英語学習を習慣化させるための秘訣とは?具体的なアクションを紹介!

英語学習, 習慣, ネイティブキャンプ

「毎日英語を勉強するぞ!」と意気込んだものの気がつくと三日坊主になっていた、なんてことはありませんか?継続は力なりと言われてもその継続が難しいんですよね。今回はなかなか英語学習を習慣化できないというあなたに6つの秘訣をお伝えします。

英語学習を習慣化するには?

みなさんにとって英語学習って嫌なこと、つらいことですか?もしそうなら嫌なことを続ける、習慣にするってすごく難しいことですよね。じゃあ英語学習が楽しいものだとしたらどうでしょうか?嬉しいことや楽しいことなら続けたいと思いますよね。でもどうすれば英語の勉強を楽しく続けられるようになるんでしょう?

習慣化する秘訣とは?

ズバリ「英語が得意になった未来の自分をイメージし、ワクワクし続けること」です。

具体的な手順を次のアクション①から⑥で説明していきますね。

アクション①なぜ英語を勉強するのか考える

「なんで勉強するかって、継続や習慣化に関係あるの?」と思われるかもしれませんが、ブレないモチベーションを作るためにとっても大切なんです。

みなさんが英語を勉強する理由、目的はなんですか?

受験や就職活動、仕事で必要だからなど、それぞれ理由があるかと思いますが、英語を自由に操れるようになった先のことを想像したことはありますか?受験のために必要なのであれば、進学したあとのこと、その後さらに進学するのか、就職するのか。就職先はどんな会社でどんな働き方をしたいか。日本にいるのか海外にいるのか。

TOEICで高得点を取る、のように近い将来のことを考えるだけでは「勉強したくないなぁ」と思ってしまうものですが、その先の、TOEICで高得点を取ってどんな自分になりたいのかを具体的に想像すればするほど「今勉強することが自分の夢に繋がるんだ」と強く意識でき、モチベーションになります。以下の例のように自分を質問攻めにしてみてください。

(例)

英語を勉強したい

なぜ? →IELTSで高得点を取るため

なぜ? →永住権を申請するため

なぜ? →外国に長く住み続けたいから

なぜ? →自分らしくのびのび生きられるから

つまり英語を勉強する理由を深堀りしていくと「IELTSで高得点を取るため」でも「永住権申請のため」でもなく「自分らしくのびのび生きるため」であることがわかります。英語圏で生活する自分を具体的に想像するとなんだか「そんな自分になりたい!」とワクワクしてきませんか?

なお、この勉強する理由に正解・不正解はありません。きちんとした理由じゃなきゃいけないなんてこともありません。ご自身と向き合って見つけた素直な理由でいいんです。

筆者が社会人になって改めて英語を勉強し始めた理由は突き詰めた結果

「英語が話せて海外で生活する私ってかっこいい!かっこよくなりたい!」です。

大学時代はTOEICで900点の大台突破、なんて目標に向かってガリガリと勉強しましたが、その時はつらくて仕方なかった勉強が今では試験勉強、日常会話の勉強問わず楽しく続けられています。なんせかっこよくなりたいので!(笑)

みなさんは英語を学んでどんな自分になりたいですか?

アクション②目標を立てる

英語を勉強してどんな自分になりたいのかわかったら、次はそのためにやるべきことについて目標を立てていきましょう。

(例)

9月29日のTOEICで800点取る

半年後、海外ドラマを英語字幕で理解できるようになる

来年4月から1年間海外留学する

来年海外プロジェクトチームのメンバーになる

このとき気を付けたいのが、無理な目標設定になっていないか?です。現在の英語力と目標がどの程度離れているのか、試験であれば試験日までの期間や確保できそうな勉強時間は十分か、などを考慮しましょう。

アクション③計画と環境づくり

計画を立てる

立てた目標はそのままだと何をすべきかが明確にならないので、細かく分析して計画を立てていきましょう。

TOEIC800点を目指すのであれば、前回のスコアが750点だったとすると目標まであと50点足りませんね。それを補うために何が足りていないのでしょうか?これに関しては本当に人それぞれなので色々と実験していく必要があります。

