囲碁を英語で説明してみよう

囲碁、五目並べ、碁盤

囲碁は、2人のプレーヤーが交互に盤上に石を置いていきながら、石で囲んだ領域の広さを競うボードゲームです。

囲碁の歴史はとても長く、日本だけでなく世界中に囲碁のファンがいます。

囲碁は碁盤や碁石があればどこでもプレイでき、老若男女、国籍問わず楽しめますし、インターネットが発達した現代では、国境を超えた囲碁のオンライン対戦まで可能になりました。

また、プレイすることで脳が鍛えられるとも言われており、授業で囲碁を取り入れている学校もあるほどです。さらには「囲碁・将棋チャンネル」というテレビチャンネルもあり、24時間、囲碁や将棋の公式棋戦、実践講座、解説、トークなどの番組を楽しむことができます。

そこで、今回は囲碁について英語で話せるようになるための基本知識から、実際に使える英語例文までを本記事でご紹介したいと思います!

囲碁の基本的な知識

囲碁の事を英語で話せるようになるためにも、まずは囲碁に関する基本的な知識をつけましょう。

囲碁の歴史

囲碁は4000年以上も前に中国で発明されたと言われていますが、インドが発祥地だという説などもあり、はっきりとしたことはわかっていません。

また、囲碁が日本に伝えられた正確な時期はわかっていませんが、7世紀の隋書・倭国伝には「日本人は囲碁を好む」という記載があり、古今和歌集、源氏物語、枕草子、徒然草などの古典にも囲碁が登場しています。

宮廷、貴族に広まった囲碁は、鎌倉時代、室町時代には武士や僧侶、そして次第に農民、商人達にも広まっていったと言われています。

ちなみに、「碁」という字は本来は「棋・棊」の異体字であり、中国では「囲棋」と書きます。

碁盤と碁石

囲碁で使うボードを「碁盤」と呼びます。

碁盤には樹齢数百年の榧(カヤ)、桂、イチョウ、ヒノキ、ヒバ、アガチス、スプルース材などの木材が使われます。

また、囲碁で使う石を碁石と呼びます。白石が180個、黒石が181個で1組となります。

碁石の材料には、プラスチックや硬質ガラス、または黒石は那智黒(三重県熊野地方から産出される、黒色の緻密な珪質粘板岩)、白石はチョウセンハマグリの殻が使われています。

囲碁の基本ルール

囲碁では、最初に石を打つ人を「先手」、後から打つ人を「後手」と呼びます。

先手が黒、後手が白をを持ち、交互に打っていきます。なお、石を打つことを「一手」と言います。

勝敗は、自分の石と石を繋げて出来た陣地の大きさで決まります。また、相手の石を完全に囲うと、相手の石を取ることができます。つまり、複数の石を囲うと、一気にそれらの石を取ることができます。石を取れば取るほど相手の陣地を減らすことができます。

プロ棋士になるには

プロの棋士になるには、プロ試験に合格する必要があります。合格すると、プロとして対局をしてお金をもらうことができるようになります。試験合格後はプロ初段、その後は成績に応じて段が上がっていくシステムです。

囲碁の団体は、日本棋院と関西棋院の2つがあり、団体によって試験方式は異なります。

また、「英才特別採用推薦棋士採用者」という、今後の活躍が期待される小学生以下の男女を、試験のもと、特別に推薦採用するプロ試験もあります。史上最年少でプロ棋士になった中邑 菫さん(10歳)も英才特別採用推薦棋士採用者で採用されています。

アルファ碁とは?

Google傘下のDeepMind社が開発した囲碁のAI(人工知能)プログラムに「AlphaGo(アルファ碁)」というものがあります。

AlphaGoは、AlphaGo同士で対局をすることで自己学習能力によって自らを強化し、2015年に、ハンデ無しでプロ棋士に勝利した初のコンピュータ囲碁プログラムです。また、2017年には人類最強棋士と呼ばれる柯潔(カ・ケツ)棋士にも勝利しました。

元来、囲碁は探索範囲の膨大さと、盤面のポジションと動きの評価の難しさから、AIにとって、最も難しいゲームの1つだと見なされていました。そのため、プロ棋士に勝利したことは世界中に衝撃を与えました。


ここでちょっと休憩!

囲碁と並んで大人気の「将棋」。みなさんは英語で説明できますか?

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囲碁で使う英語

まずは囲碁に関する英語から学んでいきましょう。

囲碁を英語で言うと?

