「検索する」を英語で言うと?ググると似た表現も紹介します

「検索する」を英語で、ググるって英語で?、ネイティブキャンプ

皆さんは、検索するという英語の表現に関してこれまで考えたことはあるでしょうか。

このフレーズを英語で使う頻度に関して言えばそこまで多くないかもしれませんが、今やネットとは切っても切り離せない社会。

何か調べごとだったり気になったことだったりと、日々誰でも検索はすると思うので知っておいて損はないと思います。

そんな、知っておくとかなり便利な言葉である「検索する」「ググる」の英語表現に関して、今回はまとめてみました。

また、他にも海外で有名なGoogle以外の検索エンジンについてや、実際の検索手順の英語での説明を用意してみました。

こちらの記事を読み終えたあとには少し検索に関した英語について詳しくなれるかもしれません。

「検索する」は英語で?

さっそくですが、英語で「検索する」と言いたいときにはどのような表現を使えばいいのでしょうか。

ここでは単刀直入に、最も使いやすく身近な表現を調べてみたところSearchがありました。

つまり、あなたが外国人の友達といるときなど、「私がそれを検索しておきますよ」と英語で表現したいときには

I'll search it. で問題ありません。

非常に簡単ですよね。
また、サーチというカタカナ言葉も広く知られているので忘れにくいと思います。

最後に例文を一つ挙げてみると、外国人の友達と会話をしている状況で「じゃあ、自分がこの周辺のレストランを調べておくよ」と言いたいときには OK, I’ll search for the restaurants around here. といえば通じます。

「検索する」をいくつかの言い方で紹介します

「検索する」の言い方について、もっと詳しく知りたいという方のためにもう少し調べてみたところ、下記の3通りの動詞が「検索する」の表現に該当しました。

・Research
・look up
・search for

実際の使い方についても見ていきましょう。

Research ~
~を検索する、調査する(学術的な意味で)

例)I researched about this environmental problem last night.
昨夜、私はこの環境問題について調査をした。

look up A in B
AをBの中から探す、検索する

例)I tried to look up the word in a dictionary.
僕は辞書からその単語を検索しようとした。

search A for B
Bを求めてAを探す

例)The police searched the room for evidence.
警察は、証拠を見つけるために部屋を調査した。

状況3つの表現は、探すという根本的な意味は同じですが、使うシチュエーションとニュアンスが少し異なります。

詳しくは、後ほど例文をお見せするのでそこで確認していきましょう。

「ググる」と似た表現は海外にもある?

日本では、日々一般的になってきている検索の表現:ググるですが、
海外では実際どうなのでしょうか。

ググる と似た表現があるのかについてや、海外事情について調べてみました。

実際のところ、海外でもググルは Google という動詞を使って表現することが判明しました。

実際の使い方として、
「それGoogleで調べなよ」と言いたいときには
Google it.
You can (just) google it.
という言い方ができます。
(比較的フランクな言い方です。)

これは、例えるならば日本でも「それくらいググってみなよ」などというときのニュアンスに近いのではないでしょうか。

しかしながら、英語でもググるに相当する表現があり、誰にでもわかるためすごく便利ですね。

シンプル・イズ・ザ・ベストということで、使いやすさを考えるとかなり実用性は高いのではないかと思います。

「検索する」を使った例文について

先ほど、「検索する」の英語表現として複数の言い方があるとお伝えしました。

次に、実際にそれにまつわる例文をいくつか見ていき、どんな使われ方をしているかを確認していきましょう。

I will google how to pronounce the words “thank you.”
サンキューの発音方法について、Google検索しようと思います。

I searched some websites for a new job.
職探しのためにウェブサイトを検索した。

I researched several sources of this incident, and I finally got a conclusion on who the criminal is.
私はこの事件に関しての複数の情報源を調査し、その結果誰が犯人かという結論に行き着いた。

基本的に、それぞれの使われ方の違いはこのようになります。

Google
もともとの意味のように、ネット検索の場面限定で使われる

Search
ネット検索や、実際に人を探すときなどあらゆる場面で使うことができる

Research
比較的学術的なシーンで使われることが多い
(論文を調べるときなど)