例えば、時間を測って過去問を解いてみたらリーディングが全然取れていない。ところが時間を測らずに解いてみると、グンと正解数が多くなったとすると、英語力自体に問題はなく、速読やキーワードを抜き出すこと、時間管理などが苦手なのかもしれません。そうすると当面は速読の教材に取り組んだり、時間を測りながら何度も過去問を解くことが必要だとわかります。

教材を1日2ページやる、1週間に1回必ず過去問を解くと学習計画を決めてその通りにやる方が好きな方は細かく計画を立てるのもいいですし、何曜日に勉強するか決めておくだけの方が続けやすいのであればそれもまた良いと思います。人それぞれの好みですね。

ちなみに筆者は細かく計画を立てるとなんだかワクワクしないのでたった一つだけルールを定めています。

英語の勉強をしなかった日はその後3日間英語の勉強禁止

これ結構恐ろしいんですよ、だって一日勉強しなかったら週の半分以上は勉強できないんです。ダメと言われるとやりたくなる…人間の心理を利用した方法です。喜んで勉強やめちゃう方は「なんで英語勉強するんだっけ?」とアクション①に立ち返るか、別の方法を探しましょうね(笑)

環境を整える

勉強するうえで環境の整備は重要です。家で勉強するほうがはかどる、図書館などの静かな場所に行きたい、一人よりも仲間と競い合って勉強するほうが好き、学校に通いたいなど各々に合った環境を整えましょう。

また、スマートフォンなどとの付き合い方にも注意したいところです。

アプリを使って勉強しているとSNSやゲーム、新着動画の通知が…そのままついつい脱線してしまうなんてことはありませんか?そんなときは「私はいま動画を見ている」と事実を認識することがすごく大事です。そのうえで「勉強に戻ろう」「いや、タイマーをセットして今日はあと10分好きに動画を見よう」など、自分で決めればメリハリをつけて勉強できます。無意識に脱線し続けることは避けたいですね。

また、日常的に目にするところに目標を書いておくのもおすすめです。モチベーション維持の助けになるだけでなく、何度も目にしているうちに脳が無意識に目標を「大事なものだ」と認識するため、目標を達成するために必要な情報をキャッチしやすくなったり、習慣化しやすくなる効果があります。

アクション④定期的な見直し

英語を通してやりたいこと、なりたい自分は変わっていないか?目標や計画に無理はないか?進行状況はどうか?など定期的に見直しましょう。もし上手くいっていないなと感じるようであれば、もう一度アクション①から順を追って確認してみましょう。いつの間にか「やりたい」が「やらなきゃ」にすり替わっていて苦しい、なんてこともあるかもしれません。

どうしても原因がわからなかったり、勉強の仕方自体がわからない場合は友達や先生など周囲の人に助言を求めてみましょう。

アクション⑤日常に英語を溶け込ませる

どうしても勉強となるとしっかり机に向かおう!と意気込むものですが、机に向かうだけが勉強ではありません。がっつり勉強する元気はないなんて日にもおすすめの気軽で楽しい方法を3つご紹介します。

スキマ時間に「思い出す」

人に勉強を教えた経験はありますか?経験のある方にはわかっていただけるかと思うのですが、人に説明すると理解度がぐーんと上がるし、忘れにくくなります。これは一度勉強したことを思い出し、整理してアウトプットするからです。

電車に乗っている時間やシャワーを浴びている間などに「昨日勉強したフレーズなんだったっけ?」と思い返したり、心の中で自分に向けて英文法を解説してみたりするだけで知識が定着しやすくなる、覚えたつもりが減る、自分がどこを理解できていないのか気づけるなどたくさん利点がありますよ。

考え事や独り言を英語にしてみる

英語で考える、英語でぶつぶつ独り言を言うのも時間や場所を選ばないのでおすすめです。

いやいや、いきなりそんなことできないよ!と思われるかもしれませんが、それでいいんです。「あれ?洗濯するって英語でなんて言うか知らないや」と気づくことが第一歩です。すぐに調べてもいいのですが、できれば「洗う、だからウォッシュかな?」と今の自分が持っている知識を総動員してみて、最後に正しい言い回しを学ぶと、知らない単語でも自分なりに説明しようとする力が付きますよ。ちなみに洗濯するDo the laundryやDo the washingと言います。

