留学の楽しみといえば、現地のご飯・お酒や海・ビーチに街並み。
日本とは違う文化や環境なのでそれを肌で感じることが出来る留学の中でも、シェアハウス生活は特に魅力的ですよね。
知らない人と住む。
最近では日本でも「ゲストハウス」や「シェアハウス」として普及してきてはいますが、海外で経験するのと日本で経験するのとではちょっと違います。
今回は、何が違うのかというのも含めてポイントを紹介していきます。
- そもそもシェアハウスってどんなもの?
- 家賃はどうなってるの?
- 初期費用や引っ越し費用は?
- シェアハウスに住むメリット・デメリットって?
- 日本人と住むのはダメ?
- シェアハウスに住むべき人・そうでない人
- トラブルを回避するためには?
- まとめ
そもそもシェアハウスってどんなもの?
そもそもシェアハウスとは、どういう仕組みで、どういったものなのかをご存知ですか?
シェアハウスの他に、ルームシェアという方法もあるのですが、オーナーが一つの部屋もしくは家を借りており、複数人でシェアしながら暮らします。
多くの場合が寝室として個室を与えられ、リビングなどは共同スペースとなっています。
家賃はどうなってるの?
家賃に関しては、あなた自身がどこの部屋に滞在するかで変わってきます。
多くのシェアハウスは、オーナーが管理会社から借りている賃貸物件になります。
中には、オーナーの持ち家という場合もありますが、基本的には
賃貸物件の家賃 ÷ シェアハウスのメンバー +α =一人当たりの家賃
になります。
よくあるパターンをあげるとすれば・・・
個室だった場合(Own Room)
⇒個室の部屋の大きさによって変動する。家賃相場は大体週で$160~くらい。
個室の大きさで値段が変わってくるし、オーナーの設定次第。
自分専用の部屋として利用可能なので、女性が入居していることが多い。
ルームシェアだった場合(Share Room)
⇒大きな個室に2つベッドや3つベッドを置いて、一つの部屋をシェア。
家賃相場は、大体週$50~くらい。
ルームシェアの場合は、リビングに仕切りを作って個室感を出した部屋の場合も。
ピンキリが多いので、安いところはかなり安い値段で住めます。
初期費用や引っ越し費用は?
シェアハウスに入る際に、必要な初期費用や引越し費用はどうなのでしょうか?
初期費用に関しては、オーナーによってはデポジット(預かり金)として家賃の数パーセント徴収される場合もあります。
気に入った部屋の場合、自分が入れる期間に誰にも入られないようにデポジットを払っておくという事も、オーナーによっては可能ですよ。
引越し費用は、スーツケースのみで移動する場合はタダですよね。
自分で移動するだけですので何も費用は掛かりません。
もし、住んだ期間が長く荷物が多い場合は、現地の引越し屋さんに頼むのもいいかもしれませんが海外は日本と違い、丁寧でない場合も。
そういう場合は、友達に手伝ってもらったりオーナーにお願いして車を出してもらうなど交渉してみましょう。
シェアハウスに住むメリット・デメリットって?
何事にも、メリット・デメリットがありますよね。
ここでは、シェアハウスのメリット・デメリットを簡単にご紹介しておきますので参考にしてみてください。
シェアハウスのメリット
まずは、メリットから。
・滞在費用として、光熱費・食費・生活費が節約できる
・友達が出来る
・異文化交流が可能
・トラブルが起きたときに助けてもらえる
・英語など語学がレベルアップする
・ホームシックになりにくい
滞在費用というのが一番気になるポイントかと思い、一番最初に挙げました。
留学というのは、漢字の通り学びに来ているという事。
学校に通ったり日本とは違う文化を知るように、留学では何かを学びに来ています。
異文化ですから、言葉も違えば文化も違う。
仕事に就けるかどうかは、貴方の努力次第なのです。
もし、なかなか仕事が見つからない場合は少しでも無駄な出費を控えたいところ。
そんな時は、シェアハウスに住むことで格段に値段を抑えられます。
海外の方と住めば、その国の言葉を自然と話せるようになったりするメリットも!
シェアハウスのデメリット
続いてはデメリットをご紹介。
これを見比べて、良いところと悪いところをしっかり知っておけば今後の役に立つはずです。
・価値観や習慣の違いにストレス
・騒音などガマンする必要がある
・日本人同士の暗黙の了解は通用しない
どうしても、日本人以外の方と同じ屋根の下で住むので価値観や文化の違いに慣れないこともあります。
慣れてしまえばいいのかもしれないですが、どうしても慣れない!と我慢しなくてはいけないことも。
騒音も同じで、部屋の壁は薄いところが多いですからよくある事例です。
更には、日本人同士での気遣いや暗黙の了解は一切通じません。
大切な事なので2回言いますが、一切通じませんよ。
日本人は控えめだと言われるくらいに、海外の方はアグレッシブですが押しの強さや気の強さが目立つ方もいらっしゃいます。
そこに耐えかねて出てしまう・帰国してしまうという事も。
ホームステイとシェアハウスで悩んでいる人は、ホームステイについても詳しく調べましょう!おすすめのブログはこちら!
