【アイルランド留学】について気になる10のこと!

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アイルランドについて

大西洋に浮かぶ3番目に大きな島であるアイルランド島。その大部分を占めるのがアイルランドです。イギリスのお隣というイメージの人も多いでしょう。

エメラルドの国と称されるとおり緑豊かな素敵な国。陽気でフレンドリーな国民性が特徴的です。

アイルランドは基本的に気候が安定しており、異常気象や自然災害とは無縁と言われています。夏の気温は平均14〜16度、冬は平均4〜7度、ほとんど雪は降りませんが、一年を通して雨が良く降るのが特徴です。

アイルランド留学 需要

アイルランドは留学先としてマイナーな国でしたが、人気が高まっています。

アイルランドはヨーロッパの中で比較的治安の良い国です。治安が良いというのがアイルランド留学が人気になってきている理由の一つです。また、日本人が少ないと言われていることも、留学先として人気な理由の一つでしょう。

【アイルランド留学】について気になること

アイルランド留学について気になる10のこと全てに回答していきます。

1.アイルランド留学の費用ってざっくりどのくらい?
2.アイルランド留学中の税金とかってどうなる?
3.アイルランド留学中の滞在スタイルってなにがある?
4.アイルランドで銀行とか使える?
5.アイルランドの都市別に違いってある?
6.アイルランド留学中の移動手段はなに!?
7.アイルランドでいつも通り充電とかできる?
8.アイルランド留学中のネット環境とか携帯の設定ってどうすればいい?
9.アイルランドで仕事するときに必要な手続きってなに?
10.ぶっちゃけアイルランド留学で英語力どのくらい上がる?

アイルランド留学の費用ってざっくりどのくらい?

アイルランド留学の費用はざっくりと、1ヶ月でおよそ30〜60万円、1年でおよそ240〜400万円になります。

ちなみに、留学期間別の費用を一覧にすると下記のとおりです。

1ヶ月:30~60万円
3ヶ月:60~130万円
6ヶ月:110~240万円
1年:240~400万円

特徴的なのは、3ヶ月滞在するからといって、単純に費用が1ヶ月の3倍にならないところでしょうか。なぜなら、語学学校の費用は長く滞在すればするほど安くなる傾向にあるからです。

また、アイルランドは90日以上滞在する場合はビザが必要になるため、申請費用が追加でかかります。もちろん、いつ渡航するか?どのような生活をするか?によって、費用は変わってきます。

渡航費

日本からアイルランドへの直行便はありません。そのため、ロンドンやパリなどのヨーロッパの主要都市を経由する必要があります。

ちなみに、安さを重視するのであれば、ソウル、香港などのアジア都市を経由するのがおすすめです。また、格安航空券ですと4〜5月と9〜12月にかけてが片道5万円台になる傾向があります。

食費

アイルランドでの外食代は、1回1人あたり約20ユーロ(約3,200円)です。シェアハウスやアパートに滞在する予定の人は自炊をすると食費を安く抑えることができます。

滞在費

ホームステイの場合は、朝夕または3食付きで、1ヶ月6〜10万円ほどになります。アパートを借りる場合だと、およそ1ヶ月5〜10万円に光熱費がかかってきます。

アイルランド留学中の税金とかってどうなる?

アイルランド留学中に税金を払わないといけないかどうか?に関しては、海外転出届を提出するかどうか?によって変わります。結論を言うと、海外転出届を提出すると一部の税金を払う必要がなくなるのです。

海外転出届とは、「日本国籍を持っているけど、日本に住所はありませんよ」というものになります。つまり、海外転出届を提出していれば、「日本に住んでいない」ことになりますので、住民税や健康保険料などの支払い義務がなくなるというわけです。

実際、海外転出届の提出は、原則1年以上海外に滞在する人に義務づけられているものですが、1年未満の滞在予定の人でも提出可能です。

また、税金に関する知識としてVAT(付加価値税)について知っておくとよいでしょう。非EU圏の旅行者がEU圏で買い物をした際に、購入後3ヶ月以内に未使用の商品をEU圏外に持ち出す場合はEU圏最後の出発地点で、VAT(付加価値税)の払い戻しを受けることができます。

つまり、アイルランドのVAT(付加価値税)は23%ですから、100ユーロ(約16,000円)の商品であれば、23ユーロ(約3,680円)お得になります。

アイルランド留学中の滞在スタイルってなにがある?