これらの単語を使う際には上記の違いを意識されると、適切な場面において使うことができるようになります。

検索の方法に関した英語表現を紹介します

それでは、インターネットで何かを検索するときに使う英単語や、実際に何かを検索する際の手順の英語での説明に関してまとめてみました。

まずは、単語と熟語から見ていきその後に「実際のGoogle検索の手順を外国人に説明するとしたらなんと言えばいいのか?」という例についても確認してみましょう。

<検索に関連した単語一覧>

インターネット internet

ブラウザ Browser

検索窓 Search box

キーワード Keyword

クリック Click

サイト website

入力 input

スクロール scroll

検索結果 search results

検索文字列 a search string

検索語 a search term / word

検索エンジン, サーチエンジン
a search engine

検索エンジンで~を検索する
look for ~ on a search engine

<検索手順を説明するときの例文>

次に、Google検索の手順を外国人に説明できるような文章例を作ってみました。

In the search bar, type in the search term and click “Google Search”.
「検索」バーでは、検索の種類を選択し、検索する文字列を入力して「検索」をクリックします。

After that, you can see the search results and scroll down the screen until you find the website you are interested in.
その後、検索結果が表示されるので読みたいと思うウェブサイトが見つかるまで画面下部へとスクロールしていきましょう。

If you couldn't get the preferred search result, then you can change the search term that you used.
もし、仮に探し求めていたものとは違った検索結果が表示された場合には、最初に入力した検索キーワードを変更してみると良いでしょう。

海外の主な検索サイト

さて、最後に海外で有名な検索エンジンについても調べてみました。

日本だと、有名所としてはやはり最大手のGoogleに加え、Yahoo! Japanもシェアが多いのではないかと思います。

きっと周りを見渡しても、ブラウザを立ち上げたときのホーム画面はGoogleかYahoo!のどちらからという方は多いのではないでしょうか。
※またはMicrosoftをお使いの方であれば、検索エンジンのBingも目にするかもしれませんね。

そんな日本の状況と比較するためにも、海外で人気の検索エンジンについて上位4つを調べてみました。(GoogleとYahoo!は除いています。)

調べてみたところ、ランキングは下記のようになりました。

1.Baidu

こちらは中国で非常に多くのユーザーを持つサイトです。
もしかしたら、パソコンに詳しい人などは聞いたことがあるかもしれませんね。

あのGoogleの仕様が禁止されている国、中国ですがなんとこのBaiduに至っては、中国国内シェアの約80%を占めているのだとか。

考えてみてください。中国の人口数は約14億人と言われています(2019年現在)。
そこから単純計算して8割の人がBaiduを使っているとなると、約11億人のユーザーがいるという計算になります。

いくらGoogleが世界のネットユーザーのうち9割以上のシェアを占めていると言っても、Baiduには10億人以上ものユーザーがいるというのはもはや驚きとも言えるレベルです。

2.Naver

他にも有名な検索エンジンとして、Naverがあります。

これは聞いたことがある方も多いと思いますが、あのLINE株式会社が運営している韓国発祥のポータルサイトとなります。日本でも、Naverまとめなど人気サービスが浸透していますよね。

ちなみにこのNaver韓国ではGoogleに次いで国内2位。
25%のシェアを誇っています。

3.Yandex

次に、ロシア初の検索エンジンYandex。

こちら、ロシア国内ではロシア語バージョンの(yandex.ru)が約45%の国内シェアを占めているそうで、ロシアにおいてはGoogleと1,2を争うほど有名なサイトとなっています。

Googleに対抗しているサイトがあるなんてなかなか信じがたいですが、他にもロシアはTelegramなど高性能なアプリを開発していたりと、IT関係が長所というイメージがあります。

4.DuckDuckGo

こちらはアメリカ発の検索エンジン。

名前が個性的なため、聞いたことがある方も多いかもしれません。

他のサイトとの大きな違いとして、DuckDuckGoは個人情報を収集しない検索エンジンとして有名です。

今の時代、ネット社会でSNSなども深く生活に根付いており、プライバシーの流出等は日々ニュースなどで話題に上がっていますが、DuckDuckGoはそんな他のウェブサイトとは一線を画した検索エンジンとしてユーザー数が増えており、人気向上中となっています。

確かに使うユーザーの心理を考えると、情報流出の恐れなしにネット検索ができるとなると安心感がありますし、なんだか使ってみようという気になるのも理解ができます。

日本でも、いつか流行る日が来るかもしれません。

まとめ

本日は検索に関しての英語表現をまとめてきました。

なかなか英語の授業等では習わないような比較的実用的な分野だったかもしれませんが、言い方によっては明日から即使える内容かもしれません。

いざ海外に行ってみて、英語設定のパソコンを開いたときなどに困惑しないようワーホリ前の方などは特にチェックしてみるといいかもしれませんね。