英語で掛け算!を詳しく学ぼう

英語で掛け算を学ぶ

掛け算といえば算数、算数といえば勉強科目の1つ…などと思われるかもしれません。

しかし、視点を少し変えてみると、掛け算を含め算数は私達の日常生活に密接に関わる、とても便利で役立つもの、と言えるのではないでしょうか?

例えば、片道20分掛かるから往復だと40分掛かる、ここでは無意識に20+20、もしくは20×2の計算をしていることになります。

このようにナチュラルに日常生活で役立っている算数ですが、英語ではどうなのだろうか、というところと、

今回は特に英語での掛け算について、詳しく学んでいきたいと思います。

英語で「算数」を言い表すと?

算数は英語では mathematics と言います。
算数には色々な単元があるので、"s"をつけて複数形で表現します。

短縮した形で、
アメリカ英語では math、
イギリス英語では maths
と言います。

そのうちでも、小学校で習うような基本的な算数は、
basic math、elementary math
と呼ばれます。

算数より更に高度な計算が関わるものは、
数学 arithmetics
と言います。

英語で四則演算の基本を押さえよう!

算数の基本である4つの計算、足し算、引き算、掛け算、割り算を
四則演算(しそくえんざん)
four arithmetic operations
と言います。

それぞれを順に、端的にまとめます。

頭の中を整理し、これから学ぶことへのとっかかりにしましょう。

1)足し算(加算)addition

計算結果として 合計 sum を出します。

ex) 3+2=5

【3と2の合計は5です。】

・3 plus 2 is / equals 5.
・3 and 2 make(s) / is / are 5.
・Add 3 and 2, and you have 5.
・The sum of 3 and 2 is 5.

足し算だけでもこんなに沢山の言い方があります。
同様に引き算、掛け算、割り算についてもまとめまてみしょう。

2)引き算(減算)subtraction

計算結果として 違い difference を出します。

ex) 3-2=1

【3と2の違いは1です。】

・3 minus 2 is / equals 1.
・2 from 3 leaves 1.

The difference between 3 and 2 is 1.

3)掛け算(乗算)multiplication

計算結果として 積 product を出します。

ex) 3 x 2 = 6

【3と2の積は6です。】

・3 times 2 is / equals 6.
・3 multiplied by 2 is / equals 6.
・If you multiply 3 by 2, you get 6.
・Multiply 3 by 2, and the product is 6.
・Multiply 3 by 2 and you get 6.
・Multiply 3 and 2 together and you get 6.
・The product of 3 and 2 is 6.

なんとも沢山の言い方があります!
掛け算については後ほど、もう少し詳しく見ていきましょう。

4)割り算(除算)division

計算結果として 商 quotient を出します。

ex) 6÷2=3

【6と2の商は3です。】

・6 divided by 2 is / equals 3.
・The quotient of 6 and 2 is 3.

いかがでしたか?
英語で四則演算、色々な言い方があることがわかりますね。

英語で「掛け算」について、もっと詳しく!

今回は、四則演算のうち、掛け算(multiplication) について掘り下げていきたいと思います。

まずは掛け算に関する単語の意味から見ていきましょう。

1)掛け算に関する英単語の意味

multiplication
(発音は [mʌltɪplɪˈkeɪʃ(ə)n])

(名詞)
1)掛け算、乗法 、乗算
2)増加、増殖、繁殖

「掛け算をする」は"do multiplication"と言います。

multiply

(他動詞として)
1)掛ける、掛け算をする
2)増やす、繁殖させる

(自動詞として)
増える、繁殖する

(副詞として)
多様に、複合的に、複雑に

更に、算数に特化した用語もいくつかあります。
例を挙げて説明しましょう。

例えば、計算式 3×2=6 において、 掛けられる数(被乗数)の3は、multiplicand
掛ける数(乗数)の2は、multiplier
積である6は、product と言います。

2)英語で掛け算、どう聞かれる?

計算式 ex)3×2 を、日本語では
「3に2をかけるといくつになるでしょうか?」
と表しますよね。

英語では、以下のように聞かれます。

What is 3 multiply by 2?
または
If you multiply 3 by 2, what do you get?

先ほど紹介した「multiply」という動詞が使われていますね。

掛け算は日常の中でもよく使うと思います。
「さん に が ろく」と九九で覚えた言い方で計算する方が圧倒的に早いですが、英語の勉強だと思って毎回「What is 3 multiply by 2?」と自問自答してみるのもいいでしょう。

3)英語で掛け算、どう答える?

続いては先ほどと同じ計算式を使って、回答の言い方について見ていきましょう。

日本語では「3に2をかけると6になります」と言いますよね。
英語では、以下のように言います。

3 times 2 is / equals 6.
または
3 multiplied by 2 is / equals 6.

