英語でエッセイを書くにはどうしたら。。受験や英語学習に!

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みなさんは、英語のライティングが得意でしょうか?

英語のライティングで一般的なのが「エッセイを書く」というものです。自分が感じたことや経験したことを書いたり、ある問題・課題にかんする自分の意見を書いたり、一言で「エッセイ」と言ってもさまざまなものがありますよね。

また、大学受験や留学などで、エッセイを書かなければならない場面になることもあるでしょう。適切な単語や熟語、フレーズや表現を使って正しい文法で相手を納得させるように文章を書く。まさにエッセイは、その人の英語力を総合的に判断できる材料となるのです。

しかし、いきなりエッセイを書こうと思っても、できませんよね。そんなときでも、心配する必要はありません。エッセイには基本となる型、定番のスタイルがあります。そこで、今回の記事では、エッセイを書く際に役立つ基礎的なポイント、覚えておくと便利なテクニックなどをご紹介します。

また、あわせて英語でエッセイを書くことでどのような効果があるのか、またエッセイ以外のライティングの学習法についても解説していきたいと思います。

ぜひ、この記事を読んでみなさんの英語学習に活かしてみてくださいね。

英語でエッセイを書くことによる影響

英語でエッセイを書く、と言っても、「何でエッセイが大切なの?」「エッセイを書くのは正直面倒くさい」「エッセイを書くことで何か良いことでもあるの?」と感じている方も多いのではないでしょうか?

そこでまずは、英語でエッセイを書くことで、どのようなメリットや効果があるのか、ご紹介していきたいと思います。英語でエッセイを書くことによって、ライティングスキルだけでなく、意外な能力も伸ばすことができるんですよ。

大量のアウトプットができる

英語でエッセイを書くことの大きなメリットは、たくさんのアウトプットができるという点です。

英語学習においては、ある程度の知識のある中級者〜上級者にとっての理想は「インプット3割、アウトプット7割」だと言われています。インプットで正しい単語や熟語、フレーズ、文法などを覚えたあとは、アウトプットで練習し、記憶を定着させることが大切です。

しかし、日本で暮らし、日本語で生活していると、なかなか英語をアウトプットする機会が少ないのも現実です。そんなときに、英語でエッセイを書くというのはとても良いアウトプットの練習になるのです。エッセイは基本的に何を書いても大丈夫ですので、毎日続けやすいのも良いですね。

理由を考える力が身につく

意外かもしれませんが、エッセイを書くことで伸びるスキルはライティング力だけではありません。エッセイを書く際には、自分の言いたいこと・主張に対して「なぜか」という理由を述べなくてはなりません。むやみやたらに「~~が良いと思う」「○○にすべきだ」と述べたとしても、読者を納得させることは難しいでしょう。

一方、きちんと理由を述べることができれば、読者に自分の意見をわかりやすく論理的に伝えることができます。エッセイは、このように論理的思考を鍛えるのにとても良い学習なのです。

総合的な英語が伸ばせる

日本語で文章を書く場合もそうですが、英語でエッセイを書く場合も、何も知識がない状態では始められません。

エッセイを書くためには、ある程度の単語や熟語といった語彙力がなければなりませんし、それらを正しく使える文法スキルも必要です。また、エッセイを書く際には他の資料や文献を読むこともあるでしょう。ときには、ニュースを聞いたり動画を見たりする必要もあるかもしれません。このことからも、エッセイを書くためには、語彙力・リーディングスキル、リスニングスキルなどが必要になります。エッセイを書く中でこのようなスキルも同時に伸ばすことができ、総合的な英語力向上につながります。

自分の興味・関心のある分野から始められるので、学習効果が高い

学校の課題などを除いて、エッセイではどのようなテーマで書いても大丈夫です。自分の興味・関心のある分野から始められるので、モチベーションを高く保つことができ、学習効果が高いことも期待できます。

英語でエッセイを書く際の基本

ここからは、英語でエッセイを書く際の基本となるポイントをいくつかご紹介していきたいと思います。

テーマを決める

まずは、エッセイのテーマを決めます。特に決まっていない場合は、自分の興味・関心があるもの、調査や議論がしやすいものを選ぶと良いでしょう。趣味や仕事など身近なテーマも良いですし、「○○と××だったらどちらが良いか」などさまざまな意見があるようなテーマもおすすめです。

