Jollibee徹底解説!メニュー、値段、評判から日本進出の噂まで

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手軽にリーズナブルに食べられるのがファーストフードですね。世界的に有名なチェーン店がいくつかあります。ところで、皆さんはフィリピンオリジナルのJollibeeを知っていますか?

この記事では、フィリピンのファーストフード店Jollibeeの情報をお届けします。知っておきたいおすすめのメニュー、香港やアメリカでの成功事例、東京に登場しそうな噂まで幅広く紹介しましょう。英語の留学や旅行でフィリピンへ行くご予定であれば、ぜひご参考にしてください。

Jollibeeとは?フィリピンの国民的ファーストフードチェーン

初めてJollibee(ジョリビー)という名前を聞いたという人がいるかもしれません。またはセブなどで行ったことがある!という方もいるでしょう。まずはJollibeeはどんなお店なのか紹介しましょう。

Jollibeeはファーストフードチェーン

海外旅行へ行くのであれば、レストランで食事をすることは間違いなく楽しみの一つですね。しかし、円安が続くなか、毎食というのは難しかったりします。そんなときに多くの人に利用されるのがファストフードです。ファストフードは英語でfast foodと言い、注文してからすぐ食べられる手軽な食事を指します。

Jollibeeはまさしくフィリピン発のファーストフードチェーン。それも「国民的」とつく、フィリピン人に人気のファーストフードです。その始まりは1978年、すでに46年も続く老舗チェーンであり、2023年現在ではフィリピン国内に1,150を超えるお店があります。どこに行ってもすぐに見つかるのがJollibeeなんですね。

ちなみに、アメリカの最大手マクドナルドがフィリピンに最初の店舗を出したのが1981年です。Jollibeeはマクドナルドのフィリピンバージョンとも呼ばれていますが、後から進出してきたマクドは地元の味覚に合わせた多様な商品によってフィリピンの食文化を提供。これはJollibeeの影響が大変大きいと言えます。そして、かのマクドが勝てない唯一のライバルがJollibeeだという話もあります。

Jollibeeのキャラクターたち

キャラクターのジョリビーは、心優しく、善良で、誰にとっても友達、そしてとっても冒険好きで勇敢という性格です。彼は孤独でいるのが好きではなくって、ヘッティ·ポポ·ヤム·トワーリー(Hetty/Popo/Yum/Twirlie)という仲間のグループがいます。

このマスコットだけ考えても、子どもたちが喜ぶ顔が想像できますし、国民的ファーストフードの名を得ていることがわかります。なお、Jollibeeの歴史については後半さらに紹介しましょう。

Jollibeeの人気メニュー:ハンバーガーからフィリピン料理まで

Jollibeeがフィリピンで支持を受けているファーストフードチェーンということが分かりました。では、メニューにはどのようなものがあるのでしょう。ここでは、人気のメニューを紹介します。

ジョリビーのメニュー紹介

ファーストフードの定番中の定番メニューといえば、やっぱりハンバーガーでしょう。海外ではバーガーなんて言われています。そして、ファストフード店ではフライドポテト、セットとしてドリンクをつけたりすることも定番ですね。そして、Jollibeeではいわゆる大手チェーンにはないメニューもあるので見逃せません。

ここで、Jollibeeのウェブサイトからメニューのラインナップを紹介しましょう。

Family Meals

Breakfast

Chickenjoy

Chicken Nuggets

Burgers

Jolly Spaghetti

Burger Steak

Super Meals

Jollibeeではチキンが有名です。例えば、ベストセラーに以下のようなセットがあります。

6-pc. Chickenjoy Bucket w/Jolly Spaghetti Familyフライドチキンになんと、スパゲッティの組み合わせとなっています。これはかなり珍しいですし、お腹がしっかりと満たされます。

またJollibeeにはラインナップで見られるように、Burger Steakというメニューがあります。このバーガーステーキはバーガーに風味豊かなマッシュルーム入りのソースをかけたビーフパティが入ったフードです。

