TOEFLスピーキングテストを徹底攻略!求められる力や勉強法

TOEFLスピーキングテスト

みなさん、こんにちは!

今回の記事では、TOEFLスピーキングのテストで高得点を取るために必要な、戦略の立て方から、マインドセット、具体的な勉強法に至るまで、徹底解説していきます!

「留学に行きたいけれど、TOEFLスピーキングのスコアがどうしても伸び悩んでいて、難しいかもしれない…」

「就職活動に向けて、TOEFLで高得点をとりたいが、スピーキングの勉強方法がわからない…」

「受験英語は自信があったけれど、スピーキングは苦手意識があり、なんとか克服したい…」

そのようなお悩みありませんか?

筆者も、大学時代に、海外大学生との交流イベントで英語が全く話せず、悔しい思いをした経験があり、その気持ちがすごくわかります。しかしながら、そこから涙ぐましい努力を続け、今では、ビジネスの実務で英語を使うことができるレベルにまで成長しました。

自分の実体験から、帰国子女や留学経験者でなくても、自分にとってベストな勉強法をこつこつと継続できれば、誰でも英語を話せるようになり、TOEFLスピーキングをスコアアップできると断言できます。

それでは、詳しく解説していきますね!

TOEFLスピーキングの試験形式と採点基準について

TOEFL スピーキング 試験形式

まずは、戦略を練る前に、敵を知るところから始めましょう。

TOEFLスピーキングの形式はIndependent Speaking Task (1問)と、Integrated Speaking Task (3問)の2種類に分かれます。Independent Speaking Taskは、身近なトピックについての質問を提示され、自分自身の経験をもとに意見を回答するという試験です。 Integrated Speaking Taskは、英文を読んだり聞いたりした後に、その内容を要約することが求められる試験です。

TOEFL スピーキング採点基準

スピーキング4問それぞれについて、下記の4つの採点基準でジャッジされ、平均点がスピーキングのスコアとなります。

General Description(質問に対する回答)
Delivery(明瞭さと流暢さ)
Language Use(語彙や表現のバラエティ)
Topic Development(主張の展開)

TOEFL スピーキングテストで求められる力

TOEFLの試験の概要を説明しましたが、これだけの情報だと、具体的にこれからどのような努力をしていけばいいのか、まだよくわからないと思います。

ここで、TOEFLで求められる力について、噛み砕いていきましょう。

質問や題材を瞬時に理解する力(リスニング・リーディング力)

そもそも質問や題材の内容を把握できないと、それについて話すことはできません。

これについては、スピーキングではなく、リーディングやリスニングの力ですが、スピーキングを伸ばしていく上では、リーディングやリスニングの基礎が固まっていることが大前提になります。

そもそもリーディングやリスニングの力に自信がない場合は、スピーキングよりも優先して取り組むことをおすすめします。

質問に対して自分の意見を思いつく力(Independent Speaking Taskで求められる)

これについては、英語力とはあまり関係がありませんが、多くの人が苦手とするところではないでしょうか。

筆者も、英語力以前に、特定のテーマについて自分の意見を瞬時に思いつくことが苦手です。記事後半でも解説しますが、実際にアウトプットする機会を持たないとこの能力は身についていかないため、オンライン英会話がおすすめです。

自分が脳内で伝えたいと思ったことを、英語のボキャブラリー・フレーズで表現する力

言いたいことはあるのだけれども、なかなか英語にできない、そんなフラストレーションを抱える人は多いのではないでしょうか。

これについては、そもそも知っている単語やフレーズが少ないケースと、知っている単語やフレーズが自分の口から瞬時に出るほど自分のものになっていないケースの2パターンに分かれると思います。

また、「Language Use」の採点基準にあるように、同じ内容を複数の単語やフレーズで言い換えることで、わかりやすく伝える語彙力も求められます。

情報をわかりやすく整理する力

Independent Speaking Taskでは、自分の意見や経験をわかりやすい順番で伝える力が求められ、Integrated Speaking Taskにおいては、マテリアルで提示された複数の情報を抽出し、わかりやすい順番で伝える力が求められます。

この力については、インターネット上にあるTOEFL解答例のテンプレートを参考にして、わかりやすい情報の伝え方・構成をインプットしてしまうのがおすすめです。

発音力

上記の力をいくら身につけても、単語の発音が不正確であると、話している内容が相手に伝わりません。

ネイティブレベルの発音に達する必要はないと思いますが、伝わる程度に正確な発音を身につける必要があるでしょう。

勉強法を組み立てていく上で、意識するべきこと

ここまで、TOEFLスピーキングの試験形式と、求められる力について、具体的に見ていきました。

ここから、具体的に、勉強法を組み立てていく流れになりますが、その前に、注意するべきこと・意識するべきことをお伝えします。

自分の弱みを理解した上で、やるべきことを考えよう

インターネットで英語学習法を検索すると、いろんな人があらゆる勉強法を発信しています。

しかしながら、その勉強法とは、その人の弱点や能力を前提としたときにベストであった勉強法にすぎません。限られた時間で勉強して、最大の効果を発揮するためには、自分の弱みを理解し、それを克服する勉強法を優先することが重要です。

例えば、リーディングやリスニングの力が弱いにもかかわらず、スピーキングの練習を積んでも、あまり上達はみられず、リーディングリスニングの力を先に伸ばすことが最短距離な場合もあります。

自分にとって、一番求められる努力はなんだろう?ということを念頭におきつつ、勉強方法を組み立てるようにしましょう。

英語学習を楽しむことができる方法を編みだそう

自分の弱みを理解してやるべきことを考えよう!と、すごく固いことを言ってしまいましたが、英語学習は楽しむべきです!