囲碁は英語で「Go」で、「囲碁を打つ」は「play Go」になります。英語の世界では「囲碁」というより「碁」という名前で知られていると言うことになります。

なお、通例、英語の動詞「go」と区別するため、囲碁を意味する場合は「Go」のように頭文字Gを大文字にします。

また、囲碁に必要な道具の日本語、英語の名称はそれぞれ以下のようになります。

碁盤
Go board

19路盤(縦に19本、横に19本線がある碁盤)
19 by 19 board

碁石
Go stones

黒石
Black stone

白石
White stone

碁笥(ごけ/碁石を入れるためのもの)
Go bowl

囲碁のプレイに関する英語

囲碁のプレイ方法を詳細に説明するのはかなり難易度が高いですが、基本的なことを説明するために使える英語は押さえて起きましょう。

捕獲する
capture
※受動態「be動詞 + captured / get captured」の形でもよく使われます。

囲む
surround
※Captureと同様、受動態「be動詞 + surrounded / get surrounded」の形でもよく使われます。

黒(白)石を取る
take the black (white) stones

(代わる代わる)交代でやる
take turns

交点に石を置く
place a stone on an intersection
※intersection 交差点、交点

空いている場所に石を置く
place a stone on a vacant point
※vacant 空いている(形容詞)

囲碁に関する英語例文

最後に、囲碁について英語で話すときに使える例文をレベル別に紹介します。

初級編

I like playing Go.
私は囲碁を打つのが好きです。

I started playing Go when I was 5 years old.
私は5歳の時に囲碁を始めました。

My grandfather taught me how to play Go.
私の祖父が囲碁の打ち方を教えてくれました。

My Go set was not too expensive.
私の囲碁セットはそんなに高くはありませんでした。

You can buy a Go set on the internet.
囲碁セットはインターネットで買えます。

My older brother is a professional Go player.
私の兄はプロ棋士です。

I learned Go online.
私はオンラインで囲碁を学びました。

I play Go on my smartphone everyday.
私は毎日スマートフォンで囲碁をします。

Go is not easy to learn.
囲碁を学ぶのは簡単ではありません。

中級編

The players alternate placing stones on a vacant point at each turn.
プレーヤー達は、それぞれのターンで空いている交点に石を置いていきます。

The player with the black stones makes the first move.
黒石のプレーヤーが先行です。

The player with the larger territory is the winner.
より大きい陣地のプレーヤーが勝者となります。

Placed stones may be captured, removed from the board, and kept by the capturing player.
置かれた石は捕獲され、碁盤から取り除かれ、捕獲したプレイヤーが保持できます。

It's said that Go originated in China some 3,000-4,000 years ago.
囲碁の起源は3、4000年前の中国だと言われています。

To become a professional Go player, you need to pass a professional Go verification test first.
プロの棋士になるには、まず囲碁のプロ試験に合格する必要があります。

Sumire Nakamura is Japan's youngest female professional Go player.
中邑 菫さんは、日本の最年少の女性プロ棋士です。

AlphaGo is a computer program developed by Google DeepMind to play Go.
アルファ碁は、DeepMind社によって開発され人工知能囲碁プログラムです。

AlphaGo defeated the world champion Ke Jie in 2017.
2017年にアルファ碁は、世界チャンピオンのカ・ケツさんに勝利しました。

Go is considered much more difficult for computers to win than other board games.
囲碁はコンピューターにとって、他のボードゲームよりもはるかに勝つのが難しいゲームだと言われています。

Playing Go makes you smarter.
囲碁をプレイすることで賢くなります。

We have a TV channel called "Igo・Syogi channel" in Japan.
日本には「囲碁・将棋チャンネル」というテレビチャンネルがあります。

上級編

Go stones come in two colors, white and black. They can be made from many different materials. Each board should come with 181 black and 180 white stones.
碁石は白と黒の二色あります。それらは多くの材料から作られます。それぞれの碁盤に黒が181個、白が180個付いてきます。

The correct way to place a stone is to think of a move and then take a stone from the bowl and place it on the board.
動きを考えてから、碁笥の中から碁石を取って、碁盤の上に置くのが碁石の正しい置き方です。

The word "Go" is derived from the full Japanese name “Igo”. To differentiate it from the English verb to go, "g" is often capitalized.
「Go」という名前は日本語でのフルネーム「囲碁」から来ています。それを動詞の「go」と区別するために、「g」は大文字で書かれることが多いです。

まとめ

今回の記事は囲碁についてでしたが、他にもオセロ、チェス、将棋、麻雀など、様々なボードゲームがあります。

ルールが共通なため、これらのゲームを通して国際交流をすることもできます。さらに、そのゲームを英語で説明できるようになっておくと、ゲームを通して共通の趣味をもつ外国人の友達もできるかも。

ぜひ試してみてはいかがでしょうか?

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