ランドセルは英語で?日本や海外の学校生活を英語で表現しよう!

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みなさんは「ランドセル」を英語で何というかご存じですか?今回はランドセルを英語でどのように表現するのかをご紹介します。

そして、ランドセルといえば「学校」ですよね。本記事では、学校に関連して学生時代について語る際に使える英語表現もご紹介するのでみなさんの生活に活かしてくださいね!また、この機会に日本と海外での学校生活の違いなどもまとめてみましたので一緒に学んでみましょう。

ランドセルが誕生した背景

「ランドセル」は日本の小学生の子供というイメージがありますが、そもそもランドセルが誕生した背景をご存じでしょうか?

ランドセルは江戸時代に輸入されて、軍隊で使用されるようになった布製の背のうが始まりです。背のうはオランダ語で「ランセル」と呼ばれていたことから、「ランドセル」という言葉が誕生しました。

現在使用されている「ランドセル」と言われている形になったのは、明治20年からと言われています。大正天皇の入学祝いに伊藤博文が箱型の通学カバンを献上し、これが「ランドセル」の始まりだと言われています。

ランドセルの英語表現

それでは、ランドセルは英語でどのように表現するのでしょうか。実は「ランドセル」「randsel」などとは表現しませんので注意しましょう!

英語では「school bag」「backpack」と2つの表現があるのでそれぞれ説明していきますね!

School Bag

ランドセルは英語で「school bag」と表現します。しかし、「school bag」だと「学校で使うカバン」という意味ですので、小学生が使用するランドセルに限らず使用されます。

そのため、ニュアンス的にランドセルに近づけるために「for primary school students」(小学生のための)「used in primary school」(小学校で使われている)を追記するのがおすすめです。

school bag for primary school students
小学生のための学校で使うカバン≒ランドセル

Backpack

2つ目にランドセルとして使用できる英単語としては「backpack」です。

これも「school bag」と同じで英単語の意味としては「バックパック」「リュックサック」なので、ランドセルという意味は持ちませんが、「for primary school students」(小学生のための)「used in primary school」(小学校で使われている)を追記することで日本人が思っているランドセルにニュアンスが近づきます。

backpack used in primary school
小学校で使用するリュックサック≒ランドセル

学生時代について語る際に使える表現

せっかくの機会ですので、学生時代について語る際に使える英語表現を一緒に勉強して英語力をもっと上げましょう。

仕事でもプライベートでも、自分の学生時代がどうだったか。などを会話する機会はたくさんあると思います。その際に使用できる2つの表現「used to」「when I was an elementary school student〜」を例文など交えてご紹介します。

Used to

まずは「used to」について、このフレーズはネイティブも学生時代の話をする以外にも頻繁に使用しています。大人になってからの事でも、昔を振り返る際に使用できますよ!

辞書で意味を調べると「よく~したものだ」「昔は~していた」「以前は~したものだった」など過去の習慣などを表す表現です。

I used to play soccer when I was a high school student.
高校生の時、よくサッカーをしていました。
I used to work at Starbucks.
昔スターバックスコーヒーで働いていました。
A: Did you play any sports in college?
B: Yeah, I used to play basketball. I was on the college team for two years.
A:大学の時に何かスポーツをしてた?
B:はい。バスケを大学の時に2年間していました。
A: How did you become fluent in Spanish?
B: Well, I used to live in Spain for a year, and during that time, I immersed myself in the language and culture.
A:どのようにしてスペイン語が流暢になったのですか?
B:スペインに1年間住んだことがあり、その時に言語と文化に浸っていたんです。

When I was an elementary school student〜

2つ目の表現は「when I was an elementary school student〜」を使用する表現です。先ほど説明した「used to」を使用するネイティブスピーカーが多いですが、同様の意味なので一緒に覚えておきましょう。

