英語の品詞とは?品詞8種類を徹底解説!

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Part of Speachと書かれたイラスト

 

英語の文法を勉強していると必ず「品詞」という言葉に出会うと思います。

英語の授業で先生が「ここは形容詞のように見えて実は副詞的な働きをしていて〜」と言っていたけどなんだかよく分からなかった、という経験をお持ち方も多いのではないでしょうか。

品詞とは簡単に言えば、文章の中で単語を単語の役割別に分類したものを品詞と言います。しかし、品詞という言葉の意味を表面上は理解していても実際に英語を使うときに品詞の使い方が分からなかったりすることがあります。

英文法を学ぶ上で品詞を理解していることはとても重要なことです。

そこで今回は、そんな品詞の全8種類について学ぶことで、記事を読んだ皆さんの品詞についての理解がより深まることを目的として、英語の品詞について学んでいきます。

 

品詞とは

品詞とは、文の中でのそれぞれの単語の役割を分類したものです。ただ「役割」を分類しただけなのです。

例をあげて考えてみると、仕事をしている人であれば皆何かしらの職業についています。
会社員、農家、自営業、職人など、それらは全て一定のカテゴリーに分類することができます。それと同様に、文中の単語一つ一つにも役割が与えられているのです。
これら分類されている品詞を正しい位置に配置していくことで、文の意味が成り立ちます。

では、英語における品詞にはどのような種類があり、それぞれどのような働きをするのでしょうか。
詳しく説明していきます。

 

英語の基本的な品詞(8種類)

英語の文を作る4つの主要素について
品詞について詳しく学んでいく前に、英語において文を構成する際の4つの要素について触れておきます。英文は全ての以下の4つの要素で出来ています。

主語: S
まずS(Subject)に当たるのが主語です。「誰が」「何が」を表します。主語になれるのは名詞と代名詞です。

例 My sister gave me a flower.
(私の妹は花を私にくれました。)

述語動詞: V
V(Verb)に当たるのが動詞です。「〜する」「〜である」などの動作を表します。述語動詞になれるのは、be動詞、一般動詞、助動詞+動詞などです。

例 My sister gave me a flower.
(私の妹は花を私にくれました。)

目的語: O
O(Object)に当たるのが目的語です。動詞が表す動作の対象になる語のことで、目的語になれるのは名詞と代名詞だけです。

例 My sister gave me a flower. (“me”と”flower”1つずつ)
(私の妹は花を私にくれました。)

補語: C
C(Complement)に当たるのが補語です。これは、主語あるいは目的語の名詞・代名詞がどう言ったものなのかを説明する語で、補語になれるのは名詞と形容詞だけです。

例 My mother named the girl Mary.
(私の母はその女の子にメアリーと名前をつけました。)

   The flower is white.
(その花は白い。)

以上が英文を作る4つの要素です。

今回は「文型」などの詳しいことについては触れませんが、品詞を語る上でもとても重要なので、上記の事は覚えておきましょう。

名詞(Noun)

名詞とは、人やモノの名称を表す語句で、文中で主語あるいは目的語になることができます。「主語」というのはその動作をする動作主のことを指し、「目的語」はその動作が行われる対象のことを指します。

○例文
June eats apple. (ジューンはリンゴを食べます。)

上記の文では、”June”は「食べる」という動作をする動作主であるため主語になり,”apple”は”June”が食べるという動作をする対象であるため、目的語になります。

間違えやすい例
名詞においては文法的にあまり間違えるポイントはないかと思いますが、1つ触れておきたいのが名詞の用法についてです。主語として使われる場合はわかりやすいのですが、目的語と補語の見分けがつかない場合が多いです。

例をあげると、
・She named the cat Marie.
(私は猫にマリーという名前をつけました。)

以上のような文を見て、どこが目的語でどこが補語かわからなくなってしまう人が多いように思います。

答えは、
・She named the cat Marie.
  S   V    O
になります。この場合”the cat”「ネコ」という目的語が、どのようなものか(ここでは名前)を説明して補っています。

代名詞(Pronoun)

代名詞は、名詞の代わりに用いられる語。文中で主語あるいは目的語になることができます。日本語でいう「あれ」「それ」「これ」などと前述した名詞を省略しますね。それと一緒で英語でもそう言った名詞を省略することができます。
以下は実際に省略している例です。

○人物名の省略の例文

・Mary likes sport.
「メアリーはスポーツが好きです。」

She likes sport.
「彼女(メアリー)はスポーツが好きです。」

○目的語省略の例文

・Mary gave a letter to me.
「メアリーは私に手紙をくれた。」

・Mary gave it to me.
「メアリーは私にそれ(手紙)をくれた。」

 他にも、人物だと”We”、”They”、”He”などがあり、ものだと”It”や”That”など様々な代名詞があるので覚えておきましょう。

動詞(Verb)

続いて動詞です。動詞は「動作」や「状態」を表す名詞で、ほぼ全ての英文に入っていると言っても過言ではありません。まさに英文における核のような存在です。
”am”や”is”などのbe動詞や”have”や”wait”などの動詞など本当に様々な動詞が存在します。

○例文
・She is old.
「彼女は老いている。」

・He buys a ball.
「彼はボールを買う。」

 ・They are waiting for a friend.
「彼らは友達を待っている。」

 加えて、動詞には種類があり、「自動詞(intransitive verbs)」と「他動詞(transitive verbs)」の二種類があり、それぞれ”Vi”と”Vt”というアルファベットの略称があります。

