こんにちは!オクラっ子です。
いきなりですが、皆さん本を読むことは好きですか?
私はとても嫌いです。(笑)
冗談ではなく、本当に昔から本を読むことが苦手で、読み始めてもなかなか続かないことが悩みでした。
しかし、最近では英語力を上げるために、映画を観たり、洋書を読むことにチャレンジしています!(少しずつですが…)
特に本に関しては、好きな映画の原作本であれば、ある程度内容も既に頭に入っていて読みやすいので、なんとか続いています。
でも、実際のところ、洋書を読むことで英語力って上がるのでしょうか。
洋書といってもジャンルや、レベルも様々。中には、どんなものから読んでいけばいいのかわからないという方は、たくさんいらっしゃると思います。
そんな方のために、今回は洋書の選び方や、おすすめの洋書についてお話していきます。
英語学習におすすめの洋書の選び方
①自分のレベルに合わせて選ぼう!
洋書を選ぶとき、まずは自分の英語力に合ったものを選んでください。
簡単にスラスラ読めるというものよりは、少し分からない単語があり、考えながら読んでいくレベルのものをおすすめします。
なぜなら自分の英語力より、低いものを選んでしまうと、読んでいても簡単に理解できてしまうため、頭には入ってきますが、それが英語力上達に繋がるのかと言えば、ん~っという感じだからです。
それよりは、少しでも理解することが出来ない単語や表現があり、調べて理解しつつ読んでいくもののほうが、英語力アップに繋がると思います。
また逆に自分の英語力のレベルよりも高すぎるものを選んでしまうと、難しすぎて読む気がなくってしまいます。
例としては、知らない単語が1ページにたくさんあるようでは、その本は完全にレベルオーバーです。
2ページに知らない単語がひとつくらいある程度がベストです!
ちなみに、私は海外へ行くと必ず、海外の本屋さんや空港のコンビニなどで、洋書を買うのですが、以前300ページあるような少し難しめの本を買ってしまい、最初の30ページだけ挫折してしまったことがありました。
こうならないためにも、以降、洋書を買うときは、少し中を見てみて自分でも頑張って理解できるレベルかを確認し、買うようにしています。
②ジャンルで選ぶなら…
自分の興味のある分野の本であれば、大きなモチベーションになりますよね。
ファンタジー系であれば飽きることなく読みやすい、恋愛ものであれば続けて読めるなど人、などそれぞれだと思います。
しかし自分の強化したいポイントで、タイトルを選ぶこともおススメします。例えば、精読したいのであれば推理もの、多読したいのであれば短編もの。
また時代や国、世界観に注目することも一つの手です。
その本のストーリーがとても古いものであると、書かれている英語表現も古いものになってくるでしょう。
日本語も昔の人が話している言葉と現代の若者が話している言葉では、表現がかなり違ってきますよね。
英語も同様、話す時代によって表現やニュアンスは変わってきます。現代英語を取り入れたいのであれば、あまり古くないものを読むことをオススメします。
またその本の舞台となる国によっても、表現が変わってきます。
例えば、その本の舞台がイギリスであれば、文章も当然、イギリス英語となってきます。
そしてストーリーがファンタジー系であれば、出てくる単語も独特だったりしますよね。
このように、読むジャンルで得られる単語や英語表現の特徴は全く異なってきますので、自分の目的や好みをしっかり絞ってから洋書を選ぶようにしましょう。
③同じ作者の別の作品を選ぼう
これは、はじめて洋書を選ぶ場合ではなく、何冊か読み終えた人に言えることなのですが、前回読み終えた洋書と同じ作者の作品を選ぶようにしましょう。
同じ作者の作品であれば、その作者のパターンや文章の特徴、よく使われる語彙や表現がある程度分かっているので、作品が違っても理解がしやすく読みやすいでしょう。
洋書を使って英語力を上げる方法
①付箋をたくさん貼ろう!
本を読んでいる最中に、どんどん付箋を貼っていきましょう!
