実は英語ではなくラテン語です。

"aqua"はラテン語で"水"
"arium"は"場所"という意味です。

日本語でも“アクア~”という言葉をよく聞きますよね。"aqua"と"water"の違いは何でしょうか?

"water"は普通の水で、"aqua"は科学的な水を意味します。

例えば飲み水ならwaterで、水恐怖症はaquaphobia
また水色もwaterではなくて、aquaを使います。

語尾に"arium"がつく単語は他にも planetarium(プラネタリウム)
oceanarium(大きな海洋水族館)
Cinerarium(納骨所) などがあります。

"aquarium"は水族館だけでなく、水槽という意味もあります。

水槽の他の言い方は"water tank"です。
文脈から水族館か、水槽のことをいっているのか注意して聞きましょう。

例文)
・I thought Mike would take Rachel to the aquarium.
マイクがレイチェルを水族館に連れて行くと思った。

・Are you going to the aquarium this weekend?
今週末に水族館に行くの?

・Excuse me, how can I get to the aquarium?
すみません。水族館までどうやって行けばいいですか?

・Tim stared at the tropical fish swimming around in the aquarium in the living room.
ティムはリビングの水槽の中を泳いでいる熱帯魚を見つめました。

##aquariumの正しい発音方法

“aquarium”の発音記号はəkwé(ə)riəmです。

カタカナでは『アクアリウム』といいますが、英語で発音すると『アクウェリアム』です。

また発音記号の中に“ə”がありますよね。これはあいまい母音といって、はっきりと発音しません。

あいまい母音の発音方法はこちらのブログで詳しく説明しているので、ぜひ参考にしてください。


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またネイティブキャンプには発音を集中的に練習する教材もあるので、ぜひ無料体験レッスンでトライしてください。

世界の水族館について

#水族館はなんのためにあるの?

日本は海に囲まれた島国で、水族館は日本に150か所以上もあります。

小学生のときに遠足で水族館に行ったことがある人も多いのではないでしょうか?

それほど私たちの身近にある存在ですよね。では、そもそも水族館はなんのためにあるのでしょうか?

水族館がある目的は大きく分けて4つ。 ・教育
・調査研究
・種の保存
・レクリエーション

1.生き物の生態について教育

1つ目の教育は海や川にいる生き物の生態について教育することです。

水族館に行くと水槽の前に生き物の名前のプレートとその説明が書いてありますよね。

それも水族館が行う教育の1つです。

2.調査研究

水族館で生き物を飼育しながら研究します。

水族館の飼育員は応募したらすぐになれるわけではなくて、大学や専門学校で特別な知識を学ばないとなれません。

そういった生き物のスペシャリストである飼育員が身近で世話をしながら、毎日観察して研究しています。

3.種の保存

水族館にはたくさんの珍しい動物がいますよね。

水族館で展示されている動物の中には絶滅しかけているものもいます。

そういった数が少なくなっている動物を保護することも水族館の重要な役目です。

4.レクリエーション

水族館の楽しみの1つがイルカなどの動物のショーですよね。

水族館は生き物について勉強するだけでなく、みなさんが楽しめるような工夫もたくさんされています。

#世界初の水族館はイギリス

水族館の始まりはいくつかの説があります。

水族館ができる前から、自宅の池や水槽で魚を飼って楽しんでいたそうです。

今ある形の水族館が初めてできたのはイギリスです。イギリスの動物園の中にありました。

日本で最初の水族館は上野動物園の中に作られた観魚室(うをのぞき)という施設です。

今は水族館と動物園は、それぞれ違うものとしてありますが、最初の水族館は動物園の中にあったんですね。

#外国人と水族館に行ったときに使える英語

日本の水族館は外国人に観光地として人気だそうです。

英語を勉強しているみなさんも、外国人の友達を一緒に水族館に行くかもしれません。

水族館に行ったときに使える英語の表現を紹介します。

・Can we go to the aquarium next Sunday?
来週の日曜日、水族館に行きませんか?

・The dolphin show will begin at 2 p.m. Let’s go!
イルカショーが2時から始まるらしいよ。見に行こう!

・I find penguins lovely. I especially like the little one near the rock.
ペンギンが可愛いよね。特にあの岩の近くにいる小さい子。

・Which water creature do you like the most?
どの生き物が一番好き?

・Jellyfish are pretty, aren’t they? But I am scared of them because I had been bitten by them before.
クラゲってきれいだよね。でも海で刺されたことがあって、ちょっと怖いんだよね。

・Whoa! There are tons of sardines.
うわぁ。すごいたくさんイワシがいるよ!

・Starfish really do look like stars.
ヒトデって星みたいな形してるね。

#水族館にいる生き物の英語10個

水族館にいる代表的な生き物10個の英語の名前を紹介します。生き物の話題が出たときに、スラスラ言えるようにしましょう。

ウミガメ

ウミガメは英語で“sea turtle”といいます。カメは全部turtleだと思っていませんか?

