「無理しないで」の英語表現を関連フレーズと一緒にご紹介!

Don’t push yourself

無理しないで

相手を労って、声をかけるときのこの言葉。

集中して勉強に励んでいるときや遅くまで会社に残って仕事をしているときに、「無理しないで」と言われた経験が誰もがあるのではないでしょうか。

筆者がシンガポールの現地企業で働いているときにも、英語で同じような言葉をかけられたことがあります。

実際、その時は自分にとっては全然無理な状態ではなかったんですけど、日本人の勤勉な姿勢は「無理をして仕事している」「なんて辛そうなんだ」という印象みたいです。

今回の記事ではそんな実体験にもとづいて、「無理しないで」という言葉にまつわる英語表現や例文についてご紹介します。

無理しないでって英語でなんていう?

「無理しないで」を意味する英語表現はいろいろありますが、筆者が実際にいちばんよく耳にしたのはこの会話フレーズです。

Don’t push yourself.

ここで使われている push は「押す」というイメージから派生して、圧力をかける、ぐいぐい押し付ける、というニュアンスが感じられます。

自分自身にそこまでプレッシャーをかけることはない、無理しないでね、という意味で声をかけられたのだと思います。

具体的なシチュエーションとしては、就業時間を5分過ぎたけど、キリがいいところまで仕事を終わらせて帰ったら明日がラクだな、と思ってオフィスに残ろうとしたとき。

「Don’t push yourself ! Don’t OT !」

と上司から怒られ気味に言われてオフィスを追い出されたこともありました。

ちなみに、このOTというのは Over Time の略称で、そのまま残業のことです。

Don't OT ! はオフィス全員の口癖で、終業時刻とともにみんなさっさと退社します。

デスクに座ったまま見送ろうとすると、先ほどの「Don’t push yourself !」という掛け声とともに一緒に退社することに。

残業せずに帰ろうとする人にあからさまに嫌な顔をする、日本とは逆転の働き方を経験しました。

無理しないで、とあわせて使える関連フレーズ

この「無理しないで」という基本フレーズと一緒に、こんな言葉をかけられることもよくありました。

すぐに使える日常会話として、まとめて覚えてしまいましょう。

関連表現をセットで覚えるのは、効率よく学べるおすすめの勉強法です。

Please calm down.

落ち着いてね。

同僚と意見が別れて議論がヒートアップしてきたときなどに言われました。

感情的にカッとなった人に、落ち着いて冷静になってほしいときによく使います。

怒りやうんざりした感情をあらわにする人に「Don’t push yourself. Please calm down.」と優しく伝えましょう。

Take it easy.

気楽にいこうよ。

仕事に熱心になるあまり、周囲にもつらくあたる人っていますよね。

もう少し緊張をゆるめてほしいときや、無理をする人を励ましたいときに頻繁に使います。

また、無理な要求をしてくる人に対して「Don’t push yourself. Take it easy.」と返すと「そんな無茶なこと言わないでよ、落ち着いてって」というようなニュアンスにもなります。

Don’t do that too hard.

そんなに無理してやらなくていいよ

too hard は大変すぎるという意味で、相手が明らかにオーバーワークをしているときに「そんなに無理しなくても大丈夫だよ」と伝えたいときに使えます。

do that の部分にいろんな単語を入れて表現の幅を広げることができる便利なフレーズです。

Don’t work too hard.

そんなに無理して働かなくていいよ

Don’t study too hard.

そんなに無理して勉強しなくていいよ

Don’t exercise too hard.

そんなに無理して運動しなくていいよ

熱心に取り組むのは素晴らしいことですが、やりすぎてストレスがたまってしまい、体調を崩したりしては逆効果です。

自分にとっての適正量をよく考えたうえで、仕事や勉強、運動などを楽しみながら継続するのが理想ですね。

Take a rest.

ゆっくり休んで。

早く家に帰ってよく寝て、よく休んでね、と相手の体調を気遣う表現です。

トラブルが起きたときや、仕事が山積みのとき、日本人なら「たくさん働いてできるだけ早く終わらせよう」と考えるところが、英語圏の人たちは「まず休んで、それからまたやろう」という発想です。

「Don’t push yourself. Take a rest.」という声掛けは、根を詰めすぎてつらいときは無理しないでよく休んで、というシーンで使われます。

仕事をしているときはもちろん、留学して必死で勉強している友達に声をかけたい場面などにも登場しそうなフレーズですね。

ところで、Take a rest と聞いて、近い表現の Take a break を連想した方もいらっしゃるのではないでしょうか。

どちらも同じ「休む、休憩する」という単語ですが、 rest は自宅に帰ってゆっくりとやすむケース、 break はオフィスや学校などで少しの間休憩をとるケース、という違いがあります。

まとめると、以下の文章にはそれぞれこんな違いがあらわれます。

Don’t push yourself. Take a rest.

