フィリピンで絶対食べたいジョリビー!おすすめメニューや日本進出の噂も紹介

Jollibee、ネイティブキャンプ、オンライン英会話

「フィリピンのファーストフードって、どんな味なんだろう?」

「ジョリビーって名前は聞いたことがあるけど、どんなお店なの?」

そんなふうに思ったことはありませんか?

フィリピンで知らない人はいないほど人気のチェーン店
「ジョリビー(Jollibee)」は、
国民食と呼ばれるほど現地の人々に愛されているファーストフードブランドです。

豊富なメニューや独特の味付けが特徴で、観光や留学で訪れる人の“食の体験”としても外せない存在です。

この記事では、ジョリビーの魅力やおすすめメニュー、海外での人気の理由、そして気になる日本進出の最新情報まで、幅広く紹介します。

語学留学や旅行でフィリピンへ行くご予定であれば、ぜひご参考にしてください。

フィリピン国民に愛されるファーストフード「ジョリビー(Jollibee)」とは

フィリピンに行ったことのある人なら、街中で必ず目にする赤いハチのマスコット。それこそが、フィリピンの国民的ファーストフードチェーン「ジョリビー(Jollibee)」です。

まずは、このジョリビーがどんなお店なのか、そしてなぜ多くのフィリピン人に愛されているのかを見ていきましょう。

フィリピン発の人気チェーン!ジョリビーの基本情報

フィリピンで「知らない人はいない」と言われる国民的ファーストフードが、ジョリビー(Jollibee)です。

誕生は1978年、すでに46年も続く老舗チェーンであり、2025年現在ではフィリピン国内に1,200店舗以上を展開。どの都市に行っても見つかるほど生活に根付いています。

ジョリビーは、手頃な価格でボリュームのある食事を楽しめることから、学生から家族連れまで幅広く支持されています。

ちなみに、マクドナルドがフィリピンに初出店したのは1981年。ジョリビーは地元の味に合わせた商品展開でファンを増やし、最大手のマクドナルドを上回る売上を誇るとも言われています。

マクドナルドをも凌ぐ?ジョリビーの人気の理由

ジョリビーの人気の秘訣は、「フィリピンの味」をそのまま生かしたメニューにあります。

フィリピン人が好む甘めのソースやライス中心のセットなど、現地の食文化に合わせたアレンジが徹底されているのです。

もう一つの理由は、家族や仲間と食事を楽しむ雰囲気づくり。店舗は明るくポップな雰囲気で、キッズスペースを設けるなど子ども連れにも人気です。

ジョリビーは単なるファーストフード店ではなく、家族の笑顔が集まる「日常の場」として親しまれています。

ジョリビーのマスコットキャラクターの魅力

ジョリビーといえば、真っ赤な衣装を着たハチのキャラクターが印象的です。

主人公のジョリビーは心優しく、とっても冒険好きで勇敢という性格です。仲間のヘッティ(Hetty)、ポポ(Popo)、ヤム(Yum)、トワーリー(Twirlie)とともに登場し、アニメやイベントでも活躍しています。

このキャラクターたちはフィリピンの子どもたちに大人気。子どもたちが笑顔になる瞬間を大切にする姿勢が、フィリピン全土で愛され続けている理由のひとつです。

ジョリビーで食べたいおすすめメニュー

フィリピンでジョリビーを訪れるなら、まずチェックしたいのが多彩なメニューです。

ここでは、特に人気のおすすめメニューを紹介します。

定番人気「チキンジョイ」&「ジョリースパゲティ」

ジョリビーはチキンが有名で、代表メニューは「チキンジョイ(Chickenjoy)」です。

外はカリッと、中はジューシーに揚げられたフライドチキンで、シンプルながら満足感のある味わいが特徴。

グレイビーソースをかけて食べるスタイルも人気で、地元では「フィリピンで一番おいしいチキン」と評されることもあります。

もう一つの定番が「ジョリースパゲティ(Jolly Spaghetti)」。ほんのり甘めのトマトソースに、ウインナーやチーズを加えたフィリピン風スパゲティで、子どもにも大人気です。

チキンジョイとジョリースパゲティのセットメニューは、お腹がしっかりと満たされる人気のセットです。

日本では珍しい組み合わせなので、観光の際にはぜひ味わってみてください。

引用:Jollibee Bestsellers

ソースが人気のジョリビーバーガー

ファーストフードの定番、バーガーも人気です。

中でも定番の「ヤムバーガー(Yumburger)」は、ほんのり甘めのソースがクセになる味わい。この甘じょっぱさが、フィリピン人にとって親しみのある味として愛され続けています。

また、「バーガーステーキ(Burger Steak)」にも注目です。バーガーに風味豊かなマッシュルーム入りのソースをかけたビーフパティが入ったメニューで、ライスと一緒に食べられるのがジョリビーらしいスタイルです。

フィリピンらしさを感じるローカルな朝食メニュー

ジョリビーではフィリピンならではの朝食メニューも人気です。

特に特徴的なのは、主食をパンではなくガーリックライスにしたセット。ソーセージ、コーンビーフ、バーガーステーキといったメイン料理をライスと一緒に楽しめます。

フィリピンでは一般的に1日4〜5回食事をとる傾向があり、朝食でもライスをしっかり食べるのが特徴です。ジョリビーのメニューはフィリピン人の食文化を反映したラインナップになっているのです。

ジョリビーは安い?一押しコスパメニューを紹介!

