【韓国語で自己紹介】挨拶、名前、趣味から職業まで言えるようになろう!

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韓国語で自己紹介してみよう!名前、趣味から職業まで

韓国人の方と出会ったとき、韓国語で名前から趣味まで自分のことを伝えられたらいいですね。

そこで今回の記事では、自己紹介のときに使える韓国語の基本フレーズをご紹介します!

挨拶

まずはコミュニケーションの基本中の基本である韓国語での挨拶をきちんとできるようになり、自己紹介の良いスタートにしましょう。

韓国語で自己紹介をするとき、挨拶から入ることは他の言語同様大切です。韓国語に当たるカタカナも表記しますので自己紹介にご参考にしてください。まずは、一般的な挨拶の例文からスタートします。

初対面の人には基本、丁寧な挨拶のフレーズを使うことが大切です。以下で紹介する典型的な挨拶文の例文は、そのままそっくり覚えてしまうのも便利でしょう。そうすることで、プライベートだけでなくビジネスにも覚えた例文を使用することができます。

おはようございます/こんにちは/こんばんは
안녕하세요?
[アンニョンハセヨ]

안녕하십니까?
[アンニョンハシmニカ]

韓国語の自己紹介では他の言語同様、最初に「初めまして」といった一般的な挨拶をしてみましょう。

안녕하세요?」は親しみのある表現、「안녕하십니까?」はかしこまった表現です。

初めまして
처음 뵙겠습니다.
[チョウm ベッケスmニダ]

初対面の人に自己紹介する際には、上記のような丁寧な挨拶もできます。

これは直訳すると「初めてお目にかかります」という意味のフレーズになります。

처음」は「初めて」という意味です。

뵙겠습니다」は「お目にかかる」という敬語「뵙다」と、控えめな言い回し「~겠」と、「~です」及び「~ます」のかしこまった表現「~습니다」がくっついて成り立っています。

会えて嬉しいです
만나서 반가워요.
[マンナソ パンガウォヨ]

만나서 반갑습니다.
[マンナソ パンガpスmニダ]

これらの表現は、韓国語での自己紹介で会えた嬉しさを表現するときのフレーズです。

만나서」(「会えて」)は「会う」という意味の動詞「만나다」に、理由を表す表現「~아서」(「~して」)を合体させたもので、省略することもできます。

반가워요」と「반갑습니다」の原形は「반갑다」で、「嬉しい」、「喜ばしい」という意味です。

このように韓国語では、語尾に「~아요」または「~어요」を付けるやわらかい表現と、「~ㅂ니다」または「~습니다」を付けるかたい表現という、二種類の丁寧な文末表現「~です」、「~ます」があります。

これからよろしくお願いします
앞으로 잘 부탁해요.
[アプロ チャl プタケヨ]

앞으로 잘 부탁합니다.
[アプロ チャl プタカmニダ]

日本語でも同じように言うように、自己紹介の締めの挨拶として言う表現です。自己紹介を韓国語でする時にはぜひ覚えたい挨拶です。

「앞」が「前」、「~으로」が「~に」という意味で、合わせると「これから」という意味になりますが、省略しても大丈夫です。

「잘」は「よく」という意味です。

「부탁」は漢字で「付託」と書きますが、「お願い」という意味です。

해요」と「합니다」は「하다」(「する」)が活用した形です。

もっとかしこまった言い方がしたい場合は、「差し上げる」という意味の敬語「드리다」を付けて、

앞으로 잘 부탁드려요.
[アプロ チャl プタットゥリョヨ]、
앞으로 잘 부탁드립니다.
[アプロ チャl プタットゥリmニダ]

(「これからよろしくお願いいたします」)と言うことができます。挨拶をする相手にふさわしい言い方やフレーズの使い分けができるようになることをおすすめします。

さらに丁重な言い回しがしたければ、ソフトな言葉遣いの「~겠」を入れて、

앞으로 잘 부탁드리겠습니다.
[アプロ チャl プタットゥリゲッスmニダ]

と話すことができます。

名前

次の自己紹介における韓国語は名前を名乗るシーンをイメージしてください。韓国語で自己紹介をする際、挨拶の後には当然ですが自分の名前を名乗ります。

私は佐藤ナツです
저는 사토 나쓰예요.
[チョヌン サト ナスエヨ]

鈴木アンです
스즈키 안이에요.
[スジュキ アニエヨ]

「~です」と親しみを込めて名乗りたいときは、パッチムのある名前には「~이에요」、パッチムのない名前には「~예요」を付けます。

主語「저는」は、「저」が「私」、「~는」が「~は」という意味で、日本語と同じように省略することもできます。

私は吉田マユミです
저는 요시다 마유미입니다.
[チョヌン ヨシダ マユミイmニダ]

