皆さんはドッキリ番組や、ドッキリの企画が好きですか?
最近は日本でも様々なドッキリ番組が放送されているので、日本のドッキリについては皆さん既にご存知かと思います。
古くは1969年、日本テレビ系「なんでもやりまショー」内のひとつのコーナーで「どっきりカメラ」が誕生しました。
ドッキリ企画を持つ代表的な番組には、
TBS系「やったぜ!加トちゃん」
フジテレビ系「スターどっきり㊙︎報告」
テレビ朝日系「いたずらカメラだ!大成功」
など、各チャンネルのバラエティ番組がドッキリで視聴者を楽しませてきました。
出演者はお笑いタレントやアイドル、仕掛けるときの様子、仕掛けられたカメラでタレントの反応を楽しむというジャンルの番組ですね。
最後のネタばらしには、「ドッキリ」と書かれたプラカードを持って登場というパターンもありました。
ドッキリ番組によっては、専門家の指導のもと作られていることがあります。
やらせだと言われたり、ターゲットが激怒してしまうケースもあります。
芸人のラッセン永野さんがとんねるずの全落ドッキリでマジギレし、その後批判を受けました。
このマジギレが原因で芸能界から干されてしまったという噂もあります。
さて、さまざまな展開が起こるのがドッキリ。
海外でもドッキリは人気です。
今回は海外で流行っているドッキリに焦点を当てて、海外ではどんなスタイルでドッキリが行われているのか?
そもそもドッキリ企画は海外では人気があるのか?
などについて紹介していきたいと思います。
ドッキリを英語で言うと?
ドッキリは英語でPrank(名詞)と表現します。
動詞で「いたずらをする・悪ふざけをする」になります。
辞書で調べてみると、Prankの定義は
「play a trick or practical joke on (someone)です。
YoutubeなどでPrankと検索すると様々なドッキリ映像を見ることができます。
Prankを使用した英語表現としては
“Prank call”=「いたずら電話」
“Prank video”=「いたずら動画」
“Pranker”=「いたずらっ子」
などがあります。
“Play a prank on someone”と表現することで 「誰かにいたずらをする」 と意味になります。
使い方は、
He played a prank on his girlfriend.
彼は彼女にいたずらをした。
といった感じですね。
「pull a prank」で、
いらずらをするというフレーズもあります。
I got a great plan to pull a prank on my little sister for April Fools’ Day!
エイプリルフールに、妹にいたずらしちゃうすごいプランがある!
ドッキリを仕掛けて大成功したときの表現は、 「You’ve been pranked!」 になります。
仕掛けられた人の驚いた反応を楽しむのがドッキリですが、「驚く」の他の表現もみてみましょう。
驚きを表現する英単語には、
“surprise”や“shock”が一般的でしょう。
自分が驚いた場合は、以下の使い方をします。
I’m surprised.
I”m shocked.
このように受動態で使いましょう。
そもそも海外でドッキリは人気なの?
日本では人気のあるドッキリですが海外ではどうなのでしょうか?
私は実際にアメリカで一年間留学をしていたのでそこで体験した経験談を織り交ぜながら海外ではドッキリが人気なのかについて話していこうと思います。
まずはじめに、
海外では日本よりもドッキリが人気です。
そして過激なものが多いです。その根拠としては,私がアメリカで過ごした一年の間に複数回ドッキリを実際に経験したからです。
日本で過ごしていてドッキリに遭遇することはあまりないと思います。もちろん身近な友達からのドッキリはたまにあるとは思いますが、普通に道を歩いていて全く知らない人からドッキリを仕掛けられることはなかなかないですよね?
