英語で「おもちゃ」って何て言う?海外のこどもたちの遊び事情をご紹介♪

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子供の発育に欠かせないものは、おもちゃですよね!日本でも欧米でも、子供は楽しく遊びながらいろいろなことを学びます。

中には、英語を学ぶことにつながるアルファベットのおもちゃなどもありますので、お子さんに英語を学ばせたいと考えている親御さんはご興味があるのではないでしょうか?

そこで今回は、海外のおもちゃにまつわる英語表現や、おもちゃを使った英語学習についてご紹介してみたいと思います。途中で、皆さんご存知ディズニー映画の「トイ・ストーリー」のキャラクターやシーンも織り交ぜながらご紹介していきますよ♪

 

 

「おもちゃ」にまつわる英語表現

それではさっそく、「おもちゃ」を表す英語表現を見てみましょう!

「おもちゃ」は”toy”

ディズニー映画「トイ・ストーリー」は「おもちゃ物語」という意味で名づけられているんですね。複数形にしたい場合は単純に”s”を付けて”toys”とすればOKです。

海外のおもちゃを知ろう

欧米で定番のおもちゃを中心に、英語では何と呼べばいいのかをチェックしてみましょう♪

・バネのおもちゃ slinky
→見た目はただのバネなのに、階段の上から落とすと、一段一段ステップを踏むようにして降りていくという面白いおもちゃです。

日本でも一昔前に流行っていましたね。ちなみに、トイ・ストーリーの中ではお腹の部分がバネになっている犬のキャラクターとして登場していました。

・ポテトヘッド人形 Mr. Potato Head
→目鼻がついたじゃがいもの形の人形です。顔のパーツは取り外せるようになっています。トイ・ストーリーの中では奥さんの”Mrs. Potato Head”も登場して、おしどり夫婦として描かれていました。

・キャベツ畑人形 Cabbage Patch Kids
→主に女の子が喜ぶ人形ですね。着せ替えなどお世話をして楽しみます。

「キャベツ畑で生まれた」という設定なのでキャベツ畑人形と言うらしく、アメリカの子供の間では定番のおもちゃとなっています。

・ぬいぐるみ stuffed toy
→”stuff”には「詰め込む」という意味があります。したがって、「(綿が)詰め込まれたおもちゃ」ということで、ぬいぐるみは”stuffed toy”と呼びます。ちなみに、皆さんご存知”teddy bear(テディベア)”はクマのぬいぐるみに対して使われる単語です。クマの場合だけは例外的にこの表現が使われているようですね。

日本のおもちゃを英語で!

海外のおもちゃについて少しわかったところで、日本のおもちゃについても見てみましょう。海外の方は日本の伝統的なおもちゃに興味津々ですので、ネイティブと話す機会があれば説明する場面が出てくるかもしれません。

・けん玉 kendama
→海外にはないおもちゃは基本的に日本語でそのまま呼ぶことが多いようですね。相手に伝わっていない様子だった場合は、”Japanese juggling toy(日本のジャグリング用おもちゃ)”と言えば少しニュアンスが伝わるかもしれません。

・コマ top
→”top”と聞くと「頂点」という意味で受け取ってしまうかもしれませんが、実はおもちゃの「コマ」を指すこともあります。「コマ」自体は海外の方にも伝わるおもちゃですので、「コマ回し」と言いたい時も”spin a top”と言えば伝わります。

・凧 kite
→「カイト」と発音します。ちなみに、「凧をあげる」と言いたい場合は”fly a kite”と言えば伝わります。古いディズニー映画「メリー・ポピンズ」では、”Let’s Go Fly A Kite(凧をあげよう)”という曲がエンディングに使われています。お子さんにもおすすめの映画ですので、よろしければ親子で歌いながら見てみてくださいね!

・かるた karuta
→かるたも、日本の伝統的な遊びですよね。詳しく説明しても伝わりづらいと思いますので、”Japanese traditional card game(日本の伝統的なカードゲーム)”と言えば何となくわかってもらえるかもしれません。

 

海外のこどもが「遊び」で使う英語フレーズ

子供たちがおもちゃで遊ぶときは、動物の鳴き声や銃声など、効果音を口に出すことが多いですよね。また、おもちゃになりきってセリフを言うこともあります。

海外の子供たちは、遊ぶときどんな英語フレーズを使っているのでしょうか?ディズニー映画「トイ・ストーリー」のシーンを例に観察してみましょう!以下の会話はすべて、おもちゃで遊ぶアンディがおもちゃになりきって言うセリフです。

〇シーン1~トイ・ストーリー1より

ポテトヘッド:Quiet, Bo Peep, or your sheep get run over!
(静かにしろ、でなければ羊がどうなっても知らないぞ!)

羊:Help! Baa! Baa! Help us!
(助けてメェ~!メェ~!助けて!)

ボー:Oh, no, not my sheep! Somebody, do something!
(やめてちょうだい!誰か~!)

ウッディ:Reach for the sky.
(そこまでだ、手をあげろ!)

ポテトヘッド:Oh, no! Sheriff Woody!
(うわ!ウッディ保安官!)

ウッディ:I'm here to stop you, One-Eyed Bart.
(お前を捕まえに来たぞ。)

ポテトヘッド:How'd you know it was me?
(なぜ俺だとわかったんだ?)

ウッディ:Are you gonna come quietly?
(おとなしくついてこい!)

ポテトヘッド:You can't touch me, Sheriff. I brought my attack dog with the built-in force field.
(手は出せないぞ。こっちには犬がいるんだ。)

ウッディ:Well, I brought my dinosaur who eats forcefield dogs. Roar!!Roar!!!!You're going to jail, Bart. Say good-bye to the wife and tater tots.
(こっちには恐竜がいるぞ。ガオー!ガオー!!さあ、牢屋へ行くぞ。家族にさよならしな。)            

アンディ:You saved the day again, Woody.
(君のおかげでまた助かったよ、ウッディ!)

