英語を話せるようになりたい!
でも英語がペラペラになるためには語学留学するしかないんじゃない?
と私は思っていました。
しかし、語学留学なしで海外の大学入学試験と面接試験に合格することができました。
日本にいながら外国人の友人と英語でコミュニケーションを取り、海外の大学合格レベルにまで英語力を上げた方法を紹介します。
- 日本人は英語ができる理由3つ
- なぜ日本人は英語ができないと言われるのか
- 日本人が苦手な部分を伸ばす方法5つ
- 語学留学で英語がペラペラになるための期間
- オンライン英会話がおすすめ
- 英語を習得するため大切なこと2つ
- 英語を習得して世界を広げよう
日本人は英語ができる理由3つ
日本人は英語ができないとよく言われますよね。
私は実はみなさん英語ができると思います。『できない』に焦点を合わせるのではなくて、少しでも『できる』ことを見つけましょう。
1.義務教育である程度英語の基礎がある
中学、高校の英語の授業の合計は1,500時間だそうです。
義務教育では英語の文法と単語を勉強したり、教科書の文章を音読したり、リスニングしたり、いろんな方法で英語に触れますよね。
“How are you?”と聞かれたら、どう答えればいいかは絶対にみなさんご存知のはずです。
義務教育で最低限のことは学んでいるはずなので、英語ができないなんてことはありません。
2.大学の受験勉強
大学受験を経験した方は、センター試験や2次試験対策で英語の勉強をしたでしょう。
受験勉強で必死に覚えた難しい単語や文法。それらは日本語で実際に使う場面がありますか?
例えば、“controversial”は物議を醸す、議論のという意味です。
私が高校生のとき、一生懸命覚えた単語の1つです。
でも、こんな単語は日本語でも使いませんよね。
受験勉強では日本語でも使わないような単語を勉強するので、自分の語彙力をもっと評価していいと思います。
3.和製英語で普段から英語に触れている
普段、身の回りには英語があふれていますよね。
例えば、コップ、テレビ、ドラマなど。英語で書かれている看板や案内標識もたくさんあります。身近に英語がありすぎて、気づかないようになっているのかもしれません。
買い物をするとき、Sale, Price down, Bargainという単語を見たことがありませんか?
この単語の意味が分かった時点で、みなさん英語ができます。
なぜ日本人は英語ができないと言われるのか
こんなに英語ができるのに、なぜ日本人は英語ができないと言われるんでしょうか。また私たちは、なぜ英語ができないと思ってしまうのでしょうか。
英語を話せない
英語ができない理由の1つ目が英語をうまく話せないことです。
義務教育の英語の授業では、主にリーディングとリスニングを勉強します。教科書の音読はしますが、英語を話す機会はほぼありませんよね。
ALTというネイティブの外国語指導助手がたまに授業に来て英語を勉強しますが、一対一で話す機会はほぼありません。
そもそも学生の英語レベルではネイティブと英語でコミュニケーションできないので、先生が通訳してしまいます。
発音が悪い
義務教育では発音記号を勉強しません。
発音記号を習わないから、どうしても日本語のアクセントで話してしまいます。発音が悪いと外国人に全く通じないんです。
以前、飛行機で飲み物を外国人のキャビンアテンダントから聞かれたとき、隣の席の女性が『ミルク』と言いました。
英語では『ミウク』と発音します。”ル”をはっきり言ってしまうと、外国人は何を言っているのか理解できません。
リスニングができない
高校、大学受験のリスニングは実際に話すスピードより、ゆっくりです。
アメリカのテレビドラマのセリフは速すぎて聞き取れませんよね。でも、それが実際にネイティブの話すスピードです。
発音が悪い人は正しい発音方法を知らない場合が多いでしょう。
先ほど例に挙げたミルク。隣に座った女性は『ミウク』を知らないから、逆に誰かに聞かれてもそれが牛乳だと理解できないでしょう。
発音を良くすることは、リスニング力を向上させることにもつながります。
英語を話すのが怖い、恥ずかしい
ほとんどの人の英語ができない理由が、英語を話すのが怖いとか恥ずかしいからだと思います。実際に私もそうでした。
『もし相手のことが理解できなかったらどうしよう。』
『もし間違った発音で笑われたらどうしよう。』
いきなり英語で会話するのが難しいのなら、簡単な単語で会話すればいいし、分からなければ単語を書いてもらえば理解できます。
変な発音でも英語を第二言語として話す人たちは、だいたい訛っているので気にする必要はありません。
間違った発音をして相手のことを笑うような人とは距離を置いてしまえばいいのです。
日本人が苦手な部分を伸ばす方法5つ
日本人の英語の語彙力は十分にあります。日本人が苦手な部分であるリスニング、スピーキングと発音を良くするための方法を5つ紹介します。
ほとんど気軽にできるものなので、できそうなことから挑戦しましょう。
1.字幕で海外ドラマを観る
苦手な部分を伸ばす方法の1つ目は字幕で海外ドラマを観ることです。
リスニング力が向上します。まずは日本語字幕、英語音声で観ましょう。英語の音声だけだとストーリーが分からないので、すぐに飽きてしまいます。
ドラマのセリフは日常英会話なので、実際に使えるものばかりです。最初は英語のセリフが全く分からなくても、時間が経てば“Yes”とか“Hello”といった単語が理解できるようになります。
ちょっとでも単語がわかると嬉しくなるんですよね。
