南アフリカ留学ご検討中の方へ

南アフリカ留学の特徴

• 多文化共生の環境で英語を学べる

  南アフリカには11もの公用語が存在し、そのうちの1つに英語があります。街を一歩歩けば、さまざまなバックグラウンドをもつ人が英語でコミュニケーションを取っています。授業で学んだ表現を即座に街中で試せる環境は、机上の勉強では得られない大きな学習効果を生み出します。

• 日本人が少ないユニークな留学先

  主要校でも日本人比率は5％程。必然的に英語漬けとなり「留学したのに日本語ばかり話してしまった」という失敗が起こりにくい点が魅力です。

• 費用を抑えられる海外留学

  授業料は週5万円台、生活費（滞在費・食費・交通費込み）は月20〜25万円が目安です。ロンドンと比べると、授業料は約7割、生活費も約8割に抑えられ、トータルで2〜3割のコストダウンが可能です。

ケープタウンの魅力

• 世界的に有名な観光地と語学学校の集中

  テーブルマウンテンやボルダーズビーチなどの世界的観光名所が近郊に所在しています。徒歩5～15分圏内に質の高い語学学校が複数並び、放課後や週末に観光地へ直行できるロケーションは世界的にも希少です。

• ロングストリートやウォーターフロントの利便性

  ロングストリートはケープタウン随一の繁華街で銀行、両替所、格安 SIM ショップ、各国レストランが1 km 以内に集中し、留学生向けの学生寮も点在しています。V&A ウォーターフロントは警備が行き届き夜間でも比較的安全。週末のファーマーズマーケットや野外ライブで英語を使う機会が自然と増える点も魅力の一つです。

• 豊富なアクティビティと文化体験

  ネルソン・マンデラの歴史を学べるロベン島、ワイナリー巡り、ジャズクラブなど様々なアクティビティや文化体験ができます。語学＋αの付加価値が大きく、多面的に英語を習得できます。

英語力向上のための環境

• 少人数制クラスでのきめ細かい指導

  1クラス平均11名で構成されています。講師は発話量を公平に配分し、苦手スキルを的確にフィードバックしてくれます。短期間の留学でもスピーキング力の底上げが可能です。

• ビジネス英語や試験対策コースの充実

  IELTS・TOEFL はもちろん、仕事上で使用するプレゼンや会議などのビジネス英語まで様々なコースが用意されています。目的に合ったコースを選びましょう。

• 街中で学ぶ実践英語

  EC Cape Townの「English in the City」を例に取ると、一般英語 20 レッスンに加え、ケープタウンならではのテーマ別レッスン4レッスンを組み合わせたプログラムです。
  毎週異なるテーマが設定され、

  • 「ビジネス英語」地元企業の見学
  • 「アート＆カルチャー」Zeitz MOCAA 美術館ツアー
  • 「ローカルスピーク」近隣タウンシップ訪問
  • 「スポーツの言語」ラグビースタジアム見学 など

  週1〜2回は教室を飛び出し、現場で学ぶ仕組みとなっています。教室でインプット→現場でアウトプット→教室で振り返り、という PDCA が1週間で完結するため、フレーズが定着しやすくなります。

リーズナブルな費用

• 欧米留学より学費・生活費が安い

  ロンドンへの語学留学と比較すると授業料は約7割、生活費は約8割に抑えられます。例えば12週間（3か月）の留学の場合、総額で約25〜30万円の節約が見込めます。

• 自炊・オフシーズン利用でさらに節約

  航空券はローシーズン（3〜5月・9〜11月）だと往復12〜15万円、ハイシーズン（12〜2月）は18〜25万円が相場。学費は時期変動が小さいものの、スーパーで食材をまとめ買い＆自炊すれば月1.5万円前後に食費を抑えることができます。

留学費用の目安と節約方法

• 授業料と生活費の内訳

  具体的な数字を挙げると、EC Cape Town でGeneral English 20を12週間受講した場合、授業料は約40万円。滞在はホームステイを選ぶと約53万円かかります。ここに登録料・教材費1.5万円、年末年始をまたぐ場合のクリスマスサプリメント約1万円、さらに交通費やSIM代など雑費3万円を加えると、総額はほぼ98万5,000円。ロンドンで同等条件のコースを選ぶと130〜140万円が相場となるため、南アフリカを選ぶことでおよそ30％の節約が可能になります。

• 安い学校選びのポイント

  費用をもう一段抑えたい場合、まず料金表の総額表示に注目しましょう。入学金・教材費・滞在手配料がすべて含まれている学校を選べば、後から想定外の請求が来るリスクを減らせます。また、多くの語学学校は8週・12週・24週の区切りで週単価を下げる階段設定を導入しています。期間限定プロモーションの活用も可能です。入学金免除や授業料10％OFF キャンペーンは年に数回行われるため、渡航時期を柔軟に変更できる人ほど得をしやすい仕組みです。

