【イギリス留学】について気になること10選!!

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イギリス留学 需要

イギリスは留学先として人気が高く、留学経験をして英語力が身についてる人材は企業からの需要が高くなります。イギリス留学は、高校生や大学生、そして社会人といった、幅広い世代の方から需要が高まっています。

今回は、イギリス留学についての10個の疑問にお答えしていきます。

1. イギリス留学の費用ってざっくりどのくらい?

イギリスに留学するための費用は、主に学費と生活費、そして渡航費用です。そして、Short-term Study Visaというビザ取得するためにも費用がかかります。

まず、イギリス留学の費用は滞在期間や学校、そして、住む場所によって大きく異なります。仮に、首都のロンドンに半年ほどの語学留学をする場合、授業料で約70万円、渡航費用や保険などに35万円ほどかかります。

この費用に加えて居住費や交通費食費などで80万円から90万円程度は必要になると考えられます。すべて合わせると、半年間のイギリス留学の費用は200万円程度という試算になるわけです。

そして、留学期間が1年の場合は、授業料や居住費、食費などが増えるため、合計で360万円程度が必要になります。

次に、イギリスの大学に学部生として入学する場合は、イギリスの大学学費の平均は180ポンド(年間)です。もちろん、学校や専攻によって大きく変わります。特に、医学部や理系の各部の場合は授業料が高くなります。ここに、居住費や食費などがかかるため、イギリス留学の費用は年間で330万円程度になります。

ざっくりした計算ですが、だいたいこのくらいかかるという目安にしてみてください。

滞在期間

半年

1年

学部

授業料

約70万円

約140万円~

300万円/年間

生活費

約80~90万円

約150万円~

約150万円~/年間

渡航費用等

35万円

35万円

35万円

 2. イギリス留学中の税金とかってどうなる?

イギリスに留学している間の税金についてですが、まず、日本の税金からご説明します。

留学している間の税金は「海外転出届の提出」を提出しているかどうかがポイントです。

イギリス留学中でも課税される税金

まず、所得税に関しては、住んでいる場所は影響しないため、イギリス留学中であっても所得があれば課税されます。社会人の方で現地で仕事をしながら勉強している場合やリモートワークをしている場合など、所得が発生するケースがあります。この場合、日本の所得税が課税されるということです。

他にも、固定資産税や自動車税などは海外転出届の提出有無にかかわらず所有している物に対しては課税されます。

住民税は海外転出届の提出と渡航のタイミングで異なる

まず、住民税は(1月1日時点の住民票で加算されます。そのため、1年以上の長期にわたって留学する場合は、「海外転出届の提出」が必要です。これは、日本国籍はあるけれど、日本国内に居住していない状態であることを示す書類です。

そして「海外転出届の提出」を提出している期間は住民税は加算されません。

ただし、1月1日の時点で住民票が日本国内にある場合は課税されるという点です。住民税は、1月1日時点の住民票の場所が基準になるため、渡航するタイミングが年末年始にかかる場合は注意が必要です。

イギリス留学中はかからない税金

国民年金については、海外転出届を提出していれば留学中は支払いの義務はなくなります。ただし、任意で支払うことも可能です。

また、国民健康保険については海外に居住している場合は加入する必要はありません。

住民税

海外転出届の提出をしていればかからない(1月1日時点)

所得税

所得があれば課税される

国民年金

支払いの義務なし(任意加入は可能)

国民健康保険

支払いの義務なし

固定資産税・自動車税など

日本国内で所有している場合は課税される

3. イギリス留学中の滞在スタイルってなにがある?

イギリス留学中の滞在スタイルとしては、自分で部屋を借りて住むスタイルやホームステイ、シェアハウス、学生寮といった選択肢があります。

ホームステイを選択すれば、ホストファミリーのサポートを受けながら生活することができますが、自分ひとりの時間を作りたいという場合やホストファミリーとの相性が気になる場合は、シェアハウスは学生寮という選択肢もあります。

もちろん、個人でアパートを借りて生活する方法もありますし、自分の希望や留学期間に合わせて選択しましょう。

4. イギリスで銀行とか使える?

イギリスで4大銀行と呼ばれているのが、HSBC, NatWest, Lloyds TSB, Barclaysです。

もちろん、留学生でも銀行口座を作ることができます。日本と同じようにATMを利用できますし、デビットカードの支払いやクレジットカードの支払いにも利用できます。

営業時間は平日9:30~16:30のところが多いのですが、ロンドン中心部では土曜日でも営業している銀行もあります。

口座開設の必要書類

パスポート

滞在許可書/ビザ

学校在籍証明書又は雇用が確認できる書類

イギリス国内の現住所証明

現金(初回に入金するお金)

5.イギリスの都市別に違いってある?