とはいえ、最初はどこに付箋を貼ればいいのかよく分かりませんよね。付箋を貼るコツとしては、以下の3つを参考にしてみてください。
・繰り返し出てくる重要な単語や、
覚えておきたい単語
・ストーリーの鍵となりそうな表現
・自分で使ってみたい気になる英語表現
上記の部分に付箋を付けておけば、単語や表現を後からいつでも確認することが出来ます。
後から何度も見返して読んでいくことで、自然とその単語や表現が頭に入ってくるでしょう。
そして付箋を付けておくことで、わからない単語が出てくる度に単語を辞書で調べなくてよく、キリの良いところまで読んでまとめて調べることができます。
また、ストーリーの鍵となりそうな部分に付箋を貼っておくことで、内容が難しくなりストーリーの流れが掴めなくなったときに、その部分を見返すことで、流れを再度掴むことが出来ます。
他には、付箋が増えていくことで、達成感も出てきて、次へのモチベーションにも繋がるという効果もあります。
②気に入った洋書は2度読む
一度読んで自分に合っているなと思った作品、気に入った作品は、一度読んでおしまいではなく、もう一度読みましょう。
何度も読むことで、単語が頭に叩き込まれ、ボキャブラリーの能力も付きます。
一度読んで内容が理解できているからこそ、読むスピードも上がってきますので、同時に読書量も上げることが出来ます。
③読むだけではなく音も!
出来れば、自分が読みたいと思った本、また読んだ本のオーディオブック(朗読音声)があれば、ぜひ手に入れて聞きましょう!
洋書を読み、耳からも音声として頭に入れることで、同時に単語の発音や会話の雰囲気なども掴むことができます。
探す方法は簡単です!
YouTubeで検索してみてください。有名なものであれば、youtubeによく載っているので調べてみてください。
音声を通して読み直せば、リスニング能力とともに、本への理解度もより上がってくることでしょう。
YouTubeを使った学習に興味がある人は、こちらの記事がオススメです。
洋書で英語学習をする良さ
①自分の好きなトピックをピックアップ!
洋書で英語を学習する場合、様々なジャンルの中から選ぶことが出来ます。
通常の英語学習の参考書だと、なかなかそうはいきませんよね。
きっちりとした文法に沿っていたり、「ザ・学習!」という感じで、あまり勉強が続かない人も多いでしょう。
しかし、洋書だとジャンルは限られないので、自分が楽しみながら学習できるものを選ぶことができます。
恋愛もの、ファンタジー、ミステリー、ディズニーや映画の原作など、自分の好きなものであればあるほど、飽きずに学習を続けられるでしょう。
②語彙力や文法、コロケーション知識がつく
どうしても参考書や教材で学習していくと、ネイティブの英語というよりは、授業で習うようなかしこまった英語しか身に付きません。
しかし、洋書だとネイティブが使う英語本来の表現を身につけることができます。
③自分のペースで学べる
洋書の場合、自分のペースで自分が読みたい時に、好きなだけ学習することが出来ます。
そしてキリの良いところで止められ、単語や文法を見直すことが出来ます。
急ぐことなく自分のペースで学習することができる、という点で、洋書はおススメです。
④読書には心を落ち着かせる作用がある
読書には、不安を和らげ精神を落ち着かせる作用があります。
基本的に人間は寝ている間に、その日に起こったことなどの情報を処理します。
寝る前に本を読み、ポジティブな情報をインプットすることで、寝ている間にそれがネガティブな情報を塗り替え、翌朝スッキリとした気持ちで1日をスタートすることが出来ます。
洋書のおススメ!
