「グローバル化、グローバル社会って英語で何て言うんだっけ?」英語を勉強していたり、仕事で使っていたりすると、ふと疑問に浮かぶことがありますよね。
この記事では、日本語の
「グローバル社会」
「グローバル化」
に相当する英単語について、まず紹介していきます。
さらに英単語の意味だけでなく、今後のグローバル社会で求められる英語力とその身につけ方も解説していきますので
「なぜ英語を勉強した方がいいの?」
「英語学習をするメリットなんてあるの?」
といった人もぜひご一読ください。
- 「グローバル社会」、「グローバル化」を英語で言うと?
- グローバル社会における「英語」の必要性や学ぶメリット
- 今後の社会でどれくらいの英語力が必要か
- グローバル社会で使える英語力を身につけるには
- まとめ:英語はグローバル社会の必須ツール
「グローバル社会」、「グローバル化」を英語で言うと?
初めにですが、グローバル社会を英語でいうと「global society」、グローバル化は「globalization」で表現され、その例文を挙げると下記の通りです。
We live in a global society.
私たちはグローバル社会に生きている。
Globalization of the world economy.
世界経済のグローバル化
なお、日本語でのグローバルには
「世界的な規模であるさま」
「国境を越えて、地球全体に関わるさま」
といった意味が込められています。
グローバル社会における「英語」の必要性や学ぶメリット
日々グローバル化が進展していく中で、「英語」を学ぶ必要性はあるのでしょうか?
ここからは、グローバル社会というキーワードを踏まえた上で、なぜ英語を学ぶ必要があるのか、学ぶことによってどのようなメリットがあるのかといった内容を解説していきたいと思います。
日本は少子高齢化で人口減少、ビジネスの戦場は国外も
日本は将来的にこれまでどの国も経験したことのないレベルでの少子高齢国家となります。
その時に内需だけで十分に経済成長をしていけるのであれば、日本人にとって英語は必要のないツールとなるかもしれませんが、仮に外需の力も必要となるのであれば「英語」は間違いなく必要なビジネスツールの一つになってくるでしょう。
すでに現時点でも、国外からのインバウンド需要を狙った多くの企業やビジネスが展開されていますし、多くの有名大企業が国外への進出を図り、世界各国で日々試行錯誤しているという現状があります。
これは暗に日本国内(日本語)の経済活動だけでは企業の利益を追求しきれない、国外(外国語)を利用しないとならないとビジネスのトップランナー達が考え行動した結果に他なりません。
つまり、ビジネスの戦場は日本語のみならず、外国語を使う所にも重きが置かれているということです。
この時に外国語の中でも、特に「英語」を学ぶことにメリットがあるのですが、その理由の一つに、英語を利用する「話者数」が関係しています。
英語でビジネスチャンスを広げられる
現在、世界には約15億人の英語話者がいるとされており、そのうち約4億人が英語を第一言語としており、約11億人が第二、もしくは第三の言語として利用しているとされています。
英語を利用するユーザーが多いということは、英語が使えれば単純につかめるビジネスチャンス数を増やせる可能性が高められるということですし、ビジネスチャンスだけでなく、日本語だけでは手に入れられない様々な情報を手に入れることも可能です。
ビジネスで英語を使うことができれば、潜在的な顧客数を日本の人口約1億人から15億人超まで増やすことも可能です。
実際には英語を介し、他の言語話者とも繋がれるようになるので、15億を超えて世界中の人々と繋がれるようになると言っても過言ではありません。
今後日本経済が発展していく上で、この英語を利用するユーザーの人口は決して無視することができないでしょう。
国内企業で英語が公用化されるケースも
国外で働かないからと言って、英語を学ぶ必要性が全くないかと言えばそんなことは全くありません。
例えば、国内企業であっても楽天やユニクロなどの企業では、英語が社内公用語化されているという状況があります。
そのため、こうした企業で実際に働く、働きたいと考えた場合にはビジネス英語の学習が必須となってくるでしょう。
また、英語が社内で公用語化されないケースであっても、昇進や出世の要綱にTOEICの点数が目安として設けられている企業は多くあります。
業務で英語を実際に使うか使わないかに寄らず、昇進に影響があるとすれば、社内でのキャリアを進めていく上でも英語学習は避けて通れないはずです。
さらに、現時点で務めている会社で英語が全く意味をなさないとしても、転職をする可能性があれば英語は間違いなく役に立ってくれます。
英語はポータブルなスキルなので、一度身につけて錆びつかせないようにすることができれば、半永久的にビジネススキルの一つとしてあなたのキャリアを有利に導いてくれるでしょう。
今後の社会でどれくらいの英語力が必要か
グローバル社会において、「英語」が必要な理由や、学ぶことで得られるメリットについてお分かり頂けたかと思いますが、では実際にどれくらいの英語力が必要になってくるのでしょうか。
今後の社会で必要とされる英語のスキルやそのレベル、まずはどういったところを目標に英語学習をしていくべきなのか、その内容を解説していきたいと思います。
求められる英語のスキルは様々
ビジネスを行う上で必要とされる英語のスキルは人によって異なります。
行う業務の内容にビジネスメールが含まれる場合には、ライティングスキルが必要になりますし、情報の収集や整理といった場合にはリーディング力が求められます。
また、顧客との対面での交渉や、プレゼンを行うといった場合にはスピーキング力やリスニング力も必要になってくるでしょう。