引用:Jollibee Bestsellers:

https://www.jollibee.com.ph/menu/

ジョリビーでフィリピンならではの食事

かなり、お腹が空いてきました(笑)さて、Jollibeeでは朝食にフィリピンならではの食事と言えるメニューがあります。それが主食をライスにした商品です。

ソーセージ、コーンビーフ、バーガーステーキといったメインにガーリックライスをつけたもので、これらがフィリピン人が好んでいただく食事をファーストフードで食べられるユニークさはJollibeeならではです。

Jollibeeのメニューの値段は?コスパ抜群の一押しメニュー

ファーストフードは値段を気にせずにたらふく食べられることがメリットです。ここで、Jollibeeのメニューの値段を紹介しましょう。

ジョリビーのメニュー価格

ここでは、メインと言えるチキン、バーガー、加えてファミリーミールからその値段を一部みていきます。※1ペソ=2.61円(本記事執筆時の2024年10月23日時点)

Chickenjoy

チキン1ピース with Rice, drink 82ペソ

チキン1ピース with Rice, Cake Float 143ペソ

チキン6ピース 449ペソ

Burgers

ダブルバーガー·フライドポテト with drink 239ペソ

バーガー·スパゲッティ with drink 122ペソ

Family Meals

バーガー·フライドポテト with drink 382ペソ~

チキン8ピース with Palabok 1.054ペソ~

Jollibeeでは、ボリューミーなメニューが約200円からいただけることが分かります。一押しはフライドチキン、もちろん、南国らしいパイナップルジュース、マンゴーパイ、チョコレートサンデーといったデザートもあります。

「Jollibeeはまずい」? その評判と実際の味を徹底検証

新しいものをトライするときには、バイアスがかかることがあります。「Jollibeeは安いけれどまずいのでは?」なんて頭をよぎることもあるかもしれません。そこで、Jollibeeの味は実はどうなのか?また、彼らの受賞歴について紹介しましょう。

Jollibeeの味の評価は?

Tripadvisorから、Jollibeeのレビューを紹介します。全体のスコアは5点満点の4、レビューではA taste of home, Filipino Staple Foodなどの高評価があります。KFCとマクドナルドを合わせたよりも大きく、料理は現地化されていて熱烈なファンであるという声が挙がっています。

そして、ファストフードとしてOKなお店、サービスはいいけれど、店内の食べ物の匂いが、、、というような意見もあります。

日本人の感想では、フライドチキンが美味しい、バーガーは今ひとつという感想があります。いずれにしても、フィリピンでファストフードを食べるのなら一度はJollibee、外せない選択と言えそうです。

引用:Tripadvisor “Jollibee”

https://www.tripadvisor.co.uk/Restaurant_Review-g298573-d3732162-Reviews-Jollibee-Manila_Metro_Manila_Luzon.html

GEWA受賞のJollibee

ここで、JollibeeがGEWAという賞を受賞していることも紹介しましょう。GEWAとはGallup Exceptional Workplace Awardsの略であり、従業員の体験を優先し、その人たちが自分の強みを活かした上で優れた成果を出せるような職場を讃える賞です。

2020年、Jollibeeは初めてGEWAを受賞しています。フィリピン拠点の企業が受賞したのは初めてという快挙、そして同年にはタイム誌の「世界のベストカンパニー」にも選ばれました。このような企業であるJollibeeが提供するファストフード、やはりお試しの価値があります。

日本進出なるか?Jollibeeの店舗と日比谷オープンの噂

ここまでお読みになって、日本にあればぜひ一度食べてみたいと思った方もいるかもしれませんね。日本にすでに進出しているのか、噂を検証します。

ジョリビー日比谷の噂

日比谷にジョリビー開店の噂がありました。煙のないところに火はたたないわけですから、どんなソースがあったのでしょう。実は、2016年の日本経済新聞の記事に「ジョリビー、18年に日本1号店」という記事があがりました。Jollibee会長トニー·タン·カクチョン氏が取材に応じた形です。

記事では「18年に東京に1号店を出すのが目標だ」と答えています。しかし···2024年現在、ジョリビーの日本進出は達成されていません。アジア経済ニュースサイトでも、外食ジョリビー、日本進出の優先度低く、といった記事が2024年4月に掲載されました。

