英語力を短期間で高めたいけれど費用は抑えたい、そんな希望を叶える選択肢がフィリピン・セブ島留学です。
現地の物価感覚や学校タイプの違い、実際に必要な予算まで、初めて検討する方が「結局なにから始めれば良いのか」まで丸ごと理解できるよう徹底解説します。
フィリピン・セブ島留学の基本情報
セブ島留学が人気の3つの理由
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費用が欧米圏の約3分の1
授業料・滞在費・航空券の合計が抑えられ、長期でも家計への負担が小さい。
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マンツーマン授業主体
1日6〜8コマの個別レッスンで発話量が圧倒的に増え、弱点をピンポイントで矯正できる。
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アクセスと時差の利便性
日本から4〜5時間、時差はわずか1時間。到着当日も体力を温存でき、週末帰国も現実的。
セブ島留学の特徴
セブ島の語学学校は寮一体型キャンパスが主流で、教室と部屋の往復に時間を取られません。講師はTESOL保持者や教育学位保有者が多数在籍し、スピーキング中心のカリキュラムに絶対の自信を持っています。学習管理スタイルは「スパルタ」「セミスパルタ」「ノンスパルタ」の3種類があり、自分の性格や目標・滞在期間に合わせて選択可能。コースも一般英会話、ビジネス英語、IELTS/TOEIC/TOEFL対策、医療英語など多彩です。
セブ島留学の効果
日本人初中級者が8〜12週間でCEFRB1相当まで伸びるケースが一般的です。TOEICでは3か月で平均+150〜200点、IELTSは+1.0〜1.5バンドアップが報告されています。マンツーマン授業で「聞き返されても即座に言い換えられる力」が養われるため、帰国後のオンライン会議や海外出張でも自信を持って発言できるようになります。
フィリピン・セブ島留学の費用について
留学費用の目安
| 期間 | 総額の目安 | 1日あたり | 1日あたり |
|---|---|---|---|
| 1週間 | 60,000 〜 120,000円 | 8,000 〜 17,000円 | 航空券が費用全体を押し上げる |
| 1か月 | 180,000 〜 350,000円 | 6,000 〜 12,000円 | 授業料・寮費がコストの大半 |
| 3か月 | 500,000 〜 900,000円 | 5,500 〜 10,000円 | 長期割引で1日単価が大幅低下 |
費用の内訳
※以下の金額は 1 USD=145.92 円換算の概算です。
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授業料
マンツーマン6コマ+グループ2コマが標準で約21,900~43,800 円/週。検定対策やビジネス英語専用コースは追加で約7,300~14,600 円。コマ数追加のオプションは1コマ約1,500〜2,200円です。
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宿泊費
寮3〜4人部屋で約11,700~17,500 円/週、2人部屋で約17,500~26,400 円/週、1人部屋は約29,200 円以上。ホテル寮を選ぶと約73,000 円/週を超える高級プランもあります。
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生活費
三食付プランの学校では平日の追加出費ゼロも可能ですが、カフェや週末アクティビティで月約29,200~43,800円が平均。SIMカードは月約1,460~2,190 円で20GB前後利用でき、スマホ経費も抑えられます。
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航空券
直行便はローシーズン4〜5万円、ハイシーズン6〜8万円。LCC経由便なら3万円台も狙えますが、乗継時間と手荷物制限に注意してください。
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海外保険
クレジットカード付帯保険(最大90日・治療300万円まで)でも短期なら代用可能。ただし長期留学ではキャッシュレス診療・日本語サポート付き総合保険(月1〜2万円)が安心です。
費用を抑える方法
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複数人部屋を選ぶ
3〜4人部屋にすると1人部屋より週あたり約11,600〜22,000円節約でき、寮費を30〜50%抑えられます。
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プロモーションを活用する
早割・入学金免除・授業料10〜20%オフなど、学校ごとの季節キャンペーンを要チェック。
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オフピークシーズンに渡航する
雨季(6〜10月)は航空券が乾季より2〜3万円安く、学校側も閑散期割引を実施することがあります。