2つの大きな違いとしては、自動詞「目的語を取らない動詞」のことで、他動詞「目的語を取る動詞」のことを指します。

例えば、上記の例で言うと最初の”She is old.”の”is”は目的語がない(“old”は”She”の状態を表す補語であるため)ので自動詞と言うことになります。
また、2つ目の”He buys a ball.”の”buy”は目的語”a ball”を目的語としてとっているので、他動詞ということになります。

間違えやすい例文
ここでは、間違えやすい例文として自動詞と間違えやすい他動詞を紹介していきます。

・Marry … 〜と結婚する
・Enter … 〜に入る
・Discuss … 〜について話し合う
・Reach … 〜に到着する

・Marry(〜と結婚する)
正:She married him.
誤:She married with him.
「彼女は彼と結婚した。」

・Discuss(〜と話し合う)
正:They discuss marketing promotion.
誤:They discuss about marketing promotion.
「彼らはマーケティング施策について話し合った。」

以上のように自動詞と間違えやすい他動詞はとてもわかりづらいです。
これらわかりづらいものは覚えてしまうしかないので、しっかりと覚えて間違わないようにしましょう。

形容詞(Adjective)

形容詞とは、名詞を修飾して意味を付け加える語で、名詞に詳しい説明を付け加える意味があります。名詞とセットで使われる場合、名詞の属性・性質・具体性を修飾しています。この使い方は形容詞の限定的用法と呼ばれます。
また、形容詞を目的語として使うこともあり、この場合の使い方を叙述的用法と言います。

○名詞とセットで名詞を修飾する場合の例文(限定用法)
・This is an interesting story.
「これはおもしろいお話です。」

○目的語として使われる場合の例文(叙述的用法)
・The movie is interesting.
「その映画はおもしろいです。」

間違いやすい例文
形容詞の場合は、限定的用法と叙述的用法の2パターンがあります。しかし、形容詞の中には用法によって、意味が変化するものも多くあります。
意味が変わってしまうと意味が通らないケースもあるので、覚えておかないと1つの意味しか知らなかった場合、意味が通らないために、解読できないこともありますので、しっかりと覚えておきましょう。

今回はそのいくつかをご紹介します。
・certain
 限定:「ある、一定の」
 例:a certain moment(ある一瞬の)

 叙述:「確かだ、確信して」
 例:I am certain that〜(私は〜だと確信している)

・ill
 限定:「悪い、不徳な」
 例:an ill news 「悪い知らせ」

 叙述:「病気で」
 例: I am ill 「私は病気です」

・able
 限定:「有能な」
 例: He is an able doctor.「彼は有能な医師です。」

 叙述:「可能である、できる」
 例: He is able to drive a car.「彼は車が運転できる。」

副詞(Adverb)

副詞は役割が幅広く、副詞とは動詞、形容詞、副詞などや文全体を修飾することができる品詞です。Fast「早い」、very「とても」などとても多くの単語が存在します。

○例文
動詞を修飾
・She speaks French fluently.
「彼女はとてもフランス語を流暢に話すことができます。」

形容詞を修飾
・He is very tall.
「彼はとても背が高い。」

名詞や代名詞を修飾
Even he cannot understand that.
「彼でさえそれを理解できない」

文全体を修飾
Unfortunately, she couldn’t go to the hospital.
「残念ながら、彼女は病院にいけなかった。」

間違えやすい例文
副詞において間違えやすい例文として抑えておきたいのが、時をあらわす副詞に前置詞をつけてしまう例です。

以下がその例文です。
・誤 I woke up from a dream in this morning.
・正 I woke up from a dream this morning.
「今朝、夢から覚めた。」

“today”や”now”、”yesterday”といったものは時を表す副詞として代表的なものです。
このような「時をあらわす副詞」の場合は、前置詞は一切不要なので、覚えておきましょう。

前置詞(Preposition)

前置詞とは、文章に時間、場所、方法、位置、原因などを表す名詞を付け加える品詞のことで、”at”や”in”、”on”、”to”などがあり、名詞の前に置くことで、その名詞と文の関係性を表すことができる。

○例文
・I wanted to talk to my friends.
「私は友達と喋りたかった。」

・He went to school at 8 o’clock.
「彼は学校に八時に行った。」

接続詞(Conjunction)

接続詞とはその名の通り、文章の中の語句と語句をつなぎ合わせて結合することができるパーツのことで、”and”、”but”、”while”、”before”など、「しかし」や「それと」など文と文の間で文の意味をつなげる品詞のことです。

○例文
・I play baseball and basketball.
「私はバスケと野球をする。」

・He lived in Canada while he was in junior high school.
「彼は中学生の間、カナダに住んでいた。」

間投詞(Interjection)

間投詞とは、感情を表す言葉のことで、”Oh”や”Oh my god”など、感情を表した時の語のことを指す。
他の品詞とはまったく違った独立的な品詞であるとも言える。

○例文
・”Hi, Ken! How are you ?”
「やあ!ケン。元気?」

・”Oh my god ! I lost my wallet !”
「しまった!財布をなくしてしまった。」

 

まとめ

今回は品詞の中でも一般品詞8種と呼ばれているものを紹介してきました。

冒頭でも言ったように英語の学習をしていくにあたって、品詞を理解することは、避けて通ることはできません。
品詞の意味を正しく理解することは、英語学習の基礎中の基礎を固めることなので、この基礎が出来ているとその後勉強していく中で、学習のスピードに大きな差が出てきます。

それぞれの品詞をきちんと理解し、よりスピード感のある英語学習になるようにしましょう。



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