2020/07/30 09:54
「率」はふつう、名詞rateまたはratingで表現します。 日本語で「レート」というと、為替などの「相場」という意味ですが、英語のrateは(「相場」という意味もありますが)一般的に「率、割合」を指す語です。 また、「視聴者」はaudience(一般に「観客」を表す名詞)、「視聴すること」はviewingで表現します。 従って、「視聴率」は audience rating、または viewing rate で表現できます。 文脈によっては、ratingだけで「視聴率」を表すこともできるでしょう。 The TV program achieved a high rating.「その番組は高い視聴率を達成した」 ご質問にある「テレビの視聴率がだんだん下がっている」については、例えば以下のように表現できるでしょう。 The general viewing rate of TV programs are getting lower, as a result of the emergence of new media such as streaming websites. 「動画サイトのような新しいメディアの登場によって、テレビ番組の一般的な視聴率は低下している」
2020/07/30 09:42
家庭用の様々な器具や機械などは、「器具」「装置」などを意味する名詞applianceを使って表現することが多いです。 動詞apply「適用する」から派生した語で、「何かの用途に適用するための道具」というニュアンスです。 electric applianceでいわゆる「電化製品」、さらにhomeまたはhouseholdをつけて、 home(household) electric applianceで「家電」という意味になります。 日常会話では、わざわざelectricと言わなくても、home applianceだけで十分通じるでしょう。 Many of my home appliances ran out of work recently.「最近、私の家電製品の多くが故障しました」
2020/07/30 09:17
「好み」は英語ではtasteで表現することが多いです。 「味」「味覚」といった意味の名詞ですが、「好み」という意味も持ちます。従って、 Everyone has their own tastes.「人それぞれ好みは違います」 ちなみに、「…の好み」と言いたい場合はtaste in...を使います。 We have different tastes in music.「私たちはそれぞれ音楽の好みが違います」 また、少し違うニュアンスですが、 There's no accounting for tastes. という表現もあります。accountingは「説明すること、説明」という意味です。つまり、 「人の好みというのは説明できないものだ」、 日本語で言う「蓼食う虫も好き好き」ということわざに近い意味ですね。
2020/07/30 09:07
名詞tasteは「味」や「味覚」という意味ですが、「好み」という意味もあります。 This is my taste.「これは私の好みです」 Everyone has their own tastes.「人それぞれに好みがある」 We have the same taste.「私たちは好みが合う」 「…の好みに合う」という場合、動詞suitを使います。 This music suits my taste.「この音楽は私の好みに合う」 他に「好み」を表す語として、preferenceも良く使われます。 こちらは、いくつか選択肢がある中での好み、「選好、ひいき」といったニュアンスです。 My preference is beer rather than wine.「ワインよりビールが好みです」 この場合は、動詞preferを使ってもほぼ同じ表現ができます。 I prefer beer rather than wine.「ワインよりビールが好みです」
2020/07/29 20:47
「旅に出る」の言い方はいくつかありますが、ここではgo on a journey「旅に出かける」が良いでしょうか。 一般的に「旅行」を意味するtravel、比較的短い旅行を指すtripと比べ、journeyはかなり長い旅を指します(通常、陸路での旅。海路の場合はvoyageです)。 また、必ずしも行って帰ってくるとは限らない旅、というニュアンスも含みます。なので、人生を旅にたとえる場合などはjourneyを使うのが普通です。 次に「自分探し」ですが、これはin search of...「…を探して、…を求めて」という慣用句を使うのが良いでしょう。in search of happiness「幸せを探して」のようにちょっと詩的な表現に使える慣用句です。in search of myselfで「自分自身を探して」という意味になります。 従って… I'll go on a journey in search of myself.「自分探しの旅に出てくるよ」