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長期パッケージを利用する
12週間以上を一括申込すると授業料が5〜15%下がるのが一般的。長期ほど1日単価が低下します。
フィリピン・セブ島の語学学校の選び方
学校の種類と特徴
セブ島の語学学校は学習管理の厳しさでスパルタ・セミスパルタ・ノンスパルタの3タイプに大別されます。以下では一日の生活リズムを例を交えて紹介します。
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スパルタ校
平日外出は禁止。朝6:30の単語テストで一日が始まり、マンツーマン4~5コマ+グループ3~4コマ、夜20:00から義務自習2時間。22:30消灯というまさに合宿生活です。
こんな人に最適:「短期間で公式スコアを伸ばしたい」「強制力が無いとサボりがち」
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セミスパルタ校
授業は8コマ前後で義務自習は任意。平日は22時門限まで外出可能なので、カフェ自習やジム通いもできます。夕食後の無料選択クラスで発音矯正や映画ディスカッションに参加する学生が多いです。
こんな人に最適:「勉強も観光もバランス良く楽しみたい」「ほどよい管理が欲しい」
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ノンスパルタ校
マンツーマン4~6コマを午前または午後に集約し、残り時間は完全フリー。週末どころか平日も外泊届で小旅行が可能です。自習管理は自己責任ですが、親子留学やワーケーション層から根強い支持があります。
こんな人に最適:「初めての海外でゆるくスタートしたい」「アクティビティ・ダイビングも満喫したい」
学校選びのポイント
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授業時間数
マンツーマン4コマ+グループ2コマが標準ライン。4コマ未満は学習量不足になりがちなので注意が必要です。最低でもマンツーマン4コマ以上を確保できるカリキュラムを選びましょう。
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日本人比率
20〜30%なら英語環境と安心感のバランスが良好です。50%以上になると日本語で固まりやすくなるため、English Only Policy(EOP)の強制力が弱い学校は避け、英語をしっかり学べる環境を選びましょう。
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施設の充実度
Wi‑Fi速度(最低25Mbps)、自習室の席数、ジム・プールの有無、24時間医務室の体制を確認。リモートワーク併用なら通信環境は特に重要です。
留学期間に合わせて選ぶ
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1週間〜1ヶ月の短期留学におすすめの学校タイプ
1週間~1ヶ月の短期留学にはノンスパルタまたはセミスパルタ校がおすすめです。
ノンスパルタ校は、観光も楽しみたい短期滞在者に最適です。午前または午後に授業を集中させ、残り時間はアイランドホッピングや市内観光に充てられます。
セミスパルタ校は、授業 8 コマ+任意自習で学習量を確保しつつ、門限 22 時前後で平日外出も可能。「ほどよい管理」と自由時間のバランスを取りたい人向けです。 -
3ヶ月以上の長期留学におすすめの学校タイプ
3ヶ月以上の留学にはスパルタ校がおすすめです。
スパルタ校は平日外出禁止・夜間義務自習2~3時間により生活リズムを完全に英語学習へ最適化します。長期で TOEIC・IELTS など明確なスコア目標を設定し、確実に結果を出したい人に適しています。
フィリピン・セブ島留学の準備と手続き
必要な書類と手続き
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ビザの取得
SSP(Special Study Permit)は全留学生必須で、滞在期間にかかわらず入学後に学校が代行取得します。30日以内の滞在でも発行される点に注意が必要です。31〜59日は観光ビザの延長手続きが追加、60日を超える場合はACR‑I カード(外国人登録証)の申請も必要です。
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航空券の手配
往復オープンチケットを選ぶ場合は日付変更手数料を必ず確認。変更無料でも差額運賃が発生するケースがあります。
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海外留学保険の加入
キャッシュレス診療&日本語サポートの有無を確認。歯科・携行品・航空機遅延までカバーする総合保険が安心です。
持ち物チェックリスト
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必須アイテム
- パスポート(残存期間6か月以上)
- 入学許可証のコピー
- 海外旅行保険の控え
- クレジットカード2枚(VISA/Master 推奨)
- SIMフリーまたは eSIM 対応スマホ
- 折りたたみ傘・薄手長袖・防水バッグ
