インフォメーション(情報)に関する英語を学ぼう!

information


多くの方が“information”という英語を聞いたことがあるかと思います。
それもそのはず、日本語でも、英語のまま“インフォメーション”と言いますね!

日本語でも使う“インフォメーション”という単語ですが、英語としての“information”の正しい使い方をご存知でしょうか?

また、知らないことの多い海外で“インフォメーション”(情報)を得ることは非常に重要です!

そこで今回は、“information”という英単語の説明をはじめ、インフォメーション・カウンターでの英会話、インフォメーション(情報)を得るための英語など、幅広く“インフォメーション”に関する英語を紹介します!

 

 

インフォメーションは日本語で〇〇

“インフォメーション”を英語で書くと、「information」という綴りになります。

そして、「information」は、日本語で「情報」(名詞)という意味です。
これが一番有名で、よく使われる意味ですね!

他にも、「知識、詳細、見聞、報告、通知」(名詞)という意味も含まれています。
また、形容詞的な使い方として「情報の、案内の」という意味もありますよ。
例えば、「information counter/desk」は、形容詞的な使い方ですね。

さらに、「information」は、不可算名詞(数えられない名詞)です。
次の章で、もう少し詳しく説明しますね!

「可算名詞」と「不可算名詞」

*「可算名詞」と「不可算名詞」とは…

そもそも名詞には、大きく分けて、「可算名詞」と「不可算名詞」があります。

可算名詞と不可算名詞を、わかりやすく言い換えると、
「可算名詞」:数えられる名詞
「不可算名詞」:数えられない名詞 になります。

「可算名詞」と「不可算名詞」の区別は、「具体的で決まった形があるかどうか」です。

具体的なもので形があるものは、数えられることから「可算名詞」、
具体的なものや形がなく、数えられないものは、「不可算名詞」になります。

それぞれの単語例を見ていきましょう!

<可算名詞>
dog, desk, book, pen, building, cat, cookie,
chair, house, bed, apple, hat, airport, computer など。

<不可算名詞>
happiness, water, oil, wood, sugar, coffee, iron, fruit, jewelry,
machinery, money, information, advice, news, evidence など。
※「気体、液体、きめが細かく不定形なもの、抽象的なもの、材料」などは「不可算名詞」です。

*「可算名詞」と「不可算名詞」の主な特徴

<可算名詞>
数を表す際に、冠詞(a, an)を付ける、または、複数系になります。

例)
a cat, an apple, books, houses, cookies,

<不可算名詞>
不可算名詞は、1つ2つと数えることはできません。
代わりに、入れ物や形状・量・重さなどの単位を用いて数えます。

例)
a glass of milk 「ミルク一杯」
two cups of coffee 「コーヒー2杯」
three slices of bread 「パン3枚」
a bowl of soup 「スープ一杯」
two pieces of cake 「ケーキ2切れ」
three sheets of paper 「紙3枚」

<可算名詞と不可算名詞の「多い・少ない」>

「多い・少ない」を表す場合、「可算名詞」と「不可算名詞」で表し方が異なります。
「可算名詞」では、「many」「a few」を用います。

例)
・I have many cats. 「私は多くの猫を飼っています。」
・I have a few cats. 「私は数匹の猫を飼っています。」
「不可算名詞」では、「much」「a little」を用います。

例)
・I have much water. 「私は多くの水を持っています。」
・I have a little water. 「私は少しの水を持っています。」

ちなみに、「a lot of」「plenty of」という表現は、「可算名詞」と「不可算名詞」の両者共通ですよ!

 

インフォメーション・カウンターで使える英会話

次に、インフォメーション・カウンターで使える英会話を見ていきましょう!
どこに何があるのか聞きたいとき、落し物をした時、連れが迷子になった時など、インフォメーション・カウンターは、とても頼りになりますね。

日本では、ショッピングモールや、百貨店、遊園地など、大きな商業施設には、だいたいインフォメーション・カウンターが備わっています。

海外でも同様、大きな商業施設には、だいたいインフォメーション・カウンターがありますよ。

そこで今回は、インフォメーション・カウンターで使える英会話を紹介します!

ちなみに海外では、
「information counter」(インフォメーション・カウンター)や、
「information desk」(インフォメーション・デスク)(desk=受付)
と言うことが多いですよ。

インフォメーション・カウンターまで行きたい

・Is there an information desk around here?
 「この辺りにインフォメーション・デスクはありますか?」

・Where is the information counter?
 「インフォメーション・カウンターはどこですか?」

・Could you tell me the way to the information counter?
「インフォメーション・カウンターへの行き方を教えてくれませんか?」

・How can I get to the information counter from here?
「ここからインフォメーション・カウンターへはどうやったらいけますか?」

ショッピングモールで場所を聞きたい

・Where is the pharmacy [drug store]?
「薬局はどこですか?」
※《 Where is ~ ? 》 「~はどこですか?」
“~”に行きたい場所や店の名前をいれます。
一番シンプルで、使い勝手の良いフレーズですよ。

・Where can I exchange money? 
 「どこで両替できますか?」
 −There is a place to exchange money on the left side of the Starbucks coffee.
 「スターバックス・コーヒーの左側の場所に両替所がありますよ。」

