プロフィール

Kyoko
英語教師
日本
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英語系資格
海外渡航歴
自己紹介
初めまして,Kyokoと申します。
私は50歳を過ぎてから英語を学び直し,約11年間塾講師として中高生に英語を教えてきました。Native Camp には2021年からお世話になっていますが,英語学習は学びたいことがたくさんあり興味が尽きません。皆さんの疑問に答えながら私もいっしょに勉強していきたいと思っています。よろしくお願いいたします。
・ニュージーランドに短期留学の経験があります。
・中学校でグループ指導の経験があります。
・TOEIC 850, 英検準1級取得しています。
いずれも50代の時です。資格はスコアを伸ばせるようまだまだ勉強中です。

meanwhile または while は,「それに対して」「一方では」という意味の単語です。同時に起こっている2つの事柄を比較する時に用いられます。この2つは似ていますが品詞,つまり性質が違います。 meanwhile は副詞なので,接続詞のように2つの文を結びつけることはできません。なので,最初の文をピリオドで終わらせ,第2文の文頭に meanwhile を置く,という書き方になります。 *He is a popular musician among men. Meanwhile, quite a few women dislike him. *彼は男性の間では人気のある音楽家だが,一方で,相当数の女性からは嫌われている。 ・popular 「人気のある」「大衆的な」 ・among 「~の間で」 among の後は複数名詞が来ます。3個(3人)以上あるものを想定しています。 ・quite a few 「かなり多数の」「相当数の」 ・dislike 「~を嫌いである」 while は接続詞なので,2つの文の間に入ってつなぐことができます。 *The weather will be rough in Kyusyu due to a front, while intense heat will last in Kanto due to high pressure. (whileが2文をつなぐ役割をしています) *九州では前線の影響で天気は大荒れですが,一方で関東では高気圧の影響で猛暑が続くでしょう。 ・rough 「(海や天気が)荒れている」 ・due to~ 「~のために」「~が影響して」 ・front 「前線」 寒冷前線,温暖前線というときのあの「前線」のことです。 ・intense heat 「猛暑」「酷暑」 intense「強烈な」(形容詞)+ heat「熱」(名詞) ・last 「続く」(動詞) ・high pressure 「高気圧」(low pressure「低気圧」) しゃべってしまうと1文か2文かなんてわかりませんが,品詞の違いは覚えておくのがより良いです。 参考になりますと幸いです。

動詞 care 「気にかける」「関心がある」を使った2つの「どうでもよい」を紹介します。 *I don't care. 「どうでもよい」でまず思いつくのがこれではないでしょうか。「気にしないよ」という意味ですが,「どうなろうと関係ないよ」という投げやりなニュアンスを含むため,相手をいやな気持ちにさせる恐れがある,ということも覚えておきましょう。 *Who cares? これは反語的な表現で,「誰が気にするの?誰も気にしないよ」という意味です。誰も気にしないのですから「どうでもよい」ということですね。 ただ,こちらの表現も「どうなろうと知ったことではない」というニュアンスを含んでいるため,使い方には注意しましょう。 *"Can you think over our divorce again?." "I don't care. I want to think about myself first." *「離婚のこと,考え直してくれないか。」 「どうでもいいわ。私はまず自分のことを考えたいの。」 ・think over~ 「~を考え直す」「~を再検討する」 代名詞が目的語に来るときは,think it over の語順になるので注意です。 ・divorce 「離婚」(名詞) 同じ形で「離婚する」という動詞もあります。 *"You should cut down sweets." "Who cares? It won't be effective anyway." *「甘い物減らしたほうがいいわよ。」 「どうでもいいわ。どうせ効果ないでしょ。」(ダイエットの場面で) ・cut down 「(数,量)を減らす」 ・effective 「効果がある」(形容詞) ・anyway 「いすれにせよ」「どのみち」 繰り返しになりますが,使い方には気をつけましょうね。 参考になりますと幸いです。

「預金通帳」は英語で bankbook と言います。 bank は「銀行」のこと。book はまず「本」と習いますが,ここでは何かを記載する「帳面」という意味にとったほうが合っています。 さて,「預金通帳を作る」ということですが,銀行に行ってまずやるのは,取引を始めるための「口座を開設する」ことではないでしょうか。日本では口座を作れば預金通帳を渡してくれるはずですよ。 なのでまず「預金口座を開設したいです。」を書いてみますね。 *I would like to open an account. *預金口座を開設したいです。 ・would like to~ 「~したい」 ・open 「~を開く」(口座開設にも使えます) ・account 「(銀行の)口座」 銀行印などの手続きもありますが,口座が無事開設できたら通帳をいただけます。 ちなみに,通帳は取引が確かにあなたのものであるということを,記載して証明するためのものです。このような証明書のようなものは「発行する」というのが自然です。通帳を紛失したら「再発行する」なんて言うんですよ。 *You will issue a bankbook to me, right? *通帳は発行してもらえるんですよね? ・issue 「(パスポート,証明書など)を発行する」 ・right? 「~だよね?」 文末に置いて確認,念押しの意味を表します。 わからないときにはこのように聞いてみるのもいいですね。 参考になりますと幸いです。

「怪我には気をつけて」は Be careful not to get injured. と言います。 careful は「慎重な」「注意を払う」という形容詞です。be careful not to~で「~しないように気をつける」というフレーズなので,直訳では「怪我をしないように気をつけて」となるのです。 普通は心配なことがあると,「怪我しないようにね」「風邪ひかないようにね」のように忠告するのが自然と思い,このように表現いたしました。 get hurt で「怪我をする」という動作を表すフレーズになります。hurtは「怪我をした」「傷ついた」という形容詞です。 *Your job is dangerous, so be careful not to get hurt. *あなたの仕事は危険だから,怪我には気をつけてね。 ・job 「仕事」 ・dangerous 「危険な」(形容詞) 心配な時は Be careful not to~を使って声をかけてあげてください。 参考になりますと幸いです。

「漁夫の利」についてもう少し説明を加えますと,「双方が争っている間に,第三者が彼らの利益を横取りすること」ということですね。海外にも類似の表現がありますのでご紹介します。 回答1については字数の関係で書き切れませんでしたので,下の解説で全文をご確認ください。 *Two dogs fight for a bone, and the third runs away with it. これは「2匹の犬が1本の骨を取り合っていたら,第3の犬がそれを取って逃げていくよ」という,「漁夫の利」をわかりやすく説明しているものになります。海外では犬になっているのですね。 ・fight 「戦う」「喧嘩する」 ・bone 「骨」 ・run away 「逃げる」 ・Profiting while others fight. こちらは「他の人が争っている間に得をすること」という意味になります。やはり fight「戦う」という動詞が使われおり,争っている間の横取り,という意味は同じように読み取れます。 ・profit 「得をする」「利する」(動詞) profiting は動名詞で「得すること」という名詞の意味になっています。 ・others 「他の人たち」「他人」 other people ということです。 調べてみるとなかなか面白いものですね。 参考になりますと幸いです。