WillとWouldの違いとWouldの使い方

アルファベット ピース

英語を勉強していると、willwouldという単語はかなりよく出て来ますよね。文法的にはwouldはwillの過去形ですが、過去形だという考え方をするとよく理解できないときもあるでしょう。

以前、「Willは未来形ではない?Willの使い方とは」で紹介しているとおり、willには未来形以上の使い方もあるのですが、wouldもなかなかにさまざまな使い方ができる存在です。

ここでは、willとwouldの違いや、wouldの使い方についてご説明していきます。

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WillとWouldの違いとは

willは未来のことを表す時に使うものだというのは、みなさんご存知でしょう。それに対し、wouldはwillの過去形と言われますが、実はこちらも未来のことを表せる単語だったりします。いっそ、wouldはwillの過去形だということは忘れてしまった方が良いくらい、「過去形」というのがしっくりこないのがwouldです。

では、この2つがどう違うのかというと、willを使って未来を表した場合には、ほぼ確実にその行動をすることになります。つまり、willを使った場合の未来についてのフレーズは、確実性が高い場合ということになります。

では、wouldはどうなのかというと、willよりは意味が少し弱くなります。willは未来形というよりも、推量と言った感じなのですが、そういう観点から言うと弱めの推量になるといったところでしょうか。

また、湾曲表現などにもwouldはよく使えます。wouldを使うと丁寧な言い方になることもありますが、それは、wouldは湾曲表現が可能な単語だからなのです。

そのため、ネイティブはwouldという単語を好んで使う傾向にあり、会話の中ではwillよりもむしろ耳にすることがあるかもしれません。

それでは、willとwouldの違いがなんとなくわかったところで、wouldの実際の使い方を見ていきましょう。

お伺いをたてるときの”would”の使い方

wouldをよく使う場面の代表的なものというと、相手に何か伺うときでしょう。

〇〇をしたいですか?〇〇はどうですか?というようなことを言うときにはwouldを使って表現をします。

例えばこのような感じです。

“Would you like something to drink?”(何かお飲み物はいかがですか?)

“Would you mind if I opened the window?”(窓を開けてもいいでしょうか?(お気になさらないでしょうか?))

“What would you fancy doing?”(何がしたいですか?)=イギリス英語表現

このように、相手のしたいことを訊くときや、「〇〇をしてもいいですか?」というようなときに、wouldを使うととても丁寧な表現になります。

丁寧な表現で、フォーマルな場でも使えるのですが、別に友人に使ったからといって丁寧すぎるということはありません。ただ、直接的な言い方ではない湾曲表現だというだけです。

自分のしたいことを言う時の”would”の使い方

自分がホテルやレストランなどで、サービスを受ける側である場合でも、相手にとって失礼ではない英語で話さなければなりませんよね。Pleaseさえつけていれば、それなりに丁寧にはなっているのですが、それが許されるのは英語があまり話せない初級者~中級者までです。

英語を話すのに慣れて来た時には、やはりwouldまで使って表現をした方が相手に好印象を持ってもらえます。

また、単に自分がしたいことをwouldを使って表現することもできます。上記のようなホテルなどでの状況でwouldを使うのも、直接的にはwantですよね。

wouldはlikeとつなげると、wantの丁寧語表現になるのです。

具体的にはこのような言い方ができます。

“I would like to make a reservation for this evening.”(今日の夜の予約をしたいのですが。)

“I would like to go to the station.”(駅に行きたいです。)=タクシーなどで使えるフレーズ

“I would like to travel all over the world.”(世界中を旅したいです。)

“I would like to have a cup of coffee.”(コーヒーを飲みたいです。)

誰かに何かをお願いしようとする場合は、これにpleaseとつけるともっと丁寧ですが、pleaseをつけなくても、無礼とまでは思われません。

しかしイギリスでは、慇懃無礼だと思われるほど丁寧なフレーズの方が好まれるので、pleaseをつけた方が無難でしょう。

推量を表す”would”の使い方

willも推量を表す助動詞ですが、wouldにもその作用はあります。しかし、「WillとWouldの違いとは」で説明したとおり、その意味は弱くなります。

例えば、このような感じです。

A: Are you going out this weekend?(今週末に出かける予定ですか?)

B: I would do so if I felt better.(もし体調がよくなったら、行くかもしれません。)

この場合、Bさんは今風邪か何かで体調が悪く、週末に出かける気はないものの、元気になっていたら行く可能性もある。というようなことを表しています。

これについては、割と簡単に理解ができるかもしれませんが、このwouldの部分が否定形になるとどうでしょうか。

A: Is Marina coming to the party?(マリナはパーティに来るんですか?)

B: She wouldn’t come because her ex-boyfriend is coming. (元カレが来るから、彼女はこないだろう。)

この場合、Bさんはマリナからパーティにこないということを聞いたわけではなく、元カレがくるということを知っているから、多分来ないんじゃないかな?と推測していることになります。

wouldはこういう使い方もできるのです。

架空の話をするための”would”の使い方

最後に、なかなか面白いwouldの使い方も紹介しておきます。wouldは実際には起こっていないことや、実際には起こり得ない架空の話をするのにも使えます。

例えばこのような感じです。

“If I were you, I would be happy about my looks.”(もし私があなたなら、自分の見た目に関してハッピーだけど。)

“If I had a lot of money, I would travel around.”(もし沢山お金を持ってたら、あちこち旅行するだろう。)

“If I hadn’t bought the computer, I would have spent more time with my friends.”(もし、パソコンを買っていなかったら、もっと友達と一緒に過ごしただろう。)

この文章は全て実際には起こり得ないことや、起こっていないことを表していますよね。こんな架空の話をするときにもwouldは大活躍します。

一番最後の文章は少々複雑ですが、この文章が使いこなせるようになると、英語上級者!という感じですね。

まとめ

ネイティブ同士の会話を聞いていると、度々耳にすることになるwouldですが、こんなにも広い範囲で使える便利な言葉なのです。wouldの使い方をマスターすれば、より自然な英語を話せることができるようになるでしょう。

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