次は日本語の字幕を英訳して英語のセリフを想像するようになります。そうすると、今度は英語が単語から文章として理解できるようになります。
2.英語の歌を聞く
通勤・通学途中に英語の歌を聞きましょう。
英語の歌を聞くとき、歌詞を見ながら聞くのがおすすめです。そして、それをカラオケで歌ってみましょう。
ある講師に聞いたんですが、英語の発音をうまくするコツは英語で歌を歌うことだそうです。
英語にはリエゾンという、1つ目の単語の語尾と2つ目の単語の先頭をくっつけて発音する方法があります。英語で歌うと、その練習にもなります。
3.英語ニュースを読む
英語のニュースを読んで長文に慣れましょう。
ニュースといっても難しい世界情勢とか経済に関するものでなくても、海外のセレブや健康に関するもの、自分の興味のある分野でいいです。
海外のニュースサイトで読んだ内容が、日本では翌日または二日後に放送されることがあります。
他の人より先にニュースを知ることができるって、ちょっと得した気分ですよね。
4.好きなアイドルのSNSをフォロー
好きなアイドルのSNSをフォローして、英語のスラングを学びましょう。SNSに書き込むものは実際に会話で使う文章が多いです。
またスラングもよく使われます。
本を読んで勉強するよりも、好きなアイドルの文章のほうが読みたい気分になります。好きなことのほうが継続しやすいですよね。
5.語学留学
一番手っ取り早く英語ができるようになるのが語学留学です。
自分の意思が弱くて、なかなか英語の勉強が続かない人におすすめです。
語学留学すると強制的に英語を勉強して話す環境に置かれます。
語学留学で英語がペラペラになるための期間
一番簡単に英語ができるようになる方法は語学留学です。では、どのくらいの期間留学すればいいのでしょうか?
一般的には6か月留学すると、ある程度問題なく英語でコミュニケーションが取れるようになるそうです。
6か月留学する費用は100万円以上かかります。
社会人なら退職する必要があり、留学後は就職活動をしなければなりません。
英語の知識だけがあっても他の専門知識がなければ、退職前よりも良い条件の転職先がない。
英語を学ぶためだけの海外留学の費用が高すぎる。
以上の理由から私は日本で継続して英語を勉強することにしました。
留学後も継続的な勉強が必要
半年間留学して、英語の学習が終わりというわけではありません。
留学前よりは話せるようになると思いますが、ネイティブとは程遠いでしょう。
実際に半年間英語圏で留学した友人がいますが、100%コミュニケーションが取れているわけではありません。
簡単な短い文章ならスラスラ話せるという印象です。
留学中に英語の勉強法を学んで、日本でも継続することが重要です。せっかく大金を使ったのに、留学後に何もしないのはもったいないです。
オンライン英会話がおすすめ
私のおすすめの英語学習法はオンライン英会話です。
オンライン英会話のいいところは授業料が安いところと、マンツーマンレッスンなこと。
マンツーマンレッスンは講師を独り占めできるので、自分のレベルに合った学習ができるし気軽に質問ができます。
さらにマンツーマンレッスンは、講師とすぐに仲良くなれます。
そうするとレッスンが楽しみで、
『今日はどんな日だったかな?どんなことを話そうかな?』
とレッスン時間外も英語で考える癖がつくようになります。
ネイティブキャンプ
インターネットで検索すると、たくさんの英会話スクールが出てきますよね。その中でおすすめなのがネイティブキャンプです。
ネイティブキャンプは100か国以上の講師が在籍しています。そしてレッスンの受講回数が無制限です。
日本にいると英語を話す機会は限られてしまいますが、レッスン回数無制限だと英語を話すチャンスが増えます。
英語を習得するため大切なこと2つ
英語を習得するために大切なことは何だと思いますか?
英語を習得するには、いろんな方法があります。人によって合うもの、合わないものがありますよね。
今まで、数年間英会話を勉強してきて、本当に大切なことを2つ見つけました。
1.継続
まず大切なことは継続です。
何か新しいことを始めたときは、はっきりとした結果がすぐ出てほしいですよね。結果が出ないとやる気がなかなか続きません。
英語は1日勉強しただけでは試験で高得点は取れないし、ネイティブスピーカーと会話もできませんよね。
英語を習得するためには、毎日5分でもいいので継続することが重要です。その日々の積み重ねが、後から自分を助けてくれます。
2.忍耐
次に大切なことは忍耐です。
これは継続することにも通じます。結果がすぐに出なくても、焦らず自分のペースで勉強しましょう。
外国人と英語で会話してまったく聞き取れなくて落ち込みそうになっても、そこを耐えて英語を勉強するモチベーションに変えます。
英語を習得して世界を広げよう
今回は日本国内にいながら英語を習得する方法を紹介しました。
今はインターネットで英語のニュースを読んだり、YouTubeで英語を聞いたり観たり、簡単にいつでも英語に触れることができます。
今まで英語は無理だなと諦めていた人も、今回紹介した中からできそうなものから少しずつ始めてみましょう。
1週間、1か月、1年とコツコツ続けることで、必ず身に付きます。
27歳女子。人生迷走中。オンライン英会話スクールで5年前から英会話を特訓中。オンライン英会話で鍛えた英語力を生かして、観光関連会社に勤務。中国からのお客様が多く、中国語がメキメキ上達。来年にはネイティブレベルになる予定。夢は自分探しの世界旅行。