「英会話ができるようになりたい!」
「英語をペラペラしゃべれるようになりたい!」
そんな思いはあるけれど、練習なしでいきなり外国の人と英語を話す英会話に入会するのはなんだか自信がない…。このように悩んでいる方はいませんか?
もしそうならば、ここでご紹介する「話せる英語ドリル300文」をやってみましょう。
アルクが作った本格的な参考書で、英語を話す練習ができます。以下では、この本がどのような特徴を持つのか、そしてどのように使用していけば良いのかを説明していきます!
「話せる英語ドリル300文」の特徴
さて、「話せる英語ドリル300文」の使い方を知るためにはまずその特徴を知る必要があります。ということで、まずは以下でどんな構成になっているのかを見ていきましょう!
初心者が30日で終わらせられる
色々な英語の本や問題集がありますが、「話せる英語ドリル300文」は初心者向けなのでレベルが足りないことで買えないという悩みはここでなくなります。1日最短15分の勉強を続ければ30日で終わらせることができ、短時間で効率的に勉強したい方にぴったりです。長々とボリュームがあるものはやりきったら達成感があるかもしれませんが、やり切れなかった時の残念感は味わいたくないですよね…。
その点「話せる英語ドリル300文」なら30日という短期間でも大丈夫なので、1周したら思い切り自分を褒めてあげましょう。スマホに音声をダウンロードできるのですきま時間を有効活用できます。
ビジネスシーンが豊富
日常英会話だけでなくビジネス英語も勉強したいなら、「話せる英語ドリル300文」はあなたに向いています。なぜなら、30のビジネスシーンが収録されており、その例文はそれぞれに10文ずつあるからです。かければ300文となりますよね。設定されているシチュエーションは様々で、ホテルや会議、空港、電話をするシーンなどがあります。
ここで使う英語の表現をかたまりとして覚え、スラスラ出て来るようにするのです。例文と言っても長くはなく、覚えやすい長さに絞られているので安心です。短くて4語、長くても10語程度です。
5つのステップで完結できる
「話せる英語ドリル300文」は、「リスニング」「音読」「瞬間文構築」「瞬間空所補充」「語句確認」の5つのステップで学ぶようになっています。英語を独学しようと思って本を買っても、その流れがわからなくて正しく勉強できているのか不安ということもあるでしょう。
しかし、「話せる英語ドリル300文」ならその手順がしっかりと先に提示されていることから、誰であろうと簡単にステップを正しく進めることができるのです。繰り返しできる構造になっているため、自然と脳内に定着しやすくなります。
イントネーションの可視化
英語を学ぶ際、リスニングをしていてもなかなかシャドーイングが上手くいかない、一人だと正しい発音に自信がなくなるという悩みに直面したことはないでしょうか。その場合は、イントネーションがまだ身になっていない可能性があります。しかし、イントネーションは耳で覚えるしかありませんから、克服には苦労します。そこで「話せる英語ドリル300文」が考えたのが、イントネーションの可視化です。
作成者は不安があったとしながらも、発音・アクセントの専門家であるロンドン大学名誉講師ジェフ・リンジー博士の監修でそれに成功しました。
記号にしたイントネーションが目に見えることで発音しやすくなり、ネイティブスピーカーの発音に近づくことが可能となったのです。
「話せる英語ドリル300文」の使い方
さて、それでは「話せる英語ドリル300文」の使い方について説明しましょう!実際に使ってみるとこんな感じなんだとイメージができれば、買って後悔することがないはず。ということで、以下を見て感覚を掴んでみてくださいね。
例文のディクテーションを行う
「話せる英語ドリル300文」を使う際、初めに行いたいのは例文のディクテーションです。リスニングをしながらこなすことで、耳も使いますし腕も使います。もちろん目も使うので、できるだけ五感を駆使して脳内に記憶が残りやすくする方法として有効です。
これは机がないとできないトレーニングになるのですが、ディクテーションをすることでスペルを覚えられたり、文章の構造を覚えることができるのでおすすめです。すきま時間にリスニングをするためにも、先にこの準備を終わらせておきましょう。
音読してみる
「話せる英語ドリル300文」の最大の特徴は、イントネーションが見られるように記号化されていること。ならば、本を片手に読んでみないと損です!声に出すので周りに人がいると恥ずかしいでしょうから、こちらも家での勉強となりますね。
ちなみに、Amazonでは試し読みができるので実際に見て読んでみてください。それでイメージがつかめると思います。
イントネーションフレーズの境界がどこなのか、声の高低(ピッチ)の動きはどうすれば良いのかなど、ネイティブスピーカーでないとわかりにくいところを習得できるようになります。今までカタカナ英語だった方も、英語らしい発音ができるようになる勉強法ですね。
瞬間文構築に挑戦してみる
「話せる英語ドリル300文」では、瞬間文構築というトレーニングがあります。これは例文を3つに分け、順序を入れ替えた音声を聞いた後、それぞれのフレーズを記憶して正しい形に並び変えるというものです。
学生時代はこれを語順入れ替え問題として練習したかと思いますが、これがリスニング形式になったのが「話せる英語ドリル300文」です。
英語を話せるようになるにはやはり実際に聞いて発音してみないといけませんからね。
瞬間的に記憶するだけなのでフレーズを頭の中に残しておけるトレーニングではないのですが、語順を正しく入れ替えられるかどうかで英語を正しく理解しているかどうかがわかります。
これをクリアできるようになったら英語の語順がわかるようになってきたと自信を持ちましょう!