実は陸か海に住んでいるかで呼び方が変わります。

陸に住んでいるカメは“tortoise”といいます。

ウルフルズのトータス松本さんはtortoiseなので、陸に住んでいるカメですね。

アザラシ

アザラシは英語で“seal”といいます。

“seal”は日本語のシールのように何かの封をするという意味もありますよね。

同じ単語で発音なので注意しましょう。

ジンベエザメ

ジンベエザメは英語で“whale shark“といいます。

ジンベエザメはクジラみたいに大きいですよね。

クジラみたいに巨大な体を持ったサメだから“whale shark“というふうに覚えましょう。

サンゴ

サンゴは英語で“coral”で、サンゴ礁は“coral reef”といいます。

化粧品でコーラルピンクとかコーラルオレンジという色がありますよね。

そのコーラルは、サンゴの“coral”です。

フグ

フグは英語で“puffer fish”または“blow fish”といいます。

怒らせると口を膨らませて丸くなるので、こんな英語の名前があります。

ハコフグはフグですが、boxfishと呼ばれています。日本語と同じですね。フグには毒があるのでくれぐれも気を付けましょう。

タツノオトシゴ

タツノオトシゴは英語で“seahorse”といいます。

確かによく見てみると馬っぽいですよね。

水族館に必ずいる生き物の1つです。海外では漢方薬として食べる地域もあるそうです。

シャチ

シャチは英語で“killer whale”といいます。

水族館で見るシャチは、とても可愛いですよね。

とても賢くて、本来は凶暴な動物です。

水族館以外で見かけても、気軽に近づかないようにしましょう。

ヒラメ

ヒラメは英語で“flatfish”といいます。

実はカレイも同じです。ヒラメとカレイの違いは口の大きさだそうです。

ヒラメのほうがカレイよりも口が大きいそうです。

英語はどちらも同じ呼び方だから簡単でいいですね。

タコ

タコは英語で“octopus”といいます。

タコってぷりぷりしていておいしいですよね。でも実は、タコを食べる国は少ないそうです。

見た目がちょっと受け入れられなくて、食べない国が多いみたいです。

ウナギ

ウナギは英語で“eel”といいます。

電気ウナギは“electric eel”です。

海外のテレビ番組で取り上げられたことから、日本でウナギを食べる観光客が増えているそうです。

ちなみに土用の丑の日は“the midsummer day of the ox”といいます。

#外国人に人気の水族館5か所

外国人に人気の日本の水族館を5か所紹介します。

外国からの友達を連れて行くときの参考にしてみてください。

美ら海水族館

まず1つ目は沖縄の美ら海水族館です。

“美ら海”とは沖縄の方言で、美しい海という意味です。

美ら海水族館には世界で一番大きい水槽があります。その水槽では黒潮にいる生き物が展示されています。

また有料施設だけでなく、美ら海水族館の外には無料でイルカが見られる場所があります。

美ら海水族館は、きれいな海のすぐそばにあります。水族館で生き物を見るだけでなく、きれいなビーチも行けるので一石二鳥ですね。

名古屋港水族館

2つ目は愛知県にある名古屋港水族館です。

名古屋港水族館の床面積は国内で1番です。

また国内の2か所でしか見られないコウテイペンギンシャチが見られます。

名古屋港水族館で特におすすめなのがシャチとイルカのショーです。

とてもダイナミックなので、ぜひ観に行ってください。

海遊館

3つ目は大阪にある海遊館です。

海遊館といえば、ジンベエザメで有名ですよね。

生で見るとその大きさに圧巻されます。

また冬にはイルミネーションとペンギンの散歩が見られるのでおすすめです。

八景島シーパラダイス

八景島シーパラダイスにはアクアミュージアム、ふれあいラグーン、ドルフィン、ファンタジー、うみファーの4つの水族館があります。

幻想的な水槽の中を通れるエスカレーターや、約5万匹のイワシの大群がいる水槽もあります。

水族館だけでなく、遊園地も近くにあるので1日では足りないくらいですね。

アクアマリンふくしま

アクアマリンふくしまは東北で最大級の水族館です。

東北の震災で多くの生き物が死んでしまいましたが、今は復興してたくさんの生き物が展示されています。

アクアマリンふくしまでユニークなのが、魚を食べられることです。釣った魚をその場で食べることができます。

子供が自分で釣り上げた魚を責任もって食べることで、食の教育をしようという試みです。

#水族館に行こう!

今回が英語の水族館の言い方、水族館の目的、水族館で使える便利な例文、生き物の英語の名前、外国人に人気の水族館を紹介しました。

日本には水族館がたくさんあって、また島国なので水中に住んでいる生き物を目にする機会が多いですよね。

水族館は屋内にあって天候に左右されないので、ぜひ海外から友達が来たら一緒に行ってみましょう。きっと喜んでくれるはずですよ。