日常で使える英語の相槌集!相槌でコミュニケーションを円滑に

実践的な英語の相槌集

私たちは毎日多くの人と会話をし、コミュニケーションを図っています。

夫婦関係、恋人関係、家族関係、仕事関係などと世の中にはさまざまな形で人と関わることがあります。

その中で大事だと言われているのが「相槌」です。

相槌は相手に対して「話を聞いていますよ」
「共感していますよ」
というアピールです。

このアピールが、話している相手の承認欲求を満たし、コミュニケーションを円滑にします。

それは日本人であっても海外の人であっても同じです。

そこで今回は相槌に関する英語表現をいくつか紹介させていただきます。

日常でよく使う相槌

「うん、うん」

日常生活で一番よく使用されているであろうフレーズとしてまずはじめに「うん、うん」を紹介いたします。

相手が何か物事の説明をしているときに、黙ってその話を聞いているだけでは相手は気持ちよく話を進めることができませんし、本当に自分の話を聞いてくれているのか不安になります。

そんな時に使用していただきたいフレーズが Uh-huh.(うん、うん)です。

実際の会話の中で使い方を見ていきましょう。

A:I’ve been really busy this week.
(今週は本当に忙しくてさ。)

B:Uh-huh.
(うんうん。)

A:I’m planning to go to the spa next week.
(来週はスパにでも行こうかな。)

B:That’s cool!
(いいじゃん!)

「そうだね」

次は相手に同意する場合に使用するフレーズとして「そうだね」を紹介させていただきます。

相手の話や意見に同意することで話し手はもっと話したいという気持ちになり、より円滑なコミュニーケーションを取ることができます。

英語ではこの「そうだね」という表現は多くありますが、今回はその中でもよく使用されるものを紹介します。

Right/Sure

上記の表現は相手の言っていることに対して、「そうですね」と同意する時に使用し、そこまで強い意味はありません。

A:We have to attend the meeting at 2pm today.
(僕たちは午後2時からの会議に出席しないといけないな。)

B:Yeah right.
(ああ、そうだな。)

Exactly/Absolutely.

相手の言っていることに完全に同意する時に、「全くその通りです」とニュアンスです。

A:I totally forgot the capital of USA. It’s not New York…
(アメリカの首都を忘れちゃったよ、ニューヨークじゃなくて、、、)

B:It’s Washington D.C.
(ワシントンD.Cでしょ。)

A:Yeah exactly!
(そう、それ!)

相手にリアクションを取る時の表現

続いては相手の発言に対して自分の感情/気持ちを伝える表現を紹介していきます。

Wow!(わぁ!)
Amazing!(すごい!)
Awesome!(すごい!)

これは説明する必要もないかもしれませんが、私がもっともよく使用する感情表現です。

これを使用するときは自分が相手の言ったことに対して、驚いた時や感動した時に使用する単語となります。

A:Look at this picture!
(この写真を見てよ!)

B:Wow! Awesome! Where is it?
(わぁ、すごい!どこなの?それ!)

A:It’s the summit of Everest.
(エベレストの頂上だよ)

B:Amazing! What a beautiful view!
(すごい!なんて綺麗な景色なんだ!)

Oh no...(あーあ)
Oh man(勘弁してよ)

先に説明した単語とは逆に今度は相手からよくないことを聞いた時、または相手に同情する時に使用する表現となります。

A:I fought with my girlfriend last night.
(昨日の夜彼女と喧嘩しちゃったよ。)

B:Oh no…
(あーあ)

A:It has just started raining.
(雨が降ってきたな。)

B: Oh man! I didn’t bring an umbrella.
(勘弁してよー、傘持ってきてないし。)

次に紹介したいのは「That’s + 形容詞」の表現方法です。

こちらは非常に汎用性が高く、活用しやすいという点と響きがどことなくネイティブっぽく聞こえるという点で個人的に使用頻度が高い表現となります。

使い方は簡単で、That’sの後に自分が思っている感情(形容詞)を加えるだけです。

それではいくつか例文を見ていきましょう。

That’s good.
(いいですね。)

That’s great.
(すごい。)

That’s better.
(そっちの方がいいよ。)

That’s bad.
(それは残念ですね。)

That’s terrible.
(それはひどいな。)

That’s a bummer.
(残念ですね)

That’s cool.
(かっこいいね。)

どうですか?

