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最近ではゲームで世界中の人と繋がれることが、当たり前になってきましたよね。パソコンでやるようなゲームだけでなく、家庭用のテレビゲーム機や携帯用ゲーム機、スマホアプリなどさまざまなデバイスでゲームだけでなく、海外の人ともコミュニケーションが取れます。
また、世界各地の相手とチームを組んでプレイできたりする、オンラインゲームも人気ですね。
オンラインゲームは翻訳機能がついたチャット機能などがついているのもあり、海外の人とのコミュニケーションも便利です。
しかし、いざ英語でプレイしてみると、
「こういうとき何て言ったらいいんだろう……。」
と悩むなんてこともあるのではないでしょうか。
そこで今回は、このように
「海外の相手とチャットや会話をしながら一緒にゲームを楽しみたい!」
あるいは、
「外国人の友達と一緒に流行りのゲームをしたい!」
といったときに、使える英語について勉強していきたいと思います。
ゲームを英語で書くと?
ゲームは英語の「game」からきているので、馴染みの深い英語のうちのひとつでしょう。ひとくちにゲームと言っても、種類は様々。
「ゲーム機」は家庭用とゲームセンターにあるような大型のもので呼び方が異なります。
- video game / game console…小型の家庭用ゲーム機
- arcade game…ゲームセンターにある大型のゲーム機
また、カタカナで使われる「オンラインゲーム」も、英語でもそのまま「online game」と表現します。
ゲーム用語の英単語|海外製ゲームやチャットで使えるワード
英語でゲームをする上でキーワードとなってくる関連用語から確認しましょう。
カタカナで浸透している和製英語でも、本来の英語での意味とは違う言葉も数多くあるので、一度確認しておくのをオススメします。ゲームの基本用語から専門用語も紹介するので、初心者さんはもちんゲームのチャットでの英会話に困っている人にもおすすめのフレーズです。
【ア行】ゲーム用語の英語
・アイテム、もちもの:item
・アイテム欄:inventory
・アップデート:update
・アドベンチャー:adventure
・打つ:hit / strike / punch / slap / tap / smash / cast
・打ち消す:cancel
「打つ」は何を打つか、どのように打つかによって英単語を使い分けます。
それぞれの意味を確認してみましょう。
hit / strike…打つ
※このふたつはほとんど意味上の違いはなく、広く用いられる
punch…(力を込めて)拳で打つ
slap…平手で打つ、punchと対になる殴り方
tap…軽く打つ、軽くたたく
smash…(力をこめて物を)打ちつける、ボールなどを投げてぶつける
cast…魔法を打つ
【カ行】ゲーム用語の英語
・ガード:guard
・解像度:resolution
・カウンター、反撃・反抗:counterattack
・課金:charge
・キャラ相性:matchup
・キャラクター:character
・クエスト:quest(複数形のquestsで用いられることが多い。)
・ゲージ:bar / meter
・ゲーマー:gamer
・ゲーム機:video game / game console / arcade game
・攻略本:strategy guide
・コンボ:combo
・コース:course
【サ行】ゲーム用語の英語
・再起動:reboot
・召喚:summoning
・主人公:main character
・初期装備:initial equipment
・装置:device
・セーブする:store
・戦闘不能:knock out
・即死:instant death
・ソーシャルゲーム:social-network game
【タ行】ゲーム用語の英語
・ターン:turn
・体験版:trial version
・探索:exploring
・ダンジョン:dungeon
・特殊技:command normal
【ナ行】ゲーム用語の英語
・内容:content
・難易度:level of difficulty
【ハ行】ゲーム用語の英語
・必殺技:special move
・ヒットポイント、通称HP:Hit Point
・武器:weapon(複数形のweaponsで用いられることが多い)
・フリーズ、画面が固まる:freeze(分詞frozenで用いられることが多い)
・バトルロイヤル、個人戦:free for all
【マ行】ゲーム用語の英語
・無料ゲーム:free to play
・命令させろ:follow orders
・物語(ストーリー)展開:storyline
【ラ行】ゲーム用語の英語
・ラスボス:final boss
・リソース:resource
・ログイン:log in
・ログアウト:log off
【ヤ行】ゲーム用語の英語
・余分な:extra
【ワ行】ゲーム用語の英語
・技:move
英語のチャットで使える省略表現を知りたい方はこちらから!
