動画やテレビで小説で面白いものに遭遇したとき「面白いっ!」と言いたくなることがありますよね。
一言に面白いと言っても旅先での異文化に面白さを発見したり、勉強しているときに好奇心をそそられる面白さもあります。
では、英語でそれらを表現するときのネイティブスピーカーたちの言い方を、あなたは知っているでしょうか。
「面白い」「ウケる」と言いたいときに使える英語フレーズ、単語、スラングについて20のパターンを見ていきます。
表現集をぜひ参考にしていただき、楽しい感情を正しく表わせるようにしていきましょう。
- 「面白い」「ウケる」の英語での表現方法
- 「面白い」の英語フレーズ&例文5選
- 「面白い」を表現するスラング12選!英語訳・例文で解説
- lol(=Laughing Out Loud)でワロタ
- You crack me upでゲラゲラ笑う
- That’s epicで最高
- That’s classicでウケる
- You kill me. / You’re killing meでもう笑わせないで
- You have me in stitchesで笑いすぎてお腹が痛い
- lml(=“Laughing Mad Loud”)で大爆笑
- LMAO(=Laughing My Ass Off)でクソワロタ
- No Way!で面白すぎる
- hahでハハという笑い声
- ROFL(=Rolling On Floor Laughing)でテラワロスw
- I'm deadで笑いすぎて死んだ
- 「面白い」と思ったら英語で伝えてみて!
「面白い」「ウケる」の英語での表現方法
日本語でよく面白いときに使われる「ウケる」ですが、英語にすると「Funny」が近いでしょう。
「面白い」「笑える」という意味の単語で、
It's so funny!
(それ、ホントに面白い。)
などと使うことができます。
「面白い」の感情表現のなかで基本であり、英会話のなかでも使いやすいフレーズです。
Funnyは形容詞ですが、元となっているのは名詞のFunで、
「楽しさ」「愉快」
を意味する単語です。
日本語の「ウケる」に一番近い英語って?
「ウケる!」について、少し掘り下げて考えてみましょう。
日本語の「ウケる」は、
- 「面白い」
- 「滑稽だ」
- 「笑える」
など、様々なシーンで使いますよね。
日本語の「面白い」には、コメディなどを見て単純に笑うときの面白さ、知的好奇心をそそられたときの面白さなど様々な用途・意味があります。
英語で「面白い」を使い分けるために「面白い」を英和辞書で調べてみたところ、主に3つの言葉が該当しました。
- Comical:こっけいな、おどけた
- Interesting:興味をそそられる様子
- Humorous:ユーモアで満ちている
日本語に一番近いウケるは「Comical」
この中で、Comicalが最も近いのではないかと思います。
「Interesting」は知的な面白さ
Interestingは「ウケる」というよりかは、
例えば学術的な文章を読んだ後に
「知らなかった。面白い記事だ」
と思った時に使える単語です。
「Humorous」はユーモアが効いているときに使える英語
Humorousに関しては「ユーモアであふれている様子」を意味するため、「ウケる!」が意味するような、比較的シンプルな面白さを表すのとは少し違ったような気もします。
面白いというときには場面や対象を考えて
「ウケる!」と言いたいときにはFunnyやComical、または「笑える」という意味のlaughableを用いるとストレートに伝わるでしょう。
「面白い」と伝えたいときには、その対象や場面が
- ギャグなどのお笑い系なのか
- 学習系など、知的好奇心をそそられるものなのか
- ユーモアが効いているものなのか
によって、使うべき言葉が変わってきますので、意味合いを考えた上で使ってください。
「面白い」の英語フレーズ&例文5選
「面白い」と伝える表現方法はいろいろあります。
それぞれについて確認していきましょう。
Funny=「面白い」
"funny"は「面白い」を意味する形容詞です。
例文
a funny story
(笑い話)
That is so funny.
(それ超面白い。)
screamingly funny
(とてもこっけいな)
a funny joke
(おもしろい冗談)
You are not funny.
(あなたはおもしろくない。)
I like funny people.