ジョリビーの魅力は、ボリュームたっぷりのメニューをリーズナブルに楽しめること。ここでは、特に一押しのコスパメニューを紹介します。

メニュー 価格
Chickenjoy チキン1ピース with Rice, drink
チキン1ピース with Rice, Cake Float
チキン6ピース
82ペソ
143ペソ
449ペソ
Burgers ダブルバーガー·フライドポテト with drink
バーガー·スパゲッティ with drink
239ペソ
122ペソ
Family Meals バーガー·フライドポテト with drink
チキン8ピース with Palabok
382ペソ~
1,054ペソ~

※1ペソ=約2.6円(2025年11月日時点)

ジョリビーでは、チキン1ピース+ライス+ドリンクのセットで約82ペソ(約210円)と、旅行者にとってもお財布に優しい価格帯です。

家族やグループ向けには「ファミリーミール」など、シェアして楽しめるメニューも豊富。南国らしいパイナップルジュース、マンゴーパイ、チョコレートサンデーといったデザートメニューもおすすめです。

ジョリビーの評判と実際の口コミ

初めてジョリビーに行く人にとって、「味は本当においしいの?」
「安いから、味に期待しすぎない方がいいかも?」と気になるところでしょう。

ここでは、口コミや受賞歴をもとに、ジョリビーの評判をまとめます。

リアルな口コミ

実際にTripadvisorに掲載されているレビューでは、全体の評価は5点満点中4点と高く、「A taste of home(故郷の味)」「Filipino Staple Food(フィリピンの定番食)」といったコメントが多く寄せられています。

KFCやマクドナルドよりも高い評価を得ており、地域に合った味付けが好評の理由といえます。

一方で、「ファーストフードとしては十分」「サービスは良いけれど、店内の匂いが気になる」などの意見もあります。
日本人の感想では、「フライドチキンは美味しい」「バーガーはいま一つ」といった声があります。

いずれにしても、フィリピンで手軽にローカルの味を楽しむなら、ジョリビーは試す価値のあるお店です。

引用:Tripadvisor “Jollibee”

受賞歴で見るジョリビーの実績と信頼

ジョリビーは、味や人気だけでなく、企業としての姿勢や評価でも注目されています。

2020年には、「Gallup Exceptional Workplace Awards(GEWA)」をフィリピン企業として初めて受賞しました。

GEWAは、会社が従業員の経験や成長を第一に考え、それぞれの「強み」を伸ばすことで、会社全体の成功に繋げている企業を讃える賞です。

さらに同年、アメリカの『TIME』誌が選ぶ「世界のベストカンパニー」にも選出。

こうした受賞歴からも、ジョリビーがフィリピン国内外で信頼を得ていることがわかります。

ジョリビーは日本に上陸する?最新の日本進出情報まとめ

フィリピンで国民的人気を誇るジョリビー。日本にあればぜひ一度食べてみたいと思った方もいるかもしれません。

ここでは、過去に報じられた日本進出の動きと、現在の状況を紹介します。

過去に報じられた日比谷出店の噂とは

ジョリビーが日本に進出するという話題が初めて注目されたのは、2016年の日本経済新聞の記事でした。

当時、ジョリビーの創業者トニー・タン・カクチョン氏がインタビューで「2018年に東京へ1号店を出すことを目標としている」と発言。

このコメントから、「東京・日比谷にジョリビーが開店する」というニュースが広がり、

SNSでも期待の声が相次ぎました。

引用:日本経済新聞「ジョリビー、18年に日本1号店」

2025年現在も日本進出は未定

しかし、2025年現在、日本でのジョリビー出店はまだ実現していません。

その後の報道によると、現時点では日本進出の優先度は高くないようです。

ただし、香港やシンガポール、アメリカなど海外店舗では成功を収めており、フィリピン国内外での人気がますます広がっていることを考えると、日本上陸が現実になる日もそう遠くはないかもしれません。

海外展開の成功事例と今後の展望

海外展開で特に成功しているアメリカと香港の事例をみてみましょう。

アメリカでは1998年に初出店。当初はフィリピン系移民を中心に支持を集めましたが、 近年では現地の人々にもファンが増え、2023年には「全米No.1フライドチキン」に選ばれるなど注目を集めています。

今ではアメリカ人向けメニュー、そしてフィリピン料理をミックスしたメニューが売れ筋です。

一方、香港はフィリピン人労働者が多く暮らす地域として、ジョリビーにとって重要な市場のひとつ。同社は香港のファストフードブランド「マスターフランチャイジー」の株式の過半数を取得し、現地での安定した展開を実現しました。

香港で働くフィリピン人にとってジョリビーは身近で行きやすいファーストフードチェーンとして支持されています。

こうした海外での成功は、ジョリビーが「フィリピンの味」を守りながらも、国や地域に合わせて柔軟に展開していることの証です。

日本市場でも、この経験が活かされる可能性は十分にあり、今後の展開に期待が高まります。

まとめ

フィリピンを代表するファーストフード、ジョリビー。チキンジョイやジョリースパゲッティといった人気メニューをはじめ、地元の人々に愛され続けてきた「国民の味」です。

日本ではまだ出店していませんが、アメリカや香港など世界各地で支持を集めており、その勢いは年々強まっています。

フィリピンを訪れる予定があるなら、ぜひ現地でジョリビーを味わってみてください。

安くてボリュームがあり、フィリピンの食文化や人の温かさを感じられる体験になるでしょう。

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