留学費用や生活費を知ろう!予算に合った留学先を見つけるコツ

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今回は、留学費用がどれくらいかかるのか、国や期間別でご紹介していきます!お金が無尽蔵にあれば豪華なプランを立てられますが、どうしても立ちはだかる予算のことも考えなければいけません。自分が行きたい国ややりたいことをある程度妥協できる場合や、留学さえできれば良いと考えている場合は予算に合わせた留学先を見つける方法もあります。

留学に必要な費用

まずは、留学に必要な費用を留学期間と、留学先として人気の5か国別に見ていきましょう。予算に合わせるなら、自分が行きたい国と予算の間でどこまで妥協できるか考えてみてください。

留学期間・国別の費用概観

語学留学をしに英語圏に行くのであれば、期間と行き先に注目しましょう。物価が高い国でも、留学期間を短くすれば予算内に納めることができます。

アメリカの語学留学費用

アメリカは日本の留学先として人気ですが、残念ながら学費も生活費も高いので金銭的な覚悟が必要になります。ただし、アメリカも広いため、都会と郊外、田舎では生活費が変わってきます。

4週間 約40-60万

3ヶ月間 約100-150万

半年間 約200-250万

1年間 約270-450万

イギリスの語学留学費用

英語発祥の地であるイギリスも学費、生活費共に高いです。都会では物価も高くなりますが、ロンドン近郊なら家賃が割安になるなど良い面もあります。

4週間 約40-70万

3ヶ月間 約100-180万

半年間 約200-280万

1年間 約280-500万

カナダの語学留学費用

カナダは、人気の英語圏の中では留学費用が抑えられます。英語は、発音がアメリカ英語より、スペルがイギリス英語よりのところもあるので間を取りたい方におすすめです。

4週間 約40-55万

3ヶ月間 約80-130万

半年間 約150-230万

1年間 約270-350万

オーストラリアの語学留学費用

時差が日本とさほど変わらない英語圏であるオーストラリアは、お給料が高いため留学しながら働けるなら予算に合わせることができます。

4週間 約40-55万

3ヶ月間 約80-150万

半年間 約140-250万

1年間 約250-400万

ニュージーランドの語学留学費用

上記でご紹介した4か国の中で最も留学費用が安いのがニュージーランドです。日本と時差の違いが小さく、同じ島国であることから人気です。

4週間 約35-50万

3ヶ月間 約70-120万

半年間 約130-220万

1年間 約240-370万

語学留学1年間の費用

先ほど、語学留学先として人気の5つの国へ留学した場合、1年間でいくらかかるか記載しました。では、学費だけでなく生活費のことも考えてみましょう。

学費と生活費の内訳

留学における学費と生活費の内訳は、国によって違うだけでなくその人によっても異なるため一概には言えません。

ただ、1年と比較的長く滞在するのであれば、学費よりも生活費にかかるお金の方が多くなっていきます。

学費は国によっても違いますが、もちろん選ぶ学校によってかなりの差があります。語学留学という範疇であったとしても、どの地域なのか、どんな語学学校なのか、どんなプランが用意されているのかによって大幅な差があります。

例えば、午前中は語学学校に通い、午後はアクティビティに参加してその土地を知り、ホームステイ先に帰って1日が終わるといったプランもあります。

生活費は滞在先によって大きく変わります。ホームステイや学生寮、シェアハウスが主な滞在方法ですが、それぞれにメリットとデメリットがありますし、その人の性格に合うかどうかによって選び方も変わってくるものです。

同じシェアハウスでも都会と田舎では家賃が違うのは日本でも海外でも同じです。ただ、言い換えれば選択肢が多い分予算に合うところも見つけやすいので、より良い場所を探すことに時間をかけられれば納得の行く留学が可能です。確かな情報源から信用できる情報を選びましょう。

ワーキングホリデー1年間の費用

語学留学ではなく、現地で仕事をして過ごすワーキングホリデーを1年した場合にかかる費用はいくらになるのでしょうか。自由度が高い留学方法で、若いうちにしか行けないことが特徴です。

生活費の概算

ワーホリにももちろん生活費はかかりますが、働いて現地でお給料を得られることからその生活費をある程度賄えることが魅力です。以下に国別の生活費の概算を出しますが、このうちいくらを賄うか考えてみてください。ちなみに、ざっくりと1年のワーホリでしっかり働けば100万円ほどは貯まる計算になります。ワーホリでは、就労期間を自由に決められるため海外への滞在期間すべてを就労に当てる必要はありません。

