英語禁止ボウリングとは、日本のテレビで年に1回行なわれる大人気企画です。
1998年から毎年1月2日に放送されている
「志村&鶴瓶のあぶない交遊録」
の中のワンコーナーとして放送され、年始の恒例企画となっています。
この英語禁止ボウリングが、今では日本語禁止ボウリングや日本語禁止〇〇となってYouTubeに公開されているのをご存知でしょうか。
そして日本語を禁止して英語しか話せない状況が、ゲーム感覚で英語を身に付けられる方法となっているのです。
この記事では、英語禁止ボウリングや日本語禁止〇〇について紹介します。
英語の学習をサボりがちの方や英語を楽しく身に付けたいという方は参考にしてみてください。
英語禁止ボウリングとは?
英語禁止ボウリングとは、「志村&鶴瓶のあぶない交遊録」の中のワンコーナーとして放送されていて、志村けん(しむら けん)と笑福亭鶴瓶(しょうふくてい つるべ)がメイン司会です。
ゲストとして英語禁止ボウリングに毎回参加しているのは、ナインティナインの岡村隆史(おかむら たかし)と矢部浩之(やべ ひろゆき)です。
内容はいたってシンプルで、ボウリングがスタートしたら英語は使えません。
「ボウリング」という言葉はもちろん、「ガーター」や「ストライク」などのボウリングに関わるほとんどの言葉を発することができなくなります。
英語を使ってしまったら一つの言葉につき1,000円の罰金が課される罰ゲームもあるのです。
だからこそ、みんな英語を使わないように遠回しな表現を使ったり、英語を言いそうになったら黙り込んだりとバラエティに飛んだ企画となっています。
またこの罰金だけでは、つまらないということで、男のやる気が出るご褒美もあります。
それがコスプレ美女によるキスのサービスです。
出てくる女性がみんな美女なので、おじさんたちのやる気が最大になります。
サービスを受けるためには、ストライクやスペアを獲得することが必要です。
また時折出てくるピンクピンを倒すと、ストライクやスペアに関係なくサービスを受けられるので、勝敗関係なく、みんなピンクピンを狙っていくのもバラエティ性があって面白いです。
ただナインティナインの岡村だけが、1998年から20回ほど続く放送の中で美女からのキスをされたことがありません。
それは毎回恒例となっているモリ夫とのキスです。
岡村の時だけ毎回モリ夫が登場し、毎回新しいストーリーのキスを見せてくれます。
これがとても面白く、この岡村とモリ夫のキスが一番の見所と言っても過言ではないでしょう。
実際に英語禁止ボウリングをする人も
英語禁止ボウリングは日本人にとっては馴染み深いものでしょう。
毎年放送されていますし、毎年の恒例テレビ番組です。
同じようにYouTubeでも英語禁止ボウリングを始めるYouTuberが出てきています。
人気YouTuberのフィッシャーズも英語禁止ボウリングを公開しています。
美女によるキスなどはありませんが、見てみるとかなり面白いです。
また普段から英語をたくさん使っていることにも気付かされるかもしれませんね。
「ボール」とか「カメラ」、「ルール」なども全て英語です。
しかし中には英語を禁止するボウリングではなく、英語しか使えない日本語禁止ボウリングをする人もいます。
日本語禁止ボーリングとは
日本語禁止ボウリングは、その名の通り、日本語を話してはいけないボウリングです。
そして英語力がある人とない人の差がものすごく出てしまうゲームでもあります。
英語が得意な人はどんどん英語を話していきますが、苦手な人は単語を一つ一つ言うだけになってしまうのです。
つまり英語学習を始めたての人には、ほとんど会話ができない難しいゲームです。
しかし日本語禁止ボウリングなら、机に向かって英語を勉強するスタイルではなく、今の自分の感情や相手の行動を表現しなければならないので、実践的な英語表現を身に着けることができます。
そのため英語学習には非常に効果的です。
英語を勉強している人や英会話に通っている人は、英語つながりの友達を集めて日本語禁止ボウリングをしてみても良いでしょう。
日々勉強している人であれば、楽しく学ぶことができますよ。
また楽しみながら英語を使うことで、英語への苦手意識が薄れ、楽しく習得することが可能です。
ボウリング以外の日本語禁止〇〇
調べてみると日本語禁止ボウリングだけではなく、日本語禁止〇〇というのが多くヒットしました。
その中でも楽しそうなゲームを紹介します。
日本語禁止伝言ゲーム
まず最初に紹介するのは、日本語禁止伝言ゲームです。
これもテレビで行なわれたこともあり、内容を知っている人も多いかもしれません。
ルールはシンプルで、日本語で出されるお題に対し、日本語を禁止して英語だけで伝えるというもの。
伝える文章が難しいということもありますが、日本語のお題を英語に変換して伝えていくので、なかなか伝わっていきません。
