英語の文法を基礎から学んでみましょう!

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基礎

こんにちは!NativeCampのAdamです!

今回のブログでは英語の文法の基礎を改めて一緒に学んでいきます!

基礎の勉強は意外と疎かになりがちですが、英語を学ぶ上では最も基本的でありながら最も大切な部分です。僕自身今現在セブで生活をしていて、基礎文法の大切さを実感してます(泣)

基礎は何事においても重要なのでしっかりと勉強(復習)していきましょう!

英文の構成要素

英語の文を主に構成するのは主語(Subject)・述語動詞(Verb)・補語(Complement)・目的語(Object)の4つです。英語はこれらの別々の役割を果たす単語が組み合わさり、文が構成されています。それぞれ簡単に説明していきます。

主語(Subject)

文中において何らかの動作を行ったり、説明される主体のことです。

例) Tom Speaks English.(トムは英語を話します。)

ここでは英語を話すのはTomなので主語はTomになります。

述語動詞(Verb)

【寝る】や【食べる】など物事の具体的な動作を説明する部分ですね。

例) Nataly went to school by taxi yesterday. (ナタリーは昨日タクシーで学校に行った。)

通学にタクシーを使うなんて羨ましい(笑)

ナタリーが学校に【行く】という行為を行なっているため述語動詞はwent(go=行くの過去形)です。

補語(Complement)

「補う」の漢字通り「主語」や「目的語」に新しい情報を補う役割を持っています。

例)My sister is a nurse.

My sisterという単語にa nurseという情報が加わることによって「僕のお姉さん」=「看護師」という情報が加わりましたね。

目的語(Object)

日本語でいうと「~を」や「~に」の「~」に当たる部分で、動作の目的になる部分です。

例)Tom plays the guitar.(トムはギターを弾きます。)

ここではthe guitarが目的語になります。

次は文型について学んで行きましょう!

5つの文型

ここでは英語がどのようにして並べられているか、そのルール、つまり文型について学びます。英語の文型は5つしかありません。それぞれ見て行きましょう。

第1文型 (S+V)

主語(S)+動詞(V)で文が成立する一番簡単な構造ですね。

例)I cried. (私は泣いてしまった。)

人やもの(S)が何かをした(V)ことを説明しています。

※第1文型(S+V)で使用できる動詞は目的語を必要としない単語です(寝る、走る、行くなど)。このように、その言葉で意味を為す動詞を自動詞と言います。

第2文型(S+V+C)

SはCである(S=C)という文になります。補語が主語の中身を説明(補足)していますね。

例)She is my teacher.(彼女は私の先生です。)

You look happy today.(あなたは今日楽しそうですね。)

第二文型かどうか判断するには主語と補語が=で結ぶことが出来るか考えればすぐにわかります。

She=my teacher / You=happyになりますね。

第3文型(S+V+O)

主語+動詞+目的語の形ですね!

「〜を、〜に」に当たる語=目的語があって文が成立します。

例)I play the piano everyday. (私は毎日ピアノを弾きます。)

I playだけだと文が成立しません(何をplayするのか分からないため)

※第3文型(S+V)で使用できる動詞は目的語を必要とします。他の単語を必要とするので、こうした動詞を他動詞と言います。

第4文型(S+V+O+O)

ここら辺から少しややこしくなってきましたね。(汗)

第4文型は目的語が二つ並んでいます。

二つの目的語は「誰に」を表す間接目的語と、「何を」を表す直接目的語に分けられます。

例)She gave me a present.(彼女は私にプレゼントをくれた)

この例文の場合では「私に」が「間接目的語」で「プレゼントを」が直接目的語ですね。

第5文型(S+V+O+C)

第2文型で登場した補語(C)が出てきました。(S+V+C)の文では補語は主語の中身を説明すると説明しましたがこちらでは目的語の内容(または状態や性質)を説明しています。

例)I'll make you happy. (僕は君を幸せにする。)

You(目的語)=happy(補語)が成り立ちますよね。「あなた」という内容を「幸せ」という言葉で具体的に表現しています。

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英語の品詞について

これまで英語の「文の構成要素」と「5つの文型」を学びました。これから品詞について学んでいきましょう!(品詞とは文章上での役割や機能によって分けられた単語のグループのことです。)

品詞についてもなるべく手短にわかりやすくそれぞれ説明します

名詞

人やものを表す語句です。Bob(「ボブ」という「人」の名前)やschool(「学校」という「もの」の名前)などです。

代名詞

名詞の代わりに使われる語句ですね。「I」や「you」などの人称代名詞や「This」や「That」などの指示代名詞などが基本的です。

形容詞

人やものの性質や状態、数量を表す語句です。

例)new(新しい)、kind(優しい)、sleepy(眠い)、some(いくつかの)、ten(10個の)

冠詞

名詞の前に置かれる語句で、名詞が特定できるかできないか区別するために使用されます。(日本語にはない品詞なので苦手にする人が多いですね。)

冠詞には「a」と「the」の二つしかありません。

ネイティブキャンプのブログで以前冠詞についてわかり易くまとめましたのでご参照ください!