引用:日本経済新聞「ジョリビー、18年に日本1号店」

https://www.nikkei.com/article/DGXLASDX31H2A_S6A101C1FFE000/

Jollibeeの海外展開:香港やアメリカでの成功事例

日本進出はまだないものの、Jollibeeは香港やアメリカ、そして筆者の住むイギリスにも店舗を展開しています。お恥ずかしならが、イギリスにあるとは知りませんでした。ここでは、Jollibeeの成功事例を紹介します。

香港の事例

Jollibeeにとって香港は重要な市場です。Jollibeeは香港のファストフードブランドであるマスターフランチャイジーの過半数の株式を取得しています。フィリピン人移民者が多いことを海外進出の場所選びにするJollibeeにとって、香港はフィリピン人の家政婦が多くいる場所です。彼らや地元の人たちにとってJollibeeはみじかで行きやすいファストフードなのです。

アメリカの事例

ファストフードといえばアメリカが頭に浮かぶほどではないでしょうか?そんなアメリカに上陸したのが1998年、その後Jollibeeのフランチャイズ化が進んでいます。フィリピン系移民、フィリピン系アメリカ人をターゲットに、アメリカ人にウケる味としてアメリカ色を強めてきました。

今ではアメリカ人向け商品、そしてフィリピン料理のミックスを売りにしています。Jollibeeのフライドチキンが2023年、全米でNo.1を獲得したことも快挙です。

フィリピンのJollibee店舗を訪れるべき理由

フィリピンに行ったらぜひJollibeeを訪れてみてください。Jollibeeおすすめの理由を挙げてみましょう。

Jollibeeおすすめの理由

どのファストフードも手軽で安いことを理由に大人気です。Jollibeeもその点は同じです。そして気軽に行けるほど店舗数が多いこと、メニューにはフィリピンの食文化が反映されているものが多くあり、ただのファストフードとは違うところが面白いチェーン。外国に行ったら、ぜひその国の人たちがいつも食べている食べ物にトライすることは醍醐味の一つです。そういった理由から、Jollibeeは様々な要素をフィリピンで体験できる場所であると言えるでしょう。

Jollibeeと他ファーストフードチェーンとの違いとは?

ここまで紹介したとおり、Jollibeeと他ファーストフードチェーンとの大きな違いには、通常のバーガーショップ、チキンショップとは異なり、フィリピンの食文化を取り入れたメニューがあるところです。

フィリピン人がターゲットのJollibee

いったん店舗へ行けば、家族連れや学生たちが賑やかに食事をしています。フィリピン人がターゲットのJollibeeでは、バナナケチャップの甘さ、ライスに合うような塩辛さが味付けの特徴です。これらは大手チェーンのバーベキューソースやケチャップソースとはかなり違いますね。

Jollibeeの歴史とフィリピンでの存在感

最後に、Jollibeeの歴史を紹介します。フィリピン人にとってどのような存在であるか理解した上で、実際にJollibeeを食することをおすすめします。

1975年、アイスクリーム店としてオープン

1975年、トニー·タン·カクチョン氏とその家族がケソン市にアイスクリーム店をオープン、ここがJollibeeの第一号店と言われています。ファストフード店へ移行するなか、新しいネーミングとして「愉快な蜂」という意味でJolly Bee、そこからJollibeeにすることを決めました。キャラクターのジョリビーは蜂ですね。働き者のフィリピン人を忙しくても常にハッピーでいる蜂に例えたのです。

フィリピン人はよく食べ、1日に4~5食食べるのが一般的という驚きの食習慣があります。間食も多く、そんなときにもJollibeeはフィリピン人にとって大きな存在でしょう。

そしてJollibeeは、フィリピン人移民者が多いことを海外進出の場所選びとしており、今では世界の多くの国に進出しています。

まとめ

さて、フィリピン発のファーストフード店Jollibee、いかがでしたか?フィリピンに語学留学している人、旅行を企画している皆さん、フィリピンオリジナルのJollibee、一度は試す価値が大アリ。スタッフとの英語のやりとりも楽しんでしまいましょう!

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