海外旅行でお得なのは円高?それとも円安?英語表現も紹介!

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近年、LCC(格安航空会社)やAirbnb(民泊予約サービス)の利用が一般的になり、それまではとても高価なものだった海外旅行が、どんどん身近なものとなってきました。

海外旅行のコストには、円高や円安など、その時の為替の状況によって変動します。また、旅行先の物価の高さでも費用はかなり差が出ます。

「円高・円安」という言葉はよくニュースでも聞くけれど、どっちがお得に海外旅行ができるのか、そしてなぜそうなるのかがわからない、という方も少なくないでしょう。

そこで今回は、円高・円安の解説や、海外旅行でお得なのはどちらなのかを、英語表現の紹介も交えながらご説明します!

円高・円安の基礎知識

ここでは、ニュースなどで円高・円安の話題と一緒によく聞く「為替レート」や、円高・円安がどういったものなのか、そして海外旅行時にはどちらがお得なのかなど、一気にご説明したいと思います。

為替レートとは

為替レートとは、外国為替取引における外貨との交換比率のことです。つまり、2つの国の間で通貨を交換する時の取引価格を意味します。

円とドルの取引で考えてみましょう。世の中にはドルを使って円を買いたい人や、円を使ってドルを買いたい人はたくさんいます。

円に対してどれくらいドルを払うのか、ドルに対してどれくらい円を払うのか、これらを決めるのが為替レートです。

為替レートは需要に応じて常に変動しています。

需要が上がれば価格は上がるし、その逆も起きます。

例えば、アメリカの人が日本の物を輸入して購入したり、日本のサービスを利用するには日本円が必要です。

つまりドルを円に変えることになります。

この需要が多ければ多いほど、ドルに対して円の価格が高くなります。

為替レートは、リーマンブラザーズ破綻やイギリスのEU離脱問題などの経済状況、戦争やテロ犯罪、政治的デモなどの治安状況、金融界の要人による発言などの要因によって大きく変動することもあります。

ちなみに、為替レートは英語で「exchange rate」です。

What is the exchange rate of the yen against the US dollar?
USドルに対して円の為替レートはいくらですか?

円高とは

「円高」とは他国の通貨に対しての円の価値が高くなることです。

日本の景気が良いという理由でドルを売って円を買う人がたくさんいれば、円の価値は上がります。

ドルが売られればドルの価値が下がり、円が買われれば円の価値は上がります。

1ドル=100円の状態からドルの価値が下がり、円の価値が上がるとします。

もし1ドル=90円になったとしたら、1ドル当たりの価値は1ドル=100円の時に比べて10円下がっています。

逆に、円の価値が上がったので、1ドル手に入れるのに100円払わなければならなかったのが、レート変動後は10円安く90円だけで1ドルを手に入れることができます。

例えば、3万ドルの車をアメリカから買うとします。1ドル=100円の時に買うと、300万円払うことになります。

もし円高になり、1ドル=90円の時に同じ車を買うとすると、より少ない円でドルが買えるので、支払額は270万円、なんと30万円もお得になります。

なお、円高ドル安時は英語で、
The yen is strong against the dollar.

直訳: 円がドルに対して強い
と表現されます。

円安とは

「円安」とは他国の通貨に対しての円の価値が低くなることです。

日本が不景気という理由で円を売ってドルを買う人がたくさんいれば、円の価値は下がります。

円高の例とは逆に、1ドル=100円の状態からドルの価値が上がり、円の価値が下がるとします。

もし1ドル=110円になったとしたら、1ドル当たりの価値は1ドル=100円の時に比べて10円上がっています。

ドルの価値が上がったので、1ドル手に入れるのに100円払えばよかったのが、レート変動後は10円高く110円払わないと1ドルを手に入れることができません。

例えば、50万ドルの住宅物件をアメリカで買うとします。1ドル=100円の時に買うと、5千万円払うことになります。

もし円安になり、1ドル=110円の時に同じ家を買うとすると、より多くの円が必要になるため、支払額は5千500万円になります。

つまり、1ドル=100円の時に比べて500万円も多く払う必要があります。

なお、円安ドル高の時は英語で、
The yen is weak against the dollar.

直訳: 円はドルに対して弱い
と表現されます。

海外旅行は円高と円安どっちがお得?

では、海外旅行においては円高と円安では
どっちがお得でしょうか?

