「打ち解ける」は、英語では、"open up"や"become more open"で表現することができます。 "open up"は、様々な状況で使える句動詞ですが、その中に、「心を開く、心を打ち明ける、打ち解ける」といった意味もあります。 この表現を使って、「ようやく打ち解けてきたね」は、"You've finally started to open up."と言うことができます。 先ほどの例では、"open"は動詞でしたが、"become more open"と形容詞として用いて、「よりオープンになる」や「より率直になる」といった表現で「打ち解ける」を表わすこともできます。 "I'm glad you have started to become more open and talk to us." (あなたが打ち解けて、私たちに話してくれるようになってうれしい。) のように使えます。
「慣れたらどうってことない」を英語で表現する方法はいくつかありますが、 "It's no big deal once you get used to it." "It's no big deal once you're accustomed to it." などと言えます。 「慣れる」は、"get used to ~"や"be accustomed to ~"で表現できます。 ~の部分には、名詞が入ります。もし、~することに慣れると動詞を使いたい場合は、~ingの形を使います。 "once"は、ここでは、「一旦~すると」という意味の接続詞です。 "get used to ~"は「慣れる」と言う意味ですが、形が似ている"used to do"と混同しないように注意しましょう。 "used to do"は、過去に繰り返し行っていた行動や状態を表します。 "I used to go to the gym every day when I was younger."(若いころ、毎日ジムに行っていた。) また、「慣れたらどうってことないです」の他の表現としては、 "Once you get the hang of it, it's a piece of cake." "It's a breeze once you're familiar with it." などと言うこともできると思います。 "get the hang of"は、「~のこつ[方法・使い方・扱い方]が分かる[を理解する・をつかむ・を会得する]」という意味の表現です。 "a piece of cake"は、「とても[非常に]簡単な[易しい・容易な・楽な・たやすい]こと[仕事]」、という意味で、"breeze"も、「いとも簡単にできること、楽な仕事、楽勝、とても扱いやすいもの」という意味の表現です。
「急ぎませんから」と励ます英語表現には、 Take your time. (時間をかけて構わないよ。/(急がないので)ゆっくりどうぞ。/急がなくていいよ。/焦らないでゆっくり[じっくり]やってください。) (There's) no rush.(急ぐ必要はありませんよ。/ゆっくりでいいからね。/慌てる必要ないから。/別に急がないで大丈夫ですよ。) Don't feel rushed.(焦る必要はありません。) No need to hurry.(急ぐ必要はありません。) You have plenty of time.(時間はたっぷりあります。) Take it easy, there's no hurry.(ゆっくりしてください、急ぐ必要はありません。) などが挙げられると思います。 rushは、ラッシュアワー(rush hour)のラッシュです。 「急ぐこと、急ぐ必要」という意味の名詞にもなるし、「急ぐ」という意味の動詞にもなります。 例に挙げた(There's) no rush.では名詞として、Don't feel rushed.では動詞として使われています。 hurryも同様に、「急ぐ必要、急ぎたいこと」といった意味の名詞にもなるし、「急いでする、急ぐ」といった意味の動詞としても使えます。
「ドカ食い」を表す英語の表現としては、"go on a binge"や"pig out"があります。 "I went on a binge." "I pigged out." で、「ドカ食いしました」という意味になります。 "pig out"の"pig"は豚のことです。 "pig out"は、文字通り、食べ物を豚のようにがつがつと食べる様子を表現します。 "go on a binge"は、口語表現で、特に過剰な行動や過度な楽しみを求めることを指します。もともとは、アルコールの摂取を指すことが一般的だったそうですが、食べ物や他の活動にも応用されるようになったそうです。 "binge-eat"は、大量の食べ物を一度に過剰に摂取することを指します。 過食症や摂食障害と関連する言葉であるため、誤用や誤解を避けるためには慎重に使うべきだと習いました。 "binge-~"の表現で、過剰な行動や短期間での集中的な活動を表現することができます。 例えば、"binge-watch"は、ドラマなどを一気に見るときに使えますし、"binge-read"は、おもしろい本などを一気に読むときに使えます。
「場違い」は、英語では、"out of place"と言います。 「場違いな気がしてきた」は、 "I started to feel out of place." と表現できます。 その理由も付け加えるのであれば、 "When I attended the party and saw that everyone was dressed formally, I started to feel out of place." (パーティーに参加して、みんながフォーマルな服装をしているのを見て、場違いな感じがしてきた。) "I started to feel out of place considering everyone's formal attire at the party." (パーティーでのみんなの正装を考えると、場違いな気がしてきた。) のように言うことができます。 "attire"は、「服装」という意味の単語です。