IELTS ジェネラル・トレーニングのライティング対策はどうする?

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皆さん、英語の勉強は進んでいますか?ちょっとずつでも良いのでとにかく継続してみてくださいね。

今回は、そんな英語力をしっかりとはかってくれるIELTSというイギリス英語寄りの試験について説明します。

その中でもジェネラル・トレーニングのライティングの対策方法について解説しているので、もし受験を考えている、スコアがなかなか上がらないと悩んでいるなら、ぜひ参考にしてみてください。

IELTSとは?

そもそもIELTSって、なかなか聞かない英語の試験名ではありませんか?

イギリスマニアの私なら馴染みしかないものなのですが、これは日本人向けに言えばTOEFLのイギリス版です。私自身もアカデミックを受けて履歴書に書きましたが、就活の際は誰一人としてこの試験が何かわかっていませんでした…。

それくらい知らない人からしたら知らない試験ですが、英語圏、特にイギリス英語を話す地域へ留学したり、就労しに行ったり、住む場合に必要とされる試験です。

今回はライティングに特化して書きますが、それ以外のリスニングやスピーキング、リーディングにおいてもきちんと採点してくれるため、英検やTOEICより英語を満遍なくスコア化されるという特徴があります。

英検1級保持者やTOEIC満点の人でも英語が話せないことはありますが、IELTSで一定のスコアを持っているならそのようなアンバランスなことにはなりません。

IELTSのジェネラル・トレーニングとは

IELTSには、試験の種類が2つあります。

1つはアカデミック・トレーニングといって、その名の通り出題されるのはアカデミックな内容に偏り、英語圏の大学や大学院への留学を考えている人向けの試験内容となっています。

もう1つは今回紹介するジェネラル・トレーニングといって、英語圏に住んだり就労しに行ったりする人向けの試験になります。

ジェネラル・トレーニングはアカデミック・トレーニングと比べて、より日常で使う英語に触れているのが特徴です。

留学する場合と住む場合とでは使う英語が違いますからね。そういうわけで、2種類用意されているのです。今回はジェネラル・トレーニングのライティング対策ですから、英語圏で住むのに使うシチュエーションが多いということになります。

ジェネラル・トレーニングのライティング内容

では、ライティングモジュールではどのような問題が出題されるのかを知っておきましょう。

ジェネラル・トレーニングの場合は、タスク①で手紙を書く問題が、タスク②でエッセイを書く問題が出題されます。

よって、英語で手紙やエッセイを書いたことがない場合はその書き方に特化して学べば良いのです。ある程度決まり文句があり、どんな問題が出題されても使える文言というのはあるので、比較的簡単なところかなと思います。

タスク①の勉強方法

ジェネラル・トレーニングのライティングでは手紙を書く問題が出るとわかっているのですから、ここはしっかりと英語で手紙を書く手順や様式を理解しておきましょう。

IELTSの参考書や問題集はたくさん出ているので、そのライティングモジュールを一通りやればどんな流れで書けば良いのかはすぐにわかります。

手紙を書く流れがわかったら、次は手紙に書く内容を整理する練習をしましょう。ただ語彙力や文法力があるだけでは太刀打ちできないのが、情報整理して手紙を書き連ねることです。

これは学校の科目に例えるならば、英語というより国語の分野ですね。文章構成や、伝える力が問われます。

日本人の場合、自分の意見や気持ちを相手に伝えるという練習はあまりしてきません。これは世界でも顕著に劣る箇所になるため、補うならここですね。

何を伝えたいのかを明確にしなければ、どれだけ正確な文法で手紙が書けてもスコアアップにつながりません。とにかく、相手に何を伝えるための手紙なのかをしっかり意識しましょう。

伝えたいことが明確になったら、手紙にはまず要件を書きます。日本語の手紙だとまどろっこしくて丁寧すぎる挨拶から入ったりしますが、英語は違います。ここは、最初に問題集などで学べるのでそれに従いましょう。

タスク②の勉強方法

タスク②ではエッセイを書くことになりますが、これも様式はIELTS専用の問題集で暗記しておきましょう。

この時に使える決まり文句や単語、イディオム等があれば一通り覚えておくことをおすすめします。

エッセイというと何だか難しそうですが、書くことは議論や問題についてになるので、手紙を書くタスク①の要領で情報整理ができていれば難しくはありません。何を書くべきなのかがわかり、それを問題集の手引き通りの流れで書けたら高得点も狙えるでしょう。

エッセイの書き方も情報整理もできているのにスコアが伸びないなら、それは語彙力や文法力が低いからかもしれません。

ライティングはこれらすべてを一気に見られるものなので、英語すべての能力を満遍なく上げる必要があります。苦手意識があるところは徹底的に潰し、自覚があるならそこから攻めていきましょう。自覚がないなら、次に紹介する方法を試してみてください。


ここで少し余談!