考えごとの他にも目についた物を英語で説明してみるのもいいですね。例えば外を歩いていて、車が目に入ったとき、初めは「a car」だけで大丈夫です。慣れてきたら「a  red car」や「When I was walking down the street, I saw a red car. It was so cool. 」のように少しづつ詳細に説明できるように挑戦していけば、だんだん語彙力と表現の幅が広がります。

英語で3行日記を書いてみる

3行日記ってご存じでしょうか?一日の終わり、寝る前のほんの数分をつかって

今日よくなかったこと

今日よかったこと

明日の目標

の3項目を1行ずつ書く、というシンプルなものなのですが、メンタルを安定させる効果があると言われています。これを英語で書いちゃおう!というわけですね。3行日記の性質上、長々と書く必要はありません。

例:

今日よくなかったこと

I couldn’t get up at 7 am.

(朝7時に起きられなかった)

今日よかったこと

I got a new cosmetic.

(新しい化粧品を買った)

明日の目標

I will get up at 7 am and do my make-up using a new cosmetic.

(朝7時に起きて新しい化粧品を使ってメイクする)

根を詰めて取り組むようなものでもないので、もし単語などがわからなければ日本語で書いておき、次の日に調べると良いと思います。どうしてもその場で調べたい、気になってワクワクしちゃう!というなら別ですが、少しでもつらい気持ちになりそうならその日は寝ちゃいましょう!

アクション⑥英語を話す機会を持つ

英語を勉強していて嬉しいのは「私の英語、伝わった!」の瞬間ではないでしょうか。筆者は大学生時代にTOEICで890点をマークしたにもかかわらず、本当にまったく話せなかったんです。でも当時住んでいた京都は外国人観光客が多く、よく英語で道を尋ねられました。正直毎回ドキドキでしたが、身振り手振りを交えながら必死に説明すると案外伝わるんですよね。参考書と向き合ってばかりで忘れていましたが、英語ってコミュニケーションを取るためにあるんだ、話してみるって大事だなと思った瞬間でした。

でもいきなり話しかけられるのはびっくりしちゃうし、ましてやこちらから英語で話しかけるなんてちょっとハードルが高いですよね。そんな方はぜひネイティブキャンプのオンライン英会話を体験してみてください。パソコンやスマートフォン、タブレットがあればどこにいても気軽に英語が話せますよ!

ご自身に合わせてライトプラン、プレミアムプラン、ファミリープランの3つのプランから選ぶことができます。また、ネイティブ受け放題オプションで日本にいながらネイティブスピーカーの講師によるレッスンが回数無制限で受講でき、正しい発音を学ぶことができるのも魅力的です。留学なしでペラペラになれちゃうかも…?詳しくは公式サイトをご確認ください。

オンライン英会話ってよくわからない、私に合うのかな?という不安がある方は、まずは7日間の無料トライアルから始めてみてはいかがでしょうか。英語で話すのって本当に緊張すると思いますが、相手がプロの講師だと少し気が楽になりませんか?それにきっと話してみると「英語って楽しい!」と思う瞬間があるはずです!

まとめ

今回は英語学習を習慣化するための6つの秘訣をお伝えしましたがいかがでしたか?

改めて6つのアクションを確認しておきましょう。

1. なぜ英語を勉強するのか考える:英語を勉強する具体的な理由を探り、未来の自分をイメージしてモチベーションを保ちましょう。

2. 目標を立てる: 無理な目標設定は避け、現在の英語力や目指すレベルに適したものであることが重要です。

3. 計画と環境づくり:計画を立てる際には、自分の弱点や課題を把握し、それに合わせた対策を考えましょう。また、勉強環境を整えて集中力を高めることも大切です。

4. 目標や計画の定期的な見直し:見直しを行うことで、目標達成に向けた方向性を再確認できます。

5. 日常に英語を溶け込ませる:考え事を英語でしてみるなど、日常生活のふとしたときに英語に触れてみましょう。

6. 英語を話す機会を持つ:英語を使う機会を積極的に作りましょう。ネイティブキャンプのオンライン英会話を利用することで、気軽に英語を話す環境を整えることができます。英語を実際に使うことで、学習の成果を実感しやすくなるだけでなく、英語を学ぶ楽しさを知ることができます。

皆さんが自分に合った方法を見つけて、楽しく勉強できるヒントになれば幸いです。

nativecamp.net

nativecamp.net