瞬間空所補充
例文を丸暗記しただけではその文章しか使えません。しかし、単語を入れ替えて使えたら英会話の幅も広がりますよね?そのためのトレーニングが瞬間空所補充です。
その日に覚えた例文の語順や単語が少しだけ変えてあり、それを正しい文に組み立てる練習です。
例文を本当にただただ暗記しただけでは使えるシチュエーションはかなり限られてしまいます。それをどんなシチュエーションでも使えるように練習を繰り返しましょう。
パッと見ただけで語順がわかるようになったらこれも成果が大いに出ている証拠です。会話はアドリブなのですから、単語もフレーズもパッとその場で出て来るのが理想的。それくらいのレベルになるまでたっぷり練習すべきです。
重要単語や表現を覚える
リスニングをしてその日本語訳を聞けば、ある程度はわからない音も意味を取れるでしょう。しかし、あらためて本を使って知らなかった単語や熟語を学ぶとスペルも覚え、英検対策やTOEIC対策になります。
音と文字、それぞれを別で覚えるのではなく、一緒に覚えることで定着率も高くなります。英語に限らず語学はとにかく語彙力がないと前に進めません。
中学校から英語を学びますが、生徒も単語を覚えないことには文法が新しくなってもついていけず、結局中1の最初からやり直すことも。それでは逆に時間がかかってしまっていやな勉強をさらにしなくてはならなくなります。
大人になってからの勉強はいかに効率良くするかが鍵。定期的に単語や熟語を覚え、数を地道に増やしていきましょう!
忘れたころに繰り返す
ここからは、「話せる英語ドリル300文」を使うために便利な情報をご紹介していきます。基本的な使い方は既に本の中で述べられていますし、上記でもおすすめの使い方を述べました。それ以外で知っておくと便利な情報を以下で書いていきます。
本などを一度やり終えたら達成感があり、そこで終わりにしてしまう人もいます。しかし、人の脳は忘れっぽいもの。
長期記憶に残ったかどうかは数日後、数週間後、数年後に確かめてみないことにはわかりません。短期記憶に残っただけではそれはスルスルと滑り落ち、脳内に跡形もなくなってしまいます。
それではせっかく覚えた意味がないので、繰り返すことが何よりも重要となってきます。しかし、覚えている時に反復するよりは、忘れたころにやり直すくらいが効率的です。
覚えている時にさらに追加で上書きをすると忘れにくくはなりますが、勉強してすぐに復習するよりは忘れたかなと思うころに復習した方が効率的でしょう。
1周したら別の本を探すのではなくて、2周3周と繰り返してみてください。それで自分が苦手なところが丸わかりになりますし、弱点を攻めればかなりの実力がついていきますよ!
本当の意味で英語力を付けるなら、何年経っても忘れない確固たる記憶の定着をさせるまで気を抜くべきではありません。地道に努力をし、たくさんの英語に触れていくことが大切です。
まとめ
英語をペラペラ話せるようになりたいなら、「話せる英語ドリル300文」は使ってみる価値があるでしょう。ただし、初心者向けとなっているのでレベルが高い人にはおすすめできません。リスニングがなかなか上達しない時、イントネーションの可視化で対策ができるのはこの本の圧倒的なメリットです。
英語のネイティブスピーカーらしい発音ができるようになるにはどうしたらいいのか、その答えをこの本が出してくれています。いきなり英会話スクールの発音矯正コースに飛び込む勇気がなくても大丈夫!じっくり家で自分のペースで進めていきましょう。
◇経歴
英語科高校卒
外国語学部英米学科卒
学習塾で英語を教えている
◇資格
・IELTS6.5
◇海外渡航経験
高校時代にオックスフォードの語学学校へ留学
大学時代にエディンバラ大学へ1年交換留学
◇自己紹介
ハリー・ポッターがきっかけで英語に目覚め、高校・大学とイギリスに留学したイギリスマニア。学校はアメリカ英語なので自己流でイギリス英語を習得。発音、スペル、すべてにおいてクイーンズ・イングリッシュを使い英語の先生にバツをくらうもめげず。生まれも育ちも日本で、海外に繋がりがなかったため留学が夢となった。アルバイトで全資金を稼ぎ渡英すると、勝手な高い理想を上回るほどの素晴らしさを目の当たりにし更に虜に。
I took a Bachelor of Science degree in Mathematics where my problem-solving and critical-thinking skills were honed. I have worked as a trainer in a government office, which has helped me to develop my communication and intrapersonal skills. My hobbies are reading, listening to music, and cooking. After joining NativeCamp, I acquired 2 years of teaching experience. Currently, I am involved in content production in the Editing Department.