ベストな留学期間ってどのくらい?それぞれのメリット・デメリットも紹介

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皆さん、こんにちは。今日は、留学する際に悩むであろう留学する期間について紹介します。学校や職場の休みとの兼ね合い、留学費用など期間を決める上で悩むことも多いかもしれません。この記事では、留学期間のおすすめを紹介していきます。

 

 

ベストな留学期間

ベストな留学期間を考える前に、皆さんの留学のゴールについて考えてみましょう。
皆さんの留学の目的とゴールは何でしょうか?きっと「語学が上達したい!」と言う気持ちが大前提のもと、「もっと友達を作りたい!」、「海外生活を体験してみたい」など人によって様々だと思います。

もし、自分で留学期間が決められるのであれば、そのゴールから逆算してどのくらい滞在すれば良いのかを考えるのが一番おすすめです。そこから、留学の期間の目安が見えてくると思います。

ここからは、よくある日数についてメリットとデメリットと共に紹介します。

2週間

大学などの長期休みで紹介される一番短期の留学は、2週間が多いです。
2週間となると、留学というには少し短いかもしれません。しかし、刺激を受けるにはとても良い日数です。英語を使う機会が生まれ、「もっと話したいな」と思うにはちょうど良い期間と言えるでしょう。少しなれてきた頃に終了してしまうので、もっと英語が話したいなと思うきっかけにもなります。

本当に留学したいのかなと考えている人は、試しに2週間ほどいくのもいいかもしれません。

メリット
○長期で留学したいかを確認できる
○海外の生活を少し覗くことができる
○コスト面で安くすむ
デメリット
○慣れたなと思った頃に帰る
○TOEICなどの英語のテスト結果に直接結びつくような英語力のアップは期待できない

2週間だけであったとしても、この2週間をきっかけに進路の幅が広がったり、語学の勉強に力が入ったり、異文化交流を通して海外にもっと興味をもてたりと人が変わったように変化した友達を、筆者は何度もみてきました。2週間だけと侮らず、貴重な経験としてぜひ行ってみてください。

ちなみに、2週間だけのプログラムで筆者はこんな経験をしました。

○タイでマッサージ資格取得(1週間)
○カンボジアへ現地の人にプレゼンテーション(1週間)
○中国へ内閣府主催の派遣交流で現地の人の家にホームステイなど(2週間)
○ケニアへ本場のサバンナサファリ体験など(2週間)
○フィリピンの島にこもって現地の大学でフィールドワークなど(2週間)

想像が膨らみましたか?2週間だけでも、様々な体験をすることができます。いろいろな団体がプログラムを企画しているので、ご自分でも調べてみてください。特に、夏休みや冬休みなどの長期の休みに開催されることが多いです。

費用は、国や現地でする内容、プログラムの主催者のサポートによってそれぞれ金額が異なりますが、相場はだいたい10万円〜30万円ほどで行くことができます。

1ヶ月

1ヶ月も2週間と同様、短期の留学に入ります。学生であれば、ここまでは休学せずとも、夏休みなどの長期休みをとって海外へ行くことが可能です。オーストラリアや、フィリピンなどといった国に1ヶ月ステイするのが人気のように思われます。1ヶ月だからこそ、集中して語学に専念しよう!と集中力が増すかもしれません。

また、長期の留学でホームステイは滞在費がかかりますが、1ヶ月であれば比較的費用も抑えられます。ホームステイをすることで現地の文化や人とのコミュニケーションにも密に繋がれるので、効率が良さそうです。また、留学のビザ申請は、期間が1ヶ月ほどの滞在であればほとんどの国が観光ビザで入ることができます。申請の必要がないので楽です。

メリット
○学生など長期の休暇を利用して留学することが可能な期間
○費用が抑えられる
○集中して語学に取り組むことができる
○ビザ申請の必要がない
デメリット
○慣れた頃に帰ることが考えられる
○海外の文化と語学の両方を得るには少し中途半端になってしまう

1ヶ月の費用はどのくらいかかるのでしょうか。ここでは、渡航費・生活費・学費などを合算してだいたいの費用をまとめてみました。参考にしてみてください。

アメリカ:約50万円〜70万円
オーストラリア:約30 万円〜45万円
カナダ:約35万円〜60万円
イギリス:約40万円〜70万円
フィリピン:約20万円〜30万円

オーストラリアやフィリピンは、日本からも距離が近いので渡航費用がアメリカなどよりは安くなる傾向があります。また、費用をできるだけ抑えたい場合は、フィリピンなどの英語を話すアジアの地域がおすすめです。生活費も安いので、費用を全体的に抑えることができます。

同じ距離のアメリカとカナダですが、物価がアメリカよりカナダの方が多少安い傾向にあるのでカナダの方が留学の費用を抑えることができます。

3ヶ月

3ヶ月ともなると、いろいろなことに挑戦できます。英語の留学期間は、だいたい3ヶ月あたりから英語力の伸びを実感するようです。特に、毎日英語を聞く環境にいるので、リスニングの成長を実感できるのがこの時期です。リスニングができるようになってくると、英語学習が楽しく感じられるようになります。

メリット
○英語の伸びを実感できて楽しくなってくる
○英語以外の何かにも挑戦ができる
デメリット
○留学に物足りなさを感じる場合がある
○費用が多少かかってしまう
○もっと伸びる可能性があるのに、ある程度の英語力アップで帰国してしまう