上記で洋書の選び方をご紹介しましたが、まだ実際何を読めばいいのか分からない方のために、ここでは英語力のレベル別におススメできる洋書をご紹介します。
〇初心者向け
Peanuts (スヌーピー)
皆さんお馴染みの、スヌーピーシリーズです。
漫画のような形でそれぞれの会話に絵がついており、初心者の方にもとても読みやすいものとなっています。
文章量も比較的少ないので、楽しみながら読むことができます。
Alice in Wonderland(不思議の国のアリス)
これも皆さん、ご存知でしょう。
ディズニーのシリーズですね。
文章の中に絵がたくさん描かれているので、文章だけのものよりは読みやすいのではないでしょうか。
そして、映画を観てストーリーの流れを知っている方も多いでしょうから、初心者の方でも理解しやすいです。
The little prince(星の王子様)
世界中で長く愛されるロングセラー本です。
児童文学であるため、難しい単語もそれほどなく、初心者の方にも優しい洋書となっています。
児童文学でありながら、大人でも人生の重要なものに対して深く考えさせられるストーリーなので、ぜひ読んでみてください。
〇中級者向け
Anne of Green Gables(赤毛のアン)
赤毛のアンは昔から知らない人がいないくらい、とても人気のある作品ですよね。
洋書だけでなく、日本語訳された本もたくさん出版されています。
これは、ネット上でも無料公開されているので、実際に本を購入する前に少しネットで読んでみて、チャレンジ出来そうだったら購入するという方法もありです。
Jurassic Park(ジュラシック・パーク)
ユニバーサルスタジオジャパンや映画でも、お馴染みの作品ですね
内容も分かっている方が多いので、理解のしやすい本となっています。
ですが、ところどころ科学的な話も出てき、単語なども難しくなっているので、内容を知らない人や英語初心者の方にはあまりおススメは出来ません。
The Notebook(きみに読む物語)
これは、私のお気に入りのひとつです。(映画でしか観たことないのですが。)
純粋な愛のストーリーで、恋愛ものが好きな方にはおススメです。
表現や単語はそこまで難しくなく、読みやすい1冊となってます。
〇上級者向け
SHERLOCK HOLMS(シャーロックホームズ)
超有名ミステリー作品ですね。出てくる単語や表現が難しく、またストーリーがとても長いため、上級者向けの洋書です。
洋書を読むことに慣れ、単語力などが比較的身についてきたら、チャレンジしてみてください。
Breakfast at Tiffany’s(ティファニーで朝食を)
この作品は、英語力の高い方でも辞書なしで読むことは難しいです。
ネイティブの表現や、この本が描かれている時代のニューヨークの知識が無いと、少し理解に苦しむ部分もあります。
洋書に慣れ、英語力が付き、最終段階でチャレンジしてみたい作品ですね。
〇番外編
「Penguin Readers」
これは私が個人的におススメするシリーズです。
ペンギンリーダーズシリーズは、英語学習者向けに限られた単語数で編集された本のシリーズです。
私は大学生時代、英語を主に学習していたのですが、このペンギンリーダーズシリーズを読み要約を英語で書くという宿題をたくさん出されていました。
おそらく50冊くらいは読んだと思います。(笑)
このシリーズは難易度別・単語数別にレベル分けされており、何百数と種類も豊富です。
それこそ上記で紹介した、シャーロックホームズであったり、赤毛のアン、ジュラシックパーク、不思議の国のアリスなどもあります。
一番低いレベルだと、1冊の本に含まれる単語は200語なので30ページ程度です。
いきなり300ページもあるような洋書を読むのはちょっと…という人におススメです。
レベルは7段階に分かれているので、慣れてきたら、ひとつレベルを上げる、というような読み方をすると、途中で挫折することなく読み続けられるでしょう。
このペンギンリーダーズシリーズは紙の書籍だけではなく、電子書籍もあるので、気軽にどこでも隙間時間に読むことが出来ます。
ぜひ、このペンギンリーダーズシリーズで、自分の気になる作品を探して読んでみてください。
Penguin Readersについてもっと詳しく知りたいという方は、こちらの記事でも紹介していますので併せて読んでみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「英語学習は、テキスト」という考えの方が多いと思います。
でもそれだとなかなか、学習を続けていくモチベーションが保ちにくいですよね。
ですが、洋書だと自分の気になる分野で、楽しく読みながら、単語や英語表現を学んでいくことができます。
レベル別にたくさんの種類の洋書がありますので、この機会に自分のお気に入りの1冊を見つけてみましょう!
ぜひその際は、上記の洋書の選び方や、おススメの洋書を参考にしてみてくださいね。
そして、洋書からたくさん単語やフレーズを学んだら、オンライン英会話のネイティブキャンプで講師に読んだ本の内容や感想を話すと、良いアウトプットになり、より英語力アップにつながることでしょう。
誰よりもオクラが大好きなんです。愛媛出身のオクラっ子です!大学で英語を専門として勉強し、在学中に2度留学でセブを訪れました。セブの雰囲気、フレンドリーな人々が大好きで、大学卒業後セブへ。現在はセブライフを思う存分楽しみつつ英語を学び、そんな毎日から得る情報や知識を参考に、ブログを書いています!海外旅行が大好きで、大学生活お金を貯めては旅をしていました。そんな私の今の夢は、白いドレスを着て未来の旦那さんとモルディブの青い綺麗なビーチで写真をたくさん撮ること。そして様々な国を訪れ、旅をすることです!:)❤︎