正義のヒーローが美人のヒロインを救い出すという定番の展開ですね。

応用が利くフレーズがいくつかありましたので、ピックアップしておきましょう。

・Quiet.
語調によって、「静かに」「黙れ」などいろいろな訳し方ができるフレーズです。親や先生から注意を受けるときに使われるフレーズでもあるため、ぜひ遊びを通して身に付けさせたい英単語でもあります。

・Baa!
羊の鳴き声を表す英語です。日本語だと「メェ~」なので、ずいぶん違う感じがしますね。犬の鳴き声”bowwow(バウワウ)”や猫の鳴き声”meow(ミャオウ)”には馴染みがある方が多いかと思いますが、他の動物の鳴き声にもこんな形で親しめるといいですよね。

・Oh, no!
「あらやだ」「大変だ!」といった意味を指します。”Oh my god.”や”Oh my goodness.”は会話の中で頻繁に使うリアクションフレーズですので、子供にも早めにマスターさせたいところですが、まずは簡単な”Oh, no!”から段階的に練習していきます。

・Roar!
ガオー!という意味の英語表現です。のどを使って「グゥァア~」といった感じで発音します。恐竜はもちろん、動物園でライオンなどを見せながら教えてあげるといいかもしれません。

〇シーン2~トイ・ストーリー3より

ウッディ:Buzz, shoot your laser on my badge.
(バズ、俺のバッジにレーザーを反射させるんだ!)

バズ:No, I will kill you.
(だめだ。お前を殺してしまう。)

ウッディ:Just do it!¥
(いいからやるんだ!)

<効果音:Swoosh…BOOM!!!(ビーム音・・・射撃音!)>

犯人:Ahhhhhh…Whump!!
(うわあああぁぁ~!・・・ドンッ(落下音))

ウッディ:You go to jail. Watch out.
(お前は牢屋行きだ。気をつけな。)

日本でも小さな男の子が「ドカ~ン!」「バキュン!」「プシュー!」などと効果音を口に出しながらおもちゃで戦闘系の遊びをしているのを目にしますよね。

・Swoosh!
何かが高速で動いているときの効果音です。日本語だと「ビューン」といった感じでしょうか。この場面では、ビームを飛ばす効果音として使われています。

・Boom!
「バキュン!」「ドカン!」など、銃や大砲を撃ち当てた時の音を表します。比較的日本人にも親しみやすい効果音ですね。ここでは、ビームが犯人に命中した音を表しています。

・Ahhhhh!!…
これは、日本語でいう「ああ~~~!!!!・・・」と同じです。高いところから落下するときの、だんだん小さくなっていく叫び声をイメージしていただくといいと思います。

・Whump!
「ドン!」「バン!」という落下音(地面にたたきつけられる音)を表します。動詞として使うこともでき、その場合は「叩きのめす」という意味になります。親御さんにとっても勉強になりますね!

 

おもちゃは幼児期の英語学習に効果的か?

さて、おもちゃにまつわる英語表現の数々をご紹介してまいりましたが、最近は幼児英語教育にぴったりのおもちゃもたくさん登場していますよね。

「そんなに早い段階で英語に触れさせることに意味はあるのかな?」「まずは日本語を覚えてからの方がいいのでは?」などと悩んでいらっしゃる方も多いと思います。

結論から申し上げると、おもちゃは上手に取り入れれば幼児期の英語学習に非常に効果的です。特に、以下のことに気を付けながら、幼児期の英語学習におもちゃを取り入れてみましょう!

最優先はこどもの興味♪
普段から、おもちゃを選ぶときは対象年齢や機能のバリエーションを重視しますよね。できるだけ長く使えるように、子供の発育段階を意識しておもちゃを選ぶのは当然のことです。

しかし、英語関連のおもちゃに関しては、なによりもお子さんが興味を示すものを最優先にしてあげてください。ただでさえ聞き慣れない言葉が流れてきてストレスを感じやすくなりますので、まずは本人が進んで手に取るおもちゃを選ぶのが一番大切です。

学びを確認出来たらひたすら褒める!
おもちゃで流れてくる英語のフレーズや歌をふと口ずさんでいるのを聞いたら、しっかり褒めてあげましょう!

英語に対してポジティブなイメージを植え付けてあげることが大切です。

おもちゃで学んだフレーズを積極的に使ってあげる
“Hi.”や”Thank you!”など、簡単な英語フレーズが流れてくるおもちゃもあると思います。その場合は、日常生活の中で親子の会話の中にそのフレーズを登場させてあげるようにすれば、よりお子さんの頭の中に印象が残りやすくなります。親御さんの中で英語が苦手な方もいらっしゃるかもしれませんが、お子さんと一緒に勉強するつもりでチャレンジしてみてくださいね!

 

まとめ

おもちゃを上手に使って子どもの英語学習を楽しく♪
「おもちゃ」にまつわる英語表現や、おもちゃを使った英語学習についてご紹介させていただきました。参考になるものはあったでしょうか?

みなさんも、おもちゃを上手に使ってお子さんの英語学習をサポートしてあげてくださいね♪

ネイティブキャンプでは、小さなお子様でもレッスンを楽しんでいただける教材が充実しています。

Let's goやSide by Side以外にも色や形などの単語をイラストから勉強できる「キッズ(はじめてのえいご)」もあります。
英語学習をこれから始めようというお子様にもオススメの教材になるので、ぜひ試してみてくださいね!