そのことからも海外ではドッキリがとても身近なものであると伺えます。
私が体験したドッキリは3つあります。
Bushman prank
まず一つ目は“Bushman prank”です。
これはとてもシンプルかつ王道のドッキリで、木に変装をした人が道行く人々の前で突然動き、驚かせるというドッキリです。
当然私としては木が突然動くとは思ってはいませんので、びっくりしました。
そして周りには一般人がいますので、ドッキリに引っかかった後はとても恥ずかしい気持ちになりました(笑)
しっかりとリアクションを取りひと段落した後は記念撮影をして、Bushmanと連絡先を交換しました。
Bushman prankの動画はこちらから。
Living statues prank
二つ目は“Living statues prank”です。
こちらもまたまた、王道のドッキリで説明は不要かと思いますが、銅像がいきなり動き出すというものです。
そのとき良い景色とそこにたまたま銅像があったので、私は何も知らずに記念写真を撮ろうとしていました。
そして友達が写真を撮ろうとしたその瞬間いきなり銅像が動き出し私を持ち上げました。
私は何が起こったのか一瞬理解ができずパニックになりました。人間ってパニックになると思考が停止するということをその時に初めて知りました。(笑)
そしてそれからというもの銅像の近くには不用意に近づかなくなりました
Living statues pranksの動画はこちら
Freezing time Prank
そして最後に経験したドッキリは
“Freezing time Prank”です。
これはいきなり私以外の人が固まってしまうというドッキリです。
こちらに関しては私が通っていた語学学校の先生が私に仕掛けたドッキリなのですが、僕はよく遅刻をしていたので先生がみんなと協力し私を驚かしてやろうと提案したそうです。
その日もいつものように私は遅刻になると思い、先生にその旨を伝えました。
そして教室に着くと初めはいつも通りのレッスンが行われていました。
そこでは生徒同士二人組になり、ある議題についてディスカッションをして5分経過すると隣の人のところに行き、ローテーションをしながら進めていくというレッスンが行われていました。
しかし、移動のタイミングで私が立った瞬間にみんながその立った状態で固まりました。
これはびっくりするという感覚とは違い、どこか不気味で怖いという気持ちになりました。
その時私は “What's happening?” しか言っていなかったと思います(笑)
以上が私が経験したドッキリになります。
どのドッキリも有名なので私が貼り付けたリンク以外からも検索をしてもらえればすぐに見つかると思います。
海外で今ホットなドッキリはこれ!
上記でドッキリは海外でも人気があるということが伝わったかと思います。
そこで次は今どんなドッキリが海外でホットなのかを紹介したいと思います。
DM FILMS - Scary Clowns
おそらく日本のテレビなどでは絶対にできない(警察沙汰になる可能性がある)ドッキリになります。
どういう内容かと言いますと、ピエロの格好をした二人組が夜道を歩いている一般人を追いかけ回したり、斧を振りかざしたりして驚かすというものです。
そもそもピエロの格好をした男が夜道にいるというだけでも絶叫ものなのに、それに加えて追いかけ回されたらたまったもんじゃないですよね。
動画を見るぶんには問題ないのですが、実際自分が遭遇をしたことを想像するとゾッとします。
Jalals
日本ではできないであろうドッキリの一つになります。
というより、もしかしたら日本人はとっさに何のことか分からないかもしれません。
このドッキリはISISの格好をした男性が通行人に向かって何かが入ったバックを突然投げつけるというものです。
はい、そうです。海外ではISISに対する危機意識が高いのでそのバックを投げられたらその中に爆弾が入っているかもしれないと思い、一目散に逃げていきます。
ただ、日本でこのドッキリを行っても多分ではありますが、なんのことかわからず、そのバックを持ったまま固まってしまう人が大半なのではないかなと思います。
海外で人気があるドッキリというのは日本とは違い、過激でしかも対象者が一般市民というところが一番の違いかもしれませんね。
日本だと基本的にはドッキリの対象者になるのは芸能人や芸人さんでそこまで過激ではなく、どちらかといえば笑いを取りに行くドッキリが多いでしょう。
それが日本と海外のドッキリの一番大きな違いなのでは無いかなと思います。
友達にドッキリを仕掛けてみよう!
今までは比較的大掛かりなドッキリを紹介してきましたが、次は誰でも簡単にできるドッキリを紹介していきたいと思います。
是非、仲のいいお友達に仕掛けてみてください(笑)
シャンプードッキリ
これは友達と銭湯や海水浴場に行った時にぜひやってもらいたいドッキリです。
やり方はとても簡単。友達が頭を洗っている時にこっそりと頭にシャンプーをかけるだけです。
そしてまた泡が流れ切りそうになった時にまた相手の頭にシャンプーをかけるだけです。
友達は濯いでも濯いでも取れない泡に
「何で落ちないんだよー」と叫ぶことでしょう。
これは海外でもポピュラーなドッキリとなっています。
体重増加ドッキリ
またまた友達と銭湯に行った時に是非やっていただきたいドッキリなのですが(銭湯ばっかり 笑)銭湯に行けば必ず体重計が置いてありますよね?