もう少し丁寧に「~です」と言いたいときは、名前に「~입니다」を付けて応用していきます。

私は吉川ユウキと申します
저는 깃카와 유키라고 합니다.
[チョヌン キッカワ ユキラゴ ハmニダ]

「~と申します」というように名前をさらに丁寧に言いたい場合は、パッチムのある名前には「~이러고 합니다」、パッチムがない名前には「~라고 합니다」を使います。韓国の人へ自分の名前を名乗る場面は頻繁にあり得るため、韓国語初心者の方でも覚えることが必須となります。

日本語のハングル表記

日本語をハングルで書く場合、基本的には子音と母音
ㅏ(ア)、ㅣ(イ)、ㅜ(ウ)、ㅔ(エ)、ㅗ(オ)とを組み合わせます。

ただしカ行、タ行、キャ行、チャ行は二種類あり、語頭に来たときには「가」などの平音に、語頭以外に来たときには「카」などの激音になります。

また「ス」、「ツ」、「ズ」、「ヅ」は母音がㅜではなくㅡになります。

撥音「ン」はㄴパッチム、促音「ッ」はㅅパッチムで表します。

なお、「ー」などの長音は表記しません。

以下に日本語の五十音のハングル表記をまとめましたので、ぜひ自分の名前をハングルで書いてみてください。

가/카 기/키 구/쿠 게/케 고/코
다/타 지/치 데/테 도/토

きゃ きゅ きょ
갸/캬 규/큐 교/쿄
しゃ しゅ しょ
ちゃ ちゅ ちょ
자/차 주/추 조/초
にゃ にゅ にょ
ひゃ ひゅ ひょ
みゃ みゅ みょ
りゃ りゅ りょ
ぎゃ ぎゅ ぎょ
じゃ じゅ じょ
びゃ びゅ びょ
ぴゃ ぴゅ ぴょ

出身国

さて、ここでは韓国語での自己紹介の例文として出身の国を伝える表現も紹介します。

私は日本人です
저는 일본인이에요.
[チョヌン イlボニニエヨ]

저는 일본 사람이에요.
[チョヌン イlボン サラミエヨ]

저는 일본인입니다.
[チョヌン イlボニニmニダ]

저는 일본 사람입니다.
[チョヌン イlボン サラミmニダ]

「日本」は韓国語で「일본」と書きます。

「~人」には「」と「사람」という二通りの言い方があります。

日本語の「人」という漢字に、音読み「じん」及び「にん」と訓読み「ひと」があるのと同じような感じです。

」は漢字語の「人」、
사람」は固有語の「人」です。

日本から来ました
일본에서 왔어요.
[イlボネソ ワッソヨ]

일본에서 왔습니다.
[イlボネソ ワッスmニダ]

出身国は「~에서 왔어요」、「~에서 왔습니다」(「~から来ました」)というフレーズでも表現できます。

~에서」は場所を表す助詞で、ここでは「~から」という意味です。

「来ました」は「来る」という意味の動詞「오다」の語幹「오」に、過去形「았어요」または「았습니다」を付けて言います。出身を伝えると、お互い文化など知っていることへ話題が展開する可能性がありますね。

職業

さらに、学生なのか社会人なのか、またどんな職業についているのかも紹介できるようになりたいですね。ここでは、職業として学生や、様々な職種についての韓国語を紹介します。ぜひ、ご自分について紹介、説明できるようにしておきましょう。

私は学生です
저는 학생이에요.
[チョヌン ハkセンイエヨ]

저는 학생입니다.
[チョヌン ハkセンイmニダ]

職業を言いたいときにも「저는 ~예요/~이에요」もしくは「저는 ~입니다」のフレーズが使えます。

例文に出てきた単語「학생」は「学生」という意味ですので、この部分に自分の職業を入れて練習してみましょう。

以下に職業の一部をご紹介しますので、参考にしてください。

大学生 대학생[テハkセン]

大学院生 대학원생[テハグォンセン]

会社員 회사원[フェサウォン]

公務員 공무원[コンムウォン]

教師 교사[キョサ]

教授 교수[キョス]

講師 강사[カンサ]

医師 의사[ウィサ]

看護師 간호사[カノサ]

弁護士 변호사[ピョノサ]

技術者 기술자[キスlジャ]

作家 작가[チャッカ]

歌手 가수[カス]

記者 기자[キジャ]

翻訳家 번역가[ポニョッカ]

観光ガイド 관광 안내원
[クァングァン アンネウォン]

事業家 사업가[サオpカ]

主婦 주부[チュブ]

銀行で働いています
은행에서 일하고 있어요.
[ウネンエソ イラゴ イッソヨ]