日本人と住むのはダメ?
よく、他のサイトではデメリットに挙げられることが多いのですが筆者はそうは思いません。
筆者の経験上、日本人と住むことはメリットでしかありませんでした。
ただし、家を一歩出れば英語を話す努力をすること。そうすることで、メリハリをつけていました。
その分、頭を使うので非常に疲れているところに日本人しかいない家は最高のリラックスと楽しい時間をもらえたのです。
暗黙の了解は通じるし、お米は出るし会話は母国語で通じるし話も合う・・・。
私はそうやってメリハリとストレス発散をしていました。
なので、あえてここでは「日本人と住むこと」をデメリットには挙げていません。
それは必ずしも、デメリットでは無いからです。
もう少し語るとすれば、異文化の方と住むと意外と…散らかし放題だったりしますよ。
なので、これも参考にしてみてくださいね。
シェアハウスに住むべき人・そうでない人
必ずしも、誰しもがシェアハウスに住めるとは限りません。
メリット・デメリットがあるように、人にも住むべき人・そうでない人がいるのです。
どういった人にはお勧めできないか更には、お勧めできるかご紹介。
シェアハウスに住むべき人とは?
シェアハウスに住むべき人はこんな人。
・新しい友達や出会いを求めている(テラスハウス感覚)
・ワイワイするのが好き
・騒音は気にならない。どこでも寝れる
・潔癖症ではない
・コミュ二ケーション能力がある
・小さなことは気にしない
・物事をハッキリ言える
・海外経験やシェアハウス経験がある
こういった経験をお持ちの方や、価値観を持った方はシェアハウスは最高に楽しい場所になること間違いなしです。
同じ環境とは言えなくても、同じ屋根の下で顔を合わせるので信頼関係や友情関係ができてきてそのメンバーで遊びに行ったり勉強したりと、絆が深まっていくでしょう。
その中で、もしかすると恋愛関係になるかもしれません。最高の仲間・相手に出会えるチャンスかも。
シェアハウスに住むべきでない人とは?
続いて、あまりお勧めできない人とは?
・潔癖症な人
・静かじゃないと寝られない人
・対人関係が少し苦手な人
・気を使いやすい人
・自分の意見を言えない人
・几帳面な人
要は、住むべき人の反対の方にはお勧めできません。
騒音や光は、みんなが同じペースで生活していたり共用スペースが部屋より遠ければ問題ないかもしれませんが、こういった問題はよくトラブルに挙げられています。
住人同士の交流が億劫だという人もいるかもしれません。だからと言って参加しないわけにもいかないし・・と気を使ってしまったり。
ストレスが溜まりやすい・溜まっている方にはお勧めできません。
じゃあどうすればいいの?
金銭的な問題で、シェアハウスにしか住めない!という場合もあるかもしれませんね。
最近では、入居者ルールを徹底しているシェアハウスも存在しています。
契約者がきちんとルールを設けており、それに違反すると罰金制度があったりも。
更には、女性専用だったり入居者同士の交流を控えてもOKもしくはそういった交流が苦手な方限定など、さまざまなコンセプトがついたシェアハウスもあります。
自分の思考と環境と生活に合ったシェアハウスを選ぶのもトラブルを回避する術でもありますので、しっかり不動産屋さんにヒアリングをしましょう。
家賃の計算もきちんとすれば、1人暮らしをするよりも費用はおさえられるでしょう。
トラブルを回避するためには?
シェアハウスにワクワクしながら入居したのに、出るときは疲弊していた。何てこと、実はよくあるのです。
理由は様々ですが、トラブルによる事もしばしば。
そんなシェアハウスでのトラブル回避はどうすればいいのか?
まずは、前項で話をした下調べをしっかり行う事。
不動産屋さんやオーナーから、どういった物件なのかを見るのは従来の方法です。
それをしつつ、入居者の情報や苦情の有無もきちんとヒアリングしておきましょう。
騒音の相談が過去にでもあれば、そのトラブルがあったタイミングの確認もお忘れなく。
実は回避するには、住む前の準備と下見が重要です。
住んでからは最低期間までは住まないと出られないなんて事例も、筆者がいた頃はありました。
すぐ入ってすぐ出ていったこともあります。
大体のシェアハウスは、事前にアポを取れば内見させてくれるので気になった物件は積極的にたくさん訪れて、実際に部屋と住人を見てみましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
シェアハウスは、生活費・滞在費を抑えられるだけでなくその期間にあっという間に仲良くなってしまう仲間が出来ます。
一生の思い出になること間違いなし。
しかし、合わないこと・合わない人もきっといるはずなのでその場合は無理せず出ることを検討しましょう。
せっかくの留学を台無しにしないためにも、住めば都となるお家を是非探してみて下さいね。