アイルランド留学中の滞在方法を5つ紹介します。それぞれ、メリット、デメリットがありますので、滞在方法を選ぶ際の参考にしてみてください。

ホームステイ

メリット:ホストファミリーと食卓を囲む機会が多くなるので、英語を使う機会が増えます。また、アイルランドのリアルな食事を楽しめるでしょう。
デメリット:ホストファミリーとの相性や家庭のルールが合わないこともあります。

学生寮

メリット:アイルランドはヨーロッパ圏からの留学生が多く国際的な環境で過ごせます。また、学生同士の友達が増えます。
デメリット:国籍が違う人との共同生活になるので、ストレスになる場合があります。

シェアハウス・ルームシェア(フラットシェア)

メリット:学生だけでなく、アイルランドで働いている人との接点を増やすことができます。
デメリット:物件探しから入居までの手続きが全て英語になります。

アパート

メリット:自分の空間ができ、プライベートを確保することができます。
デメリット:生活費が高くなります。

ホテル・ゲストハウス

メリット:旅行気分を味わうことができ、清掃やベッドメイクなど身の回りのことをやってもらえることがあります。
デメリット:生活費が高くなります。

アイルランドで銀行とか使える?

アイルランドの銀行口座を現地で開設して使うことが可能です。ワーキングホリデーや学生ビザで長期滞在する方は、口座開設しておいた方が便利でしょう。特に、アイルランドで働くという方は給与受け取りのために口座が必要になります。

アイルランドではBOI(Bank of Ireland)とAIB(Allied Irish Banks)がメジャーな銀行で、アイルランドに住む大半の人がどちらかの口座を持っています。

①パスポートなどの顔写真がついた身分証明書
②住所証明

上記の書類があれば、口座開設が可能です。しかし、条件によっては在学証明書などを準備する必要があります。

アイルランドの都市別に違いってある?

日本が都市によって特徴があるように、アイルランドも都市によって違いがあります。ざっくりと紹介すると、都心部に住むと語学学校や職場への通勤通学がしやすくなります。

郊外に住むと、穏やかなアイルランドの景色を堪能しながらまったりと生活できます。それでは、主要3都市を紹介します。

ダブリン

アイルランドの首都であり、最大の都市。アイルランドの人口の3分の1が住んでいると言われる街です。

観光エリア、ショッピングエリア、語学学校があり、便利な生活ができます。また、仕事を得る機会も増えるでしょう。

コーク

アイルランド第2の都市。大きすぎず小さすぎない街なので、留学生にとって住みやすい街と言われています。また、コークの英語は国内でも癖のあるアクセントが特徴です。

ゴールウェイ

アイルランド第4の都市。世界の大学ランキング上位に入る国立大学がある、学生の街です。また、少数言語のアイルランド語を話す地域が近いので、よりアイルランドらしさを味わうことができます。

アイルランド留学中の移動手段はなに!?

アイルランド留学中の主な移動手段は路面電車かバスになるでしょう。特にダブリン市内は、交通手段が充実しており、移動に困ることはありません。また、黄色い2階建てのバスが特徴的です。

コークやゴールウェイなどのダルリン以外の都市では、バス移動がほとんどになります。そして、アイルランド国内の主要都市を移動する場合でも、長距離バスがよく使われています。

アイルランドでいつも通り充電とかできる?

アイルランドでもスマホなどの充電は、コンセントタイプや電圧に注意すればいつも通り可能です。

コンセントタイプ

アイルランドと日本ではコンセントタイプが異なるため、日本から持ってきた充電器のプラグでは充電できません。

ちなみに、日本はおなじみのAタイプです。そして、アイルランドは足が3本あるBFタイプとなっています。そのため、BFタイプのアダプターを準備してアイルランドへ渡航しましょう。

電圧

日本とアイルランドの電圧の違いにも注意しなければなりません。対応していない電圧で機械を使ってしまうと故障の原因になります。

ちなみに、日本の電化製品が対応している電圧は100V、アイルランドの電圧は220〜240Vと高くなっています。

しかし、PCやスマートフォン、カメラなどは海外の電圧に対応しているものが多いので、そこまで心配ないかもしれません。もし、100V対応の電化製品をアイルランドで使う予定の方は、変圧器を用意しましょう。

アイルランド留学中のネット環境とか携帯の設定ってどうすればいい?

