tayangban cave pool(タヤングバン・ケーブ・プール)とは?魅力や行き方を解説します!

プール、オンライン英会話、ネイティブキャンプ

フィリピンの美しい島、
シアルガオ島には
タヤングバン・ケーブ・プール」という魅力的なスポットがあります。

幻想的な洞窟を探検した先に現れる、エメラルドグリーンの天然プールは圧巻の美しさです。

この記事では、基本情報やアクセス方法はもちろん、洞窟探検のワクワク感や爽快なクリフジャンプの楽しみ方、事前に準備しておきたいことや周辺のおすすめスポットまで余すところなくご紹介します。

シアルガオ島旅行を計画中の方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

シアルガオ島とは

フィリピン北東部に浮かぶシアルガオ島は、原始の大自然が残る美しい島です。

タヤングバン・ケーブ・プールをはじめ、世界中のサーファーが憧れるビーチや息を呑む絶景スポットが点在しており、近年多くの旅行者から注目を集めています。

まずは、この魅力的な島の基本情報から見ていきましょう。

シアルガオ島の基本情報と特徴

フィリピンのミンダナオ島北東部に位置する、涙のような美しい形をしたシアルガオ島。

面積約437平方キロメートル、人口約20万人のコンパクトな島でありながら、今では世界各国からの観光客が訪れる人気スポットとなっています。

その美しさは世界からも認められており、2018年には著名な旅行誌コンデナスト・トラベラーが選ぶ「アジアで最も美しい島」に輝いたほどです。

島の中心地ジェネラルルナには空港があり、マニラやセブからのアクセスも良好。

年中暖かな気温に恵まれ、なかでも乾季にあたる12月から5月にかけては旅行者にとって理想的な季節です。

「サーフィンの聖地」として世界的に有名な島

シアルガオ島は「フィリピンのサーフィン首都」として、世界中のサーファーに愛され続けている人気の島でもあります。

なかでも有名なのが「クラウド9(クラウドナイン)」と呼ばれるサーフスポット。

ここでは毎年国際的なサーフィン大会が開催され、美しいバレル状の波を求めて多くのサーファーが訪れます。

初心者から上級者まで楽しめるポイントが島内に点在しているのも魅力的です。

サーフィン文化の影響で、おしゃれなサーファーズカフェや居心地の良いゲストハウスも充実しており、国際色豊かで活気に満ちた島の雰囲気があります。

手つかずの自然が残る美しい絶景スポットの宝庫

シアルガオ島は、タヤングバン・ケーブ・プールをはじめ、魅力的なスポットがたくさん点在する自然の宝庫です。

手つかずのマングローブ林や透明度抜群のラグーン、隠れた洞窟プールなど、大自然が織りなす絶景に出会えます。

特におすすめなのが、ソホトン・ラグーンスグバ・ラグーン

エメラルドグリーンに輝く水面と豊かな緑に包まれた光景は、まさに楽園そのものです。

開発があまり進んでいないからこそ味わえる、大自然の美しさがここにはあります。

シアルガオ島への行き方

日本からシアルガオ島へは直行便がないため、マニラまたはセブを経由するルートが一般的です。

東京や大阪、名古屋などの主要都市から出発し、乗り継ぎ時間を含めると約8〜12時間で到着します。

どちらのルートにもメリットがあるため、旅行スケジュールに合わせて選択すると良いでしょう。

マニラ・セブ経由での乗り継ぎ方法

日本からシアルガオ島へ向かう場合、マニラまたはセブでの乗り継ぎが必要になります。

マニラ経由の場合、フィリピン航空やセブパシフィック航空を利用して約2時間のフライトです。

1日に複数便運航しているため、比較的スケジュールが組みやすいでしょう。

一方、セブ経由なら約1時間30分と短時間でアクセスできます。

ただし、セブ発の便は午前中の出発が多いため、前日にセブで1泊するケースがほとんどです。

乗り継ぎの手続きでは、国際線到着後に一度預け荷物を受け取り、国内線ターミナルへ移動してチェックインし直す必要があります。

空港内の移動や手続きに時間がかかることを考慮して、乗り継ぎ時間は最低3時間以上は確保しておきましょう。

島内での移動手段

シアルガオ島での移動には、フィリピンならではの乗り物が大活躍します。

最も一般的なのが「ハバル・ハバル」と呼ばれるバイクタクシーです。

バイクの後部座席に乗って移動するスタイルで、料金は50〜200ペソ(400~520円)程度とお財布に優しく、サーフボードのような大きな荷物も一緒に運んでもらえます。

グループで移動する時や荷物が多い場合には、サイドカー付きバイクの「トライシクル」が便利でしょう。

複数人で乗車できるため、友達同士の旅行にぴったりです。

島の反対側など長距離を移動したい時は、バンやカラフルなジープニーも選択肢のひとつ。

タヤングバン・ケーブ・プールへは、人気の宿泊エリアから約30〜45分でアクセスできます。

このような現地交通手段を上手に使い分けることで、シアルガオ島での観光がより充実したものになるでしょう。

タヤングバン・ケーブ・プールとは?魅力は?

