プロフィール
ご質問にある「釣り」は、主にインターネット上で使われる用語を指し、「概ね悪い意味で挑発的な文言や写真など」のことであると思います。その場合は、”Bait” が当てはまると思います。 “Bait” 自体は、本来の「(魚などの獲物を捉える際の)餌、誘惑」などの意味が名詞としてある他、「えさをつける、おびき寄せる」という動詞の意味もあります。日本で魚などを捕まえる釣りが転じ、ネット用語として浸透したように、英語も同様に意味が転じて使われています。 Ex) It’s just bait. Don’t worry about that. 「単なる釣りだよ、気にすることはない」(「気にする来ない」となっていましたが、上記のような意味合いだと想像いたしました。) また、関連した言葉として “clickbait” というものがあります。これはまさに、「釣り広告、釣り画像」などのことであり、クリック数を稼ぐための誇大表現された手法(広告、文言、画像など)を指します。 Ex) It’s just clickbait. Don’t worry about that. 「単なる釣りだよ、気にすることはない」
「虫酸が走る」とは、「ものすごく不愉快に感じる、非常に不快な気分になる」ことだと思います。それらの意味から、上記を挙げてみました。 ・Disgust 「うんざりさせる、嫌な気分にさせる」という意味です。同じような意味で口語的に「胸くそが悪くなる」という表現がありますが、それに近いかと思います。動詞の他に名詞もあります。 自分(I)が主語となる場合は、受け身形で使います。 Ex) I'm disgusted with that person. 「その人には虫酸が走る」 ・Loathe 「忌み嫌う、非常に嫌っている」という意味です。「その人には虫酸が走る」を文にするには、つまり「その人をひどく嫌っている」と考えると、以下のような例になります。 Ex) I loathe that person. 「その人には虫酸が走る」
「虫の息」は、直訳で表せるような言葉はありません。ですので、まずその意味を確認すると、「今にも消え入りそうな息づかい、わずかな呼吸」となるかと思います。それらから、上記のような例を挙げました。 ・Barely breathing Barely: かろうじて〜する、ほとんど〜ない “Breathing” につくことで、「かろうじて呼吸している」→「虫の息」に近い意味となります。 Ex) I drowned and was barely breathing, but I was rescued. 「溺れて虫の息で助け出されました」 ・At death’s door 「虫の息」に近い表現として、このようなフレーズもあります。言葉から「死の淵」のようなイメージが浮かびやすいかと思います。 Ex) I drowned and was at death’s door, but I was rescued. 「溺れて虫の息で助け出されました」
「虫が知らせる」とはどういう意味か、まず考えてみましょう。これは、「何かよくないことが起こる気がする、嫌な予感がする」ということになるかと思います。それを踏まえ、上記例を挙げてみました。 ・Premonition これは、「何か(特にあまり良くないこと)が起こりそうな気がする予感」という意味です。それにより、「虫が知らせる」につながると思います。 Ex) I have a premonition that something will happen. 「虫が知らせている気がする。」 ・Gut feeling “Gut feeling” で「直感、予感」という意味です。これも”premonition” と同じような使い方で表現できます。 Ex) I have a gut feeling that something will happen. 「虫が知らせている気がする。」
「虫が好かない」は、「なんとなく気に入らない、好きになれない」のような意味だと思います。 それらを踏まえて、 ・Just not like ・Somehow not like ・Kind of などを挙げてみました。 ・Just not like Ex) I just don’t like him. 「同僚は虫が好かないタイプだ」 “Just” をつけることで、「理由はないけれども、なんとなく、ただ」といった断定を避けたような意味合いを伝えられます。 ・Somehow not like Ex) Somehow, I don’t like him. 「同僚は虫が好かないタイプだ」 “Somehow” も「なんとなく」という意味になります。 ・Kind of Ex) Don’t you like him? Kind of. 「彼のこと好きじゃないの?」 「なんとなくね。」 “Kind of” は、「まぁ、なんとなく、〜みたいな、〜感じ」のような、はっきりしない時などに使えるカジュアルなフレーズです。