今日はもう無理しないで、家に帰ってゆっくり休むといいよ

Don’t push yourself. Take a break.

そんなに働きっぱなしで無理しないで、カフェでコーヒーでも飲んでちょっと休んだら?

つづいて、覚えておくと便利な会話フレーズもあわせてご紹介します。

こちらはちょっとニュアンスが違ったり、英会話ブログなどで見かけるけど実際にはあまり使う機会がないものです。

Take care.

お大事に

Take a rest. と同じく相手の体をいたわるときに使う表現ですが、Take careというと病院で診察を受けたときや病気にかかったときのような、特定のシーンで使うことが多いイメージです。

ただ単純に疲れていて、よく寝て回復するようなシーンで使うと、ものすごく具合が悪いんじゃないかと思われている気分になります。

病気で休んでいる人や、病院にお見舞いに行ったときに使える一言ですが、日常会話では Take a rest を選んで使ったほうがいいと思います。

Don’t over do it.

「無理しないで 英語」と検索してみてヒットしたのがこちらのフレーズ。でもあまり聞き慣れない表現です。

実際に労いの言葉として誰かから言われても、ピンとこないかもしれません。

ただし、この表現が間違っているというわけではありません。

筆者には馴染みのないフレーズであるというだけで、広い英語圏のどこかではよく使われる言葉なのかもな、と思います。

正しい英語、正しい発音、というものは存在しません。

自分が興味をもった海外ドラマや映画、そこで聞き慣れたものや身近なフレーズから楽しみながら覚えていくことが、語学学習には効果的です。


ここで少し余談!

下記記事では「疲れた」の英語表現をご紹介しています。自分の疲れ具合によって表現によってフレーズが変わるので気を付けて使い分けましょう!

nativecamp.net


無理しないで=日本人の働き方?

Don’t push yourself!

無理しないで!

シンガポールで働いた3年半の間に、何度この言葉をかけられたかわかりません。

人生初の海外就職で嬉しくて張り切っていたことと、実力社会のシンガポールでは真面目に働いて結果を出さないとすぐクビになってしまうと緊張していたことで、慣れないうちから全力で仕事をしていました。

当時の所属オフィスでは、日本人は私1人で、あとはみんなローカルのシンガポール人。

働きながらおしゃべりをしたり、お菓子を食べたり、そして時間が過ぎて退勤時間にはすぐ退社したりと、日本では考えられないゆるい働き方に大きなカルチャーギャップを感じました。

また、頼まれたらNoと言えない内気な日本人の悪い部分も出てしまい、新しい仕事をすぐに引き受けたり、隣のスタッフの仕事を手伝ったりしているうちに、気がつけば自分のキャパシティがパンクしてイライラしたことも。

今から思えば、最初の頃は push myself ばかりだったなと反省します。

つまり、自分で自分を追い込んで、ひとりでどんどん苦しくなる状況を作り出していたんですね。

Don’t push yourself! と上司から言われて、その言葉を自分でも心の中で繰り返して、少しずつ緊張が解けて仕事や職場環境にも慣れていきました。

同僚との会話もできるようになって、仕事以外のこともおしゃべりする余裕ができたり。

その結果、ゆるい働き方を享受できるようになり、おしゃべりもお菓子も楽しむようになりました。

もちろんサボるわけにはいかないので片手では仕事をしながらです。

日本人の器用さを発揮していたと思います。

約束を守る、締切に遅れない、やると言ったらやる、勤務時間で終わらないときは残業や休日出勤

このような日本人にとっての当たり前である働き方はすべて、英語圏では Don’t push yourself!

過ぎた時間はしょうがないし、やると言ったときから気分は変わるし、勤務時間以外は完全に自分だけの時間。

当たり前のことをしているだけで「また無理してる〜」と上司にからかい半分で指摘されつづけて、日本人の当たり前は世界基準では高水準なんだなと感じました。

そして、約束を守って遅刻しない自分ってすごいのかもなと、少しだけ自己肯定感が上がった気がして生きるのがラクになりました。


ここでまた少し余談!

下記記事では「頑張れ!」の英語表現をご紹介しています!フレーズによっては相手に不快な思いをさせてしまうので気を付けてフレーズを使いましょう!

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