
「中国留学のメリットは何?」
「中国語を学ぶために留学するなら、中国のどこがいい?」
といった、中国留学に関する疑問にお答えいたします。
この記事では、
・中国留学のメリット
・留学に必要な費用
・中国留学の種類
・必要なビザや申請手続き
・中国の各都市の情報
中国とはどんな国?
まず、以下では中国とはどのような国なのかを解説します。
基本情報
中国の基本情報は以下の通りです。
| 正式名称 | 中華人民共和国 |
| 国土 | 約960万平方キロメートル 世界で3番目の規模 |
| 国家元首 | 習近平(2025年6月現在) |
| 言語 | 中国語 |
| 通貨 | 人民元 ※1人民元=20.06円(2025年6月16日現在) |
| 宗教 | 仏教 キリスト教 イスラム教など |
| 人口 | 約14億967万人 ※2023年末時点:中国国家統計局の発表 |
| 日本との時差 | -1時間 |
中国の公用語である中国語は、世界で最も話されている言語のひとつです。
中国語には、北京語や広東語などの多くの方言がありますが、北京語を基にした共通語があるため全人口の約70%が理解できるとされています。
なお、中国の物価は地域によって差があるものの、一般的に日本よりも安価です。中でも北京や上海などの大都市などでは物価が高い傾向があります。
エリアによって特色が大きく異なるのも、中国の特徴です。
首都の北京は、
紫禁城や天安門広場などの歴史的な建造物と近代的な建築が立ち並んでいます。
超高層ビルが多い上海は、国際的な金融センターとして知られています。
また、中国北部には東西に長く伸びる有名な城壁である万里の長城があります。
気候
国土が広大なため、中国の気候は多様です。
日本と同様に四季がありますが、砂漠地帯、高原地帯、海岸地帯など、さまざまな地形が存在しています。
温帯、熱帯、寒温帯など、気候に大きな地域差があります。
日本各地から直行便が就航
中国へは、東京、名古屋、大阪、広島、福岡、札幌をはじめとした日本の主要都市などから直行便が就航しています。
飛行時間は目的地によりますが、平均して3時間から6時間ほどです。例えば、日本から中国の首都である北京へのフライトは、おおよそ4時間から5時間で到着します。
中国留学のメリット
以下では、中国留学の3つのメリットをご紹介します。
話者数世界1位の英語、2位の中国語を同時に学べる
1つ目のメリットは、話者数世界1位の英語と2位の中国語を同時に学べることです。
中国では中国語を学べるだけではなく、世界中から多くの学生が留学に来ているため、英語を使う機会も豊富にあります。
中国に留学することで、
英語と中国語の両方を習得することができるでしょう。
日本から近く生活費も安い
2つ目のメリットは、日本から近く、生活費も安いことです。
中国は日本に比べて物価が安いので、留学費用を抑えることができます。
また、日本からの距離が近いため、渡航費も安く済むのです。
時差もたった1時間と、日本との時差がほとんどないのも魅力です。
様々な都市や料理を楽しめる
3つ目のメリットは、様々な都市や料理を楽しめることです。
中国は地域ごとに文化や風景に特色があるため、それぞれの都市やエリアで独特の体験ができます。
また、世界三大料理として知られている中華料理には地域ごとに特徴があるため、様々な味を楽しめます。
中国留学に必要な費用目安
次に、中国留学に必要な費用について紹介します。欧米よりも費用を抑えて留学ができ、留学目的によっては奨学金制度を利用することもできます。
欧米よりも安い留学費用
中国への留学には一定の費用が必要ですが、欧米留学よりも費用を抑えて留学することが可能です。
以下では期間ごとに、学費、滞在費、生活費、中国への往復の航空券代などの留学費用を表にまとめてみました。
| 留学期間 | 費用の目安 |
| 1ヶ月 | 約20~40万円 |
| 3ヶ月 | 約40~60万円 |
| 半年 | 約80~120万円 |
| 1年間 | 約100~200万円 |
留学期間が長くなるほど必要な費用も増えますが、欧米留学に比べると格段に安く、社会人なら中国留学の費用を十分に用意できるでしょう。
大学生であっても、アルバイトに精を出せば用意できる金額です。
学費は、留学する学校の種類によって変わります。
大学や大学院の学費は比較的安いですが、留学で中国の高校へ入る場合はさらに費用がかかることがあります。
また、地域によって生活費も大きく異なります。
都市部では生活費が高くなりますが、郊外に滞在したり、学費が安い学校を選ぶことで、留学費用を抑えることができます。
中国留学で利用可能な奨学金制度
中国留学では、以下の奨学金制度を利用することができます。
・国際中国語教師奨学金
・海外留学支援制度
・トビタテ!留学JAPAN