• ハイシーズンを避けるタイミング

  南半球は12〜2月が真夏で観光ハイシーズンに当たります。この時期は航空券が往復18〜25万円に跳ね上がります。ただし授業料は通年ほぼ一定で、総額に占める学費の比率が高いため、ハイシーズンを避けても節約幅は実質5〜7％にとどまります。「航空券と滞在費の小幅増」を許容してでも、自分の学習計画やキャリアスケジュールにフィットするタイミングを優先するほうが結果的に満足度が高くなります。

ビザの必要条件と申請手順

• 90日以内の留学の場合

  観光目的で入国しビザ免除で留学できます。「帰国予定日から30日以上有効なパスポート」と「未使用査証欄2ページ」が必要で、入国審査で滞在目的と学校発行の入学確認書を提示するとスムーズです。

• 90日を超える留学の場合

  渡航前に学生ビザ（Study Visa）を申請します。領事館への予約提出から最長14営業日で結果が出るのが一般的ですが、書類不備があると再提出になるため出発3か月前から準備を始めるのが安全です。

• 申請に必要な書類・費用まとめ

  • DHA‑1738：本人署名済みの申請書（黒インクで記入）
  • パスポート原本：未使用査証欄2ページ／残存30日以上＋顔写真2枚
  • 入学許可証：学校発行の原本または認証コピー
  • 英文の残高証明：直近3か月分、銀行印付き原本（オンライン明細不可）
    目安は「1 か月あたり3,000〜4,000 ZAR（約2.4〜3.2万円）」で、12 か月の場合　は約3.6〜4.8万 ZAR（約29〜38万円）を提示すると安心です。学費やホームステ　イ費用は渡航前に支払う前提のため、現地で必要な食費・交通費・交際費をまか　なえる金額であることを示せば十分とされています。
  • 滞在先証明：ホームステイ予約書または寮契約書
  • 往復フライト予約
  • 警察証明書：18歳以上は過去5年で12か月超滞在した国すべて分
  • 健康診断書：DHA‑811＋胸部X線レポート（発行から6か月以内）
  • 医療保険証明
  • ビザ申請料：1,350 ZAR（約12,000円）＋VFS手数料（東京 or 大阪センター）

  発行国が日本の場合でも、残高証明・無犯罪証明などは「英文＋日本語原本」を合わせ、公証翻訳（宣誓翻訳）とコピーをビザ申請書類に添付します。未成年は戸籍謄本と保護者同意書、18歳以上でも黄熱病ベルト（主に中南米・中部アフリカ）を経由する場合は黄熱病予防接種証明を追加提出します。

持ち物チェックリスト

南アフリカ語学留学は気候が温暖で生活インフラも整っていますが、「現地で手に入りにくい物」と「安全対策グッズ」だけは日本で揃えておくと安心です。

• 国際キャッシュカードとクレジットカード（メイン＋予備）
• タイプMの変換プラグ＋3 口タップ（スマホ・PC 同時充電用）
• 防犯ブザー、南京錠、PCワイヤーロック（学生寮やバス移動で必須）
• 常備薬：整腸剤・鎮痛剤・抗アレルギー薬
• 速乾タオルとUVカット上着

衣類やシャンプー類は現地スーパーで安価に購入できます。荷物を軽くするほど航空券の預け荷物超過料金を節約できるので、本当に必要な物だけをパッキングしましょう。

ロケーション別の選び方

• ケープタウン中心部・郊外・他都市の特色

  中心部は語学学校と観光スポットが徒歩圏に集中。家賃は高めですが、放課後にビーチや博物館へ直行できる利便性が抜群です。
  郊外は落ち着いた住宅街で、家賃が2割下がります。英語環境を保ちつつ静かに勉強したい長期組に人気。
  他都市は物価がさらに1〜2割安く、多国籍クラスよりローカル学生比率が高いのが特徴です。

• 通学・生活利便性と治安のバランス

  徒歩10分圏内の寮やホームステイを選ぶと夜道リスクが激減し、交通費も節約できます。一方、郊外のシェアハウスは家賃が安い反面、Uber 月5,000〜7,000円が上乗せになるため「総コスト」で比較することが肝心です。治安は街並みの明るさと人通りを基準に判断し、初日のオリエンテーション時に"避けるエリア"を必ず確認しましょう。

コースの種類と選び方

• 一般英語コースの内容

  4技能＋発音矯正を週15〜20レッスンで学ぶスタンダードプログラムです。初級者は一般英語コースから始め、レベルアップ後に選択科目を追加するのが王道です。

• ビジネス英語や試験対策コース

  面接ロールプレイやメールライティングを扱うビジネス英語や、IELTSやTOEFLなどの試験対策コースなど目的別に様々なコースが用意されています。

• 長期留学と短期留学の違い

  長期（24週〜）は授業料週単価が2〜3割安い反面、学生ビザ申請が必要です。短期（4〜12週）はビザ不要で手軽にスタートできます。

治安と安全対策

• 南アフリカ共和国の治安状況

  ケープタウンの主要観光エリア（ウォーターフロント、シー・ポイントなど）は日中であれば比較的安全ですが、CBD（Central Business District＝中央ビジネス地区）の裏通りや駅周辺ではスリ・置き引きが多発しています。荷物から目を離さないことが鉄則です。