エッセイの基本の型・構成を知る

こちらが非常に重要なのですが、エッセイには基本の型や構成があります。英語のエッセイは、大きく「導入」「ボディ」「結論」の3つに分かれています。

「導入」では、このエッセイが「何についての文章なのか」ということを述べ、そのトピックに関する一般知識や背景を提示し、読み手とのイメージのすりあわせを行います。そして、エッセイの軸となる自分の考えを書きます。

「ボディ」はエッセイの中心となる部分です。「導入」の部分で読み手に提示した自分の主張を支えるような理由を具体的に説明していきます。

「結論」では、「導入」で書いた自分の主張を改めて述べます。For the reasons given above(上記の理由から)などの定型表現を使ってまとめていきます。

自分で校正し、他の人からフィードバックを受ける

エッセイは書いて終わり、ではありません。書いたあと少し時間をあけてから、一度自分で見直し・校正をしましょう。そして、学校の先生やネイティブスピーカーの方などにチェックしてもらい、フィードバックを受けましょう。

英語でエッセイを書く際のテクニック

続いて、英語でエッセイを書く際の便利なテクニックをご紹介していきたいと思います。

一般化

自分の主張が一般的なものである場合や、物事のパターンを提示したい場合に便利です。Generally(一般的に)やIn most cases(ほとんどの場合)といった語句が使えます。

言い換え

自分の意見などを別の表現で言いたい場合はIn other words(言い換えると)などの表現が便利です。また、ある単語の類語を覚えてそれらを使えるようになると、表現力アップが期待できます。

自分の主張を支えるために、具体例を用いることも効果的です。For example/For instance(例えば)やTo give a clear example(分かりやすい例を挙げるなら)といったフレーズを使うことができます。

英語エッセイ以外のライティング勉強法

最後に、英語でエッセイを書く以外にできるライティングの勉強法をご紹介します。エッセイは総合的に英語力を上げることができる素晴らしい勉強法ですが、エッセイばかり書いていると飽きてしまう、という方もいるでしょう。そんなときは、ぜひ以下の勉強法を試してみてください。

日本語の文を英語にしてみる

毎日の日記の一部を英訳してみたり、読んだ本や見た映画の感想を英語にしてみたり、普段何気なく日本語で書いているものを英語にしてみるという方法があります。自分がよく使う単語や熟語を覚えるきっかけになりますよ。

英文をそのまま書き写す

ニュース記事やブログ記事、コラム記事、インタビュー記事など、教材とするものは何でも良いので、正しい英文をそのままノートなどに書き写すという勉強法もおすすめです。

ライティング上達のコツは、「マネをする」ということ。正しい英文を学び、そこから自分なりに語彙を入れ替えるなどしてアレンジしてみましょう。

英語 エッセイ まとめ

いかがでしたか?

今回の記事では、受験や英語学習で役立つ、英語でのエッセイの書き方について、押さえておきたい基本的なポイントや、知っていると役立つテクニックなどをご紹介しました。また、そもそもなぜ英語でエッセイを書くことが大切なのか、どのようなメリットがあるのか、さらにエッセイを書くこと以外のライティングの練習法もあわせて解説していきました。

英語でエッセイを書く際に欠かせないポイントばかりをご紹介しましたので、ぜひみなさんの普段の英語学習に活かしてみてくださいね。

一言で「エッセイを書く」といっても、基本の型やよく使われる構成などを知らなければ、読みにくく、要点が伝わりにくい文章になってしまいます。しかし、逆に言えばそうした基本のスタイルや書き方を覚えておけば、どのようなテーマでエッセイを書く場合にも応用できます。

また、留学経験のある人であればイメージがつきやすいかと思いますが、留学をした場合は「○○日までに~~字で××にかんするエッセイを書きなさい」という課題が出ることが多いです。これから留学をしたいと考えている方は、ぜひ日本にいるあいだからできるエッセイ対策をしてみてください。

しかし、エッセイは自分ひとりの力ではなかなか続けにくい勉強のひとつです。自分が書いた文章を誰かにチェックしてもらいたい、よりよい書き方を教えてほしい、もっと説得力のある、論理的なエッセイにしたい、と思った方は、ぜひネイティブキャンプのオンライン英会話レッスンを試してみてください!レッスンでは、ネイティブスピーカーの講師とマンツーマンで話すことができます。

ネイティブスピーカーの講師は英語学習のプロですから、今回ご紹介したようなエッセイの書き方はもちろん、わかりやすいエッセイにするためにはどのようにすればよいのか聞いてみても良いですし、どのようなライティングの勉強法が自分には合っているのかなどをディスカッションするのも良いのではないでしょうか。ぜひ、みなさんの英語学習にレッスンをフル活用してくださいね。

nativecamp.net

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