I did my homework with my sister when I was an elementary school student.
私が小学生だった時、姉と一緒に宿題をしました。
I played baseball when I was an elementary school student.
小学生の時に野球をしていました。
A: What was your favorite subject in school?
B: When I was an elementary school student, I really enjoyed science. The experiments and hands-on activities were always fascinating.
A:学校で好きな科目は何でしたか?
B:小学校の時は理科が結構好きで、実験や実践授業がいつも魅力的だと思ってました。
A: What was your favorite school lunch?
B: When I was an elementary school student, my mom used to make the best peanut butter and jelly sandwiches. I looked forward to lunchtime every day.
A:学校の好きなランチは何でしたか?
B:小学生の時は私の母が作るピーナッツバタージェリーサンドが大好きで、ランチの時間が毎日楽しみでした。

>おまけ 日本と海外の学校の違い

日本と海外の学校の違いって、実はたくさんあるのをご存じですか?世界の学校と日本を比べてみました!

アメリカ

アメリカの教育制度は、各州によって大きく異なるのが特徴です。基本的には小学校が5年間、中学校が3年間、高校が4年間で日本と少し違いますよね。アメリカの高校では高校1年生のことをfreshman、2年生をsophomore、3年生をjunior、4年生をseniorと呼びます。これは大学でも同様の呼び方です。

また、アメリカの教育制度の特徴としては、飛び級があることや、家庭での教育が認められているなど、日本よりも自由な学びの方法があるのが特徴です。

ヨーロッパ

<イギリス>
イギリスの義務教育は、5〜16歳。16歳になるとGCSEという義務教育修了試験を受験します。この試験が進学や就職の判断材料のひとつとなっています。イギリスもアメリカ同様に自宅学習が認められています。大学は3年制で大学院が1年制と大学の期間も日本と違って短いのが特徴です。

<フィンランド>
学習到達度に関する国際調査で、上位にランクインしているフィンランド。「世界一の教育」が受けられると言われていますが日本とはどのように違うのでしょうか。フィンランドの義務教育期間は日本と同じで、小学校6年間、中学校3年間です。日本との大きな違いとしては、小学校〜大学院まで授業料が無料!という点です。羨ましいですよね!

<オランダ>
オランダもフィンランドと並んで、世界トップクラスの学校教育として知られています。オランダの義務教育は5歳から18歳までで、12歳までの初等教育が終わったら、大学準備教育(6年間)、一般中等教育(5年間)、中等職業教育(4年間)のいずれかに進学しますが、進路別に分かれるのが特徴です。こちらもフィンランド同様に義務教育期間は学費が無料です。

オーストラリア

オーストラリアは、アメリカのように州によって教育制度が少しずつ違います。オーストラリアの義務教育は、5.6歳~15歳までの10~11年間です。

オーストラリアの大学は3年間で、大学院は一般的に1年半の期間です。日本と違って、オーストラリアの教育は高等職業教育が充実していると言われており、政府に認可されたコースのある学校などもあります。

中国、韓国

<中国>
中国は教育にかなり力を入れているので、学習到達度に関する国際調査において全分野で1位を獲得し、高い教育が受けられます。中国の義務教育期間は、日本と同じで、小学校6年間・中学校3年間です。日本と少し似ている点としては良い大学に入り、大企業で就職する事を目指す人が多いため、受験をかなり大切にしているのが特徴です。

<韓国>
韓国は学歴社会で知られていると思いますが、特に大学進学において激しい受験戦争がくり広げられています。韓国の義務教育は、6歳〜17歳の12年間です。日本と同じで、小学校6年間、中学校3年間、高校3年間、大学4年間です。

まとめ

いかがでしたか?今回はランドセルを英語で何と表現するか。また、ランドセルにちなんで学生時代について語る英語表現や世界と日本の学校の違いなど「学校」をテーマに色々と深掘りしてきました!

ランドセルは英語での直接的表現がありませんので「school bag for primary school students.」「backpack used in primary school」と表現しましょうね。みなさまのお役に立てた情報であれば幸いです。

 

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