(面白い人が好きです。)
Hilariousは「大笑い」
"hilarious"は「とても面白い」「爆笑を引き起こす」を意味する形容詞です。
“funny”より強烈な笑いに遭遇した時には、“hilarious”という単語が使えます。この単語は「爆笑する」、「大笑いする」という意味で使うことが出来ます。
例文
a hilarious anecdote
(とてもおもしろい逸話)
It was hilarious to watch him.
(彼の姿は見ていて滑稽です。)
Sarah Silverman's hilarious one-woman show
(サラシルヴァーマンの陽気なワンマンショー)
Laughingで「笑いが止まらない」
こちらは“laugh”のing形。
例文
I can’t stop laughing.
(笑いが止まらない。)
burst out laughing
(思わず笑う / 吹き出す)
最初の例文は直訳すると、「笑うことを止めることができない」となります。
もうこれはやばい、腹筋崩壊しかけているというときに、同じ状況にいる仲間に対して言ってみてほしいフレーズです。
何かギャグを目の前で披露され、思わず吹き出しそうになった場合に使えるのが2番目の例文。
burst out doingで、「急に〇〇しだす」という意味を持ちます。
他の表現だと、burst out cryingで、「急に泣き出す」という使い方もできます。
Ridiculousは「くだらない」を表現
・That’s ridiculous.
(あー、くだらない。)
“Ridiculous”は、「馬鹿げた」、「おかしい」という意味を持つ形容詞です。
良くない意味も持っており、人に対して怒って「ばかばかしい」と言いたいときにも使われる英語表現なので使い方や使うシーンには注意しておきたいところです。
Hystericalも「笑いが止まらない」
・That’s hysterical!
(めちゃ面白い)
ヒステリックという表現は、日本ではなかなか笑いのある場面で使うもんではないですよね。
しかしながら、hystericalは、「ヒステリー的な、病的な興奮」を示すだけではなく、「笑いが止まらない様子」という意味も持ちます。
笑いが止まらずおかしくなりそうなときに使える表現です。
例文
an hysterical play [movie]
(ひどくおかしい劇[映画])
「面白い」を表現するスラング12選!英語訳・例文で解説
外国人が日常会話やSNS、メッセージで実際に使う、面白いに関するスラングや熟語を紹介します。
状況に応じた使い方まで知っておくと実用的かもしれません。
lol(=Laughing Out Loud)でワロタ
直訳すると、「大声で笑う」となります。
イメージとしては、ハッハッハーと声を上げて笑っているような感じ。
特に、SNSやチャットで、世界中で使われている言葉はあなたも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。動画内容を観て、この略語でコメントをする人もいますね。
ちなみにlolを日本語で訳すなら、「ウケるw」「ワロタ」というようなニュアンスになると思います。そんな、気軽に使えて便利な反応なので、海外に行くと使う頻度は高いかもしれません。
You crack me upでゲラゲラ笑う
熟語“crack up”は、「急に大笑いする」、「ゲラゲラ笑う」ことを表す英語の口語表現です。
”crack”には、何かが急に音をたてて「割れる」、「壊れる」という意味があります。たまに飲み会などで、ふとしたギャグなどによって急に笑いのスイッチが入り、壊れたように笑い続ける人っていますよね。そのようなニュアンスでしょうか。
ちなみに、トレーニングをして腹筋を割るときにもこの”crack”が使われます。
That’s epicで最高
“Epic”は、元々は「叙事詩」を意味する名詞です。そんな壮大なイメージから、「すごい」「最高」などというリアクションとしても使うイメージとなりました。特に、Epicを使う際にはふざけた意味で使用されることが多いです。
例文
I forgot my key inside the car and couldn't get it, haha.
(オレ、車の鍵を車内に忘れて、取れなくなっちまったよ、ハハ)
Wow, that’s epic.
