「どういたしまして!」の英語フレーズとしては、「You’re Welcome!」を知っている方は多いですよね。
ですが、どういたしましてのフレーズはYou’re welcome!だけではありません。日本語で「どういたしまして!」だけではなく、「大丈夫!」や「いえいえ!」などなど使い分けています。
英語でもシチュエーションや相手によって返す言葉が違うのです。
今回は、英語で「どういたしまして!」と伝えるフレーズを例文つきで、カジュアルとフォーマルに分けてご紹介します。
- どういたしましての英語「You're welcome」の使い方
- どういたしましてを伝えるカジュアル表現やスラングの英語
- ビジネスシーンで使えるどういたしましての丁寧な英語
- お礼を言われたら英語でどういたしましてと言ってみよう
どういたしましての英語「You're welcome」の使い方
「You’re welcome!」というこのフレーズはとても丁寧な英語表現です。
フォーマルなシーンやビジネスシーンで使われることが多いのですが、もちろんフランクに友達と話すシーンで使っても違和感はありません。
You're very welcome.
You are most welcome.
VeryやMostが間に入った場合でも、「どういたしまして!」と言う意味になります。
「とんでもございません。」「とんでもない!こちらこそ。」というニュアンスのときにも使えます。
イメージは、「Thank you very much.」とか「Thank you so much」といった感覚と同じです。
知らない人に対してやお店の店員さんなどがよく言ったりします。
「You're welcome」の丁寧な言い方
「You are more than welcome.」も使われます。
これは「全然たいしたことないわ、いつでも大歓迎よ!」という感じです。
デパートやレストランなどの店員さんがよく言うフレーズです。
丁寧かつ少しかしこまったニュアンスがあります。
大歓迎の英語フレーズ
「more than welcome.」は「大歓迎」という意味です
例文
comments are more than welcome!
「コメント大歓迎!」
よくブログやYouTubeのコメント欄に書いてあるのを見かけますね!
どういたしましての気軽な英語表現
「Welcome.」とだけ言うころもありますが、これは気軽な「どういたしまして」となります。
結構砕けた感じの表現でスラングに近いです。フィリピンでもよく耳にする表現です。
どういたしましてを伝えるカジュアル表現やスラングの英語
まずカジュアルなシチュエーションに使える表現を紹介します。
家族、友人などに使えるフレーズです。
どういたしましてを軽く伝える「Anytime」
生活するなかで、誰かにちょっとしたことをしてあげることはよくあります。
相手が感謝の気持ちを表現し、それに対して「またいつでも頼ってよ!」というニュアンスで使われるのが「Anytime!」です。
ちょっとしたことのお礼を言われたときに使えるもう一つのフレーズが、「That’s OK」です。
文字通り、「OK=いいから、いいから」といった感じの軽い表現になります。
して当然!と伝える「Sure」
「もちろん!」という、して当然というニュアンスを伝える場合には、「sure./sure thing.」が使えます。
「当然のことをしたまでだよ」気持ちを伝えることができます。
アメリカでよく使われるどういたしましては「You bet」
「もちろん」という②のSureと似ている感じですが、「You bet.」はよくアメリカ人が使います。
betは本来、「賭ける」という意味になりますが、「気にしなくていいよ!」という意味になります。
友人相手のフレーズには「No problem」
友人との間でよく使われるのが、「No problem.」=「もちろん!」でしょう。
「気にしないで、問題ないよ!」というニュアンスで言いたいときに使います。
「問題」という意味のproblemに、NOが付いて「問題ないよ!」の意味になり気軽によく使われます!
