今や私たちの生活になくてはならないスマホ。
今回は、そんなスマホを英語でどう言うのか、また、スマホ操作などにまつわる英語も一気にご紹介していきます。
毎日使っているはずなのに、英語では意外と言えないもの。そして後半では、スマホを使ってできる電話やSNSで使える英語表現をご紹介していきます!
スマホは英語で何と言う?
肝心かなめのスマホは、英語で何と言うのでしょうか。
実は、ここではアメリカ英語とイギリス英語で違いがあるので早速注意が必要です。
アメリカ英語・・・cell phone
イギリス英語・・・mobile phone
どちらをどの地域で使っても理解してもらえはしますが、あまり一般的に使う単語でないと違和感を覚えられるかもしれませんね。アメリカの息がかかっている日本ならアメリカ英語を使う方が圧倒的に多く、中学校や高校、TOEICの勉強や英検対策でもcell phoneが使われています。
対して、イギリスの息がかかっているヨーロッパ方面であったり、過去に植民地であって英語も話せる地域ではイギリス英語を使うことが多いです。
ちなみに、日本でスマホはスマートフォンの略ですが、これは英語圏では伝わりはしてもあまり使われません。単にphoneと言うか、cell phone、mobile phoneと言うようにしましょう。
スマホにまつわる英単語
次に、スマホにまつわる英語表現について見ていきましょう。
スマホの機能で使えるカレンダーやメッセージ、アプリなどは元からカタカナですが、英語ではそのままでも良いのでしょうか。また、操作にまつわる表現もしっておきたいところです。
アプリはApp(s)
スマホと言えばアプリでいろいろなことができますが、それはappと言います。
TOEICのリスニングでもappという単語が出てきたりします。本来は「application program」の略で、アプリと読んでいる日本人にとってはアプリケーションと略さず言われた方がわかりやすいかもしれませんね。
リスニングをするときには、appはとても短い単語で一瞬で発音されてしまうので、聞き取りにくい単語の筆頭です。スマホにまつわる文脈だなと思ったら、appと発音しないか聞き洩らさないよう注意してみてください。
通知はNotification
スマホの通知ですぐに友達からのメッセージに返信できたり、推しの新しい動画をいち早くチェックできたりしますよね。
そんなときに使う通知、英語ではnotificationと言います。
単語帳でも「通知」と表記されていたりするので、特段変わった意味になっていたり、意訳がされているわけでもありません。中には「お知らせ」と訳されているものもありますね。
スクショ(スクリーンショット)はScreenshot
スクショはそのままscreenshotでOKです。
スクリーンショットを略してスクショと呼ぶことが多いですが、スマホ画面をそのまま画像として保存することを言います。
普段カタカナを多く使っている日本人が英語学習を始めて気になるのは、使っている英語が和製英語でネイティブスピーカーに伝わらないのではということ。
しかし、スクショはそのままで使えるので新たに覚え直す必要はありません。
データ使用量はData usage
スマホのデータ使用料は、英語でdata usageと言います。
データはそのまま、使用料はusageです。「使う」という英語がuseであることに着目すると、そんなに覚えづらい単語ではないでしょう。
また、たとえusageという単語を知っていたとしても、スマホのデータ使用料をサッと言えるかというと怪しいという方は、今ここで覚えておくことをおすすめします。相手から言われたときに、何のことを言っているのかすぐわかると会話も詰まりませんね。
その他の英語のスマホ関連用語
英語のスマホ関連の単語は、思いのほか簡単です。
日本人が使っているカタカナがそのまま使えたり、知っているカタカナに置き換えれば良いだけだったりします。以下を見てみてください。
設定:Settings
連絡先:Contacts
時計:Clock
アラーム:Alarm
タイマー:Timer
ストップウォッチ:Stopwatch
画面:Screen
電卓:Calculator
設定はセッティングとよく言いますし、画面のことをスクリーンと言われてもわかりますよね。スマホでよく使う単語はそんなに難しくないので、一度知れば案外すんなりと出てくるものです。
スマホの操作にまつわる英語表現
スマホにまつわる英単語は見てきたので、次はスマホの操作にまつわる英語表現を覚えていきましょうか。
こちらも、もともとカタカナで表現しているので覚えづらいことはありません。既に見聞きしたことがあるものも多いのではないでしょうか。
「スクロールする」はscroll
スクロールは画面移動のことですが、こちらは英語でもそのままです。
発音だけネイティブスピーカーのように言うよう気を付けて、スペルを覚えれば完璧です。
上下のどちらにスクロールするのかまで表現したい場合には、scroll down 「下にスクロールする」とscroll up「上にスクロールする」を使います。簡単な英語で出来ているので、あとは語順に気を付けて覚えるだけですね。
「画面を縮小する」は zoom out / pinch in
画面を2本の指を使って縮小させる操作は、zoom outかpinch inを使います。
ズームは日本語にもなっているのでわかりやすいですね。pinchは「つまむ」という意味ですので、2本指で操作するスマホならではの表現として覚えてみてください。
ちなみに、「画面を拡大する」は zoom in / pinch outと言います。縮小するときと逆の言い回しになっていますね。
ここで注意すべきなのは、zoomを使う際には縮小するときにout、拡大するときにinを使っており、pinchを使うときにはその逆の前置詞を使用していることです。
ズームアウトもズームインもどちらも既に見聞きしている表現だと思うので、pinchを使う場合はその逆となると覚えると良いのではないでしょうか。
「長押しする」はhold down / press and hold
スマホ画面を長押しするときには、hold downかpress and holdどちらかを使います。
どちらも同じ意味なので、好きな方を選んで言えばOKですよ。
ただ、当然ながら相手はどちらの表現を使うかわからないので、リスニング用にどちらの表現でも対応できるように覚えておくべきでしょう。
「スワイプする」は swipe
画面をスワイプすることも、英語でそのままswipeと言います。
スマホは、スマホ関連の単語も動作も、どれもほとんど英語が日本語になって浸透しているのでわかりやすいですね!