アイルランド留学中にスマホやパソコンを使う予定の方はネット環境を準備する必要があります。それでは、5つのネット環境を紹介するので参考にしてみてください。

無料wifiスポットを利用する

空港やホテル、カフェなどの無料wifiでネットを使うことができます。

無料でネットを使うことができますが、時間制限があったり、大人数が同時に利用するのでネット速度が遅いことがあります。よって、最低限ネットを使いたいという方におすすめです。

現地simカードを購入する

日本で使っている携帯に、「Eir」「Three」「Vodafone」などの現地キャリアのSIMカードを挿入してネットを使うことができます。ちなみに、アイルランドの大手3社の特徴は下記のとおりです。

「Eir」:通話を重視したい人向け
「Three」:ネットをたくさん使う人向け
「Vodafone」:ネットをあまり使わず、安定した通話と料金を重視する人向け

前提としてお手持ちの携帯を、どんなsimカードでも使えるようにsimフリー設定が必要です。

現地のプロバイダと契約する

安定したネット環境が必要な方は、「Eir」「Three」「Vodafone」などの現地のプロバイダと契約してみるのもおすすめです。

モバイルデータ通信を使う

日本の携帯会社は海外でネットが使えるようなプランを用意していますので、そのようなプランを利用すればアイルランドでもネットを使用することができます。

ポケットWi-Fiを使う

ポケットWi-Fiは大容量プランもありますし、複数人が同時に利用できるので使い方によってはコスパがよくなります。しかし、長期滞在をする場合は料金が高くなることがあるので注意が必要です。

そして、携帯の設定で注意しないといけないのが、モバイル通信です。基本的に、海外に行くときはモバイル通信はオフにしておいた方が良いでしょう。なぜなら、自動で現地のネットワークと接続することで高額な通信費を請求させることがあるからです。

アイルランドで仕事するときに必要な手続きってなに?

アイルランドで仕事をするためには、就労が許されたワーキングホリデービザや学生ビザ、そしてPPSナンバーを取得する必要があります。

ビザ

学生ビザを取得すると週20時間のアルバイトが可能です。ワーキングホリデービザを取得すると週39時間までの勤務が可能です。

PPSナンバー

PPSナンバー(Personal Public Service Number)とは、国が税や社会保障などの情報を管理するためのものです。日本でのマイナンバーのようなものになります。

PPSナンバーを発行しないと、収入による正しい税金を払うことができないので、給料の約半分(40%)が税金として引かれてしまいます。

ぶっちゃけアイルランド留学で英語力どのくらい上がる?

英語力を上げるためには、やはり英語を話す機会を増やすことが重要です。その点、アイルランド留学は英語を使う機会を作りやすいので、英語力アップを目的とする方におすすめな国です。

その理由を3つ紹介します。

フレンドリーな人が多いので、積極的に英会話にチャレンジできる

英語力に自信が持てないときは、なかなか英語で現地の人に話しかけられないものです。しかし、英語力に自信がないからこそ勇気を持って積極的に英会話をすることが大切になります。

アイルランド人、アイリッシュはフレンドリーな人が多いので、安心して英会話にチャレンジできますし、現地の人から話しかけれる機会もあるはずです。

日本人が少ない英語学習環境

留学先に日本人がいると、ついつい日本語で話してしまうことがあります。人によっては、あえて日本人のいない国や地域に行く人もいます。

その点、アイルランドは日本人にとってまだまだマイナーな留学先なので、日本人が少ないです。逆にヨーロッパ圏の人が多いくらいですので、より国際的な環境で英語を学ぶことができます。

仕事の中で英語を実践できる

アイルランドは学生でもアルバイトをすることができるので、仕事をしながら英語を学ぶことができます。職場でリアルな英語に触れることができるのは貴重な経験になるでしょう。

留学と為替について

為替は留学の費用に大きな影響を与えます。ニュースで流れている「1ドル○○円」というのは為替相場の動きを表しています。

結論を言うと、日本円の価値が高い時(円高)は留学へ行く人は得をします。逆に日本円の価値が低い時(円安)は留学へ行く人は損をするというわけです。

円高と円安の具体例を紹介しますので、留学に為替が与える影響をイメージしてみてください。

両替する時

両替をする時も円安の時は損をして、円高の時は得をします。

10万円を両替する場合
円安(1ユーロ160円)=625ユーロ
円高(1ユーロ120円)=833ユーロ

約200ユーロ程の差が出てきます。

語学学校の費用を払う時

語学学校費用も現地通貨で請求させることが多いので、仮に1万ユーロの請求があった場合

円安(1ユーロ160円)=160万円
円高(1ユーロ120円)=120万円

40万円程、語学学校の費用に影響が出ます。

クレジットカード

現金を持ちあるくことが不安な場合は、クレジットカードを使う方が多いのではないでしょうか。

クレジットカードの場合は、買い物をした数日後に換算日の為替レートが適用されますので、何らかの理由で大きく為替が動いた場合は、請求金額も大きく変わる可能性があるので注意が必要です。

まとめ

ワーキングホリデーや語学留学を考えている人の中では、いろいろな不安を抱えている人が多いかと思います。しかし、しっかりと準備をすることで安心して留学にチャレンジすることができます。

アイルランドは留学先としてまだまだ知られていないマイナーな国だからこそ、貴重な経験になります。

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