動詞

文中の主語の動作や状態を表す語句です。Be動詞と一般動詞があります。

Be動詞

 amやisなど主語について説明する語句で日本語の「〜です」に当たる部分です。

例)I am a student. (私は学生です)

※ちなみにここではS+V+Cの第2文型であることも一緒に確認して行きましょう!

一般動詞

 be動詞以外の動詞で主語の行う動作や状態を表します。

例)study (勉強する)、talk(話す)、swim(泳ぐ)

助動詞

動詞に意味を追加する語句です。助動詞の後の動詞は必ず原型(辞書に載っている動詞の基本的な形)になることを忘れないようにしましょう。

例)can (〜できる)、may(〜かもしれない)、must(〜すべきだ)

副詞

ものごとの様子や、場所、時間、程度、回数などを表す語句です。形容詞に性質は似ていますが形容詞は名詞と代名詞を修飾するのに対して副詞は動詞や形容詞または他の副詞を修飾します。「名詞以外を詳しく説明する時に使用される便利なもの」と認識しておきましょう。

例)fast (速く)、probably(多分)、really(本当に)

前置詞

名詞や代名詞の前に置かれて形容詞や副詞の役割の働きをする語句です。

例)in (〜の中に)、between(〜の間)、by(〜の横で)、from(〜から)

接続詞

語と語、あるいは文と文を結びつけます。

●andやbutなど対等な関係で結びつけるもの

例 She and I are good friends. (ここでは「She」と「I」が「friends」という対等な関係で結ばれています。)

●Thatが前の文とその後の文を結びつけて「〜ということ」という意味を表すもの

Do you know that she is going to get married to my old brother? (彼女が私のお兄さんと結婚をする(という)ことを知っていますか?)

ここではThat以下のShe is going to get married to my old brotherという文章がknowと結び付いていることがわかります。

●when,because,ifなどが前の文とその後の文を結びつけて「〜する時」「〜なので」「もし〜なら」などの意味を表すもの

例)・I didn’t go to school today because I had a terrible headache this morning.(朝にひどい頭痛があったので今日は学校に行きませんでした。)

because以下の文章で学校に行かなかった「理由」を説明しています。

  ・Please tell me when you finish your homework.(宿題が終わったら教えてください。)

When以下の文章で「いつ」教えて欲しいのかを説明してます。

  ・You don’t have to come to the party if you are really busy tomorrow. (もし明日忙しかったらそのパーティーにくる必要はないですよ。)

間投詞

話し手の驚き、喜び、悲しみなどの感情を表します。

例)Oh! (お!)、Wow!(うわぁ!)、Well(えっと)

英文の基礎中の基礎の部分の説明については以上です。英語を勉強するに当たって3つの文法の基礎である①構成する要素 ②5つの文型 ③品詞について学びましたね。

これから英語の勉強を始めたい人や大学受験をする人にとって、これらを深く理解しておくことはより発展的な文法を学ぶ際に大いに役に立つはずです。

英文法の基礎から大学受験レベル到達までの道のり

英文の基礎を学んだあとはこの基盤を元にそれぞれ過去形や現在進行形、または不定詞などのルールを学ぶだけです。(詳しくはネイティブキャンプの他のブログでもいくつか過去に紹介しておりますので、是非参考にしてください!)

~現在形、現在進行形~

~過去形~

~完了形~

〜現在完了・現在完了進行形〜

英語の構成が分かってしまえば、あとはそれぞれ文法のルールと英単語の勉強で英語力が見につきます。(毎日の積み重ねが大事なのは言うまでもありませんが。一番良いのは楽しみながら学ぶことです。)

アウトプットが一番大事!

大学受験にはスピーキングを測る試験はあまり多くないですよね?(英語が有名な大学で英語で面接試験を実施している、などはありますけど)

なので多くの人が試験勉強においてはスピーキングの練習を疎かにしてしまいがちです。これは非常にもったいないです。

なぜならスピーキングができる=英文法を理解している=英語ができることに繋がるからです。

一番のおすすめは文法を勉強したあと、実際にその学んだ文法を使ってアウトプットしてみることです。

英会話のレッスンで会話するだけがアウトプットの方法ではありません。独り言を言ってみたり、頭の中で思いついた英文を日記に書くのも十分なアウトプットになります。

英文法はいわば英語の骨格です。その骨格をある程度つけたあとに英単語(語彙)を覚えたり、リーディング力やリスニング力を鍛えたりすれば、基礎はもう身についたも同然です。単に英単語帳を丸暗記している人たちに比べて総合的な英語の運用能力は非常に高くなっています。

今回学んだことは全て基礎の文法になりますが、最初に述べたように非常に大事な部分なので、何回も復習をしたり実際にアウトプットして完璧にしていきましょう!

それではまた他のブログでお会いしましょう!