そして何故かはわかりませんが、銭湯に行くと無性に体重を測りたくなります。
そんな時に簡単にできるドッキリがあります。
友達が体重計に乗っている時にこっそりと後ろから自分の足を相手から見えない位置に置くというドッキリです。
なんともチープなドッキリではありますが、銭湯に行っている時はみんなテンションが高いので盛り上がること間違いなしです。
飲み物入れ替えドッキリ
これはその名の通り、友達が飲んでいたジュースを色が同じで全く中身の違うものに入れ替えるというものです。
例えば、友達がコーラを飲んでいたとしたら、こっそり醤油に変えておく、サイダーだったら水に、麦茶だったらめんつゆになどとその場にあった様々なバリエーションでドッキリを仕掛けることができます。
ただし、醤油などを大量に飲むと塩分濃度が高いことから危険にもなりえますので、ほどほどにしてください。
わさびドッキリ
こちらはよくテレビなどでも行われているドッキリです。
やり方は簡単。食べ物の中に大量のわさびを仕込むというものです。
やはり一番成功させやすい環境は、お寿司屋さんを訪れた時だと思いますので、もしお友達とお寿司屋さんに行った際はやってみてくださいね。
はい、今回は比較的誰でも簡単にできるドッキリを紹介しましたが、注意していただきたいのはくれぐれもやりすぎには注意してくださいね。
「親しき仲にも礼儀あり」 という言葉があるようにいくら仲が良くても、ひょんなことから喧嘩になってしまうということも起こり得るので、常に相手へのリスペクトの気持ちを忘れないようにしましょう。
お寿司屋さんや公共の場では、周りへの配慮も必要です。
最近は、携帯電話のアプリに「ドッキリ・いたずら」ができてしまうものもあります。
「背筋凍る恐怖の声」は、友達を凍らせるのに最適な音声を集めたアプリ、「偽ロック画面」は、芸能人からLINEがきた!という驚きのトリックを偽造できるアプリです。
まとめ
さてどうでしたでしょうか。
今回は海外のドッキリと日本のドッキリの違いについて話を進めていきました。
日本では基本的に仕掛け人はテレビ関係者で騙される役は芸能人や芸人さんとなっており、一般人の方が日常生活を送る中でドッキリのターゲットとなることはほとんど無いと思います。
海外でももちろんテレビ番組としてドッキリを放送することもありますが、日本以上に日常生活を送っている一般人に対してドッキリを仕掛けることが多いです。
しかも、これは私が実際にアメリカに行きドッキリを体験したから感じる事かもしれませんが、アメリカの人々はとてもリアクションが大きくドッキリを仕掛けられても怒らずニコニコしている人が多い印象でした。
リアクションが大きいとドッキリを仕掛ける側も楽しいので、日本以上に過激な内容のドッキリが多いのかもしれませんね。
そして最後にドッキリはみんなで楽しむものであって自分だけが楽しければいいというものではありません。
なのでこれは私の持論なのですが、ドッキリをするということはそこには笑顔がないといけない、笑顔が生まれないドッキリはドッキリではないと思っています。
皆さんもドッキリを仕掛ける際はくれぐれもやりすぎは注意をしてみんなで楽しく行なってくださいね。

滋賀県出身で現在フィリピンのセブ島で働いているPenです。以前はスポーツブランドのアパレル店員をしておりましたが、そこで海外の人と出会うことが多く、海外に行きたいという気持ちになり、9ヶ月間アメリカのサンフランシスコとボストンで留学を経験しました。アメリカでは主に野球観戦とホットドックを食べていたという記憶しか残っておりませんが、それがなければ今こうしてセブで働くこともなかったと思うので、いい経験にはなりました。性格はとても温厚で他人に対して苛立つということがほとんどありません。そういう性格もあって1年ほど心理カウンセラーの仕事に携わったこともあります。将来的にはそっちの道にも進んでみたいなという気持ちがあります。

I took a Bachelor of Science degree in Mathematics where my problem-solving and critical-thinking skills were honed. I have worked as a trainer in a government office, which has helped me to develop my communication and intrapersonal skills. My hobbies are reading, listening to music, and cooking. After joining NativeCamp, I acquired 2 years of teaching experience. Currently, I am involved in content production in the Editing Department.