TOEIC L&R テストを模試で攻略しよう!「TOEIC L&R 究極の模試600+」解説

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こんにちは!ライターの髙橋です。留学先のニュージーランドでは言語学を専攻、大学院では第二言語習得論、外国語教授法の研究をしていました。

英語を目標のレベルまでは習得しましたが、外国語学習は一生続くもの。現在もより上のレベルに到達するために英語学習をコツコツと続けております。

そんな私から、今回はTOEIC L&Rの攻略方法を紹介していきたいと思います!

この世に存在するTOEICの攻略本は数知れず...。みなさん、どの問題集を使用したらいいのか悩んだ経験はありませんか?かくいう私も大学生時代、大学院入試やその後の就職活動の際にTOEICを受験し、高得点のスコアを取ることが必要だったため必死で自分が使いやすいテキストを探し回った経験があります。

いざ本屋さんやネットでテキストを探そうとすると、一体どのテキストが高得点を取るために最適なのか、さっぱりわからないんですよね。

しかも、TOEICのテスト形式や出題される問題の傾向は年々、日本の英語教育の変化に伴って変更されています。それを知らずに古いテキストを購入して試験に挑んでしまうと、試験本番に知らない形式の問題が出てきてパニックに......! なんてことになりかねません。

そこで今回は、最新版のTOEIC L&Rテストの内容を詳しくお伝えしつつ、その対策にもってこいなテキスト「TOEIC L&R 究極の模試600+」というものを紹介していきたいと思います。

日本では就職活動の際にとても重要視されるTOEICのスコア、学生のうちに高得点を取っておくと就職活動の際に英語のスコアがないからいきたい企業に入れなかった......なんて落ち込むことがありませんよ。今のうちにチャレンジしておきましょう!

最新版のTOEIC L&Rの概要を把握しておこう!

先ほども述べた通り、TOEICは数年おきに出題される問題の形式や種類が変更されています。

それを知らずにテスト本番に挑んだ末、全然高得点が取れなかった...なんてことにはなりたくないですよね。TOEIC対策を始める前に、しっかりと出題される問題について把握しておきましょう。

テストの形式

TOEIC L&Rので出題されるテストの形式は、リスニング100問の45分間、そしてリーディング100問の75分間です。

両方とも、解答はマークシート式で、合計で約2時間ほどのテストになります。回答をする際は問題用紙とは別のマークシート用紙に記入をします。テストは、英語のみで書かれ構成されており、和訳など日本語での説明は一切されていません。

リスニング 100問 (約45分間)

リーディング 100問 (約45分間) =全200問 (約2時間)

出題問題の構成

以下は、リスニングとリーディングそれぞれで出題される問題の構成になります。

どんな種類の問題がどの順番で出題されるのか、しっかり把握しておきましょう。

リスニングセクション
Part1: 写真描写問題

写真が一枚見せられる。その写真についての短い英文が読まれるので、写真の説明として正しいものを4つの選択肢の中から一つだけ選ぶ問題。読み上げられる英文は問題用紙に印刷されておらず。1度だけしか放送されないので注意。

サンプル問題

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Part2 : 応答問題
ある一つの文章または質問が放送される。それに対する応答として最も適切な音声を3つの中から一つだけ選択する。音声は問題用紙には書かれておらず、一度だけしか放送されないので注意が必要。

サンプル問題

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Part3: 会話問題
一度だけ、2人か3人による会話が放送される。その会話を聞いた上で、放送される4つの選択肢の中から適切なものを一つだけ選択する問題。選択肢は問題用紙にも印刷されている。時には、会話の中で聞いた内容と問題用紙に印刷されているポスターや表などに書かれている情報を読み取り、照合してこたえなければいけない問題もある。各会話に対して設問が3つずつあるので注意。

サンプル問題

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Part4: 説明文問題
ナレーションやアナウンス、ラジオのトークのようなミニトーク的な音声が一度だけ放送される。この音声は印刷がされていない。この音声を聞いた上で、放送される4つの選択肢の中から(問題用紙にも印刷されている)一つだけ正しいものを選択する問題。Part3と同様、ミニトーク音声で聞いた内容と、問題用紙に印刷されているポスターや表などに書かれている情報を読み取り、照合してこたえなければならない問題が出題されることもある。

サンプル問題

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参考資料:【公式】サンプル問題 | TOEIC Listening & Reading Test | 【公式】TOEIC Program IIBC
https://www.iibc-global.org/toeic/test/lr/about/format/sample01.html

続いて、リーディングセクションで出題される問題の種類を見ていきましょう。

リーディングセクション
Part5: 短文穴埋め問題

一部が空欄になった、不完全な英文が問題用紙に印刷されている。この英文を完成させるために、当てはまる適切な表現を4つの選択肢の中から一つ選ぶ問題。

サンプル問題

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Part6: 長文穴埋め問題
問題用紙に、一部が空欄になった不完全な文章が印刷されている。文章を完成させるために、その空欄に当てはまる適切な単語や句、または一文を4つの選択肢の中から一つ選択する問題。