電話にまつわる英語表現
スマホと言えばもともとは電話をする機器ですから、ここからは電話にまつわる英語のフレーズを押さえていきましょう。
使いやすいよう、例文でご紹介していきます。自分なりにアレンジして使ってみてくださいね。
I have no signal on my phone.
こちら、どういう意味かすぐわかりますか?シグナルがポイントです。答えは、「スマホが圏外になってしまった」です。
「圏外」はカタカナではなく、日本の言葉として使われているため、ここは少し覚える必要がありますね。見ればなんとなくシチュエーションがわかっても、自分から言うとなると難易度が上がります。signalという単語を使うことを知らないとなかなか伝えられません。
There was a missed call.
a missed callは、直訳すると「失った着信」。
つまり、これは不在着信があったことを意味しています。言われれば納得できる方も多いと思いますが、やはり自分から言ったり書いたりするとなると、フレーズごと知っていないと表現が難しいですね。説明文っぽく長くなってしまうかもしれません。
SNSにまつわる英語表現
スマホと言えば今はSNS!ということで、SNSで使う表現を英語で何というのか覚えていきましょう。
I have my secret account.
SNSにおいて、secret accoutと言えば何を意味するでしょうか。
答えは、「裏アカ」です。本当のアカウントは別にあり、本音を暴露しちゃっている方のアカウントのことですね。
誰にも見せずにいる人や、正体を隠してやっている人も多いのでまさに秘密のアカウントと言い換えることができます。
I opened a Twitter account.
これは簡単な英単語で出来ているので、どんな意味かわかりますかね。「Twitterのアカウントを作った」という意味です。
日本語ではアカウントは「作る」という動詞を使いますが、英語ではopenを使うことに注意しましょう。アカウントを皆に見せるように開いたというイメージです。
Subscribe to the channel!
こちらは、YouTubeで非常によく見る表現です。
「チャンネル登録してね!」という意味で、配信者がファンを獲得したいときに言いますし、動画内に書かれていることもあります。
チャンネルはそのまま英語ですが、「登録」は知らないと言えないですね。
まとめ
スマホは今や日常生活を送る上で必須アイテム。だからこそ、英語を学んでいるならスマホにまつわる表現はすべて言えるようになっておいた方が良いです。
スマホにまつわる表現の他、頻繁に使われるSNSにおける表現も学んでおきましょう。
アカデミックな文章が多い英検にはあまり出ないかもしれませんが、その代わり日常会話ではネイティブスピーカーがバンバン使っている英語表現ですので洋画やドラマ内でも見聞きする可能性が高いです。
◇経歴
英語科高校卒
外国語学部英米学科卒
学習塾で英語を教えている
◇資格
・IELTS6.5
◇海外渡航経験
高校時代にオックスフォードの語学学校へ留学
大学時代にエディンバラ大学へ1年交換留学
◇自己紹介
ハリー・ポッターがきっかけで英語に目覚め、高校・大学とイギリスに留学したイギリスマニア。学校はアメリカ英語なので自己流でイギリス英語を習得。発音、スペル、すべてにおいてクイーンズ・イングリッシュを使い英語の先生にバツをくらうもめげず。生まれも育ちも日本で、海外に繋がりがなかったため留学が夢となった。アルバイトで全資金を稼ぎ渡英すると、勝手な高い理想を上回るほどの素晴らしさを目の当たりにし更に虜に。
I took a Bachelor of Science degree in Mathematics where my problem-solving and critical-thinking skills were honed. I have worked as a trainer in a government office, which has helped me to develop my communication and intrapersonal skills. My hobbies are reading, listening to music, and cooking. After joining NativeCamp, I acquired 2 years of teaching experience. Currently, I am involved in content production in the Editing Department.