英語の仮定法はConditionalsで制す!複雑な仮定法もシンプルに理解できる方法。

f:id:nativecamp_official:20180301164827j:plain

英語学習における英文法の中でも、仮定法が苦手という人は少なくないでしょう。
そう言う私も仮定法の説明はよく意味がわからないと思っています。

しかしそんな私でも、仮定法に当たる文法は使いこなして英会話でも使っています。
それにはイギリスの語学学校で習った”Conditionals”という文法用語が役立っています。

実は仮定法はConditionalsというもので覚えた方がずっとシンプルでわかりやすいのです。
そこで今回は、仮定法をとてもシンプルに”Conditionals”という言葉で覚える方法と使い方をご説明していきます。

ネイティブキャンプアプリストアバナー

Conditionalsとは

f:id:nativecamp_official:20180301164911j:plain

Conditionalとは、条件という意味のConditionから来ている言葉です。
日本語に直すなら「条件文」や「条件法」ということになるでしょうか。

Conditionalsには、0から3まで種類があります。

Zero Conditional

Zero Conditionalと呼ばれるものは、例えば下記のような文章のことです。

If you drink a lot, you get drunk.
(もしたくさんお酒を飲んだら、酔ってしまうよ。)

If+動詞の現在形, 動詞の現在形
「もしそれをしたら、そういう結果になる」ということを表現する文章です。

ただしこのタイプの文章については、If文を習うときに出てくる基本的な文章で、「仮定法」でみなさんがつまづいてしまう内容ではありませんので、詳しい説明は割愛します。

それでは、First ConditionalからThird Conditionalと呼ばれる、日本語で英語を習うときに「仮定法」として習う文法についてみていきましょう。

First Conditional

First Conditionalは起こり得る未来

First ConditionalもZeroと同じく、If文を習うときにも出てくる文章です。
まずは例文から見てみましょう。

If it rains, I will stay at home.
(もし雨が降ったら、家にいることにします。)

If you go to the party, I will go with you.
(もし君がパーティーに行くなら、自分も一緒に行くよ。)

If+動詞(be動詞含む)の現在形, willを使った未来形
というのが、First Conditionalの形になります。
これは起こり得る未来についての仮定です。

これらの文章では、Ifの後の「雨が降る」や「あなたがパーティー」に行くなども未来の話になりますが、Ifの後にはwill文を持ってくることはありません。

これは、ifもwillも可能性を示すための言葉なので、重複して使うことはないためです。
他のConditionalsでも、ifの後ろに可能性を表すwillやwouldは入らないということは基本ルールになります。

このFirst Conditionalはすでによく使うという人もいるでしょう。

Second Conditional

英語学習者が仮定法でつまずき始めるのは、このSecond Conditionalからが多いようです。
まずは例文を見てみましょう。

If I had a lot of money, I wouldn’t be working.
(もしたくさんお金があったら、働いてないよ。)

If I were you, I would just do it.
(もし自分が君だったら、それをやるだろうよ。)

If+動詞(be動詞含む)の過去形, would文
というのが、Second Conditionalの基本形になります。

これは、実際には起こり得ないことについての仮定・推量です。

普通はすぐにお金持ちになることはありませんし、他人には絶対なれませんよね。
例文のように、もしもそんなことになったら、こうするよ。という気持ちを表すのが、Second Conditionalということになります。

ちなみにIf I were youという文章は、友達に相談を受けたときなんかによく使う表現です。

「自分が君の立場だったら、こうするよ。」という意見を言うようなときにとても使えます。

この文章、変ですよね。なぜ主語がIなのに、wereと来ているのか不思議に思う人もいるでしょう。
これは、ネイティブにも説明がつかないそうなのですが、恐らく絶対に起る可能性がないことと、youという部分が関係しているのではないかとのこと。

あまり難しいことは考えずに慣用表現ということで、”If I were you…”と丸覚えしてしまいましょう。
そしてIf文ではありませんが、下記のような文章もSecoud Conditionalの仲間になります。

I wish I was prettier.
(もっと可愛ければよかったのに。)

I wish my mother was much happier.
(お母さんがもっと幸せだったらよかったのに。)

事実とは異なる現実について、もっとこうだったらいいのに、もしこうだったらよかったのに・・・というような願望を表すときには、
I wish + 過去形の文章
となります。
これも一緒に覚えておくと、Second Conditionalの雰囲気・ニュアンスが理解できるのではないでしょうか。

Third Conditional

最後は私も未だにたまに使うときに、つまってしまうことのあるThird Conditionalです。
とても使い勝手はいい文章なのですが、文章が長くなりがちな点が覚えにくいという人もいるでしょう。
まずは例文をいくつか出してみます。

If you had helped me, I would have been finished much earlier.
(もし君が助けてくれたなら、もっと早く終われたのに。)

If I hadn’t told a lie to my mother, she wouldn’t have been angry with me.
(もしお母さんに嘘を付かなかったら、お母さんは怒らなかっただろう。)

If she hadn’t been late, we would have been on time.
(もし彼女が遅れなかったら、私たちは時間どおりだったのに。)

If+過去完了形→would have+過去分詞
というのがThird Conditionalの基本形です。

Secondまでと比べて、急に難易度が上がったと思いませんか?
このThird Conditionalについては、現在完了や過去完了などの作り方をマスターしていなければ、難易度が非常に高くなってしまうので、まだ完了形がよくわからないという人は、まず完了形をマスターしてください。

Third Conditionalはすでに終わってしまったことについて、「もしこうしていたら(こうだったら)、こうなっていたのに」というようなことを表すときに使います。
過去について、事実とは違うことが起きていたら、違う結果になっていた。というような感じです。

ちなみにThird ConditionalでもI wishが使えます。

I wish I hadn’t told a lie to my mother.
(お母さんに嘘をつかなければよかった。)

I wish I had been on time.
(時間通りに来れたらよかったのに。)

実際にはお母さんに嘘をついてしまったけど、そんなことしなければよかった。実際には遅刻したけど、時間通りにこれたらよかった。
というような気持ちを表す文章になります。

まとめ

Third Conditionalについては、まだまだ難しいと感じる人もいるかもしれませんが、「仮定法」として勉強するよりは、わかりやすいのではないでしょうか。

使いこなせると、とても便利なConditionals。中級レベルまでの人はSecondまではしっかり使えるようになりましょう。

中上級レベルに達している人は、Third Conditionalも使いこなせるようになってさらに英語力を高めていくのがベストです!

NativeCamp. BLOG(ネイティブキャンプブログ)© ネイティブキャンプ All Rights Reserved.