(おお、最高だな)
That’s classicでウケる
Classicの意味は、古き良きもの、今でも通用するような昔ながらのカッコよさ、といった意味を持ちます。つまり、定番ながらも素晴らしいものや、みんながいいと認めるものに対しても使うことがあります。対象となるのは、モノだけでなく誰かの話やストーリー、エピソードなどにも。
誰かが面白いジョークや面白い話をしたときに、この一言を使いましょう。
You kill me. / You’re killing meでもう笑わせないで
こちらは、やめてよ~という意味になり、
例えば相手があなたを本気で笑わせてきたときなんかに使えます。
You have me in stitchesで笑いすぎてお腹が痛い
“in stitches”は、「お腹が痛くなるほど笑い転げて」という意味を持つイディオムです。“stitch”とは「一針」という意味ですので、お腹をチクチク縫われるくらいにお腹が痛むほど笑う、というなニュアンスになります。
lml(=“Laughing Mad Loud”)で大爆笑
このMadは、「怒る」という意味ではなく、Loudを強調しています。
つまり、「かなりの大声で笑っている」という状態。
日本語で言うところの大爆笑とか、もう相当笑っている人、のようなイメージとなります。
LMAO(=Laughing My Ass Off)でクソワロタ
LMAOは LOL よりも、さらに意味が強い表現となります。
直訳すると、「お尻が取れてしまうほど爆笑する」となり、
Assはお尻、ass offは「必死で〇〇する」という意味です。
つまりは、「めちゃくちゃ本気で笑うこと」となり、
日本語に例えるならば「クソワロタ」「腹筋崩壊」というような意味だと言えるでしょう。
しかしながら、assという単語の通りかなりカジュアルな表現となっているため、
使う場所などのTPOはわきまえたほうが無難でしょう。
No Way!で面白すぎる
ありえない!という意味ですが、転じて「もうやめて!(面白すぎる)」というような意味になります。
ギャグを披露する立場だったら、観客を思いきり笑わせてこう言わせてみたいものです。
hahでハハという笑い声
ものすごくシンプルな表現ではありますが、
ハハという笑い声は世界各国で通じます。非常にストレートですよね。
笑い声が共通言語というのも面白い気がします。
ROFL(=Rolling On Floor Laughing)でテラワロスw
LOLや、LML, LMAOに続き、更に上を行くのがこちら。
シンプルに訳すと、「床を転げ回って笑っている状態」となり、
その時点で壮絶な笑いが想像できますよね。
もうやられてしまったというか、もう笑いすぎてのたうち回っているような状態です。すごすぎます。
日本語でふさわしい訳をイメージするなら、もう テラワロスwww とか、最大級のものになることでしょう。
また、lolやlmlの、強弱関係は下のようになります。
rofl > lmao > lml > lol > haha
やはり、roflは最強と言ってもいい表現ですね。
I'm deadで笑いすぎて死んだ
直訳どおり、「もう死んだ」=「もう笑いすぎて限界」「これ以上笑ったら死んでしまう」
そんな状態を示す言葉です。
散々笑い転げた後の表現とも言えるでしょうか。
または、大きな笑いが2回、3回と続いた後にもうヒーヒー言って涙目になっているときなんかにはベストの表現です。こんな、I’m deadと誰かが言うようなパーティーだったら大成功なのでは。
「面白い」と思ったら英語で伝えてみて!
面白いやウケる、くだらないなどを表現する英語20パターンを紹介しました。
使いやすいな、いいなと思うものは、ぜひ外国人とのチャットやSNSなどで使ってみてくださいね。笑いのスラングが分かれば、海外セレブがインスタで何について笑っているのかも分かりますし、日常に活かせるかもしれませんね。
ただ、立ち話などで、周りの外国人だけ笑っていて自分が笑うポイントを理解していないときには
I don't get it(わからない)
と伝えることも、お忘れなく!
20歳の時にアメリカひとり旅を経験する。カリフォルニア西海岸の美しい日差しに惹かれ、将来海外移住することを決断。 現在は常夏の国フィリピンに移り住み、在住歴2年となる。英語に関して特にこれといった勉強はしてこなかったが、高校生の時から趣味で洋楽を歌い始めたことがきっかけで英語にハマる。 趣味はカラオケで、洋楽や邦楽問わずラップを愛する。将来の夢はロサンゼルス移住し、最高の夕日が見えるベニスビーチで遊ぶこと。
I took a Bachelor of Science degree in Mathematics where my problem-solving and critical-thinking skills were honed. I have worked as a trainer in a government office, which has helped me to develop my communication and intrapersonal skills. My hobbies are reading, listening to music, and cooking. After joining NativeCamp, I acquired 2 years of teaching experience. Currently, I am involved in content production in the Editing Department.