心配ご無用は「No worries」
日本語の「大丈夫!」に似ているのが、「No worries.」=「心配しないで。問題ないよ!」です。
オーストラリア人が口癖のようにとてもよく言っていて、「I’m sorry.」という謝罪の返答にも使っていました。ちなみに、アメリカではDon’t worry、イギリスではNo problemが近い表現でしょう。
ビジネス、カジュアル。どんな場面でも使えます。
どういたしましてのスラングは「That's alright」
ありがとうと言われたときに、「いいの!いいの!」というような感じで使います。
相槌のようなフレーズで、かなり砕けたスラングのように日常で使われます。
これに似た表現で「You’re right!」という表現があるのですが、これはオーストラリアでNo worriesと同じくらいの頻度で使われています。
オーストラリアでの使われ方としては、本来の意味である「その通り!」「君、正しい!」の意味ではなく、ちょっとしたThank youに「問題ない!」「大丈夫です」と返せるフレーズなのです。
You’re rightは、ちょっとしたSorryに返す時にも使われます。
大したことないよは「No big deal」
big dealに、否定のnoを付け、「No big deal!」=「大したことないよ!」という意味になります。
big dealだけだと「重大なこと」や「大事なこと」という直訳になります。
また、砕けたスラングの言い方としてbig dealをbiggieとも言います。
ビジネスシーンで使えるどういたしましての丁寧な英語
続いて、フォーマル・仕事のシーンではどんな表現があるのか、見て行きましょう!
ビジネスもカジュアルでも使える「Don’t mention it」
mentionの意味は「言及する/言う/話に出す」ですが、「お礼を言わなくていいよ、どういたしまして」というニュアンスになります。
カジュアル・フォーマルどちらの会話でも使えるフレーズです。
確実にフォーマルにしたい場合は、「Please don’t mention it.」にすると丁寧になります。
しかし、「するな」という意味の Don’t で始まる文章になるので、目上の人などに対して使うのはあまりオススメできません。
丁寧などういたしましては「It’s my pleasure」
pleasureを直訳すると「喜び」なので、「私の喜びです」と言う意味になります。
文脈によっては「光栄です」「喜んで」のようにも訳せますが、接客の時など「ありがとう」に対して「お役に立てて嬉しいです。」という意味でのフォーマルな返答として多く用いられています。
日本語の「とんでもございません」にも相当するとても丁寧な言葉で、敬語として使えるフレーズです。
相手を気遣う「Not at all」
Thank youを言う必要なんてないですよ。という意味合いが込められています。主にイギリスでよく使われるフレーズです。
日本語で言うと「礼には及びませんよ。」という感じです。
お役に立てて嬉しいというフレーズの「I’m happy/glad to help」
助けるために、少し手間や大変さが伴うような事に対して、「ありがとう」を言われた時に使えるフレーズです。
「My pleasure.」よりは頻度が低いですが、「どういたしまして。」に値するフレーズです。
お礼を言われたら英語でどういたしましてと言ってみよう
「どういたしまして」には、You’re welcomeの他に、anytime, no problem, It’s my pleasure,not at allなど、いくつものバリエーションがあります。
シチュエーションによって言い方が変わったり、国によってよく使われているフレーズの違いがありますね。
シーンや相手に合わせてお礼を伝えて、英語でのコミュニケーションを円滑に進められるようになりましょう。
大学の卒業旅行で初めて海外に行ってから海外、特にアジアにハマりました。大学卒業後は、出版社に勤務しながら年に数回海外旅行をするという生活を送っていました。 しかし海外への憧れが捨てられず会社を辞めワーキングホリデーに挑戦するも英語力は上達しないまま帰国・・・。 その後独学で猛勉強し英会話をマスター。 現在は海外の魅力を伝えるべくブログ作成、また前職の経験を活かし語学関連のコラム作成、編集等を行っています。 趣味は筋トレ、ランニング。海外のマラソン大会に出場経験もあります。
I took a Bachelor of Science degree in Mathematics where my problem-solving and critical-thinking skills were honed. I have worked as a trainer in a government office, which has helped me to develop my communication and intrapersonal skills. My hobbies are reading, listening to music, and cooking. After joining NativeCamp, I acquired 2 years of teaching experience. Currently, I am involved in content production in the Editing Department.