GTEC CBTを受講しよう!リスニング対策&勉強法まとめ

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つい先日、センター試験の後継である「大学入学共通テスト」が2024年度以降に延期されると発表されましたね。

「大学入学共通テスト」が発表された際、世間で話題になった民間の技能検定試験を「どのように活用するべきか」という問題。

高校生や学校関係者の皆さんはヤキモキされていることでしょう。

そこで今回は「大学入学共通テスト」が実際に始まった際、民間技能検定試験として採用される可能性が高い【GTEC CBT】について、対策&勉強法を考えていきたいと思います。

※内容は11月4日時点のものです。

GTECとは

ベネッセコーポレーションが主催する「聞く」「話す」「読む」「書く」という英語の4技能を、多角的に測定できる個人向けの英語力検定。

CBTとはコンピューター上で行うテストのことで受験は年に2回まで可能

GTEC CBT リスニング

概要

GTEC CBTリスニングは大学生の日常的な生活シーン(学生同士の会話や学校での講義など)を想定し、実践的な『コミュニケーション力』をはかる設計がなされています。

意図されていることは入学テスト時だけに注力した学習をするだけではなく、大学入学後の学生生活においても役立つような問題構成となっています。

出題形式はPartA・B・Cに分かれ順に「写真・イラスト」を使った問題、「会話」問題、「要点理解」問題となっており時間は30~40分ほど。

問題数は約40問で350点満点

<出題内容>

・英文を聞いて全体の概要および要点を把握する問題

・与えられたタスクを行うために必要な情報を聞き取る問題

・会話や講義の内容の論点を把握する問題

・話された内容から話し手の意図や話し手との関係性を理解する問題

また受験者の能力に合わせ難易度順にA2・B1・B2・C1と4つのレベルに分かれた受験が可能です。

テストの結果は上限を1400とするスコアとグレードにより評価。

得点をもとにそれぞれの立場や生活レベルで目安とされる英語運用力の表示もされ、今現在の自分自身の英語力を客観的に把握することが可能です。

主に大学受験を控えた、高校生向けの『日本版TOEIC』のようなものといったほうが分かりやすいかもしれません。

傾向と対策

まずヘッドフォンを装着後、リスニングセッションについての説明があります。

その後流れてくる音声は、まさしく今ここで展開されているかのごとく声の主は若い女性の甲高い声であったり、年配の男性の低い声であったりとバリエーションに富み、さまざまなシーンでの適切な対応ができるかを判断するものばかり。

必要な情報を読み取る力や、読み取った情報を比較したり組み合わせたりして、課題を解決する力を問うことを意識した問題が出題されるということです。

さらに本試験での放送は1回のみなので、音声が流れる前の解答準備時間にサッと画面に目を通し、聞かれる内容を予測しながら場面ごとに集中して臨むことが大事です。

出題は「イラストを見ながら答える問題」「イラストがない問題」がランダムに出てきます。

メモを取る余裕はほぼ無いと考えてください。

なるべく音声が流れている間に解答できるよう、くり返し何度も練習しましょう!

CBTリスニングはコンピューター上で行うクリック選択式の試験なので、画面を上手くスクロールしながらマウスポインタ―の位置を調整し、すぐに解答できるよう時間のロスを減らす工夫をしてください。

問題ごとに制限時間があり、画面の右上にて確認することができます。

制限時間を過ぎると自動的に次の問題に進みますので注意しましょう!

ただし、たまに「ひっかけ問題」があるので即答は危険です!

自分が聞き取れた内容や単語に意識が集中してしまい、誤答を選んでしまうこともあります。

実際に公式ホームページ上で「B1」の問題に取り組んでみたのですが、上記のことを意識して取り組むことで若干心にゆとりをもって対応することができました。

事前に関連する情報を仕入れ、分析すること!
そこから“戦い”は始まっているのです。

今後は当然のこととして推奨されている問題集付属のCDを聞き込んだり、実際にWEB上でサンプル問題を解いてみて操作や速さに慣れておくようにしましょう。

英語脳をつくる

今まで述べてきたようにCBTはとにかく短い時間での解答が必要となります。

・放送される音声(しかも1回のみ!)を聞いて頭の中で「英語⇒日本語」という回路で聞き取っていっても間に合わない・・・
・1つの単語の聞き逃しでパニックになってしまう・・・

そうならないためにも『英語脳』をつくりましょう!という提案です。

英語脳とは「英語を英語のまま」理解すること。

特にGTEC CBT リスニングの勉強法としては有用です。

―1997年に科学雑誌「Nature」に発表された脳科学の論文によると、高校生以降に第二言語として英語を習得した人は、母語(日本人の場合は日本語)を使用するときと英語を使用するときでは脳の別の領域が活動するという実験結果が出たそうだ。英語の回路が存在する証拠である。―
The English Club since2013