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あると安心・便利なもの
- 常備薬
- 証明写真(現地でも撮影可だが時間の節約に)
- モバイルバッテリー・防水スマホケース
無料カウンセリングの活用
学校比較・見積り・空室確認・ビザ相談・航空券検索まで一括サポートしてくれるため、出発3〜6か月前には予約を入れましょう。プロモーション情報やキャンセル待ち状況を最速で共有してもらえます。
ネイティブキャンプ留学ではLINEコールを使用してカウンセリングが可能となっております。
カウンセリングをご希望の方は以下のボタンからお願いします。
フィリピン・セブ島留学生活の実態
現地での生活費と滞在費
寮費+三食込みで月約73,000円前後が固定費。外食はローカル食堂で120〜210円、カフェは360〜600円。Grab移動は短距離で190~400円程度。趣味や旅行で使うかどうかで変動しますが、留学全体の費用は計画的にコントロール可能です。
授業の内容とスケジュール(セミスパルタ校例)
以下はセミスパルタ校の平日タイムテーブル例です。
マンツーマンとグループ授業を組み合わせ、夕方以降は自由時間や任意自習で柔軟に学習量を調整できます。
| 7:00 | 朝食 |
| 8:00 | マンツーマンレッスン① |
| 9:00 | マンツーマンレッスン② |
| 10:00 | グループレッスン① |
| 11:00 | マンツーマンレッスン③ |
| 12:00 | 昼食 |
| 13:00 | グループレッスン② |
| 14:00 | マンツーマンレッスン④ |
| 15:00 | オプションクラス |
| 17:00 | 自由時間 |
| 18:00 | 夕食 |
| 19:00 | 単語テスト(任意参加) |
| 20:00 | 自習(任意参加) |
| 22:00 | 門限・点呼 |
| 23:00 | 就寝 |
英語学習のコツ
「授業時間外をどう使うか」が伸び幅を決めます。次の 4 つを実践すると、吸収した知識を即アウトプットに変えられます。
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毎日5分の英語音声日記を録音し、翌日講師にフィードバックを受ける。
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新出単語は当日Ankiで復習、翌朝5分で再テスト。
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週末もEOPで旅行し、外国人と積極的に会話する。
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帰国後はオンライン英会話ネイティブキャンプでアウトプット量を維持。
フィリピン・セブ島留学のメリットとデメリット
ここではセブ島留学でよく挙げられるメリットと知っておきたいデメリットを一覧にまとめました。事前に把握しておけば、現地で感じるギャップを最小限に抑えられます。
メリット
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費用対効果が高い:マンツーマン授業時間が多く、学習密度が圧倒的。
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短期でも成果が出やすい:1日最大10時間英語漬けで反復練習。
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食文化・気候が日本人に合う:米主体の食事と温暖な気候で生活ストレスが低い。
デメリット
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インターネット速度が時間帯によって不安定な地域がある。
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スパルタ校は外出制限でストレスが溜まりやすい。
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講師のアクセントは米英ネイティブと完全一致ではない。
ネイティブキャンプ留学おすすめのフィリピン・セブ島の語学学校
(2025年版)
学校紹介
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交通
ジプニーやタクシー、Grab (配車アプリ) が主流で、都市部の移動は比較的便利です。
お金
通貨はフィリピンペソ (PHP) 。都市部ではクレジットカードも使用可能ですが、現金が基本です。
治安
観光地や留学先は比較的安全ですが、スリや詐欺には注意が必要です。夜間の外出は控えましょう。
食文化
フィリピン料理に加え、日本食や韓国料理などの選択肢も豊富。外食もリーズナブルです。
医療
大都市には私立の高品質な病院もあり、万が一の際は海外旅行保険の利用が安心です。
通信
主要都市ではWi-Fi環境が整い、SIMカードやポケットWi-Fiを使えば快適に通信できます。
物価
日本の約3分の1程度で、格安で生活できる英語留学先として人気です。
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