「私は留学に向いている?」
「そもそも留学に向いている人って明るい人だよね?」
「自分は留学に不向きかもしれない…」
留学を考えているけれどこのように一歩踏み出せない方の中には、異文化の中での留学生活や自分自身の適正について不安を持っている方が多いのではないでしょうか。
この記事では留学を考えている人に向けて、留学に向いていない人の特徴と留学のメリットについて詳しく解説します。「留学を考えているけど自分にできるのか…」と不安を抱えていらっしゃる方、保存必須ですのでぜひ最後までお読みください。
留学に向いていない人の特徴
ズバリ、留学に向いていない人とは「語学ができない人」ではなく、「積極性が足らない人」だと考えます。
留学は単に現地の言語を学ぶだけでなく、異文化環境で新しいチャレンジをしたり、ローカルの文化を積極的に受け入れることが求められるからです。積極性がない人は現地の文化が受け入れられずストレスを感じて体調を崩してしまったり、チャンスをものにできず、自分自身の将来にせっかくの留学経験を活かせなくなってしまうことも。
積極性がある人は語学もどんどん吸収していき、現地の文化に馴染むスピードが速い傾向にあります。積極的に課外活動やインターンシップなどに参加することによって、学校のテキストだけでは得られない実践的な経験を積むことができると思います。
普段はあまり積極的に行動できない方であっても、留学先では自身の成長のために少しずつでも物事に積極的に取り組んでいくことをおすすめします。
次の章では留学に向いていない人の特徴を掘り下げて解説していきます。
海外にマイナスなイメージがある人
治安が良く、衛生面も問題のない日本で生まれ育った私たちは、海外に行くとカルチャーショックを受けることがあります。
例えば
・清潔感の不足
・インフラの整備不足
・マナーや慣習の違い
・食文化の違い
・言語の違いによる意思疎通の難しさ
などが挙げられます。
筆者自身も海外でカルチャーショックを経験しました。お手洗いの綺麗さは日本が世界一ですが、海外のそれは思わず息を止めたくなることも。
レストランへ行ってもテーブルが汚れているのがデフォルトだったり、おしぼり文化は皆無。さらに街を歩けばこちらが身の危険を感じるほど怪しい人がいる…。などなど、自分が生まれ育った国ならなんとか平常心を保つことができても、海外でこのような光景を目の当たりにすると心がへし折られてしまうような感覚に陥ってしまいます。
しかし、「郷に入れば郷に従え」といった言葉があるように、留学先では留学先の文化に馴染んでいくしかありません。
治安に問題があるのなら、自身はなるべく安全な行動を心がける。食事が合わないのであれば、アジアンスーパーなどで食材を調達し、自炊する。自身の語学力にもどかしい思いをしているのであれば、学業にさらに力を入れたり、様々なツールを使ってみる。
対策すれば何とかなる問題も多いのです。当たり前ですが、海外では日本人はマイノリティである外国人です。留学する方は現地の文化や慣習に全力でリスペクトする必要があります。逆に現地へのリスペクトができない方は、留学に向いていない人だと言えるでしょう。
自制心が低い人
留学するに当たって、自制心が低い人も留学に向いていないと言われています。留学先での「自制心が低い」とはどんな人を指すのか、以下に具体例を示します。
・計画性がない人
・自己管理ができない人
では順番に解説していきましょう。
誘惑に弱い人
誘惑に弱い人は本来の留学の目的である学業が疎かになってしまいがちです。勉強をしようと机に向かっていても、スマートフォンが近くにあるとついつい手にとってしまい、ソーシャルメディアの誘惑に引き込まれてしまうことも。
特に学生ビザで海外留学をしている方は出席日数が重要になってきます。友人からの遊びのお誘いを断れず、授業をスキップして単位を落としてしまうと大問題。たまには勉強から逃れてリフレッシュする時間も必要ですが、学業に集中しなければならないときには誘惑に負けない精神力も必要です。
計画性がない人
海外留学において何事も計画して行動することは、留学を成功させることの重要な要素です。自分自身の生活スケジュールや学習目標を立てることによって、留学生活のストレスを自然と減らすことができます。
これらの計画ができない人は、レポートを期日通りに出せない、試験までの準備期間が足りずに成績に影響する、留学費用を使いすぎてしまう、イレギュラーが発生した際に対処できない…などの留学生活に大きく影響する問題に直面してしまう可能性があります。
限られた留学期間ですので、綿密に計画を立て、時にはフレキシブルに変更を加えつつ留学生活をよりスムーズに運んでいきたいですね。
自己管理ができない人
「自己管理ができない人」とは、先ほども挙げた「誘惑に弱い人」や「計画性がない人」に通ずるものがあるかもしれません。
例えば留学先で普段と違う食生活を続けてしまい、体調を崩してしまう。月の予算を決めずに留学費用をどんどん使ってしまい、費用が底を尽きてしまう。など、これらの健康・経済的な問題は学業への大きな支障をきたすことが考えられます。
このようなストレスは対人関係にも影響を与えることも考えられるので、留学中の体調やメンタル面のケアは非常に重要です。困難な状況に直面した場合は自分だけで解決しようとせず、周囲の信頼できる人々にサポートを求めることが必要になってきます。学習の計画が立てられないときは学校のアドバイザーに相談するなど、自身で管理しきれない部分は周囲の力を借りることも考えてみましょう。
恥を捨てる勇気がない人
「発音に自信がない」「英語が下手だから喋れない」「自分の意見を言うことに抵抗がある」と、授業中の発言を控えてしまう日本人留学生は多いのではないでしょうか。