例文付き!ゲームのチャットで使える英語表現
知っておくと便利なフレーズをおさえていきたいと思います。
文法的に正確で完全な英語でなくても、あくまでゲームの範疇なので積極的に話すことで、相手が汲み取ってくれるものです。
また、チームで対戦するゲームではレスポンスのスピードがゲームの勝敗に大きく関わります。
そのような場合は短いフレーズだけでも通じたり、むしろ短い文章のほうが好まれることもあります。
今回はゲーム開始から終了までのシチュエーション別で使えるフレーズや応用の利く英単語を会話形式で紹介していきます。
①ゲームで使える英語での挨拶
まずは会話の中で必須となってくる、一般的な表現や挨拶について見ていこうと思います。これらは日常的によく使われるものなので、これだけは覚えていて損はないはずです!
ゲームにログインしたときに、使われる英語で挨拶はこの通りです。
「やぁ」
Hi / Hello / Hey guys / Hi there
「最近どうなの?」
What’s up with you? / What’s new?
「久しぶり」
Long time no see! / It’s been a while.
ゲーム中だけでなく、顔合わせから終わった後までシチュエーションを問わずに出てくることが多いものも確認しておきましょう!
A「ありがとう。」
Thanks. / *Cheers.
B「いえいえ、どういたしまして。」
No problem. / It’s all right. / *No worries.
*Cheersは「乾杯」の他に「ありがとう」や「やぁ!」といった挨拶としても使われます!
*No worriesは比較的カジュアルな表現で「どういたしまして」や「心配しないで」と言う場面て使われます!
A「ごめん。」
I’m sorry. / It’s my fault. / My bad.
B「気にしないで。大丈夫だよ。」
Never mind. / No problem. / No worries.
上記のような会話例の他に、便利な表現があるので一緒に覚えておきましょう。
「どういう意味?」
What do you mean? / What does it mean?
「どうしたの?」
What’s going on? / What’ the matter?
「~ってことだよ。」
I mean ~. / It means ~.
「なんでもないや。」
Nothing.
②相槌の英語表現
スムーズな英会話に欠かせない、相槌についてもみていきましょう。
「わかった。」
I got it. / I see.
「わからない。」
I don’t know. / I’m not sure.
「どっちでもいいよ。」
*Either is fine. / *It doesn’t matter to me
「もちろん。」
Sure. / Of course.
「その通りだね。 / ちょっと違うよ。」
indeed / exactly / not exactly
「ちなみに・・・。」
by the way / incidentally / for your information
「なんとなく。」
somehow / for no reason
「とんでもない!マジで?」
No way!
「いいえ、結構です。」
No thank you.
*Either is fineやIt doesn’t matter to meはネガティブなニュアンスは含まれてませんが、I don’t careは「どうでもいい」といった否定的な意味が含まれます。
相手に誤解を与えないためにもI don’t careは使わないほうが無難です!
③時間や場所の英語表現
ゲームの中で、「いつ?どこで?」といった情報を共有する場面は多いでしょう。
とっさに説明できるように、時間や場所に関するフレーズや英単語について、実際に使われることが多い会話の例文とともに確認していきましょう。
場所・時間を表す前置詞
on:~の上
in:~の中
under:~の下
behind:~の裏、後ろ
near:~の側
upstairs:上の階
downstairs:下の階
till / until:~までに
よく使う単語
Compound:住宅地
warehouse:倉庫
rooftop:屋上
ridge:尾根
これらは特にPUBGなどのオンラインゲームでよく出ます。
ここからは、紹介した前置詞や英単語を使った例文を確認していきましょう。
「敵が木の後ろにいるから気をつけろよ。」
The enemy is behind the tree, so be careful.
A「君はいまどの辺にいる?」
Where are you now?
B「湖のそばの倉庫の中にいるよ。」
I’m in the warehouse near the lake.
1つ目は「~の裏、後ろ」という意味のbehindが使われている例文です。
2つ目は「near」を使った例文ですが、英語だけでそのシーンをイメージできると、会話がぐっとやりやすくなります。
場所を表す前置詞は、そのシーンを思い浮かべながら覚えると覚えやすいのでおすすめです。
A「目的地に着くまであとどのくらいかかる?」
How long does it take to get to the destination?
B「5分くらいかな。」
It will take about 5 minutes.
A「何時頃寝る? / 何時までゲームできそう?」
What time are you going to sleep? / Until what time are you playing the game?
B「22時までには寝たいな。」
I want to go to bed by 10 pm.
こちらは時間を表す前置詞を使った表現です。質問の仕方や回答方法など、日常でも使えるので覚えておきましょう。
A「こっちに来て。」
Come here.
B「いまそっちに向かいます。」
I’m coming.
B「もう向かってるよ。」
I’m on my way.
comeとgoの違い違いですが、一般的に学校で英語を習うと、“come”は「来る」“go”は「行く」と教えられることが多いのですが、本来の正確な使い分けは「会話の中心」によって決まります。
“come”は「(会話の中心となっている場所へ)行く」という意味で、“go”は「(会話の外側へ)行く」という意味なので
「いまそっちに行くよー!」
と言いたいときは“come”を使うのが適切です。
前置詞がまだまだ不安という方はこちらのブログをチェック!
