ITエンジニアとして働くのに英語力は必要?

ITエンジニアとして働くには、パソコン、プログラミング

今私たちが生きる情報化社会の中では、誰もがパソコンやスマートフォンを使ってインターネット上にある情報にアクセスできるようになったり、私たちの情報がインターネット上で管理されるようになりました。

また、ソフトウェアやアプリケーションによって様々な物事が効率化されたり、テレビなど家電や車などをインターネットに繋げてさらに便利にしたりなど、私達が生きる現代ではありとあらゆるところでIT化が進んでいます。

そこで今回は、そもそもITとは何なのか、ITエンジニアに必要な英語力、またITエンジニアが使える英語表現など、ITに関して幅広くご紹介していきたいと思います!

ITとは何か

常に進化し続け、とても変化の速いIT業界ですが、その発展を支えていく上でとても重要なのがプロダクト開発に携わる「ITエンジニア」人材であり、今後もITエンジニアの需要はどんどん高まっていくと予想されています。

また、近年ではITのグローバル化も進んでおり、ITエンジニアは開発をするためのスキルに加え、英語力も求められるようになりました。

ある一定レベル以上の英語力を応募条件に挙げる求人も年々増えていたり、昇給のためにある程度の英語力は必要である、と考えている現役ITエンジニアの方も多いようです。

まずは、ITについて語る際に必要な基本知識をご紹介します。

ITは何の略?

ITは「Information Technology」の略です。日本語にすると「情報技術」です。

「IT」という言葉自体は、
「パソコンやスマートフォンのような通信機器」
「テキスト、画像、音声、動画などのデジタル情報」
「セキュリティや情報処理」
「デジタル通信インフラなどの情報技術」

などの総称として広義に捉えられています。

なお、ITは大きく分けて以下の3つが挙げられます。

1, ハードウェア

ハードウェアとは、パソコンや、パソコンを構成する機器(キーボード、マウス、ディスプレイ、プリンターなど)や、それらを構成する電子回路の総称です。

また、インターネット通信技術を使えるスマートフォン、家電、ゲーム機などもハードウェアの1つとして考えられています。

2, ソフトウェア

ハードウェアの動作についてプログラム記述をしたデータの総称です。

ソフトウェアは、システム全体を制御するOS「Operating System(オペレーティングシステム)と、OS上で特定の作業を実行・処理するアプリケーションに分けられます。

OSとは具体的に言うと、パソコンで言うマイクロソフト社の「Windows」やアップル社の「MacOS」、スマートフォンで言うとグーグル社の「Android」やアップル社の「iOS」などが挙げられます。

ハードウェアソフトウェアとで大きく異なる点は「目に見えるものかどうか」です。後者は目には見えないものになります。

3, 情報処理

情報処理とは、コンピューターを使用し、入力された大量の情報を分類、整理、選択などし、目的に沿った情報を導き出す処理一般を意味します。

情報処理サービス業界はハードウェア、ソフトウェアどちらの業界もカバーしていることが多いです。

ちなみに、情報処理サービス業界の企業のことを「Sler(エスアイヤー)」と呼びます。システムを構築する仕事「SI(システムインテグレーション)」が名前の由来です。

IT業界の人材不足

IT業界の成長は目覚ましく、技術発達のスピードが速い一方で、即戦力となりうるエンジニアプログラマーといった人材の数が追いついていなく、慢性的に不足しており、就職する側にとっては売り手市場となっています。

また、経済産業省の推計結果では、ITニーズ拡大の一方、人口が減少している日本では、2030年には約59万人のIT人材が不足する可能性があるとのことです。

ITエンジニアの人材不足の原因は技術進歩のスピードの速さだけではなく、ITエンジニア職に対する「きつい」「帰れない」「給料が安い」といった「3K」というネガティブなイメージが定着しているのも大きな理由の1つだと言われています。

そのような人材不足を受け、IT業界では、
・長時間労働の改善
・リモートワーク
・給料の引き上げ
・未経験での採用
・外国人の採用
・採用年齢の引き上げ

などの取り組みを行なっている企業も増えてきているようです。

また、国の取り組みとして、2020年から始まる小学校でのプログラミング必修化も決定しています。


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ITエンジニアとは

ITエンジニアとは情報処理や情報通信といったITの技術者たちの総称です。ITエンジニアにはいくつか種類があります。

ここでは代表的なITエンジニアの種類を4つ、簡単にご紹介します。

1, システムエンジニア

一般的にSEと呼ばれるシステムエンジニアは、システム開発において設計から、開発、テストまで監督的に進めていく職種です。

クライアントとの打ち合わせにより要求を明確にし、齟齬のないようにシステムの仕様を確定していくことができるコミュニケーション能力や、仕様書を通してプログラマーに仕様を正確に伝ることができる論理的な文章力が求められます。

2, サーバーエンジニア

サーバーエンジニアは、サーバーシステムの設計や構築、運用、保守を専門的に行う職種です。

業務内容は、サーバーのメモリなどのスペック調整、セキュリティ対策、障害復旧作業など、サーバーに関連するあらゆるものを広く担当します。

3, ネットワークエンジニア

ネットワークエンジニアは、コンピュータネットワークの設計や構築、運用、捕手を専門的に行う職種です。

ネットワーク構築や維持管理をするのが仕事ですが、無駄なコストやトラブルなどを避けるために、サーバーやデータ通信、セキュリティや各種OS、最新技術など、幅広い知識が求められます。

4, プログラマー

プログラマーは、SEが設計し、作成した仕様書に基づいてプログラミング作業を行い、機能を実装していく職種です。

プログラミング言語の知識、SEからの設計書を正確に読み取る能力、システム上のバグを発見し処理できるスキルなどが求められます。

どのような開発を行うかで使用するプログラミング言語は変わってきますが、次々と新しいプログラミング言語が生まれたり、アップデートが頻繁に行われる世界なので、常に最新情報をキャッチアップすることもプログラマーの重要な役割です。

ITエンジニアは英語力が必要?