サンプル問題

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Part7: 1つの文章問題 +複数の文章問題
問題用紙に、二つのタイプの文章が印刷されている。一方は一つの文章、もう一方は複数の種類の文章である。それらを読み、印刷されている質問に対して適切な答えを4つの選択肢の中から一つだけ選択する問題。また、文章の中に空欄があり、その空欄を埋めるために適切な表現を4つの選択肢の中から選択する問題が出題されることもある。各文章に対して質問が複数ずつあるので注意。

サンプル問題
1つの文章問題の場合

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複数の文章問題の場合

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参考資料:【公式】サンプル問題 | TOEIC Listening & Reading Test | 【公式】TOEIC Program IIBC
https://www.iibc-global.org/toeic/test/lr/about/format/sample01.html

「TOEIC L&R 究極の模試600+」の概要と効果的な使い方

最新版のTOEIC L&Rでどんな問題が出題されるか把握できましたか?

どんな形式で、どんな種類の問題がどんな順番で出題されるかを知っておくだけでも、テスト中の問題を解くスピードが格段に上がります!
しっかりと把握した上で、次はテスト対策に効果的な「TOEIC L&R 究極の模試600+」というテキストの概要を説明したいと思います。

「TOEIC L&R 究極の模試600+」の概要

このテキストが他のTOIECの参考書と明らかに異なる点が一つあります。

それは、テキストに登場人物がおり、その人物がTOEIC L&Rの解説を行ってくれる...という物語形式になっていることです。なんだか親近時間がわき、楽しく勉強を進められそうですよね!

テキストの中には、TOEIC本番と全く同じようにListeningの問題100問、Readingの問題100問の合計200文を一セットとして、全部で三セット分の問題が解けるようになっています。

また、TOEICに関する素朴な疑問や当日までに準備しておくべきもの、心の準備についてなどの質問に登場人物が答えてくれるページもあるので必読です。

ネットの自動採点機能を活用しよう!

このテキストにはなんと、ネットの自動採点機能が完備されています!

問題を解くだけでも疲れてしまうのに、その後自己採点を自分の手で行わなければいけないなんて、へとへとになってしまいますよね。

方法はとってもシンプル。一セット分を時終わったら、「アルク」の「テスト採点センター」というものにアクセスをしましょう。ページにアクセスすると、「TOEIC L&R 究極の模試600+」の模試が見つかりますのでクリックしましょう。もちろん利用は無料です。

しかもこの自己採点サイトのすごいところは、なんとその人の弱点を把握し、教えてくれるんです!自己分析も必要なく、自己採点センターがその後対策すべき点を教えてくれるのですぐに対策に取り組むことができますね。

また、間違えた問題の解説を見たいときは筆者による動画の解説がついています。テキストの文字を追うのが疲れてしまう人や、音声や動画からの方が情報が入りやすいという人にぜひおすすめです。

効果的な「TOEIC L&R 究極の模試600+」の使い方

では最後に、この「TOEIC L&R 究極の模試600+」というテキストの効果的な使用方法を紹介しておきましょう!

問題を解き始める前に...

まずは、問題を解き始める前にリスニングとリーディングでそれぞれどのような形式で、どんな問題がその順番で出てくるのか今一度確認しましょう。

効果的な使い方その① まずは本番と同じ環境で一セット問題を解く

まずはタイマーを使ってTOEICテスト本番と同じ時間内で問題を一セット解いてみましょう。

その後採点をすることで、今の自分の実力を把握できます。できれば静かな部屋で雑音がないように、本番さながらの環境で行うのがおすすめです。

効果的な使い方その② 採点後、動画解説で間違えた問いの構文や語彙を確認

採点後、弱点をしっかりと把握します。間違えた問題の構文や語彙をしっかりと動画やテキストを見て確認し、ノート等にまとめます。

効果的な使い方その③ 2,3日後に同じ問題を本番と同じ環境で再度解答

一度といた問題の記憶が試されるのがその2,3日後。一回目と同じように時間を測って制限時間内で本番のように最初から問題を解いてみましょう。

以前間違えた問題の、間違いだった理由を振り返り意識しながら解きましょう。同じ間違いを繰り返してしまったら、その問題の解説をもう一度みて頭にルールを記憶させます。

まとめ〜これであなたもTOEIC L&Rに立ち向かえる!〜

ここまで、TOEIC L&Rの最新情報と、効果的なテキスト「TOEIC L&R 究極の模試600+」とその使い方を紹介してきました。いかがでしたか?

時代やその時の英語教育に合わせて何度もその内容が改訂されるTOIEC。

その変化にしっかりと追いついていけるよう、最新の情報を見逃さないようにすること、そして問題形式をしっかりと把握した上で対策を取ることが大切です。今回紹介したおすすめのテキスト「TOEIC L&R 究極の模試600+」を効果的に用いて、本番の高得点を狙っていきましょう!
 
参考資料:スコアアップに繋がるTIOEIC 模試の「3回チャレンジ法プラス」学習法とは? - ENGLISH JOURNAL ONLINE
https://ej.alc.co.jp/entry/20200930-book-toeic-600


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