은행에서 일하고 있습니다.
[ウネンエソ イラゴ イッスmニダ]

自己紹介では働いている場所を伝えることもできます。

その際、助詞「~에서」を使いますが、ここでは「~で」という意味になります。

일하고 있어요」、
일하고 있습니다
(「働いています」)は「働く」という意味の動詞「일하다」と、現在進行形「~고 있다」(「〜している」)、そして「~어요」または「~습니다」を合わせた形です。

「은행」は「銀行」という意味ですので、この部分を下の単語一覧を参考にしながら自分の働いている場所にかえて使ってみてください。

会社 회사[フェサ]

学校 학교[ハッキョ]

郵便局 우체국[ウチェグk]

図書館 도서관[トソグァン]

美術館 미술관[ミスlグァン]

病院 병원[ピョンウォン]

放送局 방송국[パンソングk]

新聞社 신문사[シンムンサ]

大学へ通っています
대학교에 다니고 있어요.
[テハッキョエ タニゴ イッソヨ]

대학교에 다니고 있습니다.
[テハッキョエ タニゴ イッスmニダ]

学校へ通っている方は、このような言い方ができます。

「~에」は位置や場所を表す助詞「~へ」です。

다니고 있어요」、「다니고 있습니다
(「通っています」)は「通う」という意味の動詞「다니다」と、現在進行形「~고 있다」(「~している」)、そして「~어요」または「~습니다」を組み合わせた形です。

대학교」は漢字で書くと「大学校」で、「大学」という意味です。

なお、他の学校については下記をご参照ください。

小学校 초등학교
[チョドゥンハッキョ]
中学校 중학교
[チュンハッキョ]
高等学校 고등학교
[コドゥンハッキョ]

趣味

韓国語での自己紹介が進むなか、趣味の話になればその人が好きなものがわかったり共通の趣味が見つかったりして話題が発展する可能性があります。

私の趣味は旅行です
제 취미는 여행이에요.
[チェ チュィミヌン ヨヘンイエヨ]

제 취미는 여행입니다.
[チェ チュィミヌン ヨヘンイmニダ]

趣味を言うときは「제 취미는 ~이에요/예요」または「제 취미는 ~입니다」を使えます。

「제」は「私の」、「취미」は「趣味」という意味です。

「여행」は「旅行」という意味なので、ここを以下の単語一覧を参考にしつつ自分の趣味にかえて言ってみてください。

映画 영화[ヨンファ]

登山 등산[トゥンサン]

散歩 산책[サンチェk]

運動 운동[ウンドン]

料理 요리[ヨリ]

楽器演奏 악기 연주[アッキ ヨンジュ]

私の趣味は本を読むことです
제 취미는 책을 읽는 것이에요.
[チェ チュィミヌン チェグl インヌン コシエヨ]

제 취미는 책을 읽는 거예요.
[チェ チュィミヌン チェグl インヌン コエヨ]

제 취미는 책을 읽는 것입니다.
[チェ チュィミヌン チェグl インヌン コシmニダ]

趣味は「~는 것」(「〜すること」)という形で表現することもできます。

」は「もの」や「こと」という意味で、会話では代わりに「거」がよく使われます。

」は「本」、「~을」は助詞「~を」という意味です。

動詞「読む」の韓国語は「읽다」ですが、この文では現在連体形「읽는」になっています。

現在連体形「~する」は動詞の原形の다を取った形である語幹に「~는」を加えることにより作ることができます。

このとき、ㄹパッチムで終わる語幹はㄹが脱落します。

趣味を表す韓国語の一部を下記に並べましたので、動詞を現在連体形にして使ってみてください。

映画を観る 영화를 보다
[ヨンファルl ボダ]

登山をする 등산을 하다
[トゥンサヌl ハダ]

絵を描く 그림을 그리다
[クリムl クリダ]

ゲームをする 게임을 하다
[ゲイムl ハダ]

切手を集める 우표를 모으다
[ウピョルl モウダ]

ギターを弾く 기타를 치다
[キタルl チダ]

映画を観ることが私の趣味です
영화를 보는 것이 제 취미예요.
[ヨンファルl ボヌン コシ チェ チュィミエヨ]

영화를 보는 것이 제 취미입니다.
[ヨンファルl ボヌン コシ チェ チュィミイmニダ]

영화를 보는 게 제 취미예요.
[ヨンファルl ボヌン ゲ チェ チュィミエヨ]