結論から言うと、ITエンジニアとして働く上で、英語ができるに越したことはありません。

新しいIT技術が日々生み出されていますが、IT業界の最先端はアメリカからのものが多いため、技術系の最新情報は必然的に英語で書かれたもので発信される、というのが理由です。

また、プログラミング言語は英語をベースに作られていますし、日本語に翻訳されていないプログラミング言語の情報が山ほどあります。

そういった情報に触れて知識を身につけられるかどうかで、エンジニアとしてどんどん差が開いていきます。

そのため、ITエンジニアとして働くのであれば、まずはリーディングスキルを高めて、英語で書かれたIT技術関連の情報を読めるようになることが大事だと言えます。

また、ワンランク上のエンジニアを目指すのであれば、やはり英語を話せるに越したことはありません。

インターネットを利用してグローバルにビジネスを展開するIT企業が増え、開発において海外の非日本人エンジニアと英語を使ってコミュニケーションを取らなければならない状況が増えてきた日本人エンジニアも少なくないでしょう。

また、英語ができるかどうかで、外資系企業勤務や海外就職など、ITエンジニアとしての将来的な可能性や選択肢の広がりも変わってきます。

ITに関する英語表現

最後に、ITに関連する英単語や英語表現をご紹介します。

「IT業界」「IT化」「IT系」を英語で言うと?

「IT業界」は英語で
「IT industry」
「IT scene」
「Tech scene」
と言います。

「industry」「業界」という意味で、
「music industry 音楽業界」
「apparel industry アパレル業界」

のように使うことができます。一方、カジュアルな言い方として「scene」という単語もよく使われます。

「IT化」は英語で
「digitalization」
「computerization」
と言えます。

「digitalization」「デジタル化」
「computerization」「コンピュータ化、電子化」という意味で、どちらもIT化の一種です。

なお、これらの単語の動詞は
「digitalize デジタル化する」
「computerize コンピュータ化する、電子化する」
です。

「actualize 実現する」「stabilize 安定させる」「dramatize 劇化する」などのような「-ize」がつく動詞と同じタイプです。

「IT系(の)」は英語で
「IT」「tech」を使います。

「IT系企業」を例に挙げると、
「IT company」
「tech company」
「IT firm」
のように言います。

参考までに、「仕事はIT系です」と言いたい時は、
I work in IT.
I work in tech (department).

と言えば大丈夫です。

ITエンジニアが使える英語表現

ITエンジニアが使う英語表現は数えきれないほどありますし、どのような会社の、どのようなプロダクトの、どのタイプのエンジニアか、などによって頻出単語は変わってきます。

また、仕事のやり取りで使うような一般的なビジネス英語的な言い回しは、TOEICを勉強することで学べます。

そのため、ここではどのようなITエンジニアでも知っておいてよい英語表現のみご紹介します。

1. deadline / due date
【意味】期限、締め切り

When is the deadline?
期限はいつですか?

The deadline is August 3.
期限は8月3日です。 のように、「the deadline」と「the」が付くのは、締切日は「特定の日」になるからです。 特定の名詞には「the」を付けるのが英語のルールですね!

2. specifications
【意味】仕様書

We should discuss the design for the new product again based on the specifications.
仕様書に基づいてもう一度新製品のデザインについて話し合ったほうがいいですね。

3. system requirements
【意味】動作環境

Please make sure it supports the system requirements.
それが動作環境に対応しているかどうかを確かめてください。

4. the current progress
【意味】進捗状況

Let me know about the current progress after the meeting.
ミーティング後に進捗状況を教えてください。

5. investigate
【意味】調査する

We need to investigate the cause of the bug.
我々はバグの原因を調査する必要がある。

名詞は「investigation 調査する」です。

6. inquiry
【意味】問い合わせ

We received an inquiry about the specs of the product.
我々は製品仕様についての問い合わせをもらいました。

7. be in charge of 〜
【意味】〜の責任者である、〜の担当である

I’m in charge of this project.
私がこのプロジェクトの責任者です。

8. refer to 〜
【意味】〜を参照する

Please refer to the document attached to this email.
メールに添付のドキュメントをご参照ください。


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まとめ

今回の記事のまとめは以下です!

・ITは「Information Technology(情報技術)」の略であり、大きく分けてハードウェア、ソフトウェア、情報処理の3つの業界がある

・ITエンジニア人材は慢性的に不足し、売り手市場となっている

・ITエンジニアにも色々なタイプがあり、代表的なのは「システムエンジニア」「サーバーエンジニア」「ネットワークエンジニア」「プログラマー」

・ITエンジニアとして働く上で英語力があるに越したことはなく、特に英語で発信される新情報をキャッチアップできるスキルは重要

IT業界はこれからもさらなる成長が見込まれているので、IT業界で就職や転職を考えている方は早めに英語学習をしておきましょう!

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