英語の形容詞の順番とルール

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形容詞の順番

みなさんこんにちは。突然ですが、英語の形容詞の使い方やルールはご存知でしょうか?
名詞を修飾する、意味を付け足すなど、何となくはわかるけど詳しくは・・・という方が多いのではないでしょうか?
形容詞は名詞(物事、人物など)を詳しく説明する際に必要になるので、英語学習をする上で避けては通れない道です。
しかしながら形容詞を複数使った表現など、どの順番で使えばいいのか、
または使ってはいけないのかなどイマイチ使いこなせていないのではないでしょうか?
今回はそんなみなさんの疑問をわかりやすく解説していきます。

1.形容詞と副詞の違い

まず知っておきたい知識の一つが形容詞と副詞の違いについてです。
形容詞・・・名詞の性質や形状、状態などを表す単語です。
副詞・・・・名詞以外を修飾する単語です。
形容詞と副詞では形が似ているので混同しやすいので注意が必要です。

形容詞→副詞

happy(幸せな)→happily(幸せに)

useable(利用可能な)→usefully(有用に)

easy(簡単な)→easily(簡単に)

It is easy for me to pass the exam.(試験に合格するのは簡単だ)

I can pass the exam easily.(簡単に試験に合格できる)

ほとんどの場合、副詞は形容詞の語尾に「-ly」がついた形になります。
今回は形容詞、つまり名詞を修飾する単語について、その用法や種類などを紹介します。

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2.形容詞の限定用法

「形容詞」+「名詞」
名詞の前に形容詞を置くことで名詞を修飾(限定)します。

a blue cat(青い猫)

a strong dog(強い犬)

a beautiful flower(美しい花)

3.形容詞を置く順番

形容詞を複数使う事により、より複雑な名詞の説明ができるようになります。
しかし、形容詞を2つ以上使う際には並べる順番にいくつかのルールがありますので、これから紹介していきます。
まず、前提として英語では強調したい言葉を先に置きます。

I bought a big new car.(私は大きな新車を買った)

I bought a new big car.(私は新しい大きな車を買った)

後述しますが、形容詞は使う順番が概ね決まっています。しかし、上記のように形容詞の位置が逆転していても問題ありません。英語では何を一番伝えたいかが大切なのです。
それでは形容詞を使う際の語順をみていきます。
優先順位の高い順(優先順位の高い方が文中で左に置かれます)に紹介します。

1. determiner(限定詞)

2. opinion(主観)

3. size(大きさ)

4. age(新しさ・古さ)

5. shape(形)

6. color(色)

7. origin(出身)

8. materials(素材)

9. purpose(目的)

1. determiner(限定詞)

限定詞は、a、the、his、that、など名詞を修飾し役割を示す語です。

2. opinion(主観)

主観は、楽しい・おいしいなどの自分の気持ちを表します。
pretty(かわいい)
beautiful(美しい)
funny(面白い)

3. size(大きさ)

身長が高い・低いなど様々な物や事の大小を表します。
big(大きい)
large(大きい)
small(小さい)

4. age(新しさ・古さ)

新しいや若いなど、年齢や物などの経年を表します。
new(新しい)
young(若い)
antique(古来の)

5. shape(形)

丸や四角などの形や長短や厚さなどの形状も表します。
round(丸い)
sharp(鋭い)
flat(平らな)

6. color(色)

青や赤などの他に色の濃淡なども表します。
yellow(黄色)
pale(淡い)
vivid(鮮やかな)

7. origin(出身)

国籍や人種、西洋などの地域、その人や物がどこからきたのか、またその起源などを表します。
Japanese(日本の)
Asian(アジアの)
Western(西洋の)

8. materials(素材)

修飾する名詞が何の素材、物質から作られているのかを表します。
metallic(金属製の)
paper(紙製の)
wooden(木製の)

9. purpose(目的)

それが何に使われるのか、目的や用途などを表します。
walking(歩くための)
shopping(買い物をするための)
running (ランニングのための)

これらを実際に順番通りに使ってみましょう。

a beautiful blue flower
(美しい青い花)
her short blond hair
(彼女の短い金髪)
two mesh running shoes
(メッシュ素材のランニング用の靴)
my wonderful big new car
(私の素晴らしい大きな新車)

4.形容詞の叙述用法

叙述用法では形容詞を名詞の後ろに置き修飾します。be動詞などの動詞が必要になる場合があります。

something hot(何か温かい物)

10cm thick(厚さ10cm)

I'm young(私は若い

叙述用法では先に説明した限定用法とは違い、形容詞だけを重ねて修飾する事ができません。そこで、andやbutなどの接続詞を使います。

she is cute and beautiful
(彼女はかわいくて綺麗だ)

the car is cool but expensive
(その車はかっこいいが高い)

somethingやsomebodyなどを修飾する場合は形容詞を後ろに置きます。

I want to drink something hot.
(何か温かい飲み物を飲みたい)

数量を示す名詞の後ろに形容詞を置き、長さや重さなどを表す事ができます。

He is 170 centimeters tall.
(彼は身長170㎝です)

50 meters high
(高さ50メートル)

5.形容詞の使い分け

限定用法にのみ用いる形容詞

「形容詞」+「名詞」

only(唯一の)
mere(ほんの)
main(主な)
prime(主要な)
medical(医学の)
financial(金融の、財政の)

語尾に「-ly」がついて時間の間隔を表す。

daily(毎日の)
weekly(毎週の)

語尾に「-en」が付いて受け身のような形で使われる。

wooden(木製の)
broken(壊れた)

語尾に「-er」が付く形容詞

elder(年上の)
upper(上の)

叙述用法のみに用いる形容詞

afraid(恐れて)
asleep(眠って)
awake(目を覚まして)

限定用法と叙述用法とで意味が違う形容詞

certain
限定用法・・・(ある~)(一定の)
He stayed at a certain place.(彼は一定の場所にいた)

叙述用法・・・(確かだ)(確信して)
I’m certain of his success.(彼の成功は確かだと思う)

present
限定用法・・・(現在の~)(当面の~)

the present tense(現在時制)
叙述用法・・・(出席して)(居合わせて)
Many people were present at the meeting.(多くの人が会議に出席していた)

最後に

形容詞について説明させていただきましたがいかがでしょうか?限定用法にのみ使える形容詞や、形容詞を複数使う際の順番など少し覚える事が多かったかと思います。
しかし、普段の英語学習をする際にこのルールやパターンを少し意識してみてください。だんだんパターンがわかってくると面白くなってくると思いますよ!
また、細かなルールも大切ですが、一番は何を伝えたいのかということ。今回の記事を読んでそんな気持ちが少しでも多くの人に伝われば幸いです。

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