タヤングバン・ケーブ・プールは、シアルガオ島でぜひ体験したい人気のアクティビティスポットです。

懐中電灯を頼りに洞窟を進んだ先には、美しいエメラルドグリーンの天然プールが現れます。

ここでは、タヤングバン・ケーブ・プールについて詳しく見てみましょう。

基本情報

タヤングバン・ケーブ・プールは、シアルガオ島中央部のピラル地区にあります。

ジェネラルルナの町から車やスクーターで約30分です。

入場料は160ペソ(約400円)で、安全のために必要なガイド料金が200ペソ(約500円)かかります。

営業時間は午前9時から午後5時まで。

洞窟内での冒険は約15〜20分、準備や移動を含めて全体で1時間ほどの体験時間となります。

手軽に楽しめる価格設定も魅力的です。

懐中電灯を頼りに進む本格的な洞窟探検

タヤングバン・ケーブ・プールの最大の魅力は、スリル満点の洞窟探検体験です。

洞窟内は完全な暗闇に包まれており、ヘッドライトの明かりだけが進む道を照らします。

約240メートル続く洞窟内は水で満たされていて、胸の辺りまで水に浸かりながらゆっくりと奥へ進んでいきます。

足元が見えない中での移動は最初こそ不安になりますが、洞窟内に設置されたロープや竹の手すりがあるため、安心して探検できます。

頭上ではコウモリたちが羽ばたき、長い年月をかけて形成された美しい鍾乳石が幻想的な光景を作り出しています。

暑いフィリピンの気候から一時的に逃れられる涼しさも、多くの観光客に愛される理由のひとつです。

洞窟を抜けた先に現れる神秘的なエメラルドグリーンの泉

暗い洞窟をくぐり抜けた瞬間、目の前に広がる光景はまさに息を呑む美しさです。

つる植物に囲まれたエメラルドグリーンの天然プール

まるで映画の世界のような幻想的な空間が待っています。

この泉はセノーテと呼ばれる自然の陥没穴で、石灰岩が崩壊して地下水が露出することで生まれた自然の芸術作品です。

その透明度の高さと美しいエメラルド色は多くの旅行者を魅了し続けています。

洞窟の暗闇から突然現れるこの絶景は、一生忘れられない感動を与えてくれるでしょう。

爽快なクリフジャンプ体験

洞窟探検の最後に待っているのが、透き通った美しい泉でのクリフジャンプです。

飛び込みポイントは2つ用意されており、2メートルの低い岩場から始めて、慣れてきたら5メートルの高い崖に挑戦できます。

水深は3〜4メートルと十分な深さがあるため安心ですが、現地ガイドから安全なジャンプ方法やポイントを教えてもらってから飛び込みましょう。

また、つる植物を使ったロープスイングも体験でき、まるでターザンになった気分で水面へダイブする瞬間は格別の爽快感が得られます。

洞窟探検で熱くなった体が、透明で冷たい泉の水に触れる瞬間は、一度体験したら決して忘れることのできない最高の癒しとなるはずです。

SNS映え間違いなし!おすすめの写真撮影ポイント

タヤングバン・ケーブ・プールは、まさにInstagram映えする絶景フォトスポット

洞窟内では、ヘッドライトが作り出す光と影が鍾乳石を幻想的に照らし、神秘的な雰囲気の写真が撮影できます。

洞窟の出口では、暗闇から光の世界へと続く劇的なシーンが撮れるでしょう。

そして何といっても、エメラルドグリーンの美しい泉が最高の撮影ポイント。

透明度の高い水面とクリフジャンプの迫力あるシーンは、旅の思い出を鮮やかに残してくれます。

防水カメラやドライバッグがあれば、洞窟内でも安心して撮影を楽しめるでしょう。

タヤングバン・ケーブ・プールに行く際の注意点

タヤングバン・ケーブ・プールは楽しいアドベンチャー体験ができるスポットですが、洞窟という特殊な環境での活動になるため、事前の準備と現地での心構えが大切です。

持参したい物や安全面での注意事項、撮影マナー、現地の料金システムなど、知っておくと安心して楽しめる情報をご紹介します。

訪問前に準備すべき持ち物

まず絶対に必要なのが、水着とタオル、懐中電灯(またはヘッドライト)、そしてマリンシューズです。

洞窟内は真っ暗で足場も不安定なため、明かりなしでは進めません。

また、洞窟の底には岩や砂利があるので、素足だと怪我をしてしまうことも。

マリンシューズがあれば安心して歩けます。

さらに防水バッグも準備しておくと、スマートフォンや貴重品を濡らす心配がなく快適に過ごせるでしょう。

安全に楽しむための注意事項

洞窟内では必ずガイドさんの指示に従って、一人で行動しないようにしましょう。

滑りやすい岩場や思わぬ深さの水たまりなど、危険な場所が点在しています。

クリフジャンプにチャレンジする時は、まず水深をしっかり確認してから低めの場所から始めてみてください。

泳ぎに自信がない方は、無理をせずライフジャケットを着用するのがおすすめです。

何より大切なのは無理をしないこと

体調がすぐれない日は、別の日に改めて訪れる方が安心して楽しめるでしょう。

撮影時のおすすめポイントとマナー