・公益財団法人 平和中島財団奨学金
・AFLSP奨学金
奨学金制度には年齢制限や期限などの条件がありますが、利用すると留学費用を大幅に抑えることができます。
中国留学を検討する際は、奨学金制度もしっかり調べておきましょう。
中国留学の主な種類は大きく分けて2つ
中国留学の種類は、大きく分けて2つです。以下では、研修留学と学位留学の違いや、中国の大学・大学院に入学する際に必要な条件を詳しく解説します。
研修留学と学位留学
中国留学は、以下の2種類です。それぞれの特徴は以下の通りです。
| 中国留学の種類 | 特徴 |
| 研修留学 |
・聴講や研究を目的とした留学 ・普通進修生、高級進修生、漢語進修生の3つがある ・学位の取得はできない |
| 学位留学 |
・大学や大学院などでの学位取得を目的としている留学 ・本科生、外国人本科生、碩士研究生、博士研究生などに分かれている ・※本科生:日本の学部、碩士研究生:修士課程、博士研究生:博士課程に相当する |
ちなみに、語学留学生や短期留学生は「研修留学」の「漢語進修生」にあたります。
漢語進修生のクラスは外国人留学生のみが在籍します。
学位の取得はできませんが、コース終了時には修了証を受け取ることが可能です。
中国の大学・大学院への入学に必要な条件
中国の大学や大学院へ入学する際は、心身ともに健康であることに加え、以下の条件が必要とされています。
| カテゴリー | 学歴条件 |
| 学部生・普通進修生 | 高等学校卒業、あるいは同等の学歴以上の者 |
| 修士課程 | 学士号以上の学位を取得済みの者 |
| 博士課程 | 修士号以上の学位を取得済みの者 |
| 高級進修生 | 修士号以上の学位取得者、あるいは准教授以上の教職に就いている者 |
| 研究学者 | 准教授以上の教職に就いている者 |
なお、必要な語学力については、大学によって異なるものの、一般的には以下の条件が基準となります。
| カテゴリー | 語学レベル |
| 学部生 | HSK4級合格 |
| 修士課程 | HSK5級180点以上 |
| 博士課程 | HSK6級180点以上 |
中国留学に必要なビザと申請手続き
2025年6月現在、日本国籍を持つ方が中国に30日以上滞在する場合ビザの申請が必要です。
(2024年11月〜2025年12月31日)
以下では、中国留学に必要なビザやビザの申請手続きなどを紹介します。留学期間によって必要なビザが異なるため、注意しましょう。
ビザの種類
中国留学のビザの種類は、以下の通りです。
| ビザの種類 | 特徴 |
| X1ビザ | 180日以上の留学に必要 |
| X2ビザ | 180日未満の留学に必要 |
必要種類
ビザの申請には以下の書類などが必要です。
・オンラインで記入・印刷した中華人民共和国ビザ申請書
・留学する本人の顔写真(カラー)
・中国の教育機関で発行された入学許可証
・JW201またはJW202フォーム(長期留学の際に必要な外国人留学生の中国ビザ申請書」の原本とコピー)
申請手続き方法
以下では、ビザの申請方法を紹介します。
・ビザ申請センターで書類提出日を予約する(オンライン)
・予約日にビザ申請センターにて必要書類を提出
・指紋採取
・ビザの受け取り
問題がなければ、申請からビザの受け取りまで約4営業日です。
渡航直前に慌てることがないように、遅くとも出発する1ヶ月前には申請を開始しましょう。
中国留学におすすめの都市8選
以下では、中国留学におすすめの都市を紹介します。中国は広いため、留学にあたって各都市の情報を調べ、自分に合った場所を選びましょう。
北京
北京は中国の首都で、政治、文化、教育の中心地として知られています。商業施設が立ち並ぶ近代化した都市部と、中国四千年の歴史を物語る歴史スポットが共存しています。
北京には世界的に有名な北京大学や清華大学などの大学が多数存在し、政府機関でのインターンシップなどの機会も豊富です。
さらに、北京には中国の長い歴史を堪能できる遺産や史跡がたくさんあります。
特に
万里の長城は、2000年以上前に建設が始まった中国最古の建造物で、世界文化遺産にも認定されています。
ちなみに、北京の中国語には訛りがあります。
標準中国語を身につけたいのであれば、北京の人の話し方を真似するのはあまりおすすめできないと言われています。
また、北京の物価は中国の中でもトップクラスです。
上海
上海は、急速に経済発展した中国国内でも有数の国際都市です。学生にとって魅力的な選択肢となっています。
多様な文化が混ざり合っている環境のため、留学生は様々な文化体験を通じて成長したい方にぴったりです。
上海には、上海交通大学や復旦大学など、世界的に評価の高い大学もあります。
これらの大学では、学生は中国語を学ぶだけでなく、グローバルな視野を広げる機会も得られます。