他の言い方としては、先ほど列挙したように、 If you multiply 3 by 2, you get 6.
(3と2を掛けると、6の答えを得ます。)

Multiply 3 by 2, the product is 6.
(3と2を掛けると、その積は6となります。)

Multiply 3 by 2 and you get 6.
(3と2を掛けると、6の答えを得ます。)

Multiply 3 and 2 together and you get 6.
(3と2を掛け合わせると、6の答えを得ます。)

The product of 3 and 2 is 6.
(3と2の積は6です。)

掛ける「×」の意味で times、もしくは multiplied by が使われますが、一般的な会話文中においては、times が使われる場合が多いです。

4)掛け算の九九の暗記は、海外でも一般的なの?

日本で算数を学ぶ時には必ず通る道、九九の丸暗記。
これは日本独自のものなのでしょうか?海外にも同様にあるのでしょうか?

気になったので調べてみました。

九九は英語では multiplication table と呼ばれます。

北米では九九の暗記があるそうです。
12進法の名残りと言われていますが、0の段からあるようです。

2の段(the two times table / multiplication table of two )で例を見て見ましょう。

2×0=0、2×1=2、2×2=4、2×3=6…は、 two times zero equals/is zero,
two times one equals/is two,
two times two equals/is four,
two times three equals/is six...
と進んでいき、以下同様の言い方で続きます。

数字だけで言っていく方法もあり、下記のように進んでいきます。
two zero zero,
two one two,
two two four,
two three six...

この方法で覚えるのが一般的なようです。

ですが、日本での九九の暗記の、
ににんがし、にさんがろく、にしがはち…
のようにリズムよく歌のようにして覚えるのでなく、本当にそのまま丸暗記だそうです。
子ども達、大変ですね。

大変といえば、インドでは最低でも1×1〜20×12まではどこの学校でも覚えて、
地域的には1×1〜99×99まで覚えるところもある、と聞きました。

何か特別な、指を折りながら覚える方法があるようです。
さすが、インド人は数字に強いと言われるだけありますね。

イタリア、ドイツといったヨーロッパは1×1〜10×10まで、
オーストラリアやシンガポールは1×1〜12×12まで覚えるようです。

multiplication tableは、9×9ではないにしろ、子ども達が算数を学ぶ時には、どこの国に於いても暗記することが多いようですね。

日本での掛け算と英語での掛け算に違いはあるのか?

ここで皆さんに質問です。

Q)3枚のお皿の上に、それぞれ2つずつリンゴが乗っています。
  リンゴは全部で何個ありますか?

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A)式_________  答え__

ここでの式は、3×2=6、2×3= 6 のどちらが正しいのでしょうか?

日本の算数では、2×3=6 ですが、 英語では、3×2=6 になります。

正反対???すごく分かりづらいですよね。。。

日本のインターナショナルスクールでは、「日本ではリンゴの数が先だけど、英語ではお皿の数が先、これは覚えるしかないよ」と教える先生もいらっしゃるようです。

そして子ども達も、そうなんだ〜変なの…と思いつつも覚えるようです。

しかしそれでは、頭の中が疑問符でいっぱいになるし、算数が嫌いになってしまったら元も子もありません。

そこで、math専攻で学ばれて、日本のみならず海外でも算数の教科書作りに関わっていたこともある、算数のスペシャリストの先生にお聞きしてみました。

すると目から鱗の説明をいただきました!

先生によると、日本では「何がいくつ」という表現を重要視してきました。

ですので、1つのお皿に2つりんごが乗ったものを1セットとし、それが3つある...と考えるため 2×3 となります。

一方、英語では、3 plates of 2 apples と言うので、逆の表現になり、3×2 となります。

日本語と英語で、語順が逆だ…、だから式でも逆なんだ…
と、英語の語順に着目すると納得できますね。

でも、「どちらでもいいのでは」という声が上がってきているのも確かだそうです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

英語で算数も、日本語で算数も、ほとんどのところは変わらないですが、掛け算においては一部、真逆の表記になってしまうところがあることは確かです。

しかし、特別なことと捉える必要は全くなく、日本語ではどう言うか、英語ではどう言うか、から素直に考えればよいことが分かりましたね。

これからも、日本語でも英語でも算数を身近に親しみ、日常生活においても役立てて行きたいものですね。

また、うまく使いこなすためには繰り返しの練習が大切です。
そこで、ネイティブキャンプの講師たちに「1×1から9×9までの掛け算をランダムに出題して欲しい!」とリクエストして見ましょう。

規則的に出題されれば、パッと答えられるかもしれませんが、ランダムに出されると詰まってしまうものです。

順番がバラバラでもすぐに答えられるようになったらマスターしたと考えていいかと思います。
初めは難しいかもしれませんが、継続して練習してみてくださいね!

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