ここまでで円高と円安が理解できた方ならすぐにわかると思いますが、結論から言うと、「円高」です。

例えば、1ドル=100円の時に1泊200ドルのホテルに泊まる場合、2万円を払うことになります。

もしこれが1ドル=90円だった場合、同じホテルでも宿泊代は1.8万円になり、2000円お得になります。もし5泊するのであれば1万円も違います。

現地通貨への両替も同じことが言えます。例えば5万円をドルに交換する際、もし1ドル=100円なら500ドルになりますが、1ドル=90円であれば約555ドル、55ドル多くなります。

ここまでの例からも明白なように、海外旅行においては円高がお得になります。

円高のメリットとデメリット

円高のメリットは前述の通り、円安に比べてお得に海外旅行が楽しめます。

旅行中は何かと出費が多くなるため、旅行先の国の通貨に対して円が強ければ強いほどお得になります。

そのため、海外旅行における円高のデメリットはほぼありません。

あえて言うのであれば、両替した現地通貨を円に戻そうとした時に、円の価値が下がっていた場合、損をする可能性があります。

為替レートは常に変動し、ちょっとしたことで急に通貨の価格が暴落したりもします。

その後価格が元に戻る保証はどこにもないことを頭に入れておくべきでしょう。


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現地通貨への両替のポイント

国や場所によっては、クレジットカードが使えないケースもあるでしょう。

その時のために現地通貨への両替が必要になりますが、気をつけるポイントがいくつかあるのでご説明したいと思います。

両替所によってレートや手数料が違う

日本円を旅行先の現地通貨に両替する場合は、両替所に行く方が多いでしょう。

両替所は至る所にありますが、実は場所によってレートや手数料が異なります。

両替所では「両替レート」「両替手数料」というものがあります。

「両替レート」は、為替レートに為替手数料が含まれたレートのことです。一方で「両替手数料」は、両替をする際にかかる手数料です。

例えば、3万円をドルに両替するとします。

為替レートが1ドル=110円だったとしても、両替所が出している両替レートが1ドル=115円、両替手数料が3ドルだった場合、30000(円)÷115(円)-3(ドル)=260.8ドルという計算になります。

場所によっては両替手数料無料となっていたり、手数料表記がない場所もあります。

その場合は特に追加ではかからないと思って大丈夫ですが、心配な場合は念のため確認することをおすすめします。

通貨の両替は、日本の銀行、空港の両替所、現地の街中の両替所など、色々な方法があり、行き先によってどの方法が一番お得かが変わってきます。

渡航前に損をしない両替方法を調べておきましょう。

ちなみに、外貨両替所は英語で、
・exchange counter
・currency exchange

と言います。

空港で外貨両替所が見つからない場合は、
Where is the exchange counter?
Where can I find the exchange counter?

のように尋ねることができます。

また、両替所では、
I'd like to exchange yen to US dollars.
円をアメリカドルに交換したいです。
と言えれば問題ありません。

クレジットカードのキャッシングがお得

クレジットカードにはショッピングで使える枠の他に、ATMから現金を借りられるキャッシング枠があります。

このキャッシング機能は海外のATMでも使えます。

キャッシングで現地通貨を借り入れる場合、キャッシング金利のほうが両替所の手数料よりも安く済みます。

というのも、場所により異なりますが、おおよそ両替所の手数料は3%ほど、キャッシングの金利は年利で18%ほどです。

一見キャッシングのほうが高く見えますが、キャッシングの利息は日割り計算になりますので、例えば両替所で5万円を両替すると1500円の手数料がかかりますが、キャッシングで同じ金額を30日借りた場合の利息は740円ほどになるので、キャッシングのほうがお得になります。

また、空港の両替所であらかじめたくさんの円を両替しておくのも良いのですが、たくさんの現金を持ち歩くことのリスクも考えなければなりません。

特に観光地では、外国人観光客を狙ったスリなどが頻繁に起きている場所もあります。

キャッシングなら好きな時に必要な分だけ現地通貨を引き出すことができるため、少しでも心配を減らして観光を楽しみたい方にもおすすめです。

なお、海外の英語対応のATM操作はおおよそ以下の通りです。

1. ENTER PIN
ここでパスワードを入力します。

2. SELECT TRANSACTION
ここで取引内容「WITHDRAWAL(引き出し)」を選びます。

3. SELECT SOURCE ACCOUNT
ここは口座選択です。「CREDIT」を選びます。

4. SELECT DISPENSE AMOUNT
ここで借り入れたい金額を選びます。金額指定をする場合は「OTHER」を選びます。

海外のATMではよくカードが飲み込まれてしまって出てこないアクシデントがあるので、気をつけましょう。

まとめ

では今回の記事のまとめです!

・海外旅行は円高がお得

・両替所によってレートや手数料が異なる

・現地通貨はクレジットカードのキャッシング機能がお得

いかがだったでしょうか?もちろん円高・円安に関わらず、物価の高い安いでもコストが変わってきます。予算を抑えて旅行したい!という方はそのような点も考慮に入れて旅行先を決めると良いと思いますよ!

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