④英語で相手にお願いする表現
ゲームの最中でも他の場面でも、何か相手に頼み事をしたり、ゲームのアイテムで欲しいものを相手にお願いしたりするとき、どのように頼めばいいか悩んじゃいますよね。
そんな時の手助けになるのがここで取り上げたフレーズです。
「応急処置キットで治療してくれる?」
Can you cure me with your first aid kit?
「そっちに向かってもいい?」
Can I go there?
「ちょっと待っててー」
Just a minute. / Wait a minute.
A「このアイテムがほしいな。もし持ってたらくれない?」
I need this stuff. If you have it, please give me yours?
B「はい!これ使ってー!」
Here, take it.
⑤チーム対戦で使える英語フレーズ
チームの協力プレイが必要になってくるゲームも多くあります。スムーズにメンバーと交流するたの英語表現を確認しておきましょう。
A「どうすればいいかな?」
What should I do?
B「援護するよ。」
I’ll cover you. / I’ll follow you.
A「やらかしちゃった」
I *screwed up.
B「惜しかったね / 頑張ったよね」
It was so close. / It was a nice try.
「頑張ろうね」「応援してる」「ファイト」
*Go for it!
「その調子」「いいぞいいぞ」
Right on! / That’s it! / Keep it up!
「よくやった」「お疲れ様」
Good job. / Nice job / All right! / Good game!
*screw upは「失敗する」や「ヘマをする」といった意味で、何かをやらかしてしまった時に使える表現です!
*Go for itは「頑張って」「応援しているよ」と訳すことができ、「目標に向かって進む」というニュアンスが含まれています!
⑥離席・ログアウトするときのひとこと
ゲームを中断・ログアウトするとき、相手に英語でひとこと言ってから離席するとスムーズにコミュニケーションが取れます。また相手が戻ってきたときにも、軽く声をかけると、ゲームを楽しく進められるでしょう。
A「ただいま」
I’m back. / I’m back to the keyboard.
B「おかえり」
Welcome. / Welcome back.
A「シャワー浴びてすぐ戻ってくるね / お風呂に入ってくる」
I’ll take a quick shower. / I’ll have a bath.
B「ごゆっくりどうぞ」
Take your time. / Have a good rest.
「ちょっと離れるね」
Away from the keyboard
「少し休憩します」
I’ll take a little rest. / I want to take a short break.
「すぐ戻ります」(比較的短時間の離席)
be back soon / be right back / be back immediately afterward
「あとで戻ります / 2時間後に戻ります」(比較的長時間の離席)
be back later / 2 hours later / 2 hours afterward
「もう寝なくちゃ」
I have to go to bed.
「そろそろ落ちるね」
I am off. / I’m going to take off. / I’m about to leave.
「おやすみ」
Good night. / Have a nice dream
「またね」
See you. / Bye. / See you later.
英語でゲームをやってみよう
今回は、ゲームを通して海外の人と仲良くなるときに大活躍するフレーズや、知っておくと便利な英単語について紹介しました。
ゲーム中の英会話では、留学経験や、ネイティブレベルの英語力が求められるわけではないので、今回学んだ英語全てをマスターする必要はありません!
まずは基礎的なボキャブラリーや英熟語、英会話表現を学び、その後気軽にやり取りしてみるのがおすすめです。
英語を使って海外の人と一緒にゲームをする際はぜひ参考にしてみてくださいね。
ネイティブキャンプのフリートーキングで講師に好きなゲームについて説明してみるのもいいでしょう!
好きなゲームの話などで盛り上がれたら楽しいですよね!
ぜひ挑戦してみてください!
札幌育ちの学生フリーランス。普段は英語科の大学に通い、オールイングリッシュの授業でネイティブから指導を受ける。主にウェブライターとして活動し、引きこもりながら細々と生活を送る。その反面、英語のスピーチコンテストをはじめ、ディベートやディスカッション、ポエトリーや英語劇など在学中に数々の大会に参加し、奮闘の末に受賞を果たす。スピーチ原稿を書いているときに、より多くの人自分の知識や価値観をシェアハピしたいと思い、ライターとしての活動を始める。
I took a Bachelor of Science degree in Mathematics where my problem-solving and critical-thinking skills were honed. I have worked as a trainer in a government office, which has helped me to develop my communication and intrapersonal skills. My hobbies are reading, listening to music, and cooking. After joining NativeCamp, I acquired 2 years of teaching experience. Currently, I am involved in content production in the Editing Department.