• 安全な生活のコツ

  以下の点に注意して安全に生活しましょう。

  夜間は Uber：移動は22時を目安に必ず配車アプリを利用（現地タクシーより割安）。
  バッグは前抱え：リュックの背負いっぱなしはスリの標的。
  スマホは短時間使用：目安30秒以内でポケットへ。
  ATM はショッピングモール内を利用し、路上 ATM での現金引き出しは避ける。
  緊急時は、固定電話なら 10111（警察直通）、携帯電話からは 112（総合緊急） にダイヤルしてください。いずれも英語で通報できます。

• タウンシップ訪問時の注意点

  「タウンシップ」とは、アパルトヘイト時代の人種隔離政策の下で形成された黒人居住区を指し、現在はツアーや文化体験で訪問できる地域もあります。タウンシップは公認ガイド同行が原則です。ツアー会社にはSATSA（南ア観光サービス協会）登録の有無を確認してください。写真撮影は必ず許可を得てから行い、派手な装飾品や高級カメラは持ち込まないのがマナーです。現地への敬意を示すためローカルクラフトを現金購入するのも良い交流方法です。

留学期間中のアクティビティ

• サファリやクジラウォッチング

  ガーデンルートの保護区ではビッグファイブ（アフリカゾウ・ライオン・ヒョウ・サイ・バッファロー）を探すサファリを体験でき、ハーマナスでは6〜10月にミナミセミクジラを間近で見ることができます。

• ロベン島ツアーで歴史を学ぶ

  ネルソン・マンデラが27年間収監された刑務所跡を元囚人が案内。英語学習と歴史教育を同時に体験できます。

• ボカープ地区でのクッキング体験

  カラフルな街並みでケープマレー料理を住民と調理。chop（刻む）、sauté（炒める）、simmer（煮込む）といった"調理動詞"を自然に覚えられる点もクッキング体験のメリットです。

エージェント選びのポイント

• 無料相談やサポート内容の確認

  まずは無料カウンセリングを利用し、以下2点を必ず質問しましょう。

  費用の内訳：入学金・教材費・滞在手配料・海外送金手数料まで含めた総額か。
  サポート範囲：ビザ申請書類の作成代行、航空券・保険手配、現地 SIM の案内など。

  カウンセリングをご希望の方は以下のボタンからお願いします。

• 留学プラン作成のアドバイス

  目的・予算・滞在スタイルをヒアリングし、最適コースを提案してくれます。レッスン数や日本人比率など、細かい部分までエージェントに確認してみましょう。

エージェントを利用するメリット

• 手続きの簡略化と安心感

  学校申込、海外送金などを一括代行。不備による遅延リスクをほぼゼロにできます。

• 学校選びのサポート

  教室設備や講師国籍比率など非公開情報を提供。パンフレットだけでは比較できない内容を教えてくれます。

• 現地トラブル時のサポート体制

  空港送迎トラブル、ホームステイ変更など、24時間日本語緊急窓口があるエージェントなら安心して留学生活を送れます。

英語力を最大限伸ばす方法

• 現地での積極的なコミュニケーション

  間違いを恐れず話すことが上達の近道です。カフェでの注文やバスの乗車時など、日常会話をすべて学習の機会と捉えましょう。

• 校外での英語使用機会を増やす

  週末マーケットで値段交渉、シェアハウスでの料理当番など、実践の場を意識的に作ると語彙定着が早まります。

• ボランティア活動への参加

  孤児院支援や野生動物保護のボランティアは、英語×社会貢献が同時に叶う人気オプション。履歴書にも書ける貴重な経験となります。

留学後のキャリアへの活用

• 英語力を活かした就職活動

  TOEICやIELTS、TOEFLのスコアだけでなく「南アフリカで異文化チームと協働した経験」などを具体例で語ると面接官の印象が強まります。

• 国際経験をアピールする方法

  履歴書には "Study Abroad: Cape Town, South Africa (12 weeks)" のように期間と場所を明記。面接では課題→行動→成果を60秒で要約できると好印象です。

• 南アフリカ留学のユニークさを強調

  日本人が少ない環境を選び、主体的に英語を運用した経験は "希少性＋多文化適応力" として評価されやすく、グローバル人材を重視する企業で差別化材料になります。ただし採用可否は英語力の証明や現地で得た成果の説明など総合評価で決まる点は押さえておきましょう。