実際に“ものは試し”とベネッセのGTEC CBT公式問題集を購入し、通勤時間を使って付属のCDを車の中で聞いてみました。

このCDではまず「ポーン」という合図が鳴ってから8~12秒後に音声が流れ出すようにつくられています。

PCの前に座っているときとは違ってほどよい緊張感で聞けたせいか、そんなに速さを感じませんでした。

本試験では緊張から、聴き慣れていないと速く感じてしまう可能性もありますので、普段の生活の細切れ時間を有効活用して5分でも10分でも『英語の音声』に触れる習慣をつくることがポイントです。

・ある程度音声が聞き取れるようになったら口に出して言ってみる。

・音声を聞き取りながら発話する、つまり『シャード―イング』を行うことで発音やアクセント、間やそれぞれの場面特有の言い回しが分かるようになってくる。

・理解した内容が頭にとどまる。

・設問に対して適切に情報を取り出すことができる。

そうなるまでとにかく「くり返す」ことが大事です!

また<出題内容>に「~を把握する問題」「~を聞き取る問題」とあるように、正確に聞き取る訓練としては『ディクテーション』をおススメします。

まず市販の問題集を使った音声を聞き取りながら書いていく。

どうしても音声の方が速いのでついていくのが大変だと思いますので、各センテンスごとに止めながら行いましょう。

1度で完全に書き取ることは難しいでしょうから最低でも2~3回くり返し、文字起こしされた英文と書き取った内容を比較してみましょう。

特に日本人が苦手とする『Ⅼ』と『R』が聞き分けられたか、「冠詞」や「前置詞」の聞き逃しはないか。

不慣れな文構造があると“リスニング力”は極端に落ちますので、もう一度文法の教科書を引っ張り出してきて基本的な文法や構文の確認をし、文法知識を補完しながら『ディクテーション』を行いましょう。

慣れてきたらTED Talks(ted.com)などを楽しみながら視聴して、研鑽を積むのもよいですね。

少し難しめの内容ですが”生きた英語”に触れ“知的好奇心”を満たすことができます!ちょっとした息抜きにも・・・

TEDとは~オンラインで無料配信されている米国の講演番組
(キャプションを付けたり高低倍速【0.5~2.0倍】の再生が可能)

現在は有り難いことにスマートフォンやタブレット、mp3などの持ち運びに便利な端末が豊富にあります。

番組を見たりCDからそれらの端末に音声をダウンロードして細切れ時間に聞く。

さらに倍速機能をつかって通常の速さの1.2倍速、1.5倍速、2倍速という高倍速での聞き取りが可能な『英語脳』になったら鬼に金棒でしょう!

そうして定期的にPCの前で一連の流れを確認しながらヘッドフォンをつけ、マウスを手に持ち問題に取り組む。

高倍速での聞き取りができるようになったあなたの『英語脳』にとって、通常の速さの音声を聞き取ることは容易くなっているはずです。

単語力&熟語力も重要!

英語を聞いたときに、その音が何の単語を指しているのか音で認識する『音声知覚』

そして『音声知覚』から単語が何を意味しているのかを理解する『意味理解』

この2つが結びついて初めてリスニングもできるようになっていくと言われています。

いくら高倍速での聞き取りができるようになったからと言って『意味理解』が追い付かなければ内容は理解できません

問題の中には「何についてのメッセージか」や「何について話しているのか」また「細かい時間」をいろいろな様式で聞いてきます。

「応募の締め切り日」や「料金」の聞き取りも大丈夫でしょうか。

「同義語」や「単語⇔熟語」(例:participate ⇔ take part in)の言い換え、さらに「パラフレーズ」(同じ内容の文を別の形で書き換えてある文)などの確認も問題集などで行いましょう。

まとめ

ただでさえ緊張するコンピューター上での試験・・・

”語彙の増強をはかり、音読をして口を動かし、耳からの情報を頭の中で立体化する。”

一連の流れを”くり返す”訓練をすることで脳のデータベース量を増やし、ある音声を聞き取ったときにそれがきちんと意味とも紐づいてアウトプットされることが大事です。

『英語力を総動員する戦いの場』において実力を遺憾なく発揮するためにも常日頃からの準備を怠らず自信をもって本番当日は臨みたいものですね。

以上のようにCBTリスニングについては上記のポイントを押さえた学習が重要です。

本番までに「やること」、「しなければいけないこと」はわかりましたか?

”脳が反射で答えを導き出す”くらいになるまでくり返しコツコツ頑張っていきましょう!

参考ページ
GTEC CBT trial https://www.benesse.co.jp/gtec/cbt/trial/

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