特にスピーキングの力は身につくまでにすごく時間がかかるため、自分が楽しめる方法でないと継続が難しくなってしまうと思います。

ありきたりな言葉ですが、継続は力なりです。わたしは、忍耐力が低くストイックに勉強できないので、楽しめる方法を編み出すことを常に意識しています。


ここで少し余談!

下記記事では、効果的な発音の学習方法をご紹介しています!スピーキングの練習をしていて発音が気になった方はチェックしてみてくださいね♪

nativecamp.net


おすすめの勉強方法

ベストな勉強法は、その人の弱みや、楽しめるポイントなどによって違うと思うので、あくまで参考ですが、筆者のおすすめの勉強法を2つ紹介します!気に入ったらぜひ試して見てください。

TED Talk 活用法

TED Talkというオンラインスピーチ配信サービスをご存知ですか?

あらゆる分野で、第一線で活躍する研究者やビジネスマンのスピーチを無料で聞くことができるサービスです。そんなTED Talkを活用したおすすめの勉強法をお伝えします。

おすすめの活用法

①自分の悩みや興味のあることに関連する動画を探す

②面白そうな動画が見つかったら、その動画を、音声英語・字幕なしで聞く

③聞いた後に、その動画の内容を、英語で要約して話す(独り言)

④同じ動画を1週間から~2週間にかけて、毎日継続して触れる。シャドーウィング・リスニング・リーディングを自分の気分に合わせて交互に行う。

⑤余裕があれば、その動画に関することをトピックとして、自分の意見をまとめて話す

例えば、私は、やりたいことが多すぎて時間が足りない!と悩んでいた時に、TED Talkサイトの検索窓で、「time 」と調べて、「How to gain control of your free time」というタイトルの動画を見つけ、繰り返し触れていました。

紹介した勉強法は、少しハードルが高いように思うかもしれませんが、①②だけチャレンジしてみるだけでも、リスニングの勉強になります!また、動画の時間が5分程度のものから始めると、継続しやすいのでおすすめです!

伸ばすことができる能力

・質問や題材を瞬時に理解する力(リスニング力)

・英語のボキャブラリー・フレーズの増強

・同じ動画に何日も触れ続けることで、単語やフレーズが自分のものになっていきます

・発音力

・動画をシャドーウィングすることで、発音力が鍛えられます

思わぬメリット

この勉強法の素晴らしいところは、英語力が高まるにとどまらず、毎日第一線で活躍する人の言葉を何度も口にして、脳内に叩き込むことができるということです。

先ほどの時間管理の動画を例にあげると、動画の中で語られた「その時間に何をするのかは常に自分が選択している。時間がない、忙しいというのは、自分が取捨選択できていないだけである」というメッセージを繰り返し聞くことで、限られた時間で何をするかについての選択が研ぎ澄まされていったような気がします。

オンライン英会話

次に、オンライン英会話を活用した勉強法をお伝えします。

何事においても、成長するためには、実践して失敗の経験を積むことが重要です。スピーキングの力を伸ばす上においても、実際に英語スピーカーと会話をする経験を積むことがすごく重要です。

特にオンライン英会話は、料金も安いですし、自分のライフスタイルに合わせて柔軟にレッスンを組むことができるのでおすすめです。

まずは、とにかく始めてみてもらいたいですが、ある程度継続できた段階で、下記の活用方法を試してみることをおすすめします。

おすすめの活用法

①レッスンを予約する(できれば毎日!朝にレッスンを入れると早起きができるので一石二鳥!)

②事前にそのレッスンで題材としたいトピックや記事を決めておく

③レッスンを受講する

④レッスン後に、そのレッスンで「伝えたかったけれども伝えられなかったこと」をメモし、それを伝えるための表現をライティングする

伸ばすことができる能力

・質問や題材を瞬時に理解する力(リスニング力)

・質問に対して自分の意見を瞬時に思いつく力

 質問されて自分の意見を答える瞬発力を磨くことができるのは、オンライン英会話を強くおすすめする理由の一つです。

思わぬメリット

オンライン英会話は、英語力を伸ばすことができるのは言わずもがなですが、世界中のあらゆる国籍の講師と雑談するのが純粋にすごく面白いです。

これは、対面の英会話教室ではなく、オンライン英会話だからこその魅力だと思います。講師の中には、オンラインで英語を教えながら旅をして暮らしている人や、医者など他の職業をしながら英語を教えている人などがいたりして、講師陣の魅力もすごいです。


ここでまた少し余談!

下記記事では、英単語学習アプリ「mikan」をご紹介しています!TOEFL対策には英単語の拡充も必須なので是非ご参考にしてください♪

nativecamp.net


最後に

今回の記事では、TOEFLスピーキングスコアアップのための勉強法の組み立て方について、お伝えしていきました。いかがでしたか?

自分にあった勉強法がまだよくわからない人もいるかもしれませんが、いろんな勉強法を試していく過程で見つかると思いますので、とにかく行動あるのみです!

興味を持った勉強法を早速今日から試してみましょう!