「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」の特徴を使い方を徹底解説!

「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」の特徴を使い方を徹底解説!

「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」の特徴を使い方

日本人に人気、かつ英語の能力の指標として企業や学校で取り入れられているのがTOEICです。そのため、たくさんの人が高いスコアを目指して頑張っています。

入試では何点かかさまししてくれるところもありますし、企業ではそれが昇給に繋がることもあるとなれば見逃せませんよね。

ということで、今回はTOEIC対策ならこれ!という1冊をご紹介します。その名も「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」。まずは特徴を見ていきましょう!

TOEIC L&R 文法部門第1位のもくじをチェック!

TOEIC対策をする際にはもちろん地頭や努力が必要ですが、選び問題集や参考書だって大事。

そこで文法部門第1位を獲得しているのが「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」です。クオリティが高いと評価され、新形式であっても毎回990点満点をたたき出すこの本の著者、TEX加藤先生の信頼は絶大です。

どのような本かもう少しイメージがわくように、以下にもくじを載せておきますね。

もくじ
第1章《品詞問題》 334問
第2章《動詞問題》 102問
第3章《前置詞 or 接続詞問題》 67問
第4章《代名詞問題》 37問
第5章《前置詞問題》 56問
第6章《関係詞問題》 16問
第7章《ペア表現・語法・数・比較問題》 47問

文法模試
《セット1》 30問~《セット12》 30問
【別冊付録】「文法問題1000本ノック!」

文法部門で高い評価を得たという通りで、もくじを見てみるとそれぞれの文法にたくさんの問題があることがわかります。

7章まであり、それが終わったら模試で実力を知ることができます。それが12回もあるのなら結構なボリュームですよね。

1回解いたら問題を覚えてしまうので、また別の本を買わなければならないという面倒臭さがありません。ちなみにこちら値段は2,300円(税別)です。

文法ごとに問題がそれぞれ分かれていることによって自分の弱点が見つかるのもこの本の特徴です。

あきらかに正解率が低いものがあれば、そこが弱点だから強化しなくてはいけないところ。弱点には伸びしろがあるのですから、克服すれば当然TOEICの点数だって大幅に上がる可能性があるわけです。

左ページに問題、右ページですぐ答え合わせ

では、ここからは「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」の構成について見ていきましょう。どのように勉強するかが見えてきますよ!

こちらの本は、左ページに文法問題が載っており、右ページに文法解説が載っています。つまり、解いてすぐに答え合わせができるということ。

問題を解いている時は右ページを隠しておけばOK。問題を解いたらそれで満足してしまって、答え合わせを後で行う学生も少なくありません。

これを当たり前としていると社会人になってもその癖は抜けないかも…。特に、本誌の最後に答えが付いていると答え合わせがしにくく、解説も読みにくいので億劫なんですよね。わかります!

でも、この本から右ページにすぐ答えがあるので、きちんとわからないところはそのままにせず、すぐに理解して正しい答えを定着させることができます。

この一工夫は嬉しいですね!わからない、もしくは間違ったまま放置していると、それが正しい答えであると認識してしまったり、正しい答えが定着せずまた同じミスを繰り返してしまう原因になります。

間勉強法違えた問題こそ自分の弱点なのですから、他の問題よりもっと力を入れないといけないはず。そうしないとTOEIC対策にはなりません。この本はそんな答え合わせの面倒臭さを解消してくれます。

難易度は高め設定!

「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」を購入する前には、1つ注意点があります。

それは、この本の難易度が高いという点です。もし中学の英語の知識からして怪しいという方は、この本が向いていないということです。

右ページにある解説は丁寧なものですが、それも中学レベルがわかっていないとついていけません。ある程度の文法はわかっていることが前提だからです。

一応、この本の対象レベルはTOEICスコアが500点以上の方と言われています。ですから、この点数に届くまでは別の基本が学べるTOEIC対策本を買うことをおすすめします。

「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」の使い方

「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」の本の特徴がわかったところで、ここからはこの本のおすすめの使い方についてご紹介しましょう!