普段の勉強では、日本語を英語に変換することはよくありますよね。
しかし英語を聞いて英語で返したり、正しい英語に変換して伝えたりといつもの英語学習ではあまり身に付けにくい「英語で英語を理解する」という能力を伸ばすのには、最適な方法だと言えます。
これは大人数でやるとさらに楽しさが増しますので、大人数を招待してイベントのように行うと楽しいかもしれませんね。
英語を勉強している人たちみんなでやったら、友達の輪も深まりそうです。
日本語禁止カード当てゲーム
日本語禁止カード当てゲームとは、カードに書かれたお題を英語だけで表現し、カードを見ていない人に伝えるというゲームです。
これがなかなか面白く、ついついジェスチャーなども出てしまいます。
お題は日本語で書かれており、英語で伝える人は英語でものや場所を表現しなければなりません。
一方で、当てる人は日本語で答えていいようです。
これは最低人数2人からできる遊びなので、英語学習仲間と2人で行なってみるのが良いですね。
英語を楽しく勉強できる上、友達が1人いれば始めやすいので、
「英単語の学習が辛い!」
と思っている人はぜひやってみてください。
日本語禁止〇〇で英語力アップ
日本人が留学をする大きな理由の一つに、英語力アップがあります。
そして留学をした多くの人が英語を話せるようになって帰ってきますよね。
ここで不思議なのが、多くの人が英語を話せるようになるだけであって、みんな英語を習得して帰ってくる訳ではないということです。
もちろん1年間留学している人と、1ヶ月しか留学していない人だったら、1年間留学している人の方が英語を習得している可能性は高くなります。
しかし留学の期間よりも重要なのが、留学先の学校が日本語を話せない環境にあったかどうかということなのです。
中には日本語を禁止する学校もあります。
それは日本人が留学してきたときに、日本語が話せる日本人だけで固まってしまい、英語に触れる機会が極端に少なくなってしまうからです。
そしてこの日本語禁止の学校に留学している学生の方が、圧倒的な英語スキルを身につけて帰国します。
英語しか話せない環境だからこそ、自分の頭で考え英語で伝えなければならないので、英語が身につきやすいと言えるのです。
日本語禁止ボウリングは、一瞬だけ日本語禁止学校と同じような状態になりますよね。
自分が今考えていることや思ったこと、目の前に起こっている状況、これからどのようなゲーム展開がされるかの予想などを英語で伝えます。
これが英語学習をするにあたって、英語を身につけやすい状態にしているのです。
また普段の学習スタイルとは異なり、ゲームとして楽しむことが前提にあることがポイントです。
楽しくないから勉強ができないという人には最適でしょう。
また目の前に起こっている状況は、教科書のように作られたものではないので、英語ですぐに話さなければならない即興力も身に付きます。
日本語禁止〇〇はいろんな場面で使える
日本語を禁止するだけで英語力の上達につながります。
日常にある風景を英語だけで即興で演じるなど、自分たちで色々なルールやシチュエーションを決めてオリジナルの遊びを作ってみてはいかがでしょうか。
もちろん日本語を使ってしまった時の罰ゲームなどを加えると、さらに楽しくなりそうですね。
また友達と集まってトランプやウノ、人生ゲームなどを日本語禁止でやってみたり、普段の会話に日本語禁止の時間を作ってみたりするのも良いでしょう。
日本語を使えない状況に身を置くというのが、英語力を伸ばす効果的な方法の一つです。
最近では、オンラインゲームが人気なので、海外の人と英語でゲームをしてみるのもいいでしょう。
まとめ
英語禁止ボウリングとは、毎年恒例の日本の大人気テレビ企画です。
今回は、そんな英語禁止ボウリングを応用した「日本語禁止ボウリング」をご紹介しました。
留学の際に英語力を上達させて帰ってくる人は、日本人とは関わらずに外国人と英語でたくさん会話した人です。
また日本語禁止学校というところもあり、日本語が禁止された状態だと、日常を英語で伝えなければならないので英語が上達します。
日本でもさまざまなゲームや遊びに無理やり日本語禁止を取り入れて、英語しか話せない環境を作ってみましょう。
こうすることで、英語力は伸びていきますよ。
またゲームや遊びというイメージが強いので、楽しみながら英語を学べることが何よりもメリットとなります。
ネイティブキャンプのレッスンでも、フリートークでネタがない!となったら、ぜひオリジナルのゲームを作って講師と遊んで見てください。
ルールの説明から始めなければいけないため、英語力が鍛えられること間違いなし!です。
苦手な英語を楽しくマスターしましょう!
東京生まれ東京育ち東京在住の江戸っ子です。学生の時は英語ができなかったけど、24歳の時に東南アジアを旅してから英語を勉強するようになりました。将来の夢は海外から情報を発信すること。