以下でマイナスしているのは現地で稼げるお金を表しています。その国の最低賃金で1日に5時間、週5で9か月働いた時のお給料としています。ワーホリ先として人気の主要4か国の概算は以下の通りです。

カナダ   110万円(200万円-90万円)

オーストラリア 95万円(230万円-135万円)

ニュージーランド 105万円(215万円-110万円)

イギリス 220万円(310万円-90万円)

特に行きたい国はないけれど、とりあえずワーホリだけしてみたいという方にはオーストラリアをおすすめします。お給料が高く、今も最低賃金が上がっているので予算をできるだけ抑えたい方がたくさん行っています。

大学留学1年間の費用

では、海外の大学に1年間留学した際の費用を見てみましょう。

授業料と滞在費の概算

大学で勉強をすることから学費が高くなるのが特徴です。しかし、公立なのか私立なのかで学費の差は大きく開きますし、文系か理系かでも差ができるためあくまで概算となります。授業料は留学費用のだいたい半分を占めると考えておきましょう。

大学留学1年間の費用

大学留学は学費が費用全体の50%以上を占めるのが特徴で、全体的に留学費用が高くなります。また、通う学校が公立(州立)か私立か、専攻が文系か理系かなどでも費用の相場が大きく異なります。

日本の留学生が多いアメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、イギリスの1年間の留学費用は以下になります。

アメリカ 380万円〜600万円

カナダ 320万円〜660万円

オーストラリア 350万円〜550万円

ニュージーランド 340万円〜410万円

イギリス 390万円〜800万円

日本もそうですが、医学の道を志そうとなると学費は一気に跳ね上がります。ですから大学への留学では学費にかなりの幅ができます。

また、その大学で勉強するためには英語力が不足していると判断された場合、現地の語学学校で先に数か月英語を勉強し、単位がとれてから大学へ正式入学できる制度もあります。この場合、追加で語学学校の授業料と滞在費がかかってくるため注意しましょう。

ちなみに筆者も大学時代に交換留学を1年間しましたが、イギリスでかかった留学費用は120万円ほどでした。よって、人によってかなりの差があることがわかると思います。

学生寮が70万円ほど、航空チケットの往復代で20万円、保険で20万円、あとは旅行やお土産代もろもろです。私の場合、授業料は私が所属していた日本の大学が負担してくれたことが大きいですね。また、政府から月に8万円を3か月、つまり24万円もらえましたし、大学から奨学金を20万円もらえました。これらの奨学金はその大学から交換留学をする誰もがもらえるものでした。計44万円得ができたことになります。

その他の費用と奨学金情報

海外留学をするために知っておきたいのは給付奨学金です。下記の4つの種類があります。気になるものがあれば調べてみてください。

海外留学支援制度(協定派遣)

海外留学支援制度(学部学位取得型)

海外留学支援制度(大学院学位取得型)

トビタテ!留学JAPAN

留学費用の効果的な節約法

では、留学費用の節約方法を最後にご紹介します。

宿泊費の削減方法

宿泊費の節約にはシェアハウスがおすすめです。他人との共同生活が気になる場合はできませんが、家賃が割安になり自炊も当番制であれば楽ができるでしょう。

筆者は、留学にかかる費用は大学1年生になると同時にアルバイトを始め、時給800円ですべて貯めることができました。親のお金で留学したら、欲しいものを罪悪感なしで買えない、存分に留学を楽しめないことが目に見えていたからです。こう言うと大抵の人にはかなり頑張ったのだろうと言われるのですが、2年ちょっとのバイトは週2や週3でそれぞれ4時間程度で、特に負担になるようなものではありませんでした。日本にいる間に宿泊費を稼ぐのもアリです。

生活費節約のヒント

生活費を節約するためのヒントはやはり自炊ですね。寮であれば学食があり、朝と晩毎日バイキングが楽しめるところもあります。しかし、自炊であれば物価が高くても節約できるためとことん切り詰めることもできるでしょう。ただし、本来の目的である勉学の時間が取れなくなったり、疲れてしまうなどデメリットもあるためよく考えるべきですね。

まとめ

留学にかかる費用はどうしても気になるところですが、選択肢の多さから費用が足りなくて留学できないことはありません。問題なのは、お金があるかどうかよりも本気かどうかです。自分で情報収集ができない場合は、留学エージェントなどに相談して信用できる情報の中で納得のいく留学方法を見つけてくださいね。

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