また、上海は物価が比較的高いものの、日本と同等の生活環境が整っているため日本人留学生にとっては非常に住みやすい都市です。
天津
天津は、上海や北京と並ぶ中国政府直轄の都市です。高層ビルが立ち並び、大規模なショッピングセンターが点在するなど、活気があふれています。
北京から新幹線でわずか30分とアクセスも良いため、観光客にも人気があります。
天津は教育に力を入れており、中国語の学習だけでなく、中国民謡、胡の演奏、中国医学などの体験学習も豊富です。
天津大学や天津師範大学などの優秀な教育機関もあり、留学生の受け入れに積極的です。
留学先に天津を選ぶことで、中国語だけでなく、中国の文化や歴史についても深く理解することができるでしょう。
西安
西安は中国の古都のひとつで、何千年にもわたる歴史豊かな都市です。かつては
シルクロードの起点として、異なる文化が交差する場所でした。
西安での留学は、中国の文化と歴史を深く理解する絶好の機会です。
西安交通大学や西安外国語大学などの大学が、語学留学プログラムを提供しています。
留学生がグローバルな視野を広げるために大いに役立つ都市です。
四川
中国の南西部に位置する四川省は、広大な地域と豊かな文化が特徴です。省都の成都は、三国時代に蜀の都として繁栄しました。
現在では人口1400万人を超える大都市となり、中国西南地区の政治と経済の中心地です。
四川省は「麻辣」と呼ばれる唐辛子と山椒を多用した独特の辛さを持つ四川料理と
「パンダの聖地」として知られています。
四川大学をはじめ、留学生を受け入れている大学が各地に点在しています。
広州
広州は、中国最南部に位置する広東省の省都です。熱帯気候で一年を通して温暖なのが特徴です。
美しい花々が常に咲き誇っているため、
「花城」とも呼ばれ親しまれています。
古代から海外貿易の中心地として繁栄し、現在でも経済と文化の中心地です。
人口1000万を超える人々が住んでいます。
広州で日常的に話されている「広東語」は学校で学ぶ標準中国語とは異なります。
そのため、広州では広東語と標準中国語の両方に触れることが可能です。
美食の都市としても名高い広州では、広東料理を堪能できるのも魅力です。
広州には、華南師範大学などの留学生を受け入れる大学があります。
大連
遼寧省の大連は海に面した港町で、世界各国の外資系企業が進出する都市です。
いくつかの大学には日本語学科が置かれているため、日本語学習者の数が多いのが特徴です。
市内では日本語を話せる中国人に出会うこともあります。
なお、北京や上海と比べて物価が安いのも特徴です。大連には、留学生を受け入れている大連外国語学院、遼寧師範大学などの大学が多く存在します。
これらの大学では、中国語の学習だけでなく、中国の文化や歴史、中華料理なども学ぶことができます。
廈門
中国留学先として最後に紹介するのは福建省の厦門です。その温暖な気候とリゾート地としての魅力で知られ、台湾の近くに位置するため台湾人のコミュニティも存在します。
廈門には、1921年に設立された厦門大学があり、そのキャンパスは中国で最も美しいと評価されています。
厦門は生活費が手頃で治安が良好であり、日本人が少ないため、中国語に浸りたい方にぴったりです。
また、外国人が多いので英語を使用する機会も多く、英語と中国語の両方を習得するチャンスもあるのも魅力的です。
まとめ
中国留学では、語学を学ぶことができる上、悠久の歴史を持つ中国の文化に触れることができます。
世界情勢の中でさらに存在感を増している中国への留学を通して、日本では見えなかったことにも気づかされることでしょう。
中国留学を通して、さらに国際人として世界で活躍する力を身につけられることを願っています!
I took a Bachelor of Science degree in Mathematics where my problem-solving and critical-thinking skills were honed. I have worked as a trainer in a government office, which has helped me to develop my communication and intrapersonal skills. My hobbies are reading, listening to music, and cooking. After joining NativeCamp, I acquired 2 years of teaching experience. Currently, I am involved in content production in the Editing Department.