どことなくネイティブっぽく聞こえませんか?

That’s cool.(かっこいいね。)ですよね!

相槌をしながら会話を広げよう

さて、次は今までに紹介した表現を使いながら、相手の話を広げるコツを紹介したいと思います。

相手の返答に対してさらに関連した質問を返す。

A:What do you do?
(お仕事は何をされていますか?)

B:I’m a teacher.
(先生です。)

A:Oh really? I’m a teacher too. Which subjects do you teach?
(本当ですか!?私も先生です。どの教科を教えていますか?)

B:I teach English.
(英語を教えています。)

A:That’s cool. I’m not good at English.
(すごいですね。僕英語苦手なんですよ。)

例文では職業を聞いた後、自分も先生であるという共通点を相手に伝え、その後に少し会話を掘り下げ、どの教科を教えているかを聞いています。

そうすることで自然に会話の流れが出来上がっていきます。

つまり話の節々に相手の返答に対して関連する質問を繰り返していくことで、相手に程よく話をしてもらうことができ、結果的に話を持続させることができます。

感情を表面に出していく。

上記の相槌表現で「Oh really?」「That’s cool.」を使用しました。

しかしここで大事なのが自分の感情を相手に伝えることです。

どういうことかというと、今回の会話で仮に相手の目も見ず、声のトーンも変えずに「おう、れありー」「ざっつくーる」とだけ相槌表現を使用したら相手はどう感じるでしょうか?

当然「全然私の話に興味ないじゃん。」と感じますよね。

そうすると「この人と会話を続けても仕方ないな。」と思い、そこで会話は終了してしまいます。

なので相槌を使いながら相手の話を広げるコツの二つ目は「感情を表面に出していく」ことです。

日本人はあまり大げさな感情表現をしませんが、そこはそれぞれが俳優/女優になりきって自分の感情を相手に伝えましょう!

Yes/Noクエスチョンを極力しないようにする。

Do you like Japanese food?
(日本食は好きですか?)

Have you ever been to America?
(アメリカに行ったことはありますか?)

上記のようにYes/Noで返答ができてしまう質問のことをクローズド・クエスチョンと言います。

クローズド・クエスチョンは、基本的に一言で質問が完結してしまうケースが多いので会話を広げたい時には極力避けたいものです。

逆にYes/Noで返答ができない質問のことをオープン・クエスチョンと言います。

オープン・クエスチョンで代表的な単語としては以下のような単語になります。

What(何)
Why(なぜ)
When(いつ)
Where(どこ)
Which(どれ)
How(どうやって)
How much/many(いくら/いくつ)

これらの質問のことを5W2Hと呼びます。

5W2Hと今までに紹介してきた相槌表現を駆使することで、あなたもすぐに話し上手なること間違いなしです。

では最後に今まで紹介してきた相槌表現と、会話を広げるためのコツを使いながら例文紹介をしていきます。

A:Hi Bob. What’s up?
(やあ、ボブ。何してるの?)

B:Nothing much. I’m just chilling.
(特に何もしていないけど、くつろいでるよ。)

A:Oh! You bought a new watch! Where did you get it?
(お!新しい時計買ってるじゃん!どこで買ったの?)

B:Yeah right! I found it when I went to the mall.
(そうなんだよ!モールに行った時に見つけたんだ。)

A:That’s cool! It looks like expensive though, how much is it?
(かっこいいな!それ高そうに見えるけどいくらだったの?)

B:It’s just 1,000yen. It was on sale!
(1000円だよ。セール中だったんだ。)

A:That’s awesome. I am going to buy that too!
(まじかよ!僕も買いに行こうかな。)

まとめ

いかがでしたでしょうか。

相槌とオープン・クエスチョンを効果的に使用することで相手に気持ちよく話をしてもらい、会話を続けることができました。

初めは難しく感じるかもしれませんが、意識することが何よりも大事なので継続して上記の表現や会話のコツを実際の場面で使ってもらえればと思います。

ただ、英会話の上達に必要なのは失敗を恐れずにチャレンジをすることなので、まずは一歩踏み出してみるのが一番だと思います。

私ごとではありますが、自分も初めは輪の中に入って笑って相槌をうっているだけでしたが、だんだんと自分主導で会話を進めていけるようになっていきました。

なのでぜひみなさんも今回紹介したフレーズを使いながら楽しく会話をしてくださいね!