筆者が初めて海外の語学学校に通ったとき、南米出身のクラスメイトたちは文法も発音も合っていない英語でどんどん発言していたことに驚きました。反対に、私を含む日本人たちは意見がないのか、英語に自信がないのか、クラスメイトの意見を聞いているのみで、クラスの中では透明人間のような存在でした。
完璧ではない英語でも発言することによって、自分自身の成長の機会になります。特にアメリカなど移民が多い国では文法や発音のミスについてとても寛容です。むしろ日本人のほうがそのようなミスに厳しいように思います。
全ての場面で恥をかき捨てるほうが良いというわけではありませんが、少なくとも留学先の学校では失敗は学びのチャンスだと捉えて学習の効果を最大限に発揮するといいでしょう。。
目的が曖昧な人
海外留学において目的が曖昧な人は、以下のような場面に直面する可能性があります。
・知識やスキルを十分に習得できない
・留学後のビジョンが見えない
・キャリアプランを見失う
留学するに当たり、計画を立てることも大切ですが、明確な目標や目的がないと期待していた成果を得られないまま帰国してしまうことも考えられます。
「英語を習得したい!」というだけで渡航してしまった場合、学業の方向性が定まらず、入学した学校でどの科目やプログラムを選ぶべきかわからなくなってしまいます。「英語を習得してどうなりたいか」など、習得した先を考えてから留学すると、おのずと留学先でするべきことが明確化されるのではないでしょうか。
海外留学ではモチベーションの維持が学業や生活の質に大きく影響します。モチベーションはメンタル面にも影響してきますので、目的を持って留学することは留学生活を充実させることに非常に重要な役割を果たします。
留学目的が曖昧な方はまず自分自身の興味のある分野から、海外で学べることを探してみてはいかがでしょうか?
留学することのメリットとは?
留学することのメリットとしてはズバリ、先に述べたネガティブな自分を払拭できる可能性が無限にあることです!留学生活で起こった様々な問題に柔軟に対応したことによる適応力の向上は、日本に帰国した後も大いに役立ちます。
さらに語学力のレベルアップに加え、国際的な視野が広がることによって、将来の可能性が広がります。また、日本とは違った環境で暮らすことにより、日本の良さや魅力の再発見をすることができるはず。
何を隠そう、ひたすら海外に憧れ、かぶれていた筆者も、「日本ってめちゃくちゃクールだったんだな」と思った人間のひとりです。留学先から帰国後に、日本と海外両方の良さを融合させて生活することは、人生を豊かにしてくれるのではないでしょうか。
留学に不安のある方は留学エージェントや留学プログラムなどの制度を使って、支援やアドバイスを受けながら留学することをおすすめします。何かあったときに助けてくれる存在がいることは留学生にとって大きなメリットです。
交換留学であれば、通常日本側の学校もサポートを提供していることが多いので安心です。それでもまだ不安がある方は「オンライン留学」がおすすめです。これは物理的には渡航せずに、海外の大学などで学ぶ機会を得るプログラムです。
日本にいながら海外の大学の講義を受けることができ、学校によっては資格や学位を取得することができることもあります。国によっては時差があり睡眠不足が辛いと感じることもあるかもしれませんが、コストも精神的負担も大きく減らすことができるので、海外生活や費用面に不安を感じている方は視野に入れてみても良いかもしれません。
留学前の語学の不安を払拭するにはオンライン英会話でスキルを磨いておくことがおすすめです。もし、リスニングやスピーキングに自信がないのであれば、レッスン受け放題の「ネイティブキャンプ」がおすすめ。ネイティブキャンプは生徒の目的・目標に向けての英語力を向上させるために幅広い教材を提供しています。
留学先で必要になる「日常英会話」から、雑談でも使える「デイリーニュース」、また、入学前に英語能力を証明できる「IELTS対策」の教材まで幅広くあります。留学を考えているけれど不安のある方はぜひこの機会にチェックしてみてくださいね!
①経歴(英語を使用した経歴)
・オーストラリアのカフェで半年間勤務
・国内/国際線客室乗務員として5年間勤務
②英語に関する資格(資格、点数など)
TOEIC、英検受験経験有り
アメリカのコミュニティカレッジにてEarly Childhood Educatorコース修了
③海外渡航経験、渡航先での経験内容(仕事、留学、旅行など)
オーストラリアでワーキングホリデー1年間滞在しベーカリーカフェでアルバイト
2020年から4年間アメリカへ。現地のコミュニティカレッジに通いつつ、子どもの学校のボランティアを行う
仕事・旅行含め18ヵ国の渡航経験あり
④自己紹介
旅行、海外生活関連のwebライター。
仕事柄旅行が好きで暇さえあれば海外旅行をしていました。飛行機も好きですが、鉄道や大型船でのクルーズ旅行も大好きです。
現在は日本生まれ、アメリカ育ちの子供と一緒に英検を受けることが目下の目標。
I took a Bachelor of Science degree in Mathematics where my problem-solving and critical-thinking skills were honed. I have worked as a trainer in a government office, which has helped me to develop my communication and intrapersonal skills. My hobbies are reading, listening to music, and cooking. After joining NativeCamp, I acquired 2 years of teaching experience. Currently, I am involved in content production in the Editing Department.