3ヶ月の留学では、だいたい80万円から200万円ほど用意すると良いでしょう。

3ヶ月の留学では、こんなことができます。

○上級クラスのレッスンの受講
○インターンシップへの参加
○エクステンションクラスへの参加

エクステンションクラスとは、アメリカが行っているプログラムのことで、名門大学が留学生向けに開講している講座です。語学学校の授業より難易度が高いですが、刺激的な体験を受けられること間違いなしです。

半年

半年以上になると、語学留学のみならず語学とプラスして何かができる時期です。

英語を習得した後に、興味のある分野を英語で勉強したり、英語を使って働いてみたり(ワーキングホリデー)、様々なことに挑戦できる幅が広がります。しかし、ホームシックになったり、英語に伸び悩んだりする時期がきます。多くの人が「ここまでがんばっている のになぜ伸びないのだろう」と思い始めます。それを乗り越えた先までみるには、1年滞在することがおすすめです。

また、それらの悩みは意味が無いものではありません。多くの留学を経験した先輩たちが、その後、また急激に英語が伸びる経験をしています。「どうやってそれを乗り越えたか」は、就職にも活用できます。

メリット
○語学だけでなく、語学以外のことも英語でできるまでになる。
デメリット
○費用がかかる
○語学の伸び悩みなどが出てくる

半年でかかる費用は、およそ100万円から250万円と言われています。

依然、人気の留学先としては、アメリカのニューヨークやカナダのトロント、バンクーバー、オーストラリアのシドニーやブリズベンなどといった都市部がランク入りします。しかし、マルタやフィジーなど少し変わった場所での留学も最近人気が出てきています。費用も抑えられて英語力もつき、海を楽しめるといった点からも人気が出ているかもしれません。

1年

学生が留学する際に、一番の目安となるのが1年です。学生ビザやワーホリなど留学期間のビザは1年が多いです。

語学留学などの私費留学では、大体150万円から300万円ほどの費用が必要となり、大きな負担がかかってしまいます。交換留学や、ワーホリなどで働きながら暮せばいくらかお金はセーブできる方法もあります。

また、長期留学の良いところは、旅行に行けることです。島国の日本とは違い、場所によっては陸などを使っての旅行も可能です。留学先で出会った友達と海外旅行をしたら、一生の思い出になること間違いなしです。

メリット
○私費やワーホリ、交換留学など様々な形で留学ができる
○滞在中に旅行ができる
○語学も上達し、海外の文化にも余裕をもって親しむことができる
デメリット
○留学の仕方によっては費用がかさむ
○ホームシックなどに苦しむ期間がある

1年の留学をして帰ってきた人は、その後大きく2パターンに別れます。
前者は、1年でもう十分と思うタイプです。
後者は、1年ではもの足りないなと感じるタイプです。
筆者は後者だったので、留学後、さらに3年間海外で生活をしました。ここまでくると、周りの人間も国際結婚をしている人が多かったり、海外を転々としている人が多かったりします。

1年留学をしたいのであれば、大体200万円から300万円前後のお金を準備しておく必要があります。留学タイプ別にかかる費用についてご紹介します。全て1年と仮定した場合の金額です。

・交換留学:約100万円から200万円ほど
・私費留学(大学留学など):約300万円から800万円ほど
・語学留学:約300万円から450万円ほど
・ワーキングホリデー:約130万円ほど用意が必要(その後は現地で働いて100万円から200万円ほど稼ぎます)

ここで、留学の種類について少しだけ紹介します。

交換留学は、大学が提携している大学に約1年ほど留学するプログラムです。
大学を介して行くため、大学を休学しないで卒業することも可能です。また、大学側が学費などの費用を負担してくれる場合もあるので、費用を抑えることができます。また、交換留学などは、大学のみならず様々な団体が奨学金として支援してくれることがあります。自分で調べてみてください。留学する期間は3ヶ月から1年と提携している大学によって異なります。自分で決めることは基本的にできません。

私費留学は、自分のお金で大学の授業を受ける場合などの費用です。英語で何かするので、とても高度な内容です。また、高い学費が必要となるので相当な額を用意する必要があります。さらに、学生ビザで行くと考えられるので、働くにも多少の制限がかかる国もあるでしょう。

語学留学は、1年間英語スクールなどに通うことです。私費留学よりは多少抑えることができますが、学べるのは英語のみです。

ワーキングホリデーはその名前の通り、現地で働くことです。現地で働くので生活費は、その働いた給料で賄うことができるでしょう。そのため、初期費用も割と少なく、学生からも社会人からも人気なプログラムになっています。

私費留学や語学留学、ワーキングホリデーは期間を自分で自由に決めることができるのも魅力の一つです。

まとめ

いかがでしたか?この記事では、留学の期間について紹介してきました。どの期間でもメリット、デメリットはあります。また、それらがメリットとデメリットになるかは人それぞれです。

自分がどれくらい語学を上達させたいのか、留学して何をしたいのかをはっきりさせれば、どのくらいの期間行くかも少しはめどがたつと思います。日本人は、今でこそ留学に行く人が増えましたが、島国もあってか留学する人が他国に比べ少ないように感じました。少しの期間でも留学にいって、視野を広げていただけたらうれしいです。

 

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