美しい写真を撮るなら、エメラルドグリーンの泉を斜め上から狙うのがおすすめです。

光の加減で水面が輝く瞬間は、まさにSNS映えする絶好のシャッターチャンス。

ただし、撮影に夢中になって長時間その場を占領したり、他の観光客の方が写り込むことを過度に気にしすぎたりするのは避けましょう

また、洞窟内の美しい鍾乳石や岩壁には触れないよう気をつけることが大切です。

この貴重な自然環境を守るため、ゴミは必ず持ち帰り、みんなで楽しめる場所として大切にしていきましょう。

料金は現金のみ!事前準備について

タヤングバン・ケーブ・プールでは現金での支払いが必須です。

クレジットカードや電子決済は利用できません。

入場料160ペソ(約400円)に加えて、安全のために必要なガイド料200ペソ(約500円)がかかり、合計360ペソ(約900円)となります。

料金は時期により変動する可能性があるため、500ペソ程度多めに持参することをおすすめします。

島内のATMは限られているので、事前に十分なフィリピンペソを準備しておきましょう。

ツアー会社利用時はボート代などの追加費用が発生する場合もあるため、出発前に詳しい料金体系を確認しておくと安心です。

タヤングバン・ケーブ・プール以外のシアルガオ島の楽しみ方

シアルガオ島の魅力は、タヤングバン・ケーブ・プールだけではありません。

美しい海を活かしたマリンアクティビティから、島の豊かな自然を感じるツアー、地元グルメなど、滞在を充実させる魅力的なスポットが他にもたくさんあります。

ここでは、タヤングバン・ケーブ・プール以外のシアルガオ島の楽しみ方をいくつかご紹介します。

アイランドホッピングで近隣の美しい島々を巡る

シアルガオ島周辺では、船で複数の美しい島々を巡るアイランドホッピングツアーがとても人気があります。

透明度抜群の海と真っ白な砂浜が広がる景色は、本当に楽園のよう。

それぞれの島には個性豊かな魅力があり、シュノーケリングを楽しんだり、のんびりとビーチタイムを過ごしたりできます。

なかでもネイキッド島やダク島は、手つかずの美しい自然が残る絶景スポットとして多くの旅行者に愛されています。

ツアーには新鮮なシーフードランチも含まれているので、一日があっという間に過ぎていくことでしょう。

サーフィンレッスンを楽しむ

世界的に有名な「サーフィンの聖地」シアルガオ島では、初心者の方でも気軽にサーフィンにチャレンジできます。

特に有名なクラウド9をはじめ、質の高い波が一年中楽しめるサーフスポットが島内に点在しています。

地元のサーフィンスクールでは、経験豊富なインストラクターが基礎から丁寧に教えてくれるので、波に乗ったことがない方でも安心です。

サーフボードのレンタルも充実しているため、特別な準備は不要。

手ぶらで参加して、憧れのサーフィン体験を楽しんでみてください。

マングローブやホタル鑑賞ツアーに参加する

夕方から夜にかけてのマングローブツアーは、シアルガオ島の豊かな自然を体感できる人気のアクティビティです。

小さなボートに乗ってマングローブの森をゆっくりと進みながら、野生動物や色とりどりの鳥たちを観察していきます。

そして日が暮れ始めると、いよいよお待ちかねの時間。

マングローブの木々に無数のホタルが舞い踊る、まるで天然のイルミネーションのような幻想的な光景が広がります。

静寂に包まれた川面に映るホタルの光は、日本では決して味わえない特別な瞬間でしょう。

自然の神秘を肌で感じられる、心に残る体験になること間違いなしです。

美食巡りをする

シアルガオ島での楽しみのひとつが、新鮮な海の幸と地元料理を味わうグルメ体験です。

観光の拠点となるジェネラルルナ地区には、おしゃれなカフェから本格的なレストランまで様々な飲食店が集まっており、ビーガン対応やWi-Fi完備の店舗もあるため、旅行スタイルに合わせて選べます。

近海で水揚げされた新鮮な魚介類の炭火焼きは最高に美味しく、地元の人たちに愛されているカレンデリアという庶民的な食堂では、フィリピンの家庭料理をお手頃価格で堪能できます。

また、ココナッツを使った南国らしいスイーツや、色鮮やかなトロピカルフルーツも豊富で、食べ歩きもおすすめです。

まとめ

この記事では、フィリピン・シアルガオ島にあるタヤングバン・ケーブ・プールの魅力や行き方について解説してきました。

懐中電灯を頼りに進む洞窟探検と、美しい泉でのクリフジャンプは一生の思い出となる貴重な体験です。

事前準備と安全対策をしっかり行えば、安心して楽しめるでしょう。

また、シアルガオ島にはサーフィンやアイランドホッピング、マングローブツアーなど他にも魅力的なアクティビティが豊富にあります。

この記事を参考に、タヤングバン・ケーブ・プールでの洞窟探検をはじめ、シアルガオ島の美しい自然と魅力的なアクティビティを存分に楽しんでくださいね!

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