自分が現時点で英語を使ってどのような業務に携わっているのか、将来的に英語を使ってどのような仕事をしていきたいのか。
そうした自分自身のニーズにあわせてスピーキングなどの英語の各スキルを身につけていく必要があります。
個々人に求められる英語のレベルは上がっていく
グローバル化が進み、国外とのビジネスのつながりが増え、国外からも多くの顧客や観光客が訪れるようになれば必然的に英語を使う機会も増えてくるはずです。
その結果として、ビジネスで英語を使う機会も増えるので、その必要とされる英語力の範囲やレベルも上がってくるでしょう。
これまでは英語での資料作成やメールを送れるレベルの英語力があればよかった。という人も、これからは英会話を使わなければならないビジネスシーンに出会う可能性がありますし、その逆もまた然りです。
また、英語というビジネスツールを使って世界でのビジネスを有利に進めようと考えているのは日本人だけではありません。
今この瞬間にも外国人のビジネスパーソン達は英語力を磨いて、グローバルなビジネスの舞台でイニシアチブを取ろうとしています。
そうした海外のビジネスライバル達と戦うためにも、これまで以上に使える英語を身につけていく必要があるのです。
いきなりネイティブクラスを目指すのは難しい
求められる英語力が上がっていくからといって、英語ノンネイティブの人がいきなりネイティブクラスの英語力を目指すのは正直に言って難しいです。
流暢なスピーキングに洗練された英作文、間違いのない文法、数多くの語彙。
こうしたものは一朝一夕で身につけられるものではありません。
そのため、仮にこれからビジネスで使える英語のレベルを目指すのであれば、まずは英語を第二言語として、ビジネスツールの一つとして使えるレベルを目指すべきです。
例えばですが、英語の発音やイントネーションに多少の訛りがあったり、語彙や文法が稚拙であったりしても、まずは英語を使ってコミュニケーションをとれることが重要でしょう。
なお、ネイティブクラスの英語力を目指さないにしても、ビジネスで英語を使うためには日々の英語学習が必須です。
そのグローバル社会で使える英語力の身につけ方については、次項で簡単に説明していきたいと思います。
ここで少し余談!
話を切り替える時によく使うフレーズ「By the way」。実はそれ以外にも切り替えるフレーズがあるのをご存知ですか??下記記事でご紹介しています♪♪
グローバル社会で使える英語力を身につけるには
グローバル社会で使える英語力を身につけていくには、具体的にどのような英語学習や取組みをしていけばよいのでしょうか。
ここではその方法を、簡単にではありますが紹介していきたいと思います。
リーディングやリスニングはTOEICの勉強でも鍛えられる
ビジネスで使うリーディングやリスニング能力であれば、TOEICのリーディングやリスニングを勉強することでも十分に鍛えることができます。
TOEICの試験はビジネスパーソン向けに作成されているので、その対策を行うことでビジネスに必要なリーディング力やリスニング力を身につけられます。
TOEICで高得点をとることができれば、社内での昇進や転職にも有利になるので、仕事で英語を使う機会、特にリーディングやリスニングをする機会のある人は積極的に利用するのがよいでしょう。
スピーキング力をつけるならオンライン英会話!
英語のスピーキング力を高めたいのであればやはり、英会話練習をするしかありません。
リーディングやリスニングといったインプットだけをいくら頑張っても、スピーキングというアウトプットを別でトレーニングしないことには一向に喋れるようにはならないでしょう。
そこで、グローバル社会でも通用する英会話力を身につけるのに持ってこいなのが、「オンライン英会話」です。
オンライン英会話を使えば、家でもどこでも、インターネット環境があれば世界中の人と英会話の授業を受けられますし、その料金も従来の通学型の英会話教室や語学学校と比較して格安です。
また、詳しくは下記の記事で紹介していますが、オンライン英会話を使って英語のライティングの指導を受けることも可能です。
英作文の添削ってどうやればいい?最適な方法をご紹介!
そのため、これから英会話力をつけていきたい、ライティング力を上げていきたいという方はぜひオンライン英会話を活用してみてください。
まとめ:英語はグローバル社会の必須ツール
グローバル社会を英語でいうと「global society」、グローバル化は「globalization」です。
これまでは英語が使えればビジネスを有利に進められるといった時代でしたが、これから先は英語が使えて当たり前の時代が来る可能性もあります。
そうした時流に備えるとともに、現在の自分自身のビジネスやキャリアを充実させていくためにも英語力をしっかりと身につけていきましょう。
[T1]参考サイト①:The English Club
世界の英語人口15億|日本も急増中!英語を習得すべき8つの理由
https://english-club.jp/blog/english-world-population/
参考サイト②:CNN.co.jp
日本語と英語が融合、「新言語」はいかにして誕生したのか
https://www.cnn.co.jp/travel/35150656.html
[T2]参考ページ:世界人口推計2019年版:要旨 10の主要な調査結果(日本語訳)

2018年まで国内メーカーで製品設計を担当しながら、海外顧客とのやりとりや英日翻訳などの業務も経験。そして、2019年からフリーランスのライターとして英語学習に関するライティングを中心に活動を開始。現在は英語学習ブログの運営やツイッター、YouTubeなどライティング以外の活動も積極的に行っている。TOEICの自己ベストスコアは870点、現在オンライン英会話を使って英会話を猛特訓中。趣味は海外ドラマを見ることや言語設定を英語にしてゲームをすること。