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「もののあはれ」は古代日本人の美意識を表す古語表現なので「appreciation of the fleeting nature of beauty(儚い美しさへの真価を認めること)」と表すことが可能です。 構文は、「~がある」の内容なので「there+be動詞」の構文形式で、前述語群の後に主語(idea of appreciating of the fleeting nature of beauty:もののあはれという考え方)を続けて構成します。 たとえば There is an idea of appreciating of the fleeting nature of beauty. とすれば「美しさのはかない性質を評価する(=もののあはれ)という考えがあります」の意味になりニュアンスが通じます。
1 He quickly spotted the caramel. 彼はすぐに(=目ざとく)キャラメルを見つけました。 構文は、第三文型(主語[he]+動詞[spotted]+目的語[caramel])に副詞(quickly)を加えて構成します。 2 He keenly found the caramel. 彼は鋭く(=目ざとく)キャラメルを見つけました。 構文は、第三文型(主語[he]+動詞[found]+目的語[caramel])に副詞(keenly)を加えて構成します。 3 He had a sharp eye for finding the caramel. 彼はキャラメルを見つける鋭い目を持っていました(=目ざとくキャラメルを見つけた)。 構文は、第三文型(主語[he]+動詞[had]+目的語[sharp eye])に副詞句(for finding the caramel)を組み合わせて構成します。
「朝まだき」は、源氏物語 第四帖「夕顔」で「朝まだき、例の御文奉り給へり」というくだりがあり、光源氏が「まだ夜明け前の時間帯に手紙を送る」場面を描写しています。前述の様な用例なので副詞句で「before dawn」と表すことが可能です。 たとえば The fishermen set out to sea before dawn to catch the best fish. で漁師たちは最高の魚を捕まえるために夜明け前に(=朝まだき)海へ出かけた」の様に使う事ができます。 構文は、第一文型(主語[fishermen]+動詞[set])に副詞句(out to sea before dawn:夜明け前に海へ)と副詞的用法のto不定詞(to catch the best fish:最高の魚を捕まえるために)を組み合わせて構成します。
「お歯黒」は不可算の名詞句で「tooth blackening」と言いますので、「鉄漿付」はその初体験という事で形容詞の「first」を加えて「first tooth blackening」と表すことが可能です。 たとえば In ancient Japan, first tooth blackening was a common practice among aristocratic women. で「古代日本では、鉄漿付が貴族の女性の間で一般的な習慣でした」の様に使う事ができます。 構文は、副詞句(In ancient Japan)の後に第二文型(主語[first tooth blackening]+動詞[be動詞]+主語を補足説明する補語[common practice])と副詞句(among aristocratic women)を組み合わせて構成します。
「いざ鎌倉」は幕府に重大なことが起きた時には駆けつける、という御家人の心構えを言うので「in the case that something major happens」と表すことが可能です。 たとえば In the case that something major happens, we need to have a contingency plan ready. で「何か重大な事態が起こった場合に備えて(=いざ鎌倉に備えて)、緊急時対応計画を用意しておく必要があります」の様に使う事ができます。 構文は、前半は従属副詞節(In the case that something major happens)で、後半は第一文型(主語[we]+動詞[need])に副詞的用法のto不定詞(to have a contingency plan ready)を組み合わせて構成します。 構文形式として「have(使役動詞)+目的語+形容詞(あるものを~[形容詞]の状態にしておく)」を覚えておきましょう。