~는 것이 제 취미예요」、
~는 것이 제 취미입니다
を使って、「~することが私の趣味です」という言い方もできるでしょう。

助詞「~が」は「~이」と「~가」の二種類があります。

パッチムで終わる名詞には「~이」、母音で終わる名詞には「~가」が使われます。

ここでは「것」がパッチムで終わっていますので、「~이」となっています。

なお、口語では「것이」が略された形の「게」がよく使われます。

私は運動が好きです
저는 운동을 좋아해요.
[チョヌン ウンドンウl チョアヘヨ]

저는 운동을 좋아합니다.
[チョヌン ウンドンウl チョアハmニダ]

趣味を言うときには「好む」という意味の動詞「좋아하다」を使って、「저는 ~을/를 좋아해요」または「저는 ~을/를 좋아합니다」(「私は~を好みます」、「私は~が好きです」)と表現することもできます。

助詞「~を」はパッチムで終わる名詞には「~을」を、母音で終わる名詞には「~를」を付けて用います。

年齢

韓国語による自己紹介、最後は年齢に関して伝えるフレーズ紹介です。

英語圏では年齢を聞くことは失礼になる一方、儒教の教えが根付く韓国では挨拶時に年について質問したり言うことがあります。少しでも年上の人には敬語を使う文化があるためです。

22歳です
스물두 살이에요.
[スムlトゥ サリエヨ]

스물두 살입니다.
[スムlトゥ サリmニダ]

韓国では生まれた年齢を一歳とし、誕生日ではなく1月1日を基準に年齢を数えるのですが、年齢の言い方は二種類あります。

一つは固有数詞に助数詞「~살」(「~歳」)を付けた形で、話し言葉でよく使われる表現です。

固有数詞は以下の通り、1から99まであります。

20以上の固有数詞は20~90に、1~9を組み合わせます。

1 하나[ハナ]
2 둘[トゥl]
3 셋[セッ]
4 넷[ネッ]
5 다섯[タソッ]
6 여섯[ヨソッ]
7 일곱[イlゴp]
8 여덟[ヨドl]
9 아홉[アホp]
10 열[ヨl]

11 열하나[ヨラナ]
12 열둘[ヨlトゥl]
13 열셋[ヨlセッ]
14 열넷[ヨlレッ]
15 열다섯[ヨlタソッ]
16 열여섯[ヨlリョソッ]
17 열일곱[ヨリlゴp]
18 열여덟[ヨlリョドル]
19 열아홉[ヨラホp]

20 스물[スムl]
30 서른[ソルン]
40 마흔[マフン]
50 쉰[スィン]
60 예순[イェスン]
70 일흔[イルン]
80 여든[ヨドゥン]
90 아흔[アフン]

固有数詞の中には後ろに助数詞が来ると形が変わるものがいくつかありますので、注意が必要です。

1 하나→한[ハン]
2 둘→두[トゥ]
3 셋→세[セ]
4 넷→네[ネ]
20 수물→수무[スム]

25歳です
이십 오세입니다.
[イシp オセイmニダ]

年齢の言い方のもう一つは漢数詞に「~세」(「~歳」)を付けたもので、書き言葉や、高い年齢を言うときによく使われる表現です。

漢数詞は以下の通りです。

0 영[ヨン]
1 일[イl]
2 이[イ]
3 삼[サm]
4 사[サ]
5 오[オ]
6 육[ユk]
7 칠[チl]
8 팔[パl]
9 구[ク]

10 십[シp]
11 십일[シビl]
12 십이[シビ]
13 십삼[シpサm]
14 십사[シpサ]
15 십오[シボ]
16 십육[シmニュk]
17 십칠[シpチl]
18 십팔[シッパl]
19 십구[シpク]

20 이십[イシp]
30 삼십[サmシp]
40 사십[サシp]
50 오십[オシp]
60 육십[ユkシp]
70 칠십[チlシp]
80 팔십[パlシp]
90 구십[クシp]

百 백[ペk]
千 천[チョン]
万 만[マン]
10万 십만[シンマン]
100万 백만[ペンマン]
1000万 천만[チョンマン]
1億 일억[イロk]
1兆 일조[イlチョ]

私は85年生まれです
저는 팔십오년생이에요.
[チョヌン パlシボニョンセンイエヨ]

저는 팔십오년생입니다.
[チョヌン パlシボニョンセンイmニダ]

自己紹介では年齢の代わりに生まれた年を伝えることもできます。

このとき、一般的には西暦の下二桁だけを言います。

年数は漢数詞で表します。

「년」 は「年」、「생」は「生」という漢字を書きますが、この二文字を合わせて「~年生まれ」という意味です。

韓国語でする自己紹介まとめ

韓国語を勉強している方のために挨拶から年齢まで、自己紹介の色々を紹介しましたがいかがでしたか?

皆さんも今回出てきた例文を参考にしながらオリジナルの自己紹介の仕方を考えて、何度も練習してみてくださいね。