イギリス留学をしようと考えた時に、どの都市を選ぶかは非常に大きな選択となります。

日本でも、地域によって気候や習慣、食べ物や文化が異なるように、イギリスでも都市によって文化、生活費、雰囲気は異なります。

首都のロンドンは国際的で生活費が高くなりますが、他の都市であれば生活費は安く抑えられるでしょう。他にも、スコットランドの首都のエディンバラは、歴史的建築物があり、エディンバラ国際フェスティバルも有名です。エディンバラ大学は国際的にも高い評価を受けている大学のひとつです。

イギリスの北西部のマンチェスターはスポーツが盛んな地域で産業革命の中心地でもあります。生活費はロンドンより控えめで住みやすい都市でもあります。

他にも、イギリス第二の都市であるバーミンガムやイングランド南西部のブリストルなども国際的にも評価されている大学があり、留学先として人気があります。

6. イギリス留学中の移動手段はなに!?

イギリス留学中の移動手段について見てみましょう。移動手段は都市や地域によっても異なりますが、一般的には以下のものが考えられます。

イギリスの公共交通機関

公共の交通機関の利用は、イギリス留学中の主な移動手段となります。

バス: イギリスで広く利用されている交通手段で、大都市はもちろん、地方都市や郊外へのアクセスも可能。

トラム: 一部の都市(例:マンチェスター、エディンバラ、バーミンガム等)で運用されているトラムシステム。街の中心部と郊外を結んでおり日常生活の移動手段として利用できる。

地下鉄: ロンドンやグラスゴーのような大都市では利用できる。

鉄道: イギリス国内で長距離移動する際に便利。ロンドン、マンチェスター、エディンバラなどの大都市同士をつなぐ路線がある。

日常の移動なら自転車も便利

日常生活のちょっとした移動であれば、自転車や徒歩が一般的です。大都市や大学では、自転車専用の道路や駐輪場が整備されているところが多く自転車が利用しやすい環境です。

タクシー

イギリス留学中に車が必要になった場合、タクシーの利用ができます。普段の移動は自転車や徒歩ですが、緊急時や特別な場合にはタクシーが便利です。

7. イギリスでいつも通り充電とかできる?

イギリス留学で気になるのが充電です。イギリスでは「BFタイプ」と言われる3つ穴のコンセントが一般的です。そして、電圧が240Vで周波数は50Hzと日本とは違うため、日本で使っているコンセントをそのまま挿すことはできません。

イギリス留学の際は必ず、事前に変換アダプターや変圧器を用意しておく必要があります。

8. イギリス留学中のネット環境とか携帯の設定ってどうすればいい?

イギリス留学中のネット環境についてご説明します。

Wi-Fi環境が整っている

イギリスでは、多くの学生寮や賃貸アパート、大学のキャンパス内でインターネットが整備されています。大学のWi-Fiは学生であれば無料で利用できますし、アパートや学生寮のインターネット費用は家賃に含まれているケースがほとんどです。

また、公共の施設やカフェ、図書館、ショッピングセンターなどでも無料で利用できるWi-Fiがあるところもあります。

イギリス留学中の携帯電話

イギリス留学をする際には、スマホの機種に現地で購入したSIMカードを挿入して利用できます。基本的に日本で使っているスマホ(iPhoneやAndroid)の機種はイギリスでも利用できます。

9. イギリスで仕事するときに必要な手続きってなに?

イギリスで仕事をするときに必要な手続きは、ビザの種類や条件で異なります。

ビザの確認

イギリスで働くためには、まずビザの確認が必要です。留学生であれば、Tier 4またはStudent Route visaを取得しているはずですが、このビザでは原則として最大20時間までの勤務が可能です(一部、例外もあります)。

まずは、自分のビザを確認して「どのくらい働いていいのか」を確認しましょう。そして、ビザの条件を超える場合は、ビザの再申請が必要です。

ナショナルインシュランスナンバー(National Insurance Number, NI Number)

イギリスで働くためには、ナショナルインシュランスナンバー(National Insurance Number, NI Number)が必要です。

義務ではありませんが、イギリスで働くなら早めに取得しておいた方が税金などの面で有利になります。オンライン申請も可能ですが、届くまでに時間がかかるため早めに申請しましょう。

10. ぶっちゃけイギリス留学で英語力どのくらい上がる?

イギリス留学の目的に「語学力向上」を挙げる人が多いでしょう。現地で生活することによって、英語力の向上が見込まれるのは間違いありません。

個人差はありますが、四カ月の語学留学で、ネイティブに近いレベルの英語力を身につけることができるとも言われています。

英語力以外にも、異文化交流や国際的な感覚を身につける機会にもなるため、留学は短期であっても、大学生や高校生、そして、社会人など様々な人にとってメリットがあります。

留学と為替について

イギリス留学の際には日本円との為替レートにも注意が必要です。レートは常に変動しており、日本から送られてきたお金がイギリスでいくらになるのかがレートで変動します。

円が高いタイミングでポンドに交換しておけば、費用はその分安くなるということになります。

イギリス留学では、授業料などまとまったお金を使うタイミングがあります。その際には、為替レートにも注意しましょう。

まとめ

イギリス留学についての気になること10選をご紹介しました。留学にかかる費用のことやイギリスでの生活のことなど、気になっていた疑問の答えになっていれば幸いです。

イギリス留学をすることで、英語力を身につけ異文化交流を通した様々な体験ができます。

英語力向上や異文化交流といった留学でなければ得られないものがたくさんあります。

為替レートや渡航のタイミングによって対応が変わる税金の手続きもあるため、時間に余裕をもって計画を立てるようにしましょう。

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