どのように勉強したらいいかわからないという方は、良かったら参考にしてみてください。

3回繰り返してみる

学生時代のことを思い出してみてください。

覚えることがたくさんあって、英語だけでなく他の科目もあったことから十分な勉強ができなかったという方もいるでしょう。

そんな時には頑張って一夜漬けなどで効率的な学習を試みるものの、その知識は長期間保存されません。テストが終われば、それは脳から零れ落ちていくのです。

しかし、TOEIC対策はそのように勉強してはいけません。付け焼き刃では到底かなわないからです。

ではどうすれば良いのか。その答えは、脳に定着させるために3周はするということです。もちろん個人差がありますが、忘れたことにもう一度同じ問題を繰り返すことで、それだけ定着したかどうかのチェックができます。

1回目に間違えたところに印をつけておけば、2回目でそれを克服できたのか、それともまだ定着できていないのかわかります。

定着していたとしても、それはTOEICの本番まで脳内に残っているかわかりません。だから長期記憶にしっかり残るよう3回は繰り返してみるのです。余裕があればもっと!

この方法をする時、一番時間がかかるのは当然1回目です。1回目ではわからない問題があればそれを理解する時間、覚える時間が必要です。

そして、わからない単語や熟語があればそれも覚えなければいけませんね。なにせこの本に出て来る問題は本番でも頻出なので、覚えないのはとてももったいないのです。

となると、1回目にいかに丁寧にやったかが出て来るのが2回目。最初は時間がかかっても良いので、じっくり取り組むことを意識してみましょう。

2回目からは解くスピードを意識する

1回目は時間をかけてインプットすることに重点を置いて良いのですが、2回目からはスピードも意識していきましょう。

問題は1つ1つ丁寧に見ていけば答えがわかるのに、時間配分が難しくてタイムオーバーになってしまうという方はいませんか?

TOEICは素早く解けるかどうかも見られます。ということは、普段から意識的に時間を気にしてスピーディーに解く練習が必要なのです。

文法学習をして理解ができたら、次からはそれをいかに素早く解けるか試してみましょう。速く解けるということは、それだけ知識が脳に染み込んでいるということです。

逆に解くのに時間がかかれば、それはまだ理解したばかりで慣れていないということです。

慣れるには数をこなす方法が有効で、この本には1000問以上問題あるのでうってつけです。がっつり勉強できるのでこれ1冊されば十分と言って良いくらいです。たくさん英語に触れてとことんスコアアップしてやりましょう!

Amazonでの口コミをチェック!

最後に、「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」がどんな評判なのかを見てみましょう。

以下はAmazonの口コミの最初にあった3つの口コミです。

①5つ星のうち5.0

筆者は990点満点を連発している方。

TOEICで、さらなる高みへ上られる方は、この本を何度もよむのがベストと推薦されて購入しましたが、最高のクオリティでした。

右肩に、マラソンをしている小さな人が各ページに書かれており、少しずつその距離が伸びていくのも、1000問も説いて苦しい中での励みになります。

②5つ星のうち5.0

TOEIC文法対策として購入。問いが左、答えが右ページの構成はやはりとても勉強しやすいですね。

これの前に問いと解説が別冊になっているものをやっていましたが、いちいち開いて問いを探すのが面倒でとてもやりにくかったのです。最近の問題集はわりと左右式のようですが。

また少ないスペースに的確な解説が載っています。ページが柔らかい暖色なのもよいです。

ただ初歩的な文法の参考書をざっと勉強してからとりかからないと、この本の解説だけでは難しいこともあるかもしれません。

届いた際には3㎝くらいありそうな厚みに若干ひるみましたが、始めて見ると意外とサクサク終わります。

似たような設問が何度か出てきますので、自分の弱い傾向も浮き彫りになって良いです。繰り返すことで語彙も自然に増えていくようです。

③5つ星のうち5.0

これは私自身のTOEICスコアも955→985まで上げてくれましたし、私がコーチングしている方の文法、語彙を上げスコアアップ出来ました!

TOEICスコアアップ目指すなら必須の1冊です。

このように、口コミがかなり良いので使う側としても安心できますね。

TOEIC文法対策なら「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」!

さて、ここまでTOEICテスト対策におすすめの本を紹介してきましたが、500点以上の方はぜひ使ってみてください。

左ページに問題、右ページに解説というシンプルな作りは勉強しやすくしてくれるので、効率的な学習が期待できます。

見開きで学べるので、一度解いたところをインプットするのに通勤電車の中で読むなど隙間時間も活用できそうですよね。