・Is there a supermarket in this shopping mall?
 「このショッピングモールにスーパーマーケットはありますか?」
 —Yes. There is a supermarket at the side of that elevator.
 「はい。そちらのエレベーターの横にスーパーマーケットがありますよ。」

ちなみに、海外ではスーパーマーケットなどの店に入る時に、外のカウンターに荷物を預けないといけない場合があります。店に入る際、荷物チェックの仕事をしている人に何かを指摘された時は、預け荷物の可能性を思い出すと良いでしょう。

参考になる文章として、
・Do I need to leave my baggage somewhere? 
 「どこかに荷物を預ける必要がありますか?」
・Please leave your baggage at that counter. 
 「そちらに荷物を預けてください。」

落し物

・Excuse me. I lost my wallet. What should I do?
 「すみません。財布を無くしたのですが、どうすれば良いですか?」

・Please ask them if they have found something.
「落し物があるか問い合わせてください。」

迷子

まず、「迷子」は英語で、「a lost child」または、「a stray child」 と言います。

子供が複数人の場合は、childを複数系のchildrenにして、「lost children」または、「stray children」と言いますよ。

ちなみに、「lost child department」(=迷子センター)がある場合は、そちらに問い合わせてみると良いですね。
無ければ、インフォメーション・カウンターに問い合わせましょう!

・I’m lost. / I got lost. 
「私は迷子になった。」

・My son is missing.
「私の息子が迷子になりました。」

・Stay close to me so that you won’t get lost.
「迷子にならないように私の側にいてね。」

・My daughter got lost in the supermarket. Could you help me?
「娘はスーパーマーケットで迷子になったのですが助けてもらえますか?」
 -How old is she?
 「おいくつですか?」
 -She is three years old.
 「3歳です。」
 -I’ll arrange the announcement for her right now.
 「すぐに館内放送をいれますね。」

・We have a lost child looking for her parent. Calling the attention of the guardian of the three-year-old girl wearing a red hat, please contact one of the store clerks in your vicinity.
 「親御様を探している迷子のご案内を申し上げます。赤い帽子をかぶった3歳の女のお子様をお預かりしています。お心当たりの方はお近くの店員にご連絡ください。」

おすすめの観光場所を聞きたい(観光案内所など)

・Excuse me. Do you have a map around here?
 「すみません。この辺りの地図はありますか?」

・Do you have any spots you recommend around here?
 「この辺りでどこかおすすめの場所はありますか?」

・Do you know a good place where I can see a beautiful view?
 「綺麗な景色の見えるおすすめの場所はありますか?」

・I want to go to the night market. How can I get there?
 「ナイトマーケットに行きたいのですが、どうやったら行けますか?」

・I’m looking for a resting area. Do you know a good place to rest?
「休憩する場所を探しているのですが、休憩に良い場所を知っていますか?」

 

インフォメーション(情報)を得るための英語

インフォメーション(情報)を得るために使われる英語といえば、やはり“5W1H”が基本となります!

日本でも“5W1H”という言葉はよく使われるので、すでに知っている方も多いかと思いますが、改めて復習しましょう!

そもそも“5W1H”とは、Wから始まる5つの疑問詞と、Hから始まる1つの疑問詞の頭文字を取って名付けられた略称です。

それらの疑問詞とは、下記の6つです。
・what(何)<内容>
・when(いつ)<時間>
・where(どこで)<場所>
・who(だれ)<人>
・why(なぜ)<理由>
・how(どのように、どうやって)<方法>

基本的な使い方として、<(上記の)疑問詞+疑問文> を見ていきましょう!

what

・What is your favorite movie?
「あなたの好きな映画は何ですか?」

・What did you eat this morning?
「あなたは今朝何を食べましたか?」

when

・When is your birthday?
「あなたの誕生日はいつですか?」

・When are you going to do your homework?
「あなたはいつ宿題をするのですか?」

where

・Where is your motorbike?
「あなたのモーターバイクはどこですか?」

・Where will you go next?
「次はどこに行くつもりですか?」

who

・Who is your favorite actor?
「あなたの好きな俳優は誰ですか?」

・Who do you think will get in at the next election?
「あなたは、誰が次の選挙で選ばれると思いますか?」

why

・Why are you sorry for yourself?
「なぜそんなに落ち込んでいるのですか。」

・Why do you always carry an umbrella with you?
「あなたは、なぜいつも傘を持っているのですか?」

how

・How did you get the chance to go to America?
「どうやってアメリカに行くチャンスを得たのですか?」

・How did she start her own business in Tokyo?
「彼女はどのようにして東京で自分のビジネスをスタートしたのですか。」

シンプルですが、“5W1H”を使えるようにしておくだけで、会話の幅は大きく広がりますよ!

ぜひマスターしましょう!

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

日本でも、落し物や迷子など、トラブルが発生すると、焦るものです。
それが海外ともなると、不安は倍増しやすいでしょう。

だからこそ、困った時に使える英会話をあらかじめ学んでおきましょう!

また、日本では当たり前に理解できるアナウンスなどの情報も、海外では理解できないままに終わってしまうことはよくあることです。

だからこそ、海外では、自ら情報を得にいくことが非常に重要になってきます。

“5W1H”を活用することはもちろん、自ら積極的にコミュニケーションを取っていきましょうね!

まずは、ネイティブキャンプの講師とぜひ練習してみてくださいね!
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