下記記事では、「IELTS アカデミック」のライティングについて記載しています!同じIELTSのライティングなので、共通した求められる能力もあります。どう勉強したらいいか悩んでいる方はご参考にしてみてください♪

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IELTS公式のサービス、「ライティングアシスト」を使う

ライティングの採点は自分でしにくいというのが対策の難点ではないでしょうか。

しっかりと対策したつもりなのにスコアが伸びない、まだ受験していないけれど、自分で対策できえるか自信がない、そんな時は、IELTS公式サイトから見られる「ライティングアシスト」というサービスをおすすめします。

ライティングアシストとは、問題を解いて自分が書いた文章をプロに採点してもらえるサービスです。

お金はかかりますが、IELTSの公式とあってかなり詳細な採点がしてもらえます。これなら、自分で正解にしていたものも、実はプロの目から見ると不正解だったという事実がわかるかもしれませんね。

他にもIELTSのライティングに関する問題を採点してくれるサービスはあるのですが、どうせなら公式が提供しているサービスの方が良いでしょう。

お金がかかってしまうというところを考えると、ある程度までは自力で勉強して、スコアに伸び悩んで来たら利用し始める方法が良いかと思います。これなら、序盤はお金がかからず、どうしたらわからなくなった時点からアドバイスがもらえるという効率的なやり方になります。

自力でやれる勉強とは

ライティングアシストを使う前にある程度自力で勉強した方が安上がりだと書きましたが、では、自力でやれる勉強とは何でしょうか。

私もアカデミックの方ですが、IELTSは数回受けました。イギリス英語を気兼ねなく使える点が素晴らしかったというのがとても個人的な感想になりますが、勉強方法はいたってシンプルで良いと感じました。

なぜなら、英語ができる人はどんな出題形式でも解けるからです。出題形式が変わっただけで問題が解けなくなるというのなら、それは英語ができる人ではありません。

語彙力を高め、文法を理解し、長文対策や英語への耳慣れをするなど、普通の学習方法で十分太刀打ちできます。時間がかかることは否定しませんが、継続していけばスコアアップの希望は見えてくるはずです。

ライティングに関して言えば、やはりスムーズな文章が書けるように語彙力は必須です。実際に書くため、リーディングとは違ってスペルを覚える必要もありますね。

語彙力はそんなにすぐにつくものではなく、これこそ日々の努力の積み重ねがものをいうので継続が必須になります。

効率的に覚えるなら類義語や対義語をセットで覚えるなど、皆さんが既に周知であろう勉強法がありますが、それでもやはり時間はかかります。すぐに結果が出ないからと投げ出さなかった人のみがスコアアップできると思い、根気強く取り組みましょう。

あとは、ライティングなので自分で文章構成ができるよう文法力を付けておくこともできますね。

文法書を買うのも良いですし、無料サイトを見て学習するのも、スマホアプリで勉強するのもアリです。自分に合った方法を見つけてみましょう。

文法は、見て理解するより解いて理解した方が定着率が高いので、私なら紙ベースの問題集を買って机の上でじっくり取り組みますね。隙間時間に勉強するなら単語の方にします。集中力がないので、暗記は短い時間でやりたいからです。

このように、まず自力で頑張るなら語彙力と文法力はある程度つけておきたいですね。

IELTSには合格・不合格がないので、どれくらいのレベルまで勉強すれば良いかはその人の目的によります。

アカデミックではないため大学のレベルを考える必要はありませんが、せめて現地で居心地が悪いと感じることなく会話ができるようにはなっておきたいですね。

住むとなれば書類を書くことや医者にかかることだってあるでしょうから、それらにも対応できるだけの英語力はほしいところです。

私はイギリスに留学していましたが、現地で相手の言っていることがわからない時ほど嫌な時間はありませんでした。

郵便局などでも相手があからさまに迷惑そうにしていて、サービス業だから、外国人だからといって寛容になってくれる人ばかりではありません。皆さんはこうならないようにしてほしいと思う限りです。


ここでまた少し余談!

下記記事では「IELTS ジェネラル トレーニング スピーキング」について記載しています!スピーキングの概要を知り、しっかりと対策を練ることが試験では重要になります。スピーキングセクションの攻略にお役立てください♪

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まとめ

IELTSのジェネラル・トレーニングのライティングについて説明をしてきました。

内容については問題集の方でしっかりと説明されていますし、実際に見た方が説明されるよりよっぽどわかりやすいと思うので、対策の仕方に重点を置きました。とは言っても、特段変わった練習をする必要はありません。

地道に練習を続け、手紙の書き方とエッセイの書き方を習得すればそれなりに形になってくるものです。

採点してくれる人がほしいと思ったら、IELTSの公式サービス、ライティングアシストも検討してみてくださいね。これによって伸び悩んだらどうしたらいいかわからないという悩みも解決するでしょう。